総合学園物語……という名の短編集。別に題名が思いつかなかったわけではない。 作:コジマ粒子の化身
何も考えず、気を楽にしてみてください。
あと、原作どうしようと悩んでいます
『飼ってあげる』
〜通学路〜
「……死にたい」
なんだよ、ツッコミ役不足のためって。
「およ、どうしたの、真」
声をかけられたので、振り向くと残念少女、エーリカ・ハルトマンがいた。何が、残念かって?
私生活と胸。
なんで、私生活を知ってるかって?
よく飯を作りに行ってるから、お隣さんです。
「なんだ、エーリカか」
「なんだとは、なによ、なんだとは」
頬を膨らませるエーリカを見て、少し可愛いと思った。
EMT(エーリカマジ天使)と叫ぶあいつらの気持ちが少しわかった。
「じゃあ、ハズレか」
「あんたの腕をはずしてやろうか?」
ガッシリと腕をホールドするエーリカ……胸の感触が……くっ。
「やめてください、死んでしまいます、社会的に」
「大丈夫、その時は私が飼ってあげる」
「ごめん、何が大丈夫か、わかんない」
というか、飼ってあげるってなに?
『代名詞』
「あ、おはよう、二人とも」
「お、アッキー、おはよー」
「おはッス、明久」
「懐かしいネタだね」
こいつは、吉井明久。
別名は馬鹿の代名詞吉井明久、馬鹿明久、馬鹿=明久など。
ようは馬鹿だ。
「なんか、すっごい、馬鹿にされてる気がする」
「気のせいだ」
「そうだよ、馬鹿なアッキーをこれ以上どう馬鹿にしろと」
「あっはははは、そうだよねー……あれ?」
さっさと行こう。
「行こうぜ」
「うん」
「ねぇ、今僕遠回りに馬鹿にされた?」
遠回りではなく、ドストレートに馬鹿にされたぞ、明久。
『鉄人二○八号』
〜校門前〜
「おはようございます、鉄人」
「おはよう、鉄人」
「おっはー、鉄人二八号」
「お前ら、朝から俺に喧嘩を売ってんのか?」
鉄人こと、西村宗一。
去年の俺達の担任。
「嫌だなー、売りませんよー」
「そうですよー」
「ですー」
「……お前ら、本当に仲がいいな」
何故か、呆れる鉄人。
『悪魔』
〜靴箱〜
昨日と同じ位置の下駄箱をあけ、履いてきた靴を入れ、カバンから新品の靴を取り出し、履く。
「あ、おはよう、真くん」
「おっはーやで、真」
「おはよう、真」
「うっす、真」
「おはよう、真くん」
「おはよう、悪魔と狸と女神三名」
「「おい、こら」」
俺に話しかけてきたのは、悪魔高町なのはと小狸八神はやてと女神フェイト・T・ハウラオン、戦女神アリサ・バーニングと腹黒女神月村すずかの五人である。
「誰が、狸や」
「私は悪魔じゃないよ」
「……人を騙して、後ろから敵ごと巻き込んで撃ったお前らが言うか」
あれは痛かった。
「だ、騙したのは、はやてちゃんだよ!」
「撃ったのは、なのはちゃんや!」
「同罪だ、馬鹿」
こいつら、マジ怖い。
『たらし』
「あら、おはよう」
「んあ、楯無か」
更織楯無。
別名、人間たらし会長。
「朝から騒がしいと思ったら、貴方だったのね、たらしさん」
「誰がたらしだ、人間たらし」
「女たらし」
「は?んなわけ、ないだろ?」
こいつ、何言ってんだ?
「「「「「……はぁ」」」」」
「え、なんで、みんなため息つくの、エーリカまで」
「うっさい、この女たらし」
「ひでぇ⁉」
え、何、俺がいつ女たらしになったんだよ、失礼しちゃう!
『貧乏』
〜2-F組教室内〜
「飢え死にするー」
「へー」
「飢え死にするー」
「へ」
「飢え死にするから、助けろ」
「巫女が助けろとかいうな、霊夢」
先程から飢え死にする飢え死にするとうるさいのは、貧乏巫女博麗霊夢。
学校の近くにある博麗神社の巫女である。
「助けてよー、お腹空いたー」
「知らんがな」
「えー、早苗は助けたのにー」
「お前の飢え死には何百回も助けたわ」
何百回、お前に飯を奢ったと思ってるんだよ、貧乏巫女。
「えー、いいじゃん、美人巫女と食事できるんだよー」
「断る」
「……巫女服を着て、脇を舐めさせてあげると言ったら」
「何が食いたい、霊夢くん」
「……なんで、こんな奴に惚れてるんだろ、私」
脇、脇!
「っか、何か言った?」
「はぁ……何でもないわよ、唐変木」
「?」
『進撃の』
〜休み時間〜
「たのもー、神崎はいるか?」
「なんッスか、坂本先輩」
坂本美緒。
三年生で剣道部副部長。
「お、いたか、神崎……部長がお呼びだ」
「帰れ」
誰が行くか!
あんな戦闘狂の元に!
「百代も呼んでいるだが」
「余計行きたくねぇ‼」
「ふむ、ダメか?」
「イヤっすよ」
何が何でも行かないぞ、俺は!
「ふむ、なら、私か部長の首筋やうなじを舐めていいと言ったら?」
「今すぐ行きます‼」
(((((なんで、この人を好きになったんだろう……)))))
「では、放課後な」
「うッス……え、放課後?」
「放課後」
『持て余す』
「ねぇねぇ、真」
「ん、なんだ、エーリカ」
「性欲を持て余す」
いきなり、何言ってんだ、この子。
「足を舐めさせて」
「……ぶれないな〜」
「じゃ、指をしゃぶらせて」
「後でなら」
「いいのかよ」
まぁ、しゃぶりますけど