「うぉっしゃあああ!!最後の榛名ゲットだぜえぇ!!」
「お決まりの一発芸ありがとうございます。
あと艦娘をポケモン扱いするなこの老いぼれサトシが!
……はぁ、聞かなきゃいけないのか、話を進めるためには。
それで?何があったんです、提督?」
「そろったんだよ!第4艦隊解放のために必要な金剛四姉妹がついに!
金剛は元々持っていたが、3-2-1でレベリングを始めて間もなく
偶然比叡がドロップした時に俺は感じたね!俺は全ての艦隊を掌握し、
深海棲艦との戦いに終止符を打つ
「艦これプレイヤー全員がそうだと思いますけど」
「朗報はこれだけではない!血の滲む努力の甲斐あって、北上が改二に昇格したのだ!
これで我が第1艦隊の戦力は盤石!残るは明石ドロップのみ!
潜水艦はゴーヤがいるからもういいや!練習艦香取は毎日ぼちぼち
レシピを回していくことにするよ。開発資材すくねーし」
「結局1-5には見放されてるんですね、もう諦めたらどうですか?」
「やだ!せっかくクエストで偶然ネジを一個手に入れられたんだぞ!
改修工廠なんて魅力的なシステム諦められるものかよ!」
「でも、そろそろ1-5周回4人組のレベルが上がりすぎて、
消耗する資材がきつくなってるんじゃありません?いい加減諦めてはいかがです?」
「ふっふっふ、そう来るだろうと思っていたよ三日月君。
しかぁし!!甘い、甘すぎるぞ!先程述べた私の功績を忘れたのかね!
それでも私の秘書兼、作戦参謀兼、会計担当兼、その他全般担当を一手に引き受ける
エリート艦娘なのかね?」
「失礼致しました!こんな馬鹿野郎の秘書艦になってしまった自分を
恥じております!……って誰がその他全般担当じゃゴルァ!!
何勝手に人のこと雑用係にしてるんですか!私は本来秘書と会計以外
やる義務は無いんですよ!ああ構いませんよ?今度のどが渇いたら
私にお水を頼んでください。よく冷えたフッ化水素酸をお入れしますから!」
「うむ。ソウルを揺さぶるいい叫びだ。君も私のゴッドボイスにまた一歩近づいたね。
前回のラストでその片鱗は見えていたけど、今確信に変わったよ」
「キエァアアア!!思い出されるなアホォ!
あの後お隣さんから怒られた上、読者さんからは心配される始末!
ううう……私の人生が螺旋階段のボールのごとく転がり落ちていく……」
「嘆くことはない、その先には地球の中心、
いわば母なる大地のコアが眠っているんだから!さぁ、話を戻すぞ。
俺は金剛姉妹を集めたおかげでもう一つの艦隊が解放されたのは述べたとおりだ。
つまり、これは遠征に出せる艦隊が3つになったということなんだよ!わかるかい?
遠征時間の異なる作戦を同時進行させていくことによって、
次々資材が入ってくるようになったんだ!少し待てば、何がしかの資材が入ってくる!
これまでの2艦隊では長かった待ち時間が大幅に短縮されたんだよ!
これぞ奇跡!主の導きと言わずして何と言おうかぁ!!ハッハハハハハ!!」
「……ああ、前々から言動が誰かに似てると思ってましたがわかりました。
某シュ○インズ○ートの主人公。彼は切ない過去が原因でああなりましたが、
あんたは一切何にもなしの純生のキチガイですね」
「ちょっ!だから伏せ字を使いたまえと前回も言っただろう!
どうしてゲームは伏せて(ピー)はダメなんだ!?」
「しかも彼のように長身でもなければ隠れイケメンでもないただの変態」
「最近はどこからクレームが来るかわからないんだぞ!」
「常日頃私が訴えている心の嘆きはクレームじゃないって言いたいんですか!
ついでにお隣さん!!」
「あ、いや、お隣さんのこととかは……ちゃんと償ったじゃないか。
バレンタインのお返しで」
「あんなもんが免罪符になるか!これまでの7話であんたが働いてきた狼藉の!!」
「そんなこと言ったって、どうすればいいんだよ……仮に、仮にだよ?
俺がニコニコの普通の実況動画みたいに、プレイした記録を
淡々と書き連ねたとしようじゃないか。だれも読まなくなるよ?
今現在(2017/02/19 21:43)、5人の方がお気に入りに登録してくださってるけど、
即座に切られるよ?俺、AVGNみたいに面白い実況なんかできないもん……
そもそも艦これはクソゲーじゃないし。あ、知らない人は検索してみて。
外国人が面白いクソゲーレビューやってる」
「人様の動画宣伝してる余裕あるんですか?今度こそ本当に出ていきますよ!
もうたくさんなんですよ!ただ出入りできるだけの監獄から脱走できるなら、
逃亡罪で死刑になってもいいと思ってます、ガチで!
装甲車奪っていきますから、追ってきたらキャリバー50重機関銃お見舞いしますからね!
それじゃあ!」
「待ってくれ、待ってくれ、頼む!君がいなくなったら
とても一人じゃ仕事が片付かない!っていうか艦これができない!
艦これレポートができなくなったら俺達の存在理由がなくなる!
頼む、なんでもするから待ってくれ!……艦これ止める以外」
「前にも聞いたような逃げ口上を……艦これはもうヤク中みたいなものだから
しょうがないとして、今“なんでもする”と言いましたね。
本当になんでもするんですね?」
「お、俺のできる範囲になるけど……」
「逃げ道作るんじゃありません。そうですね……
では、提督が最初に話していた金剛四姉妹と会わせてください。
頼れるお姉様方の胸に抱かれて、日々キチガイの面倒を見て疲れ果てた心身を
癒やしたいです」
「えー、それはちょっと……戦艦4隻も動かすとなると、司令部の承認が必要で、
ぶっちゃけ俺、議会での発言力ほぼゼロだから話聞いてもらえるかどうか……
あと、伏せ字を」
「黙れキ印。できるのか、できないのか!」
「いやそのだから、明らかに俺の権限を超えている要望であって、そう簡単には」
バタン!!
「だ、誰だねノックもしないで!」
「話は聞かせてもらったヨー!我ら金剛四姉妹、三日月ちゃんのために参上ネ!」
「あ、あ……これは、夢なんですか、夢じゃないって言ってください!神様ー!」
「おじゃまします。あ、あなたが噂の三日月ちゃんですか!
黄色いおめめが可愛いですね、妹にしたいくらいです!(わしわし)」
「うああん!もっとなでてください比叡様ー!」
「こんな年端も行かない少女に重労働を課し、常軌を逸した言動を繰り返し
精神的負荷を与える。これはパワーハラスメントという、れっきとした犯罪行為ですね」
「ああ、霧島君!俺はそんなつもりじゃなくて、
ただ君達艦娘の運用に一途なだけなんだ、信じてくれ!」
「それはパソコンの中の私達でしょう。世間ではそれをサボってるっていうんです。
小さな女の子に仕事を押し付けて、自分はゲーム三昧。
大人として恥ずかしくないんですか?」
「あうあうあ……」
「うう……もっと言ってやってください、霧島様、榛名様ぁ……」
「よしよし。こっちに来て私の膝に座りませんか」
「ありがとございます……比叡様があったかいよう」
「三日月ちゃんのことも大事だけどー!私達としては
もおぉっと重要な問題について提督と“話し合い”に来たんだヨ!!(ドサッ)」
「ああっ!大事な同人グッズのぬいぐるみが落っこちたじゃないか!
狭い部屋に艤装付けたまま来るんじゃないよ、まったく。
それで重要な問題ってなんじゃらほい」
「その艤装について話してるんだヨ!
提督~?私、いや、私達のレベルが全く上がっていないんだけど、
これはどういうことカナ~(ガチャリ)」
「やめろ、よせ!その35.6cm連装砲を俺に向けるんじゃない!
高血圧なんだから無駄に心拍数を上げることはやめてくれぇ!!」
「そう、それ。な~んで未だに“35.6cm連装砲”なのカナ~?
提督が最後に私達をレベルアップさせたのは、というより、艦隊に編入したのはいつ?」
「ついでに私達がまだレベル1のまま音沙汰がない理由もお聞かせください。
あ、比叡姉様と榛名姉様は三日月さんのお相手をしててくださいますか?」
「あっはい、本当に三日月ちゃんって、ちみっちゃくてぬいぐるみみたいです!」
「ふふっ、比叡姉様ったらじゃれすぎですよ。後で髪をといてあげますね」
「あ~この企画始まって以来の幸せ……」
「えーっと金剛君を出撃させたのは艦これから一時離れた時が最後だから……
2年くらい前?君達がレベル1なのは、単純にレベル上げしてないからだよ。
ついでにいうと艦隊に入れたこともない!(キリッ」
「な~るほど、提督はスーサイドしたいというわけでオーケー?
この企画の私に提督LOVEなんて二次設定はないから覚悟するネ!!
始めて私をゲットしたときは“やったー戦艦だー!強いぞーかっこいいぞー!”って
馬鹿丸出しではしゃいでた分際で!」
「しょ、しょうがないじゃないか!あの頃は戦艦があんなに燃費わる……じゃなくて、
運用に慎重な検討を要する艦種だとは知らなかったんだよ!他のみんなだってそうだよ!
我が鎮守府の資材状況を見てくれ!戦艦4隻も育てる余力があると思うかい!?
レベル1の今はいいよ、でもだんだんレベルが上がってくると
1出撃で燃料弾薬が100、200軽く飛んでいくんだよー!」
「なるほど。要するに私達が大飯食らいだから、とりあえず今の艦隊でまぁいいや、
と言ったところですか」
「いやいや、そんなつもりじゃあ全然ないんだ霧島君。いずれ財政状況が改善されれば、
君達にも出動してもらおうと機が熟すのを待っていたところなんだよ」
「オーライ、その機が熟すのを夕立ちゃんがLv67になるまで待っていたと。
……35.6cmでも、この変な臭いがする部屋木っ端微塵にするには十分ネ!」
「ストーップ!ストップ!頼むから、なんでもいう事聞くから早まるんじゃない……」
「なんでも?」
“金剛様、霧島様、この際好き放題言ったほうがいいですよ。
そいつはパソコンのためならなんでもしますからー!”
「どうします、お姉様?」
「とりあえず今のノーマル状態をなんとかしたいデース。
提督、とりあえず明日までに私達全員を改にしておいてくだサーイ。
この中途半端な口径を41cmにしておくこと。できなければ、
古新聞置いて隠したつもりの同人誌の山がバーニングラブな状況になりマース!」
「よせー!!それだけはよせ!
同人誌は一期一会なんだよ、一度売り切れたら再販される保証なんかないんだよ!
人類の共有財産なんだぞ、わかってるのか!?」
「噂通りのアホですね。とにかく、確かに約束しましたよ?」
「提督が水風船のように弾けるのもそれはそれで面白そうデスが、
私達の強化を最優先してくだサーイ。
この企画では提督の艦これ進捗状況が現実の私達に反映される
厄介な設定になってるんで。それまでぬいぐるみは預かっておきマス。
それじゃあ、グッバーイ」
「あーコラ!待てこの人さらい!7年近く苦楽を共にした猫巫女人形返せー!」
「それでは、私達も帰ります!また遊びましょうね!三日月ちゃん」
「辛いでしょうが、負けてはダメですよ。私達はあなたの味方ですから」
「ありがとございます、比叡様、榛名様!勇気をくれてありがとうございました!」
ギィ、バタン
「ちくしょう、なんで俺ばかりこんな目に……」
「日頃の報いですよ。さぁ、今日は好きなだけ艦これやり放題ですよ。
金剛様達を改にするために」
「くそっ、くそっ、香取のレシピを回すためにコツコツ貯めた資材が、
どんどん消えていく……」
「いいザマです。しばらくこの様子を眺めていたいので
辞めるのはしばらく延期しようと思います。
比叡様と榛名様にも可愛がって頂きましたし、たまにはこんな回があってもいいですよね」
「(クックック……せいぜい笑っているがいい。彼女は気づいていない。
二代目艦これ提督育成計画が着々と進んでいることを。
ここ数話で彼女が絶叫する回数は飛躍的に増えている。
彼女もいずれ俺のように資材運用に頭を悩ませ、雄叫びを上げる日が来るだろう。
その日が来るのが待ち遠しいよ、三日月提督……)」
*金剛姉妹ドロップしたのは嬉しいけど、明石が頑として出ない…あと香取も