ヘボ提督の艦これ日記   作:焼き鳥タレ派

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その10:トラ・トラ・トラ!復讐するは我にあり!

「うぼあああああ!!やっだあああああ!!ざまあみろ外道ども!!

ギッタンギッタンにしてやったぜ、ファッキュー!!」

 

「その大音声なんとかならないんですか!?この企画始まって以来です!

鼓膜破れたらその首で責任取ってくださいね、物理的に!!」

 

「そんなことより聞いてくれよ、俺は遂に成し遂げたんだよ!赤城君の仇討ちを!

2-5の女幽霊をぶち殺してやったのさ!!死んでるけど!」

 

「この野郎、今私の耳をそんなこと、って……まぁ、それは後で

こいつの同人誌2,3冊裁断しとくとして、

提督にしては珍しく有言実行してくれましたね。少しは赤城様の手向けになるでしょう」

 

「よく頑張ってくれた!高雄改、飛鷹改、飲んだくれ、愛宕改、夕立改二、島風改!!」

 

「ちゃんと隼鷹さんも名前で呼べ!名無し提督の分際で!!」

 

「そうそう、飲んだくれで思い出したけど、近所のダイエーでワイン買ってきたんだ。

勝利の美酒ってやつさ。一緒に飲もうよ!」

 

「どうせ一本980円の安物でしょうし、今は仕事中ですよ?遠慮します!」

 

「まあそう言わずに一杯だけ、赤城君に捧げる追悼の盃だと思ってさ」

 

「……一杯だけですよ?・・・って甘んまっ!どこの棚に置いてたこんなもん!

グレープジュースと間違えたんじゃないでしょうね!?」

 

「大丈夫だって。ちゃんとアルコール度数9.5%って書いてあるもん。

俺辛い酒苦手なんだよ。日本酒なんか特にダメ。

甘口でも独特の味と香りがどうしても受け付けないんだ……」

 

「ああ、あんたが子供舌だってことすっかり忘れてました。

もういいです、私は仕事に戻りますんで」

 

「そう急くことないじゃないか、今日は俺の権限で休日にするから、

2-5制覇の武勇伝を聞いておくれよ!」

 

「あんたに何の権限があるのか疑問ですが、

赤城様を倒した奴らの最期は聞かなきゃですね。墓前に報告もできませんし……」

 

「よしきた!前回で俺は主力の第1艦隊の集中強化に努めることにしたのは話したね」

 

「ええ、先程提督が言ってたメンバーですね」

 

「そう、復讐に燃える俺は、あれから毎日寝食を忘れて地道に演習に明け暮れ、

3-2-1でレベリングに励む日々を送っていた!」

 

「ほう?寝食を忘れつつ、ネットレンタルした

エレファントマンや宇宙戦艦ヤマト見ながらよく時間をやりくりしましたねぇ……

そこは褒めてあげます」

 

「あ……いや、それは入渠やら疲労回復の待ち時間でちょこっと暇つぶしを……」

 

「まぁいいです。その件については後で身体に聞くとして、

確かに赤城様がご健在だった頃のレベルでは、2-5攻略は叶わなかったでしょうね」

 

「その通り!!そして俺は遂に昨日全員のレベルを最低50以上に

底上げすることに成功した!」

 

「へぇ、それは素直に驚きです。飽きっぽい提督が本当に掲げた目標を達成するなんて、

アステロイドベルトが降ってきそうです。私としては、

艦これ自体に飽きて本来の職務に戻ってくれたら、ありがたかったんですが」

 

「そして遂に決戦の日は訪れた!俺は事前に調べた最短ルートで

奴の根城へ旅立ったのだ!戦艦、正規空母なしで駆逐艦2を編入し、

敵陣めがけて突っ込んだ!」

 

「突っ込んだのは艦娘達ですけどね」

 

「いきなりエリートの大群だ!しかぁし!飛鷹と飲んだくれの先制攻撃で

なんと開幕3隻沈めた!俺は確信したね!天は俺に味方していると!

悪魔を殺せと言っている!!乗りに乗った俺は瞬く間に奴らを殲滅したぁ!!」

 

「前から思ってたんですが、あんたは句点で文を終えると身体に激痛でも走るんですか?

いちいち叫ばなくても聞こえます。それでなくてもクソ狭い部屋なんですから。

主にあんたのゴミで」

 

「ゴミじゃないよ!君はこの貴重なゲームの初回特典グッズや同人誌の数々、

散髪屋のクーポン券をゴミと申すか!!」

 

「それプラスあんただ、ほら続き!!」

 

「くそっ……それで、2戦目。奴らに空母はいない。やはり開幕で1隻撃沈した。

ただし、今度は無傷というわけには行かなかった。

高雄が敵戦艦の攻撃を受け小破してしまった。続いて夕立改二も小破。

高雄も更に3ポイントくらい食らってしまった。

それなりの被害を受けたがここでもやはり勝利。と、いうことは?……

いよおおし!次こそ、敵の本丸、あの赤城君を殺した悪魔どもの根城!

と、その前にもう1地点。ふん、な~にが“気のせいだった”だ!

さっさと羅針盤を回せ、この野郎!いつもいつも俺達を弄びやがって!」

 

「長い。本当に長い。この企画もそろそろ潮時ですかね」

 

「いよっしゃあ!!Eだ!EastのEだ!いっぺん事故って北東に行ってしまったから

ヒヤヒヤした!さぁ、奴らの住処へ一直線!覚悟しやがれ外道ども、

敵艦隊!見ゆううう!!」

 

「クソ甘いけどアルコール入ってるだけマシか……飲まなきゃやってられません。

私は辛めのロゼが好きです」

 

「天下分け目の大一番!こちらの限られた戦力に対して、

敵艦隊は容赦なく戦艦3を差し向けて来たぁ!軽空母達の先制攻撃も虚しく、

護衛の軽巡1を倒し、戦艦に僅かなダメージを与えるにとどまった!そしてぇ!!」

 

「チッ、“私の血はワインの血”だぁ?頭湧いてんのか腐れ成金が……!!」

 

「重巡達の激闘が始まった!高雄達がまず、護衛の重巡に砲火を浴びせ、

敵の守りを突き崩す!そして駆逐艦も負けじと砲雷撃戦を繰り広げる。

懸命に戦艦に立ち向かい、ごくわずかながらダメージを与える。しかし、その時だ!

そんな彼女達に戦艦共の情け容赦ない直撃弾が!夕立が一発で大破してしまった、

その後も生き残り達が彼女に砲撃放つ!miss連発で乗り切るが、

心臓が止まるかと思った。もう一瞬ごとに大事なところがヒュン!ってなったさ!」

 

「セクハラで訴訟起こすぞボケジジイ!……くそっ、空か」

 

「ああ、三日月君が出来上がっちゃったから、早く終わらせないと……

とにかく雷撃戦を終えた結果、残りの敵は中破した旗艦1隻のみ、

だがこちらは大破3隻のみ。先に当てたほうが勝ちだ。

夜戦に突入するか選択を迫られた俺は……続行を選んだ。

断じて言うが、これは慢心なんかじゃない。皆を信じた結果だ。

きっと赤城も見守ってくれている!そう信じた結果なんだよ!」

 

「zzz……サンタさ~ん、クリスマスにICレコーダー欲しいですぅ……むにゃむにゃ」

 

「闇夜の死闘、ガンマンの早打ち対決のごとく、その勝敗は一瞬で決まる。

先に抜いたのは奴だった。戦艦が発砲!夕立に爆炎!正直俺は死を覚悟したね!

……しかし、奇跡のmiss!次の瞬間、愛宕のカットイン攻撃が発動!

4連装酸素魚雷がミサイルのごとく敵旗艦に突撃、そして命中!

クリティカルヒットの大ダメージ!ボスゲージと共に奴は爆発炎上!

見ててくれたかい、赤城君!俺達の大勝利だ!この勲章がその証!

って起きてる、三日月君?」

 

「ううん……もうやだ、執筆中の別作品の私……立場替わって……うう」

 

「なんだか三日月君がうなされてるからこの辺で締めることにしょう!

三日月君も目が覚めたらびっくりするぞ!実はもう一つ朗報がある!

なんと!2-5をクリアした時に明石がドロップしたんだ!明石だよ、明石!!

さんざ1-5をループしても気配すら感じられなかった彼女が、

ピロンとホロ背景をバックに飛び出してきたんだ!何たる幸運!

やはり天は私に微笑んだ!なんでも?彼女はLv35にして改にしたほうが、

改造成功率が上がるそうじゃないか!おぉし!!今度は彼女をレベリングだ!

ついでにステージも進んで火力不足が否めなくなってきた我が艦隊で、

新たに重巡2隻、そしてあきつ丸も改になるまで育てようじゃないか!

というわけで、またしばらく面白い出来事はなさそうだから、

更新が途絶えるかもしれないけど、ご勘弁の程を。それではこの辺で……」

 

「ううっ!エレエレエレ……」

 

「ゲッ!三日月君がリバースした!!彼女酒にはうるさいのに下戸なんだな……

俺も大して強くはないが。では、この鼻を刺す臭いの中、また来週さよなら~」

 

 




*ガチで安物のワイン買って祝杯上げました。
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