突然ですが皆様、わたくし狭山真樹は無事二年生に進級することができました。
と言うわけで高校生4人と中坊3人とお茶を飲みに行くことになりました。
8人中男1人に対し女7人、男女比おかしくありません?
◆◇◆◇◆
「と言うわけで・・席が混んでいてチノ達とは席が離れてしまった」
「何を説明口調で話してるんだ?」
「ふふふ」
「それで真樹は進級できたのか?」
「NO problem この私を見縊っちゃあ困る」
他愛も無い会話をしていると、ふとココアがソワソワし始める。
「何だか妹を取られている気がするよ、すいません!」
そういうと店員さんに、チノ達の席にアフタヌーンティーセットを持って行く様に頼んだ。
「なしてチノ達に・・・?」
「お姉ちゃんのとしてのイニシアチブをとるんだよ!」
「w」
◆◇◆◇
「して、ココアさんはガンバレル方式とインプローション方式なら何方がお好きか?」
「わ、私はガンバレル方式の方が好きだな!」
「あら、私はインプローション方式の方が好きだわ」
「いっ、今時核爆弾の起爆方法の仕組みの暗記なんて楽勝よね」
「お、お前ら何の話をしているんだぁ?!」
「何って核爆弾の起爆方法だが?」
「高校生にもなればこんなの当たり前よね」
「「ねーー」」
◆◇◆◇
結局客が引けてきたので店員さんに頼み机を付けて貰いバンジー快傑。
因みに私はアフタヌーンティーセットは最初にしたのサンドイッチから食べました。作法とか知らん。
◆◇◆
そんなことがあったのが数日前。
ある日の事自分とリゼさんに対しチノは相談してきた。
「ココアの調子が変?」
「ココアならいつも変だろ」
「そうなんですが、それに輪をかけて変なんです・・・」
そう言われてまじまじと観察すると成る程、いつもよりも動きが機敏になっている。分け目も逆だし。
「という事は偽物か?偽ライダーならぬ偽ココアか、滾るなこれは。」
「本物ならばこうすれば抱きつくはずだ。」
リゼさんはチノにぬいぐるみを括り付ける。
成る程、これでかからぬココアはいないだろう。
まさにホイホイにかかるゴキブリの如し!
「真面目に仕事しなきゃダメだよ!」
そう言いながらソッパを向いた。
手で顔を隠している様子を見るに、多少は聞いている様だがまだもふもふが足りぬのだろう。
しかしこんな遊びに付き合っている暇もないためサンドイッチのパンでも切りに厨房へ向かった。
「しかし、張り切りすぎてオーバーヒートしても知らんぞ」
ぼやきながら支度をしていると・・・
「真樹!ココアが熱出して倒れた!氷をくれ!」
ほらね。
◆◇◆
「つまりしっかりしている所を姉に見せたかったのか。」
「ココアさんのお姉さんって厳しいんですか?」
こんな頭のネジ山が舐めた様な奴が妹じゃ厳しくもなろう。
「安心して!凄く優しいよ!」
もしかしたら舐めさせた張本人やもしれぬ。
「お兄ちゃんも2人いるんだけど躾けて従えている姿がかっこいいんだー」
「調教師か」
成る程女帝か。
◆◇
Q
明後日姉が来る、だからしっかりしたところを見せたい。
A
ココア以外のラビットハウスのメンバーが少し抜けた姿を見せれば相対的にココアがしっかりしている様に見える。
まぁ、なんと天才的な考えなんざましょ!
「と言うわけで・・・ココア〜新メニューでサンドイッチの具とパンを逆にした逆サンドイッチを作ったけどどうかな?」
「私は算数苦手ですから間違ってコーヒー豆を1トンも注文してしまいました」
「ココアー、パンって火炎放射器でも焼けるかなー?」
「こんな3人見てられないよー!」
「お前の為やぞぉ!」
◆◇◆
偶然来店しており、事の顛末を聞かされていた千夜とシャロは感慨深そうに話していた。
「出会いのきっかけは栗羊羹だったわね
「そういえば栗羊羹で釣れたって言ってたわね」
(そっか・・ココア達と知り合ってなかったら、先輩と今ほど遊んだりできなかったのかな・・・・。・・・ん?)
「真樹とはどういう経緯で知り合ったんだっけ?」
「えーーと、そうね・・・あら?」
「ココア達の背景にいつもいて特に流れで出会った感じよね?」
「そうよね・・・特にいてもいなくても変わらない感じじゃ・・・?」
「そ、そんな事言っちゃダメよ!」
◆◇◆それからどしたの◆◇◆
2日後
「うっさぎ〜♩うっさぎ〜♫」
木組の家と石畳の街に1人の女がやって来た・・・