ご注文はぴょんぴょんな日常です!   作:イブ_ib

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プールのスロープ、ガニ股歩きでゴッグ気取り

リゼさんの体力強化レッスン後半戦

 

午前中は昨日と同じくマラソンを

行ったが、リゼさんはバイトが入っていた為 途中で抜けてしまった

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

午後になり鬼の居ぬ間に昼寝をしているとリゼさんからメールがきた、

 

『これから皆んなとプールに行くんだが、真樹もどうだ?』

 

『わかりました いくわ』

 

 

まじか、プールか

 

行くと決まれば準備だ、幸い水着はある

 

使用人に出かける事を告げ

家を飛び出した

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

「ここかプールか」

 

「お城みたいだねー」

 

「古い建物を改造した名残だな、

じゃあ私達は着替えてくるからな」

 

「オケ オケ」

 

◇◆◇◆◇◆

 

「一番乗りだ!イエイ!」

 

ささっと着替えプールへ出た

 

この時間帯はほぼ誰もおらず

いるのはジジババくらいだ

 

温水プールだし、運動にちょうど良いのだろう

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

チノちゃんはなぜか一人でチェスをやっているが、自分は一人で25Mプールでビート板に乗れるか試していた、人が少ないからできる特権である

 

すると

「今度は25Mプールで泳ごうよ」

ココアがやって来た

 

「あ、泳ぐのはちょっと・・・」

 

「犬掻きで2M程なら・・・」

 

「私、 深いプールで泳いだ事ないんだけど」

 

「意外!」

 

そういうとココアはプールへ入り

背泳ぎかどうか怪しい泳ぎを始めた

 

「私のクロール見てー」

 

「くろーるではない でなおしてまいれ」

 

◆◇◆◇◆◇

千夜とチノちゃんが賭けチェスを

やっている間、リゼさんの泳ぎのレッスンをすることとなった

 

「では、これからリゼちゃんが泳げるように特訓を始めます」

 

「あ、待って 泳ぐなら念の為に軽くストレッチをしたほうがいいと思うの」

 

「さすがシャロちゃん」

 

さすシャロ

 

「準備運動は大切だよな」

 

リゼさんがそういうと脚を広げる

 

脚がほぼ180度に開いた

 

ひろみ○お兄さんかな?

 

これを見たココアが何故かライバル心を燃やす

 

「肉体美の表現なら負けてられないね」

 

そう言いシャロと自分の手を掴み組体操「扇子」の形になる

 

「え・・・何してる?」

 

これにはリゼさんも困惑の様だ

 

◇◆◇◆◇◆

 

「まずは息どめ勝負開始」

 

(((何でそうなるんだろう)))

 

「それじゃあ行くよ! いっせーのっ!」 ドボンッ!

 

ーー30秒後

 

(そろそろ苦しい)

 

(まだ耐えられる・・・)

 

(ココアはどうだ?)

 

リゼがココアの方を見た

するこココアは死んだ様に浮かんでいた

 

(死っ?!)

 

リゼは驚きのあまり吹き出してしまう

 

それに驚いて吹き出した真樹と息が続かなかったシャロも顔を出してしまう

 

「私の勝ちだね!」

 

「変な体勢で息止めるなよ!」

 

◆◇◆◇2戦目◆◇◆◇

 

今度もまたココアが変な行動を始めた

 

まず最初にウサギの耳を表す様なジェスチャー

 

次に人差し指を上に向けるジェスチャー

 

恐らくピストル?

 

そして今度は髪をかきあげる仕草をした

 

狩野英○?

 

ザバッ!

 

「正解は全部リゼちゃんでした!」

 

「わかるか!」

 

「私はそんなんじゃない!」

 

「勝負の趣旨変わってる・・・」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

チノと千夜が良い勝負をしており

千夜が負けるとココアがチノをお姉ちゃんと呼ぶ事となり、ココアの姉の威厳が失われる為、たまらずプールから飛び出した

 

そして真樹も気が付かないうちに

姿を消していた

 

「じゃあ先輩、とっとりあえずビート板を使って練習しましょう」

 

「あ、ビート板じゃなくて、

手を引っ張るやつ あれがやりたい」

 

(リゼ先輩意外と子供だ)

 

◆◇◆◇◆◇

 

「先輩ってスポーツ万能かと思ってました」

 

「泳ぐ機会なかったからなー」

 

「年下に教わるって何だか恥ずかしいな」

 

「今この状況は恥ずかしくないんだ」

 

「シャロが溺れても助けられるくらい上手くなってやるぞー」

 

「そんな迷惑かけませ・・・」

 

ピキィ!

 

突然シャロがプールに姿を消した

 

「どうした!もう想定訓練か!」

 

 

(緊張して足をつった・・)

 

「おう、シャロどうした大丈夫か?」

 

「なによ、あんたどこ行ってたのよ・・・」

 

「あそこに飛び込み用のプールがあったんだ、それがクッソ深ぇんだ」

 

「あっそう・・・」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

シャロの教えによりリゼは完全に泳げる様になっていた

 

「リゼちゃんすごーい!」

 

「もうあんなに泳げる様になってる!」

 

「シャロの特訓のお陰だな」

 

「リゼ先輩は飲み込みが早いですから、私はほとんど何もしてないです」

 

 

「リゼ!お前はもうどの様な戦場に出ても問題ない!ここまで成長して俺は誇りに思う!」

 

「あんたは本当に何もしてないでしょ!!」

 

 

「泳ぐのがこんなに楽しいとは思わなかった、ありがとなシャロ」

 

「今度は最も深いところに行こうな!」

 

リゼはシャロの手を掴むと

さっき真樹が飛び込んでいた様なプールへ向かった

 

 

「それは私でも無理です先輩!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

気づけばもう夜だ

 

「ここから見える夜景きれいー!」

 

テラスからココアが夜景を眺めていた

 

「売店へ行って来ました」

 

「みんなで飲みましょう」

 

「コーヒー牛乳でカンパーイ!」

 

 

温水プールでこの季節の時間帯で

牛乳はちょっと冷えるがうまい

 

「そういえばチェスの対決ってどっち勝ったの?」

 

千夜に聞いてみるが

 

「フフ、すぐ分かるわよ♪」

 

と言った答えてくれない

 

「お姉ちゃん!牛乳はこうやって飲むんだよ!」

 

「チノが勝ったのか」

 

どうやらチノが勝ったようだ

 

その日はみんな帰る頃には疲れてぐったりしていた為、その日の勉強は無しとなった

 

真樹が内心ガッツポーズしたのは内緒である

 




パズルを組む者と崩す者、パンケーキを作る者。愛を持たぬ者は生きて行かれぬ木組みの家と石畳の街。あらゆる兎が戯れる、木組みの家と石畳の街。ここは芳文社が産み落とした惑星まんがタイムきららのごちうさの市。マサキの体に染みついたコーヒーの臭いに引かれて兎が集まってくる。
次回、『楽しみを取る者、極刑也』。マサキが飲む、ラビットハウスのコーヒーは苦い。
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