八幡の語尾にニコって付ける度に虫唾が走るので省略させてもらいました。常にニコニコしてると思って下さい。
短いし、変な所もあるかも知れませんがそれでも良ければどうぞ!
翌日放課後
ガラガラ
八幡「こんにちは」
雪乃「こんにちは、ちゃんと来たのね」
八幡「もちろんですよ、むしろなぜ来ないと思ったんですか?」
雪乃「入部したとはいえ半ば強引だったものだから、もしかしたらと思ったのよ」
八幡「そうですか。ですが昨日も言いましたが、楽しそうだから入部したんですよ。嫌々入ったわけではありません」
雪乃「それを聞いて少し安心したけど…
そういえば確かに楽しそうと言っていたわね。他人の悩み事を聞いて、それを解決することが楽しそうとはあまり感心しないわね」
八幡「そういう意味で言った訳ではありませんよ。ただ奉仕部なんて物珍しい部活そうそうなさそうですし、そういうことです」
雪乃「なるほどね」
八幡「それにこんな美人な部長さんですしね」
雪乃「はぁ、そんな薄ら寒い笑顔で言われても全く嬉しくないわね」
八幡「すみません。誰かと被ってしまうんでしたっけ?」
雪乃「ええ…でもあまり考えないようにするわ」
八幡「そういえば、依頼がない時は他にすることがあるんでしょうか?」
雪乃「いいえ、基本的には自由にしていていいわ。ただ依頼が来た時のために、この教室で出来ることにして頂戴」
八幡「わかりました」
ガサゴソ
彼はカバンから本を取り出し、それを読み始めた。
私も彼が来るまで読んでいた本を読み始め、気が付くと下校の時間になっていた。
雪乃「今日はもう終わりにしましょう。それから鍵を返すのは私の役目だから、終わったらすぐ帰ってもらって結構よ」
八幡「わかりました。それではまた明日」
雪乃「ええ、また明日」
はぁ、結局あの日のことはまた聞けずじまいだった。
こういうのは先延ばしにするほど聞き辛くなるのよね…
数日後昼休み
私は昼ごはんを食べようと部室に向かっていたところ、比企谷くんが大量のパンや飲み物を持っているのを見かけた。
雪乃「比企谷くん!」
八幡「雪ノ下さん、こんにちは。どうしたんですか?」
雪乃「どうしたんですかはこっちのセリフよ!」
八幡「あぁ、これですか。クラスの人達に頼まれたものですから」
彼はそれが当たり前かのように言ってのけた。
雪乃「…それは毎日なのかしら?」
八幡「そうですけど…なぜそんなに怒っているんですか?」
雪乃「当たり前じゃない!あなただって本当は嫌なんでしょ!?」
八幡「いえ、別に頼まれたことをやっているだけですから。それに彼等はとても喜んでくれますよ」
頭の良い彼のことだ。それが喜んでいるのではなく、嘲笑っているということには気付いているはずだ。気付いていてなぜ…そう思うと私は自分のことのように心が傷んだ。
私は止めさせなければと思い、彼の教室に行こうとしたが
八幡「大丈夫ですから」
と言われ行くことができなかった…
それからも何度も彼のすがたを見ては、何もしてあげられないことに心が傷んだ。なぜこんなにも自分が悲しいのかわからないまま…