牙狼ライブ! 〜9人の女神と光の騎士〜   作:ナック・G

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お待たせしました!番外編の後編となります。

思ったより早めに投稿することが出来ました。

今日は14時からFF14のメンテナンスが入ってしまったため、小説に割く時間を多く作ることが出来ました。

そして今回は、前回名前だけ登場したロフォカレとの直接対決となります。

奏夜たちは無事にロフォカレを倒すことは出来るのか?

それでは、番外編の後編をどうぞ!




番外編④ 「堅陣 後編」

奏夜は、紅の番犬所の神官であるイレスからの要請で、桜ヶ丘を訪れていた。

 

先輩騎士である黒崎戒人と、楠神幸人の両名と協力し、人馬ホラーと呼ばれているロフォカレというホラーを討滅せよという指令をこなすためである。

 

ロフォカレの力は強大であり、使徒ホラーと呼ばれる、強大な力を持つホラーと同等の力を有していると言われている。

 

使徒ホラーは7体存在しているが、7体全てが、黄金騎士牙狼である冴島鋼牙が討滅している。

 

そんな使徒ホラーと同等の力を持つホラーは複数存在しており、かつて天宮リンドウが心滅の状態になってまで討滅したラーヴァナも含まれている。

 

使徒ホラーたちやラーヴァナと互角の力を持つロフォカレを相手にすることになるが、本来であれば、戒人と幸人の2人ならば討滅は可能であった。

 

しかしイレスは、奏夜が魔戒騎士として大きく成長するために戦う必要のあるホラーと判断したため、桜ヶ丘へ奏夜を呼んだのである。

 

こうして桜ヶ丘へ向かって紅の番犬所で指令の話を受けた奏夜は1度番犬所を離れ、仕事が始まる時間まで時間をつぶすことにした。

 

そんな中、桜ヶ丘高校軽音部である斎藤菫と奥田直の2人と再会し、ファストフード店にて談笑するのであった。

 

そして夜になり、奏夜は戒人と幸人が待っている合流ポイントに到着したのであった。

 

「……奏夜、来たか」

 

「少しは桜ヶ丘の街を見て回れたか?」

 

「ええ、おかげさまで。懐かしい顔にも会えましたし」

 

「懐かしい顔……。まさか、あの軽音部の女教師か?」

 

戒人だけではなく、幸人もまた軽音部の顧問をしている山中さわ子と面識があるみたいであり、眉間にしわを寄せていた。

 

「アハハ……。幸人さん、さわ子先生のことが苦手ですもんね……」

 

さわ子は校内ではおしとやかな先生で通してはいるが、本性としてはデスメタルをやってるだけあって激しい一面があり、傍若無人なところがある。

 

幸人はそんなさわ子に苦手意識を持っているのであった。

 

とは言っても、そこまで頻繁に会う機会はないのだが……。

 

「さわ子先生じゃなくて、今の軽音部の2人に会いまして、ここに来るまで話をしてたんです」

 

「軽音部の2人……。菫と直の2人だな?」

 

軽音部の2人と聞いて、戒人はこのように推測をしており、奏夜は無言で頷いていた。

 

「そうか……。戦いの前に少しはリラックス出来たみたいだな」

 

番犬所にいた時は、奏夜の表情は緊張からか強張っているように見えたが、今はリラックス出来ているからか、穏やかな表情になっていた。

 

それを感じ取ったからか、戒人は安堵していた。

 

すると……。

 

『お前たち、無駄話はそこまでだ。来るぞ!』

 

キルバがロフォカレらしき気配を感じ取ったからか、このように警告しており、奏夜たちは息を飲んでいた。

 

それからまもなく、奏夜たちの前に巨大な何かが出現したのであった。

 

「……っ!こいつが……!」

 

「ああ、どうやらそうみたいだ」

 

「人馬ホラー……ロフォカレ……!」

 

奏夜たちの前に現れたのは、後ろ脚が車輪になっている馬の上に跨る騎士のような見た目をしたホラーであった。

 

「ほう……。強き者の気配を感じ取ったので来てみれば、魔戒騎士が3人か……」

 

ロフォカレはその場にいるだけて強大なオーラを放っており、自分の前にいる奏夜たちのことを眺めていた。

 

「魔戒騎士共よ!私を討滅しに来たのか?」

 

「わかってるなら話は早い!ここで、貴様の陰我を断ち切らせてもらう!」

 

戒人がこのように宣言すると、魔戒剣を構え、奏夜も同様に魔戒剣を構えた。

 

そして幸人は魔戒弓を構え、3人は臨戦体勢に入っていた。

 

「貴様ら、それなりに手練れの魔戒騎士のようだが、この私を倒せるかな?」

 

「倒すさ……!どれだけ強い力を持っていようが、ホラーは斬る!それだけだ!」

 

戦いの前の緊張はどこかに行ってしまったのか、奏夜はロフォカレに向かって強気な発言をしていた。

 

「ほう……?小僧!お前はまだまだ未熟のようだが、私に戦いを挑む程の力はあるみたいだな」

 

ロフォカレは、奏夜がまだまだ未熟な魔戒騎士であることを見抜いていたが、奏夜が魔戒騎士として大きく成長したことも見抜いていたのであった。

 

「いいだろう!貴様らの力、見せてみろ!私の糧に相応しいかどうか、試してやる!」

 

ロフォカレはどうやら噂通り強い者を求めているみたいであり、奏夜たちを迎え撃とうとしていた。

 

「行くぞ!奏夜、幸人!」

 

「はい!」

 

「俺が援護する。お前らは心置きなく奴に突っ込め!」

 

幸人は弓による遠距離攻撃が主体となるため、奏夜と戒人の援護を務めることにした。

 

そのため、奏夜と戒人は、幸人に背中を預ける形でロフォカレに向かっていった。

 

「我が楠神流の弓術の真髄、見せてやる!」

 

幸人は魔戒弓を構えると、弓を引き、ソウルメタルで作られた矢を放つのであった。

 

従来の弓道での弓術だと、ギリギリと矢を引き、しっかりと狙いを定めるのだが、幸人はその作業をかなりのスピードで行っていた。

 

それだけではなく、幸人は何本も矢を取り出すと、素早い動きで矢を放つのだった。

 

これこそが、楠神流が早撃ちの名手と言われる所以なのである。

 

幸人の放つ矢は、的確にロフォカレを射抜こうとするのだが、ロフォカレは手にしているランスのようなものを振るうことで全て弾き飛ばされてしまった。

 

攻撃を防がれることは幸人にとっても想定内であり、その隙を突いて、戒人と奏夜は魔戒剣を叩き込もうとした。

 

2人の魔戒剣の切っ先がロフォカレに迫ろうとするのだが、ロフォカレと一体化している馬が嘶きをあげており、2人に向かって突撃を仕掛けるのであった。

 

「「くっ……!」」

 

予想外の攻撃を受けた戒人と奏夜は後方に吹き飛ばされるのだが、すぐに体勢を立て直すのであった。

 

「なるほど……。闇雲に突っ込んで倒せる相手ではないみたいだな」

 

幸人は、先ほどのロフォカレの攻撃を見ながらこのように分析をしていた。

 

そんな幸人が隙だらけに見えたのか、ロフォカレはランスの先端からエネルギー弾のようなものを放っていた。

 

「っ!」

 

いきなり飛んでくる攻撃に幸人は息を飲みながらも、大きくジャンプすることでその攻撃をかわしていた。

 

そして、幸人はすかさずに矢を取り出すとその矢をロフォカレに向かって放つのであった。

 

その矢はロフォカレに直撃するのだが、その矢によってロフォカレに傷をつけることは出来なかった。

 

「愚かな……。こんなもので私を倒せると思うな!」

 

自分に刺さった矢を引き抜いたロフォカレは、幸人に狙いを定めて衝撃波を放つのであった。

 

「ぐぁっ!!」

 

その衝撃波をまともに受けた幸人は、少し離れたところにある壁に叩きつけられるのであった。

 

ロフォカレはそのまま幸人に追い討ちをかけようとするが、それは幸人にのみ敵視がいっている証拠であった。

 

「……取った!!」

 

「こいつで!!」

 

敵視が幸人に向いている隙を突いた戒人と奏夜は、ロフォカレの背後に迫り、魔戒剣を一閃するのであった。

 

「ぐっ……!」

 

どうやら多少のダメージはあるみたいであり、ロフォカレは少しだけ怯んでいた。

 

もちろん、その隙を見逃さず、奏夜と戒人は追撃しようとするのだが……。

 

「なめるな!!」

 

やられたままではいられないと思ったからか、ロフォカレはランスを力強く振り回していた。

 

奏夜と戒人はどうにか魔戒剣で受け止めるのだが、その衝撃はかなりのものであり、2人も吹き飛ばされてしまい、壁に叩きつけられるのであった。

 

「ぐぁっ!」

 

「ぐぅ……!」

 

壁に叩きつけられた2人であったが、まるで痛みを感じさせず、すぐさま体勢を整えていた。

 

「さすがは使徒ホラーと同等のホラー。そう簡単にはいかないか」

 

状況的には追い込まれているのだが、戒人は冷静であった。

 

「ええ……。ですが、倒せない相手じゃない!」

 

そして、奏夜もまた、焦りを一切見せず、冷静だった。

 

2人がここまで冷静なのは理由があった。

 

それは……。

 

「奴は人馬一体の攻撃をするのなら、こちらも同様の手を使えばいいだけです!」

 

「お前もそう思ってたか?それは俺も思っていたんだ」

 

魔導馬を使えば勝機はあると、2人は感じていたからである。

 

「俺はまだ魔導馬は呼べないが、魔導馬などなくてもお前らを援護することは出来る」

 

奏夜は内なる影との試練を乗り越え、魔導馬である光覇を呼べるようになった。

 

そして戒人もまた、魔導馬を召還出来るのだが、幸人はホラー討伐数が100体を越えてはいないため、魔導馬は呼べなかった。

 

しかし、自分の最大の武器は早撃ちの弓術であるとわかっているため、魔導馬がなくても互角に戦うことは出来ると幸人は感じていたのであった。

 

「ええ。信じてますよ、幸人さん!」

 

「ふん!まだまだ未熟なお前に心配される筋合いはないさ!」

 

幸人の言葉自体は辛辣なものではあるものの、その表情は穏やかなものであり、本当に奏夜を未熟と思って言った言葉ではなく、信頼の裏返しであった。

 

奏夜も幸人の性格を理解しているため、無言で頷いていた。

 

「フン、私も貴様らも探り合いはここまでだ!全力でかかってこい!私がそれを迎え撃とう!」

 

ロフォカレは、互いに探り合いながら戦っていたことを指摘すると、ここからが本気の戦いであることを宣言していた。

 

「奏夜、幸人!行くぞ!」

 

「はい!」

 

「任せろ!」

 

戒人がこのように号令をかけると、奏夜と戒人は同時に魔戒剣を高く突き上げ、円を描いた。

 

そして、幸人は魔戒弓をまるで八の字を描くかのように回転させた。

 

すると、奏夜と戒人の上空に円が出現し、幸人の両隣にも2つの円が出現した。

 

奏夜と戒人は上空の円から放たれる光に包まれ、幸人は左右の円から放たれる光に包まれた。

 

すると、3人の描いた円からそれぞれの鎧が現れると、3人はそれぞれの鎧を身に纏った。

 

奏夜は牙狼とは違う黄金の輝きを放つ陽光騎士輝狼の鎧を身に纏い、魔戒剣は陽光剣へと姿を変えるのであった。

 

そして戒人の身に纏う紫の鎧は、堅陣騎士ガイアの鎧であり、魔戒剣は専用の剣である堅陣剣へと姿を変えるのであった。

 

さらに、幸人が身に纏う青い鎧は天弓騎士ガイの鎧であり、魔戒弓も姿を変えていた。

 

こうして、3人は鎧を召還したのであった。

 

それだけではなく……。

 

「行くぞ……!光覇!!」

 

「来い!天陣!」

 

奏夜と戒人は、それぞれの魔導馬を召還し、魔導馬に跨るのであった。

 

奏夜の魔導馬は光覇。輝狼の鎧のような黄金の輝きを放つ魔導馬である、

 

そして、戒人の魔導馬は天陣(てんじん)。戒人が内なる影との試練を乗り越えて得た魔導馬である。

 

「行くぞ、奏夜!」

 

「はい!」

 

魔導馬を召還した2人は、そのままロフォカレに向かっていった。

 

「貴様らも人馬一体という訳か。いいだろう!」

 

ロフォカレもまた、一体化している馬を走らせると、牽制し合いながら激しくぶつかっていた。

 

「俺は魔導馬を呼べないが、ド派手な一撃をお見舞いしてやる!」

 

幸人は自分の魔導ライターを取り出すと、魔戒弓に青白い魔導火を纏わせ、自分自信も青白い魔導火を纏うのであった。

 

魔導馬を召還出来ない幸人は、烈火炎装の状態になり、強力な一撃を放とうとしていた。

 

幸人は一本の矢を取り出すがその矢も魔導火に纏われていた。

 

「楠神流の真髄、見せてやる!」

 

幸人は力強く弓を引くと、魔導火に纏われた矢を放つのであった。

 

その矢はまっすぐロフォカレに向かっていき、その途中に一本から複数に分裂するのであった。

 

その矢全てはロフォカレに直撃し、矢がロフォカレに刺さった瞬間、全ての矢は爆発したのであった。

 

「ぐっ……!?」

 

その一撃は強烈であり、大抵のホラーであればこれで倒されるのだが、ロフォカレは耐えていた。

 

しかし、ダメージはあるみたいであり、ロフォカレは大きく怯んでいたのであった。

 

「……今だ!」

 

それを好機と捉えた戒人は、天陣を走らせると、堅陣剣を一閃した。

 

幸人の弓による攻撃からの立て続けの攻撃に、ロフォカレは押されていた。

 

「これで決める!」

 

奏夜がこう宣言すると、光覇は嘶きながら前脚を叩きつけると、その衝撃によって陽光剣を陽光斬邪剣に変化させた。

 

さらに、奏夜は魔導火を体に纏わせると、烈火炎装の状態になったのであった。

 

先輩2人が作ってくれたチャンスを活かし、一気にロフォカレを討滅しようと考えたのだ。

 

奏夜は光覇を走らせると、ロフォカレに接近し、陽光斬邪剣を一閃した。

 

「ぐぅぅ……!」

 

そのダメージはかなりのものではあったが、決定的な一撃とはならなかった。

 

「流石に出来るみたいだな。ならば見せてやる!私の真の力をな!」

 

どうやらロフォカレは、強力な攻撃を仕掛けようとしているみたいだった。

 

『奏夜!気を付けろ!ロフォカレの奴、何かを仕掛けて来るぞ!』

 

キルバがこのように警告するが、その時には既に手遅れであった。

 

「我が馬は天をも駆ける!行くぞ!」

 

ロフォカレがこのように宣言するように、ロフォカレが乗る馬は空高く飛翔し、奏夜たちの周囲を駆け回っていた。

 

「!?これは……!」

 

いきなり飛翔したロフォカレに警戒しながらも、奏夜は陽光斬邪剣を構えて、攻撃を防げるように構えていた。

 

「刮目せよ!これが私の真なる力だ!」

 

奏夜に狙いを定めたロフォカレは、まっすぐ奏夜に向かっていった。

 

そして……。

 

「……天将!覇道撃!!」

 

ロフォカレは必殺の一撃である天将覇道撃という名前の技を繰り出すのだった。

 

その技は、上空を駆け回りエネルギーを貯め、そのエネルギーをランスに収束させ、それを相手にぶつけるといった技であった。

 

ロフォカレの馬はかなりのスピードで奏夜に迫ったため、その威力はかなりのものであった。

 

「っ!?」

 

奏夜は陽光斬邪剣を構え、防御の体勢に入っていた。

 

攻撃はどうにか防げたものの、その技の衝撃はかなりのものであり、技を繰り出した後の衝撃波によって、奏夜は吹き飛ばされてしまった。

 

「ぐわぁっ!!」

 

奏夜は吹き飛ばされて、その衝撃で、光覇の召還は解除されてしまった。

 

そして、奏夜は壁に叩きつけられると、そのまま鎧が解除されてしまった。

 

ロフォカレの放った必殺技である天将覇道撃の衝撃は、戒人と幸人にも及んでいた。

 

「「くっ……!!」」

 

戒人と幸人は離れたところにいたからか、奏夜ほどのダメージはなかったものの、衝撃波の余波により、鎧は解除されてしまった。

 

それにより、戒人が召還した天陣もまた、召還が解除されてしまった。

 

「まだだ……!まだ、こんなところで……!」

 

奏夜の受けたダメージはかなりのものであったが、奏夜はどうにか立ち上がろうとしていた。

 

「ほう……?あの距離で私渾身の技を受けたというのに耐えるとはな……。どうやら、ただの小僧ではないみたいだ」

 

ロフォカレは、奏夜が自分の必殺技を耐えるのを見て、奏夜のことを賞賛していた。

 

しかし……。

 

「うっ、く、くそ!」

 

なんとか一瞬立ち上がるものの、すぐに倒れてしまい、そのまま立ち上がることは出来なかった。

 

「「奏夜!!」」

 

この一撃で奏夜は戦闘不能になってしまい、戒人と幸人は思わず声をあげるのであった。

 

「だろうな。離れたところにいたあの2人はダメージが少ないのはわかる。だが、あの距離で我が技を受けて死なないだけでも小僧は本当に賞賛に値するぞ!」

 

このまま奏夜が立ち上がり、反撃に転じるようなことがあればロフォカレとしては驚きだったが、奏夜は戦闘不能になったことで安堵していた。

 

しかし、この一撃で奏夜を殺せなかったのは予想外であり、奏夜のことを改めて賞賛していた。

 

「俺は……!こんなところで……!負けられねぇんだ……!!」

 

奏夜の体はボロボロであり、体のあちこちが損傷していた。

 

意識を保つことが出来てるだけでも奇跡であるほどのダメージであり、そこは、奏夜の成長が伺えるところであった。

 

「我が技を耐えた魔戒騎士よ。このロフォカレ、貴様を私の餌にはしない。1人の武人として、引導を渡してやる!」

 

強き者を自分の餌として喰らってきたロフォカレであったが、奏夜のように真に実力を認めたものは喰らわず、1人の武人として殺すのである。

 

これこそが、ロフォカレの美学なのであった。

 

「悪いが、そうはいかない!」

 

幸人は奏夜を庇うように奏夜の前に立つと、自慢の早撃ちによって矢を放った。

 

しかし、その一撃は全てロフォカレに弾かれてしまうのであった。

 

「こいつを失う訳にはいかないんだよ!そんなことをしたら、色んな奴らからどやされるんでな!」

 

そして、戒人もまた、奏夜を庇うように奏夜の前に立つのであった。

 

「戒人さん……幸人さん……」

 

「フン、そいつを庇うというのか……。いいだろう!まずは貴様らから蹴散らしてくれる!」

 

「ふっ、そう簡単に行くと思うな!」

 

「俺たちは奏夜の先輩だからな……。後輩の作ったチャンス……。無駄にはしない!」

 

先ほど、奏夜の放った陽光斬邪剣による一撃によって、ロフォカレは確実にダメージを受けているため、戒人と幸人はそれを活かそうと考えていたのだ。

 

「やれるものならやってみるといい!私は強い者との戦いに飢えているからな!」

 

ロフォカレは、果敢にも自分を倒そうとしている戒人と幸人を迎え撃とうとしていた。

 

戒人と幸人は再び鎧を召還すると、戒人は魔導馬である天陣を呼び出し、跨るのであった。

 

「人馬一体である我が技の真髄……。さらに見せてやろう!」

 

どうやら、ロフォカレはさらに技を放とうとしており、狙いを戒人と幸人に定めていた。

 

それと同時に戒人と幸人は烈火炎装の状態となり、幸人は青白い魔導火を纏い、戒人は黄緑の魔導火を纏うのであった。

 

「行くぞ!覚悟しろ、魔戒騎士どもよ!」

 

このようにロフォカレが宣言すると、ロフォカレは凄いスピードで2人に迫っていた。

 

「させるか!!」

 

幸人は、魔導火が纏われた矢を、得意の早撃ちにて連射し、その一撃によってロフォカレの勢いを削ごうとしていた。

 

そんな幸人の思惑通り、全ての矢が直撃し、爆発することによって、ロフォカレは怯み、勢いは弱まったのであった。

 

「今だ!戒人!」

 

「ああ!」

 

戒人は天陣を走らせると、勢いが弱まりながらもこちらへ向かってくるロフォカレへと向かっていった。

 

両者が激しくぶつかり合おうというところで、戒人は堅陣剣を一閃し、ロフォカレはランスを振るうのであった。

 

「「はぁぁぁぁ……!」」

 

戒人とロフォカレは激しい勢いでぶつかり合い、2つの武器も激しく鍔迫り合いを繰り広げることで、バチバチと火花を散らしていた。

 

「くっ……!」

 

両者のぶつかり合いは、体格差で勝っているロフォカレに軍配が上がろうとしていた。

 

しかし……。

 

「ぐっ!?」

 

今までのダメージが効いてきたからか、ロフォカレの体の一部にひびが発生し、馬の後脚である車輪の片方が壊れたのだ。

 

それだけではなく、ロフォカレの手にしていたランスも、折れたのである。

 

(感謝するぞ、奏夜。お前がボロボロになってまで叩き込んだ一撃は無駄じゃなかった)

 

今までの攻撃は全て効いており、奏夜がロフォカレの大技を受けながらも放った一撃が、最大のチャンスを作ったのであった。

 

戒人は、そのことを心の中で感謝していた。

 

「これで……終わりだ!!」

 

完全に動きが止まったロフォカレに戒人は向かっていき、ロフォカレの体を貫くのであった。

 

さらに戒人は堅陣剣を一閃し、ロフォカレの体を切り裂くのであった。

 

「み……見事だ、魔戒騎士よ……。この私を打ち負かすとは……」

 

先ほどの戒人の攻撃が決定打となったみたいであり、ロフォカレは自らを倒した奏夜たちのことを賞賛しながら、その体が消滅していくのであった。

 

ロフォカレが消滅したことを確認した幸人は鎧を解除し、戒人も、鎧と天陣の召還を解除した。

 

戒人は地面に着地すると、そのままひざをつくのであった。

 

「はぁ……はぁ……。どうやら、倒せたみたいだな……」

 

「人馬ホラー、ロフォカレ……。想像以上に強敵だったな……」

 

戒人と幸人は、予想以上に手強いホラーであったロフォカレを倒せたことに心から安堵していた。

 

「……!奏夜!大丈夫か。」

 

そして、奏夜が倒れていることに気付いた戒人と幸人の2人は、奏夜に駆け寄るのであった。

 

そして、2人で奏夜を抱え、どうにか立たせるのであった。

 

「うっ……。戒人さん……。幸人さん……」

 

奏夜は先程まで意識を失っていたが、今になってようやく意識を取り戻すのであった。

 

「ロフォカレは……?」

 

「心配はいらん。しっかりと討滅したぞ」

 

「良かった……」

 

奏夜はロフォカレが倒されたことに安堵したのだが、複雑そうな表情をしていた。

 

「……すいません。戒人さん、幸人さん。せっかく秋葉原から2人に協力するために来たのに、足手まといになってしまって……」

 

奏夜は悲しげな表情で、自分がロフォカレ相手に倒れてしまったことを詫びていた。

 

奏夜は尊士を討滅し、魔戒騎士としてそれなりに成長していると思っているため、ただ1人やられてしまったことがショックなのである。

 

「何馬鹿なことを言っている。奴は使徒ホラー並の力を持つホラーなんだ。生還しただけでも立派な武勲だ」

 

「幸人の言う通りだ。それに、俺や幸人じゃさっきの技をしっかり凌げたかわからないし、奏夜が全力で戦ってくれたからこそ、俺たちは少しだけ楽が出来たんだ」

 

「その通りだ。俺と戒人の2人でも討滅は出来ただろうが、苦戦は必至だっただろう」

 

幸人と戒人の2人は、奏夜を励ますつもりで言った訳ではなく、心からそう思ったことを言っていた。

 

2人は奏夜を一人前の魔戒騎士と認めているため、上辺の言葉は必要ないとわかっていたのである。

 

『ま、あのロフォカレ相手に善戦した方だと思うぞ』

 

『そうじゃのぉ。いつぞやのサバックの時は戒人に手も足も出なかった小童が立派になったもんじゃ』

 

キルバだけではなく、戒人の腕に装着されている魔導輪のトルバもまた、このように奏夜を賞賛していた。

 

奏夜は、魔戒騎士になった年に、サバックと呼ばれる魔戒騎士のための武闘大会に参加し、戒人と戦っている。

 

当時の奏夜のように魔戒騎士になったばかりの者がサバックに出るのはかなり珍しいケースなのだが、それには、そうしなければならない理由があったのである。

 

トルバは、その時の奏夜と今の奏夜を比べて、このような賞賛の言葉を送ったのである。

 

『まず今は傷を治し、穂乃果たちへの言い訳を考えておかないとな』

 

「……あぅぅ……。そうだった……」

 

自分がここまでの大怪我を負ったことを穂乃果たちが知ってしまったら、詰め寄られるのは必至であり、その光景を思い浮かべた奏夜は顔を真っ青にしていた。

 

「とりあえず、お前をこのまま番犬所へ連れて行く。イレス様に報告も必要だし、そこで少し休ませてもらうといい」

 

「わっ、わかりました……」

 

こうして、ロフォカレは討滅され、奏夜は戒人と幸人の2人に抱えられながら、番犬所へと向かうことになった。

 

イレスはボロボロになった奏夜に驚いていたが、付き人の秘書官を使い、すぐに奏夜を休ませるのであった。

 

奏夜が休んでいる間に、戒人と幸人はロフォカレを討滅したことを報告し、イレスはロフォカレがかなりの力を持ったホラーであることを改めて実感する。

 

そして、そんなロフォカレを討滅した3人を改めて賞賛するのであった。

 

イレスへの報告も終わり、戒人と幸人は番犬所を後にし、奏夜はそのまま番犬所で体を休めることになった。

 

奏夜はロフォカレとの戦いのダメージが大きいからか、そのまま深い眠りについており、目を覚ましたのは、翌日の昼前であった。

 

ゆっくりと休んだことで、奏夜の体力はそれなりに回復はしたのだが、痛々しい傷は残っていた。

 

その傷は、イレスの付き人の秘書官が処置してくれたみたいであり、体のあちこちに包帯が巻かれていた。

 

奏夜は、ここまでの対応をしてくれたイレスに感謝の言葉を送ってから番犬所を後にした。

 

奏夜は東京に帰る前に桜ヶ丘の商店街で昼食を取るのだが、奏夜の姿が痛々しいからか、チラチラと視線を浴びることになった。

 

そんなことがありながらも食事を取った奏夜は真っ直ぐと東京へ向かい、秋葉原に着いたのは夕方前であった。

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……。どうにか、秋葉原に着いたな」

 

奏夜は見慣れた秋葉原の街並みを眺めながら、このように呟いていた。

 

「そういえば、全然携帯をチェックしてなかったよな……」

 

桜ヶ丘に行ってから今まで、まったく携帯を見ていないことに気付いた奏夜は、ポケットから携帯を取り出すのだが……。

 

「!?なんだよ!このめちゃめちゃきてるメッセージは!」

奏夜のスマホのロック画面は穂乃果たちから来た「LAIN」の通知でいっぱいになっており、そのことに奏夜は驚愕していた。

 

慌ててLAINを開くと、穂乃果たちからメッセージがいくつも来ており、μ'sのグループチャットもかなり来ていたのであった。

 

内容はどれも奏夜の身を案じるものであり、μ'sのグループチャットでは、ホラーと戦っているであろう奏夜の身を案じる書き込みが多かった。

 

奏夜は1つ1つは返事が出来なかったため、とりあえずメッセージを読むだけ読むことにした。

 

しばらくメッセージを読んでいると……。

 

「……あれ?そーくん?」

 

偶然なのか狙って待ち伏せていたかはわからないが、穂乃果が奏夜のことを見つけていた。

 

「!?穂乃果、それにみんなも。どうしてここに?」

 

穂乃果だけではなく、他の8人も一緒であり、奏夜は驚きを隠せずにいた。

 

「私たちはさっきまで練習してて、その帰りよ」

 

「あっ、なるほどね」

 

絵里の説明により、穂乃果たちがここにいるのは本当にたまたまだとわかり、奏夜は安堵していた。

 

「それよりも奏夜。LAINのメッセージくらい返しなさいよね!」

 

「そうよ!既読すらつかないから心配したじゃない」

 

にこと真姫は、LAINの返信をしなかった奏夜に文句を言っていた。

 

「悪いな。正直、携帯を見る余裕もなかったんだよ」

 

ロフォカレの戦いで疲弊し、携帯を見る発想がなかったのは本当のことなので、奏夜は謝りながら説明していた。

 

「そーくん、その傷って……」

 

「まさか、ホラーと……?」

 

ことりと花陽は、ボロボロな奏夜を見て、心配そうな表情でこのように訪ねていた。

 

「ま、そんなところかな。桜ヶ丘で戦ったホラーはかなり強敵だったんだよ」

 

奏夜は、先輩騎士である戒人や幸人と共にロフォカレというホラーと戦ったことを説明し、そのホラーとの戦いを自分の覚えてる範囲で説明していた。

 

「……なるほどなぁ。そのホラーは本当に強かったんやなぁ」

 

「そーくんの傷は心配だけど、無事で良かったよ……」

 

希は冷静にロフォカレが強敵だったことを察して、穂乃果は奏夜が無事なことに安堵していた。

 

「だけど、あまり無茶はしないでちょうだい。奏夜は大切なμ'sの仲間なんだから……」

 

「心配かけてごめんな。だけど、俺は大丈夫だから」

 

奏夜はボロボロでありながらも、自分が元気であることをアピールしていた。

 

それには絵里だけではなく、他のメンバーもホッとしたようである。

 

「それにしても、魔戒騎士って色んな人がいるんだね!」

 

奏夜から戒人や幸人の話を聞いた凛は、驚きながらも目を輝かせていた。

 

「ええ。早撃ちの弓術を使う魔戒騎士ですか……。一度会ってみたいです!」

 

それ以上に、弓道部でも活動している海未は、弓を使う幸人に興味があるみたいであり、目を輝かせていた。

 

「確かに。海未なら幸人さんに興味を持つと思ったよ」

 

奏夜はどうやら、海未がこのようなリアクションをすることを予想していたみたいだった。

 

「奏夜君、桜ヶ丘の街は少しは見て回ったの?」

 

「ああ。ホラーが現れるのは夜だし、時間があったしな」

 

「そーや君、まさか、女の子と会ったりなんてしてないよねぇ?」

 

凛が鋭いことを聞いてきており、奏夜は一瞬だけビクンと肩をすくめていた。

 

希は、その一瞬を見逃したりはしなかった。

 

「奏夜君?まさか、本当に女の子と会ってたん?」

 

「あ、アハハ……。まさか、そんな訳はないよ」

 

実際には菫と直の2人と会っていたが、それを話すとややこしいことになると判断し、奏夜は話を誤魔化そうとした。

 

すると、ピコン!と奏夜の携帯が2回反応した。

 

どうやら、LAINのメッセージみたいだった。

 

奏夜はすぐに確認するのだが……。

 

「!?」

 

その内容に驚愕してしまった。

 

その内容とは……。

 

【奏夜君!昨日はまさか会えると思ってなかったからびっくりしたよ!だけど、会えて嬉しかった。また桜ヶ丘に遊びに来てね♪】

 

【昨日は奏夜に会えるとは思ってなかったからびっくるした。私の作った曲、良かったらμ'sの曲として使ってね】

 

このような内容となっており、差出人は菫と直からであった。

 

前から面識はあったものの、連絡先は交換しておらず、ファストフード店で連絡先を交換したのであった。

 

そのことがこんなところで仇になるとは思わなかったからか、奏夜の顔は真っ青になり、冷や汗をかいていた。

 

「ねぇ、そーくん。今の音ってLAINの通知音だよね?誰から?」

 

「あっ、その……。えっと……」

 

穂乃果は何故か笑顔のまま奏夜に追求をしており、奏夜にはそれが恐怖に感じたからか、説明に困っていた。

 

「やましいことがなければすぐに教えられるやろ?何かやましいことでもあるん?」

 

「そ、そんな訳ないだろ!俺は指令で桜ヶ丘に行ったんだから」

 

言っていることは真っ当なのだが、奏夜はテンパっているからか、説得力に欠けていた。

 

そのため、穂乃果たちはジト目で奏夜を見ていた。

 

すると、何かを思いついた凛は……。

 

「……あっ!とーやさんだにゃ!」

 

「え!?統夜さん!?」

 

凛の言葉に奏夜は素直に反応してしまい、手にしている携帯から視線を逸らしてしまった。

 

その結果……。

 

「隙ありっ!」

 

一瞬の隙を見逃さなかった凛は、奏夜から携帯を奪い取るのであった。

 

「しまった!」

 

「凛ちゃん、ナイス!」

 

奏夜は凛に騙されたと気付いた時には手遅れであり、穂乃果たちは凛の周りに集まって、先ほど来た菫と直のメッセージを確認していた。

 

『……』

 

その内容を確認した穂乃果たちは、何故か無言だった。

 

「あ、あの……。皆さん……?」

 

『あーあ……。やっちまったな……。正直に話せば良いものを……』

 

奏夜が黙っていたことにより、奏夜がとんでもない地雷を踏んでしまったことをキルバは哀れんでいた。

 

「……そう……。あなたは騎士の使命を果たしながらも、桜ヶ丘で女の子と遊んでいたって訳ね……」

 

「いや、遊んだって言ってもやましい意味じゃなくてだな……」

 

「それに、曲がどうとかってどういうことよ?」

 

「それはだな。会ってたのが軽音部の2人だったんだよ。ほら、穂乃果たちは知ってるだろ?菫と直。あの2人だよ」

 

「そうみたいだけど、それで誤魔化せると思った?」

 

奏夜は必至に言い訳を重ねるが、どうやら通用しないみたいだった。

 

「そーくん……。心配してたんだけどな……。いつの間にかそんなチャラ男になってただなんて……」

 

「奏夜君……不潔です!」

 

「いや、だから、そうじゃなくてだな!」

 

「だったら、最初からそう言えばいいじゃない?変に隠すからにこたちは怒ってるのよ」

 

「お、おっしゃる通りです……」

 

「奏夜君。これは、お仕置きを兼ねてじっくり話を聞く必要がありそうやな♪」

 

「そーや君、観念するにゃ!」

 

「奏夜……。覚悟は出来ていますね?」

 

最後にこのように迫る海未の表情はまるで悪鬼のような表情であり、奏夜はさらに顔が真っ青になって冷や汗をかいていた。

 

このままではとんでもないお仕置きを受けることになる。

 

奏夜はこの場をやり過ごすために必死に策を考えようとしていた。

 

その策とは……。

 

「……あっ!宇宙人だ!!」

 

「「「えっ、宇宙人!?どこどこ!?」」」

 

奏夜は苦し紛れに指を指しながらこのようなことを言うと、それを間に受けた凛、花陽、穂乃果の3人がその方向を見ていた。

 

「……みんな、悪く思うなよ!」

 

奏夜はそのまま逃げようとするのだが……。

 

「……奏夜?どこへ行くのですか?」

 

あっさり海未に捕まってしまい、海未は奏夜の服の襟の部分を掴んでいた。

 

「あー……えっと……」

 

「9人みんながそんなあからさまな嘘に引っかかる訳ないじゃない」

 

奏夜の苦し紛れの嘘に、にこは呆れ果てていた。

 

「お、おっしゃる通りで……」

 

「逃げようとした分、お仕置きは追加やね♪」

 

「いや、だから俺は……」

 

「言い訳なら後でたっぷり聞くわ♪」

 

「さぁ、奏夜、行くわよ!観念しなさい!」

 

「ふふふ……。奏夜、本当に覚悟していてくださいね?」

 

海未はギラギラとした笑みを浮かべながら、奏夜の首根っこを掴み、奏夜をどこかへと運ぶのであった。

 

「ちょっ!?まっ!!だ、ダレカタスケテ〜!!」

 

「チョットマ……。じゃなくて!奏夜君!覚悟してくださいね!」

 

花陽は奏夜の言葉に反応しそうになりながらもプリプリと怒っていた。

 

こうして、奏夜はとある場所へ連れられ、お仕置きと厳しい追求を受けるのだが、その場所がどのような場所で、どのようなお仕置きを受けることになるのかはまた別の話である。

 

そのため、ここでは割愛させてもらうため、これを読んでくれた人の想像に任せることにする。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

……終。

 

 

 




ロフォカレはかなりの強敵でしたね……。

ロフォカレは必殺技のようなものを放っていましたが、そのような技を放つホラーは珍しいと思います。

ちなみに、ロフォカレは奏夜に放った技をFF14でも使ってきます。

このロフォカレは24人で戦うのですが、とあるギミックをこなさなかったら、24人は一瞬で全滅してしまいます。

それを耐える奏夜は凄いですよね……。

最後の最後は菫や直と会ってたことが穂乃果たちにバレて、お仕置きを受けるという、奏夜らしい展開となってしまいました(笑)

さて、次回でしばらく続いた番外編は一旦終わりにしたいと思います。

次回は新章の前日談となります。

それでは、次回をお楽しみに!

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