ぼっちになりかけた少年   作:工藤 肇

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やっと第3話が書けました。

長い夏休みが終わり、またいつもの日常生活に戻ります。

季節は秋そして寒い冬が訪れます。


第3話 2学期

今日から2学期かーめんどくさいな

 

担任のあのハゲにも会いたくない。

 

担任の口癖が「ぬるま湯(普通の成績)で満足するな」だった。

 

満足はしていないが、頑張っても無理なことはある。

 

それに担任のことだから好き嫌いで成績を付けているだろう!

 

8時13分になり仕方なく家を出る。

 

4階から13段の階段を降りて3階へ、また13段の階段を降りて2階へ、また13段の階段を降りて、やっと1階だ!

 

13段って不吉だな…

 

すぐ横にある公園の中を抜けて、緩い坂を登って行くと、右手に古い平屋建て(木造)の家がある。

 

その前を通るときに、いつもNHK連続テレビ小説のオープニング曲が聞こえてくる。(当時は8時15分~8時30分)

 

左に曲がって、交番と八幡神社の前を通りすぎて、しばらく歩くと学校だ。

 

この時間、生徒はあまり歩いていない。

 

今日は始業式とホームルームだけだから、すぐ終わった。

 

部活がない日は、ほとんど1人で帰ることが多い。

 

帰る途中に買い食いしたくても、あるのは豆腐屋と薬局ぐらいで今の薬局と違い食料品なんて置いてなかった。

 

俺が住んでいる団地に着き、13段づつの階段を1階~4階まで登る。

 

死刑台の階段も13段、死刑囚が13段目まで上がると輪っかになっているロープに首をかけられて、少し離れた所にスイッチが2つあり、2人の死刑執行人どちらかが、スイッチを押す(見えない様にしてある)と床が開き首を絞められて、死ぬらしい。

 

死亡確認後の遺体処理はやりたくないと、聞いたことがある。(まあ、当たり前だよな)

 

死刑囚が沢山いるのに、死刑執行はなかなか進まない現状はどうにかして欲しい。

 

死刑廃止とか言う人はいるが、それがなくなると犯罪が増加するような気がする。

 

この頃になると、以前みたいに弄られることはなくなっていた。

 

その代わりに違う奴が弄られるようになっていて、とりあえず一安心していた。

 

俺のクラスは、弄ったりする奴はいたが、殴ったり蹴ったりする奴はいないから平和だったのかと思う。

 

他のクラスにいる家具屋の息子(コイツに睨まれたらやばいと聞いたことはある)が、いじめっ子で酷いイジメをしていたらしいが、実際に見たことは無かった。

 

イジメられていた奴は転校も考えていたみたいだ。

 

現在このいじめっ子の家具屋は、規模を縮小してやってはいるらしい。(店名をいじめっ子にすれば良いのになぁ)

 

そういや、秋葉原にある電気店とマークが似ていたな。

 

9月になると、部活は秋季大会がある。

 

出場種目中心の練習になるわけだが、学校のプールは工事中なので、平日は筋トレ、土曜日に温水プールで泳ぐ。

 

最初にプール使用料を自販機で購入してから、地下に降りると受付がありそこで先ほど購入した券を見せ、更衣室に入る。

 

2時間後までに受付に戻らないと追加料金が発生してしまう。

 

ここの温水プールは、週ごとに男女の更衣室が変わる。

 

ロッカーは10円を入れると鍵がかかるタイプで、もちろん使用後に10円は返却される。

 

貸し切りじゃなく他の利用者も大勢いるので、飛び込みなんて出来ないし、前にいる人が遅くても抜かすことは禁止されているから、待ち時間が発生する。

 

だから温水プールに来ても、練習というより遊んでいるみたいだった。

 

帰りは、みんなと自転車で話しながらゆっくり帰った。

 

秋季大会もよその中学校の屋外で行われる。

 

9月だからそんなに寒くはないが、できれば室内でやらして欲しいよ!

 

そして、当日俺は50m自由型に出場した。

 

2秒速くなり56秒だった。

 

できれば速く泳げるようになりたいが、練習は適当にやってるから速くなる訳がない。

 

一種目しか出場しないから、閉会式までやることが何もなく応援したり、ふらふらしていた。

 

俺のいる部活はそこそこ強くいつも上位にいた。

 

秋の遠足は、何処に行ったか忘れたな…何しろ1年のときは良い思い出がほとんどなかった。

 

11月には学芸発表会があり、部活やクラブなどの活動報告。

 

将棋クラブを覗いたら、将棋盤が机の上に置いてあり、自由に将棋を指すことができるが、俺らは山崩しをして遊んでいた。

 

落語研究会は部活の顧問も面白い話しをしていた。

 

そして最後にフォークダンスを全校生徒で踊った。

(曲は米米CLUBの浪漫飛行)

 

そろそろ俺の嫌いな寒い冬が、やってこようとしていた。

 

第4話に続く




最後までお読み頂きありがとうございました。

第4話は、幼少期から小学生の思い出を書きたいと思います。

最近投稿が遅くなってますが、これからもよろしくお願いします。
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