「ノートパソコン開いて何やってるんですか!
もう艦これは飽きたんじゃなかったんですか!?
3ヶ月以上も放ったらかしといて今更どうしようってんですか!
仕事しろって言ってんだ!!」
「怒鳴らないでくれよ、艦これはやってない。やってないんだ……」
「あなた艦これ以外にパソコンの使い道ないでしょうが!……なんですかこれ?」
「三日月君、いわゆる倦怠期ってやつから抜け出せないんだ。
ある日を境にデイリークエストを消化するのが億劫になって、
3-4も全然クリアできない。それに、ちょっと秘書艦にも思うところがあるし……」
「“思うところ”があるのはこっちの方だ馬鹿!私にゃ山ほどありますよ!
仕事しない、叫びまくる、部屋汚い、際限なしに食いまくる、不細工、ハゲ、デブ!
あんたと一緒にクソ狭い部屋で一日缶詰にされてる私の嘆きを聞いてくださいよ!」
「ああ、こっちの秘書艦じゃないんだ。艦これの方の秘書艦ね。
前々から気にはなってたんだけど、各種画面から母港画面に戻る度に
飛鷹が俺を怒鳴るんだ。彼女だけじゃない。
他の性格キツめの艦娘を秘書艦にするといつもこれを食らう。
俺が一体何をしたっていうんだ。俺をセクハラ野郎呼ばわりしていいのは、
コマンダン・テストさんだけなんだ……」
「まだ諦めてなかったんですか?もう彼女が実装されてから半年以上経ってるんです。
もう無理なんですって」
「だって君言ったじゃないか!イベント報酬が建造可能になった例もあるって……」
「今日は割りと大人しいから付き合ってあげますけどね、
それはあくまで例外中の例外です。クリア報酬はクリア報酬!
でないと頑張って作戦成功した人たちのご褒美にならないじゃないですか。
……それで、質問を戻しますけど、
艦これもプレイしないパソコンで何やってるんですか?」
「あんまり時間が有り余ってるから、SSを連載してるんだ、ハーメルンに。
焼き鳥タレ派君のIDを借りてね」
「寝言ほざくのもいい加減にしてくださいよ!
どれだけ仕事溜まってると思ってるんですか!!
業務放棄してまで書いてるんだから、さぞかし面白い作品なんでしょうねぇ?
……見せてみろ!!」
「ああっ!LANケーブルを引っ張らないでくれ!差込口が壊れると厄介なことに……」
「うるさい!!」
「すみませんすみません」
…………
「結論から言います。つまらないです」
「そんな!時には湧き出るアイデアが抑えられず、
貫徹して書いたこともあるというのに!」
「とにかく読んでて冗長なんですよ。全体が単なる出来事の説明文なんです。
“~した”、“~のだ”、“~だった”のオンパレード。
もっと工夫を凝らした修飾はできないんですか?
そもそもストーリー自体のレベルが低いです。
物書き名乗るならもっとラノベでも古典文学でもなんでもいいんで
もっと本を読んで下さい。業務の質の向上にもつながります。
提督もよく書類作成なさるでしょう、始末書とか」
「それは自覚してるけど……気の利いた文章が思いつかないんだよ。
他の作家さんの作品を読んで勉強もしてるけど、何かをつかんだ気がしても、
いざ真っ白なワードファイルに向き合うといつも通りっていう……」
「あ、言い訳はもういいです。この企画の趣旨からずれてきています。
とにかく、提督が艦これを止めるならこの企画も終了。そういうことで構いませんね?」
「ま、待ってくれ!もう一回、もう一回やるから、
それで進展が見られなければ終わりにしよう!ね!」
「これはチャンス……!提督に少なくとも絶叫は止めさせるいい機会です。
わかりました、あと一回ですよ?」
「ええと。(カチカチ)うう、デイリークエの選択がめんどいよう……」
「たかがこれしきのことが面倒なら生きること自体やめればいいのに」
「はぁ、出撃。もう嫌なんだよ、3-4でボス戦どころか
道中で戦艦の群れにボコボコにされて帰ってくるのは」
「どうして3-4に固執するんですか?一旦先の海域を攻略したらどうです?」
「え、何それ怖い」
「ステージ4の海域がいくつか解放されてるはずですよ」
「だって、まだ3がクリアできてないのに……あ」
「ね?先にそっちを片付けて地道に艦隊を育成しては……あっ!私ってば余計な事を」
「なんんんじゃこりゃああ!!ジャムにカレーにスリランカ!!
ここはネパール料理屋か!しかも難易度たったの星4か5!
ふざけんな、こんなもん気づくか!ばっかもーん!!」
「ああ、再発してしまった……。
あのですね、仮にも一応提督なんですから海域名くらいちゃんと覚えてください。
あと地下帝国の班長ネタも使いすぎです。
一つの表現に頼りすぎる悪癖はさっきのSSにも通じますよ」
「今そんなことはどうでもいい!
とにかくジャムおじさんに突撃ラブハートゥ!やあああってやるぜぇ!!」
「たった三ヶ月あまりの静寂でした。
再びこの地獄を味わうくらいなら、幾多のSSに埋もれて
更新放棄の死亡扱いされたほうがマシだったというものです」
「おうっ!よっしゃ!あうっ!羅針盤は~?オーマイガァッチュ!!」
「いくら考えてもわからない。どうして!叫ばないと!お前はプレイできないんだ!!」
「見てくれよ三日月君!羅針盤のせいでボスにはたどり着けなかったが、
最後の戦艦共を叩きのめして全員軽症で生還だァ!!今までの苦労は何だったんだ!
全く、自分の馬鹿さ加減に腹が立つよ」
「無視すんな!馬鹿には同意だ!!」
「いやあ、情報提供ありがとう、三日月君。久々に爽快な勝利を味わえたよ。
軽空母でも大破すると修理に数時間かかるからね。
いつも飛鷹の機嫌が悪いのはこのせいだったのかもしれない」
「あんたの存在自体が原因だ。ああ、三日月の馬鹿……
せっかく大人しくなった馬鹿に火を着けてしまった……」
「まぁ、しかしまだ完全に倦怠期を脱したわけじゃない。
相変わらずデイリーは気が滅入るし、3-4をクリアできたわけでもない。
休み中に開催されたイベントにももちろん参加できなかったからね。
どうせ参加した所でボコにされるのは目に見えてたし」
「倦怠期にな~れ、倦怠期にな~れ……」
「それじゃあ、多分3ヶ月前まで
この企画を読んでくれてた人には見捨てられてるだろうけど、
また書くかもしれないし書かないかもしれない。
とにかく俺のやる気が出るよう自分で自分に祈ってるよ。それではみなさんお元気で~」
「……これが最後のお別れになることを願っています。
他の提督方は、どうか艦娘達、特に秘書艦を大事にしてあげてください。本当に。
こんな思いをするのは私一人で十分です……」
「あ、最後に業務連絡!また大型艦建造に失敗した!
建造時間から考えて今度は正規空母が来るよ!やったね!」
「大鳳狙いだったくせに何がよかったのか言ってみろ!!」
*お久しぶりです。今度は資材回復待ちですかね。