ダンジョンでブチ切れて身の程を弁えさせるのは間違ってねぇだろうが 作:シナリオライダー
個人的な主人公のイメージは中学か高校の時に体育会系の先輩いるじゃないですか、アレです。ちょいちょい面倒な絡みしてきたりするけど結構良い人だったりする、アレです。分かる人いると良いんですけど笑
「 苛立たしい」
そう思うことがこれまでの人生に幾らあったか数えきれない。
思えば物心ついた頃から俺は切れやすかった気がする。
俺は口喧嘩が強かった。
相手の悪い所や言い分の矛盾点を見つけて説明するのが上手かったし、何より自分が悪くなる様な事はしないように努めてきたからだ。
だが幾ら口が達者でもどうにもならないときがあった。
それは暴力だ。
そこまで発展したら口喧嘩で勝っても相手は少しスッとした状態で教師などの上からの説教を聞いているのでハッキリ言ってこっちが余計にマイナスを負っているので割に合わねぇ。
だから次に肉体的な力を求めた。
毎日狂った様に体を鍛え、サンドバックを買って少し格闘技を習ったらその技術を暇があれば何度も練習して体に覚えさせた。
効果は絶大だった。
もはや自分が口でも拳でも抑え込めれない奴など居ないと、そう思っていた。
だがどうにもならない奴など、一度社会に出れば腐る程いた。
例えば、会社の使えない上司。
矛盾点や指摘したい悪い所などいくらでもあるが、割と高い地位にいる所為で下手に言い返せない。
握りしめた拳もとうの昔に法律という鎖に封じられてしまっている事を俺は社会に踏み込む段階で常識として分かっていた。
だが人は理性では分かっていてもどうにもならない時がある。
その一つがどうしようもない程の『怒り』だ。
それは一度理性を上回ると常識など知らんと言わんばかりに猛威を宿主に振るわせる恐ろしい怪物だ。
俺はそれがいかに恐ろしく、そしてそれに身を委ねることが愚かなことか分かっていた。
だが、人が耐えられるものには限界があることも知っていた。
俺はある日上司が行ってきたある事をきっかけに俺は遂に怪物に身を委ねた。
その時感じたのはこんな事に今まで努力して得た力を振るってしまった自分と、振るわせた周囲に対するどうしようも無い程の怒り。
そしてほんの少しの何とも言えない胸がスッとする爽快感だった。
それが俺の『立派な社会人』だった頃の最後の記憶だ。
オリ主「正直あの時から俺はお前みたいなある意味自分は何しても良いって考えてる様な奴をぶっ潰してる時が半端なく気分がいいんだ。」
そう言いつつ俺は店から少し離れた路上の壁にもたれかかる様に倒れているベート・ローガに近づいた。
ハッキリ言って相手にならなかった。
こいつは緑色の大男と化した自分を前にしても寧ろ獰猛な笑みを浮かべ果敢に挑んできた。
だが、それだけだった。
こいつのハルクと化した俺の目から見ても「まあまあ」速い動きで繰り出されたステゴロパンチやキックは俺の肥大化した筋肉の前には無力だった。
ある程度攻撃を食らってやった後は足を掴んでそのまま地面に叩きつけた後殴りまくった。
だが他のロキファミリアの面々や店の奴らが黙ってるはずもなく、俺を止めようと襲いかかってきた。
だが無意味だ。
こいつらが幾ら束になってかかってきたところで銃弾を弾き、隕石すら正面から砕く怪物に敵うわけもなく、俺は周囲の攻撃を無視しながらこの勘違い野郎を死なない程度に殴った後、窓から路上の壁に向かってなげつけた。
あれだけの周囲からの猛攻を物ともせずにベートを殴り続けた俺に対して周囲が恐怖を覚えると共についにロキファミリアの主神も動いた。
ロキ「もうやめとき!そこまでや!」
ロキが神威を発しながら話しかけてくるがこのどうしようもない程の怒りには焼け石に水だ。
むしろ、余計な首を突っ込んでくる周囲に少しスッとしてきていた苛立ちが増してきた。
俺は店のドアの前に驚愕しつつも立ち塞がるロキを、片手で吹き飛ばないよう一応加減して押しのけながら店のドアっていうかドアを含めた壁を突き破って外にでる。
するとベートが足を震わせながらも必死に立ち上がりこちらに反抗的な目を向けていた。更に苛立ちが募る。
ベート「うおぉぉぉぉぉ‼︎‼︎‼︎ 」
何処からそんな力が湧いてくるのか、さっきよりも更に速い動きでこちらに突っ込んできた。
だからこっちも奴が近づいてくるタイミングに合わせ両腕を広げ身体の捻りを活かしぐるりとその場で一回転した。
ボロボロになるまで殴られて既に限界がきていたやつにはもはや急な攻撃に対応するほどの力は無く、虫が叩かれたかのように近くの壁に背中から叩きつけられた。
ここまで来て俺はやっと少しずつ理性に主導権を戻し始めた。
オリ主(あースッとしたわ〜。マジざまぁwww レベル5だし死んじゃいねぇだろ、まぁ調子乗ってからそんなことになんだよカス)「ヴォォォ…」
この状態では上手く喋れないので低い唸り声がかわりに路上に響く。
オリ主「あー、やっと縮んできた。ふー」
そう言いながらこいつをどうしてくれようかと考えつつ近くと、
フィン「もうやめるんだ!」
ロキファミリアの団長を筆頭とした上位の実力者の面々がベートを守るように立ち塞がってくる。同時に回復魔法だろうと思われる何かを大慌てで奴に掛けているのが立ち塞がる奴らの間から見える。
フィン「もう充分だろ。…これ以上やると言うのなら流石にこちらも全力で向かわせてもらう」
オリ主「あ゛?こっちの台詞じゃ。こいつ個人が最初に手ェ出してきたから起きた問題なのに何でお前らさっきから首突っ込んできとんじゃコラ?部外者がしゃしゃり出てくんなや゛?」
レフィーヤ「っ!、言わせておけばっ「落ち着け、レフィーヤ」団長!」
フィンが他の面々を手で制しながら口を開く。
フィン「とにかく一度お互いに落ち着くんだ。他の皆も、そして君も」
オリ主「もうとっくに冷静になっとるわ。寧ろお前らが首突っこんできたから苛立っとんじゃこっちは」
フィン「それに関してはすまないと思っている。だが、君もやり過ぎだ。あのままではベートは死んでいた………それに周りを見ろ。君の所為で店もここらの路上もボロボロだ」
オリ主「いや、だからそいつが調子乗って突っかかってきたのが原因だろぉが?俺は別に最初はこんな事態にまで発展させる気はなかったわ(大嘘)そもそも他の周りにいた奴らもそこぶっ倒れてる奴を止めきれなかった時点で責任があるだろ」
フィン「それは…」
オリ主「お前団長やろ?何で止めなかった?お前が止めときゃ最初からこんなことなってなかったわ。つか店もお前の攻撃で傷ついたとこもあるだろ、そんなこっちの方が悪いみたいな言い方止めてくんねぇかな?」
ぶっちゃけこっちの方が悪いしちょっと言い分が無理やりなのも自覚してる。だがここで引き下がれば店の修理代とか色々めんどくさい事になるのはわかっているので引き下がるわけには行かない(ゲス顔)
フィン「君は…」
ロキ「そこまでや」
そう言いながら店からこちらに歩いてくるロキと般若のような顔のミアさん
また何か来たよ。面倒くせえな。つか今ミアさんまで来るのはやべぇ(迫真)
これ完全に蛇足だわ(確信)
言い合いを想像してたらいつの間にかこんな事になっちまった…
主人公ゲスっぷりが半端ないし口喧嘩強くないし何でちょっと関西弁?とか思う人もいるかもしんないけどそこはまぁ俺のイメージする現代っ子の体育会系男子が大人になったらこんな感じかなぁってのだから勘弁して下さい。ほら、最近の子って偶に切れたら関西弁っぽくなる奴いるじゃん。え?いない?いるから(半ギレ)
さてこっからどう言い訳するんだろうか、俺はもう知らん。
今回の損害状況
店の床、ドア&壁、窓etc...
路上の壁、ハルク状態で歩いた所etc...
追記
忘れてたけど主人公今半裸です笑ズボンをさりげなく抑えながら強がってる状態です。