今日は色んなことがありすぎて大変でした。
さやかちゃんと、恭介君のお見舞いから帰ろうとした時でした。
病院の近くで私たちは孵化する直前のグリーフシードを偶然見つけてしまったのです。
私たちは急いでマミさんに連絡して来てもらって、一緒に魔女の結界の奥へ進んでいきました。
その途中、マミさんと魔法少女になる約束を交わし、マミさんの心の内を聞きました。
マミさんは今まで一人だったこと。きっとそれはとても辛く、苦しい戦いだったのでしょう。私では想像もつきません。なので、マミさんの助けになれ、他の人を魔女の被害から救える。それはきっと、素晴らしいことなんだと思いました。
そしてたどり着いた結界の奥にいた魔女。
見た目は可愛く、小さかったのですぐに戦いは終わると思っていました。
「ティロ・フィナーレ!」
マミさんの撃った一撃が魔女に当たり、終わったと思ったら魔女の口から別の生き物のような何かが出てきたのです。
そして、その生き物が大きな口を開けてマミさんに近づいていきました。
私とさやかちゃんは次に何が起こるのか分かってしまったのですが、目をそらせませんでした。
『Barrier Now』
そんな音声がどこからともなく聞こえると、マミさんの前に魔法陣のようなモノが現れて、マミさんを守ってくれました。
「こ、これは?」
でも、どうやらマミさんも初めて見るモノらしく、不思議そうにしていました。
『Explosion Now』
また音声が聞こえたと思うと、次は魔女の周りに魔法陣が現れ、その魔法陣を中心に爆発が起こって魔女を倒してしまいました。
「いったい誰が?」
マミさんが周りを探していたので、私たちも周りを見回します。
そして私は、私たちがいる場所のほぼ反対の所に白い何かを見つけました。
「二人とも、あれ…」
でも、二人に目を向けて戻した時にはいなくなっていました。
「どうしたの、まどか。何もないよ?」
「うん…でも、さっきあそこに…」
そうしているうちに魔女の結界は消えていき、元の風景に戻っていきました。
「あら……無事だったのね」
魔女の所へ行く途中で、マミさんにリボンのようなモノで縛られていたほむらちゃんも来ました。
「あら、さっきのはあなたじゃなかったのかしら?」
「さっき? いったい何のことかしら?」
どうやらさっきの魔法陣は、ほむらちゃんが使ったわけじゃなさそうです。
やっぱりさっき見た白い何かが使ったのかな。
もし、あの白い何かがマミさんを守らなかったらと考えると、私は怖くて体が震えてしまいます。
でも、もし私たちが魔法少女になった場合も考えられるから……。
自分から進んで死にたいなんて思う人はいないと思います。
だから私とさやかちゃんは、魔法少女になることを迷ってしまいます。
孤独で戦ってきたマミさんの気持ちを聞いてしまった今、自分の命をかけてまでなるべきなのか、分からなくって頭の中がぐちゃぐちゃでどうしたらいいのか分かりません。