ご注文はぴょんぴょんな日常です!   作:イブ_ib

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練習 ★挿絵有り

球技大会

それに限らず学校における運動系の大会は運動音痴にとって地獄のイベントである

 

「球技大会・・・憂鬱だ・・・」

 

「真樹君も?・・・私も自信が無いわ・・・」

 

「二人共!それなら大会までの間練習しようよ!」

 

「そうだね、うだうだ言ってても仕方ない・・・」

 

(どうせならリゼさんに特訓してもらったら・・・いや、やっぱりやめよう)

 

前回の強化特訓を思い出したのであった

 

◆◇◆◇◆◇

 

「もうすぐ私達の学校で、球技大会があるんだよ」

 

「そう、ココアと千夜とで練習するからその間バイト出れなくなっちゃうけどいいかい?」

 

「いいですよ、二人共頑張ってください」

 

「良かった、ありがとう」

 

取り敢えず話がついて安心していたらココアが何かうずうずしてた

 

「ほ、本当に? 止めないの?」

 

「ああ、別に忙しい訳じゃないし」

 

「そっか・・・」

 

(止めて欲しかったのか・・・?)

 

◇◆◇翌日◆◇◆

「それでは今から練習を始める!

目指せクラス1位!」

 

「「おおーー!!」」

 

三人共学校のジャージに着替えてやる気満々である

 

 

【挿絵表示】

 

◆◇◆30分後◆◇◆

 

「一旦休憩しよう」

 

「・・・賛成」

 

千夜がもう既にヘトヘトになっている

 

「自分はちょっと飲み物買ってくるけど、なんか欲しい飲み物ある?」

 

「私は緑茶で・・」

 

「じゃあ私はスポーツドリンクをお願い!」

 

「OK!」

 

財布を握りしめて自動販売機に向かった

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

自販機で飲み物を買い、ココアと千夜の元へ向かっていると、リゼとチノがバトミントンのラケットをもって歩いていた

 

 

「あら? お二人とも喫茶店はどうしたのさ?」

 

「おお、真樹か、おじさんが早めに仕事を代わってくれたんだ」

 

「私たちはこれから公園でバトミントンの練習をするんです」

 

「そうなんだ、ぼかぁバトミントンは得意だぞ」

 

「そうかぁ?この前私にぼろ負けしてたじゃないか」

 

「フフフフ、実はまた新たな技を考えたのだよ、次こそは負けんぞ」

 

◆◇◆◇◆

 

「もうそろそろで公園・・・あれ?」

 

「あれは・・・ココアさん?」

 

「最近死んだフリが流行ってるのか?」

 

「隣には千夜さんが」

 

「何があった?!」

 

千夜とココアは二人して希望の花を咲かせていた

 

「まるで殺人現場だな」

 

「この状況どう見ますか?」

 

天々座刑事と香風刑事の捜査が始まった

 

「現場に残っていたのはこのボールの様な物だけです」

 

鑑識となった真樹が落ちてたボールを拾い上げる

 

「成る程、現場に残されたのは一つのボール、球技大会の練習というのは建前で お互いを叩きあのめしあったというわけか・・・」

 

 

するとココアがガバッと起き上がった

 

「どうしたらそう見えるの!?」

 

「生きとったんか ワレェ!!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「どうしてこんな事になったん?」

 

「真樹君が飲み物を買いに行ってる間に少しだけココアちゃんと練習してたの・・・」

 

○○○○

 

(「もう無理・・・私当日休むから・・・」)

 

(「努力あるのみだよ! 今度はトスで返してね」)

 

((とす?鳥栖?tosu?)「トスって何?!」)

 

千夜はボールをアタックで返し

そのボールがココアの頭にクリーンヒットし、倒れた

 

そして千夜も体力の限界で倒れてしまった

 

○○○○○

 

どうやら千夜は和菓子作りと追い詰められた時だけ力を発揮するらしい・・・

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

「これじゃチームプレイも難しいな」

 

「顔に当てたら反則なんだよ」

 

「うそ・・・知らずにやってたわ」

 

「え?!わざとじゃないよね!?」

 

「たしか顔面はセーフじゃなかったですか?」

 

「そうなの?良かったー」

 

「いや!全然良くねぇ!」

 

◇◆◇◆◇

 

「せめて関係ない人に当てちゃう癖は直さないと・・・」

 

「今度はレシーブで返してね」

 

そう言いココアがボールを投げるが

 

「やばっ!ちょっと強すぎちゃった!」

 

 

リゼとバトミントンをやっていたチノの方も手が滑りラケットが千夜の方に飛んで行ってしまう

 

「あ、 靴紐が」

 

千夜はさっとかがみ難を逃れた

 

しかしココアのボールが真樹に当たってしまう

 

「ああっーー!!あっ!あっーー!」

 

「真樹君!大丈夫??!!」

 

ココアが慌てて真樹に駆け寄ってくる

 

「大丈夫 眼鏡は壊れてない」

 

「眼鏡より自分の心配をしろよ・・」

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

「千夜ーおばあさんが帰りが遅いって心配してたわよ」

 

「シャロちゃん」

 

「シャロもちょっとやってく?」

 

「リゼ先輩も練習してたんですか?!」

 

「その格好なら動きやすいし大丈夫だよ!」

 

「それに犠牲者は多い方がね・・・」ボソッ

 

「真樹 あんたなんて言ったのよ?」

 

「別に〜」

 

◇◆◇◆◇◆◇

バレー対決

 

ココアチーム(ココア 、シャロ)

VS

千夜チーム(千夜、リゼ)

 

審判 チノ

 

応援 真樹

 

「シャロちゃん今こそあの状態になるべきだよ!」

 

「でも、そんな事恥ずかしい・・・」

 

「ちょっと待ってて!」

 

○○○○○○○○

 

「イエーイ!バリィボォルだぁいしゅぅきぃーー!!!」

 

 

「おぉっーーと!シャロ選手

いきなりドーピングだぁー!!」

 

○○○○○○

 

そんなこんなで遂に球技大会当日

 

「男子バレーはどうだった?」

 

「ダメだね ボロ負けだったよ」

 

「そういや千夜はどこに?次でしょ女子バレーは」

 

「うん、千夜ちゃんはドッジボールに交代してもらったんだ」

 

○○○○○

 

「すごい、全ての球を避けてる

もしや彼奴はニュータイプか!」

 

因みに女子バレーはなんとか3位のうちに入れたと言う




新たな問題を、状況に流されるままにするマサキに、解決策生まれるはずもなかった
だが、問題があるという事実は、彼を悩ませる
次回、『減らない、体重』
この次もサービスしちゃうわよ
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