ご注文はぴょんぴょんな日常です!   作:イブ_ib

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楽しみを取る者、極刑也 ★挿絵有り

ーー玩具屋ーー

 

「ラッキー♪ リアルタイプゲルグ○じゃん!」

 

自分はウキウキしながらレジへプラモを持っていく

 

するとそこへココアがラビットハウスの制服でやって来た

 

(何事?!)

 

その様子を見てるとココアが躊躇なく8000ピースのパズルを手に取ってレジへ並んだ、会計を済ますと

またすぐに店から飛び出た

 

「おっ?!おおい!ココア!」

 

どうしたんだ・・・

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

あのココアの慌てっぷりに不安を感じ、そのままラビットハウスまで来てしまった、

今の時間は喫茶店からバーになる

準備の時間だ

 

「ごめんください」

 

「すみません、今は準備中なので・・・あっ、真樹さん」

 

「チノちゃん、ココアがなんか慌てて見てたみたいだけどどうしたん?」

 

「実は・・・」

 

ーーー少女説明中ーーー

 

「成る程、チノちゃんのジグソーを

ココアが勝手に作ったから、償いに新しいジグソーを買ったけど8000ピースのやつで大変だと」

 

「はい」

 

「それで手伝って欲しいと」

 

「はい、そういう事です、お願いします」

 

◇◆◇◆◇◆

 

と言うわけで千夜とシャロも徴収されジグソーパズルを組むこととなった

 

リゼさんは一言も発せず黙々とパズルを組み立てている

 

「ジグソーパズルなんて久し振り」

 

「端っこから作ってくのが楽なんだよね」

 

「チノちゃんと作った所と合体」

 

どうやら千夜だけ1ピースも合わせられず落ち込んでいるようだが無視を決め込む

 

ー1時間後ー

 

みんなグッタリしており、

集中力が切れていた

 

「ハートマークが出来たぞ〜」

 

リゼに至っては疲れすぎて逆に何でも面白く感じる様な感じになってる

 

「所で完成したらどうするのコレ?」

 

「喫茶店に飾るのも良いかもねー」

 

「いや、下に何も敷いてないのに

どうやって額に入れるのかなーって」

 

急に全員無口となる

 

「何も考えてなかったんかい・・・」

 

「私・・・気付いてたのに

この空気になるのが怖くて言えなかった・・・ 、もっと早く行ってれば・・・私のせいで・・・って」

 

「余計重くなるから自分を責めるのやめて!? どうにかなるよ!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

それから30分後

ジグソーパズルが完成した

 

「それではオペを開始します」

 

両手をあげる医者がよくやるあのポーズをしながらその様子を見守る

面々に告げる

 

「先生 助かりますよね・・」

 

千夜も演技に乗っかってこんなことを言う

 

「大丈夫です、この[しゅじゅつする造]めにお任せを」

 

「胡散臭100パーセントなんだが・・・」

 

「私、失敗しないので」

 

「本当かよ・・・」

 

すみを少しだけ上げ、そこから下敷きを入れて額へと移す作戦だ

 

【挿絵表示】

 

 

 

周りは緊張した面持ちで眺める

 

すると・・・

 

「あっ、いけね!」

 

 

下敷きを一部分に入れすぎて

その一部分だけ分割されてしまった

 

図↓

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「あっー!何やってんのよ!」

 

「何をやってるんだ!」

 

 

シャロとリゼさんから苦言があがる

 

「大丈夫!大丈夫!まだ打つ手はあるから!」

 

結局ピースは四つに分けて

それぞれ額に入れてから再度調節するというめんどくさい手間をかけて無事完成した

◇◆◇◆◇

 

「オペ終了しました」

 

「先生!ジグソーパズルはどうなりましたか?!」

 

「手術は成功しました、今夜がヤマでしょう」

 

「失敗してるじゃないか!」

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

「お腹も空いたしみんなの分のホットケーキ作ってくるよ!」

 

「!、私も手伝います!」

 

ココアとチノはキッチンへと向かった

 

「あの二人自然に仲直りしたみたいだな」

 

 

「喧嘩してたんですか?!」

 

「だっていつも以上にチノの口数少なかっただろ?」

 

千夜とシャロは少し間を置いて

 

「「いつもあんな感じじゃないの?」」

 

とハモって答えた

 

(こいつらが鈍感なのか私が勘ぐりすぎなのかわからなくなってくる・・・)

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 

その後ココアがチノちゃんが口を聞いてくれないと愚痴りに来たり

チノちゃんがココアが死んでいると報告に来たりしたが、無事ホットケーキは完成した、

 

ホットケーキを平らげ

部屋の雰囲気は和やかな談笑ムードとなっていた

 

 

「しかし最初やってたパズルのピースはどこに行ったんだ?」

 

「こういう時って忘れた時に見つかりますよね」

 

「あと思ったよりも近く足元とかに

落ちてたりするんだよね、コードの隙間にキャスター棚の下・・・」

 

「そう言えばシャロちゃんは学校にランドセルを忘れたまま帰ってきたことがあったわ」

 

突然のカミングアウト

 

 

「リッ!リゼ先輩の前で昔の話はやめてよ!」

 

シャロが恥ずかしそうにベットを叩いた

 

するとベットの上にいたティッピーの下から件のピースが出てきたのだ!

 

 

「あっ?!ピース!色がベットと同化してて見えなかったんだ!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「これって知恵の輪?懐かしー」

 

ココアが机に置いてあった知恵の輪を手に取る

 

「昔おじいちゃんが作ってくれたんです」

 

「チノってパズルゲーム好きなんだな」

 

「難しくて何度も挑戦しても解けなかったんですが・・・いつか自分の手で解いておじいちゃんをあっと言わせてみせます!」

 

 

「知恵の輪ってさ、あまりに解けないから金切りノコギリで切った方が良いんじゃないかって思う時あんだよね」

 

「なんであんたはそういつも発想が野蛮なのよ・・」

 

 

 

カチャカチャ

 

「あっ」

 

ココアの野郎!

この流れで知恵の輪を解きやがった!

 

その後部屋が気まずい雰囲気になったのは言うまでもない・・・




・・・我々は何と無く一列縦隊というような格好で木組みの家と石畳の街を歩いて行った、そして道のべに例えば先ほどのような、何か静かに語りかけているようなウサギさんがいる。すると、何と無くテレビの「コンバット」みたいに"戦闘開始!
各自散れ!"というような感じで、
そのウサギさんを中心にバラバラッとココアとマサキが各自機関銃の様にカメラを抱えて散らばるわけである・・・

さて次回から原作単行本2巻に突入いたします、次回のタイトルは

「デジカメコンバットは街のウサギさんを攻める」です、お楽しみに

(元ネタ 角川文庫 著・椎名誠
風にころがる映画もあった より
41ページから抜粋)
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