【実験】主人公補正を奪われた主人公はどうなるのか【観察】   作:Pyromane

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誰がどうなっているかは読んでからのお楽しみです
あ、ちなみに軽くクロスオーバーしてます・・・あれ?タグにクロスオーバーつけなきゃダメかな?番外編だけどクロスしちゃってるし
あ、ちなみに天君は出ませんし、イッセーたち変態三人組の性格とかは矯正してます。その際に言葉遣いもちょっと変わってるかもしれないけど・・・まあ、性格に比べたら誤差の範囲だよね


記念回
記念回 IFルート~もし○○が▽▽なら~part1


兵藤一誠は変態だ。どの平行線でもそれは変わらない『はずだった』。

 

 

「おはようございまーす!」

 

「おう、今日も早いな。兵藤」

 

「ええそりゃ早く来ますよ!そろそろ大会が近いんですから!」

 

 

そう、ただの熱血スポ魂野郎だった。なぜこうなったのかは・・・彼の過去を知るものならわかるだろう。・・・すべての元凶に出会わなかったのだ。代わりに出会った者がいたのだが・・・。

 

 

「あまり無茶な練習なんかはするんじゃないぞ!」

 

「体を壊して大会に出られないとか恥ずかしいやら情けないやら…というか申し訳ないですからね。軽く汗をかく程度でやめますよ」

 

「おう、それならいい。がんばれよ?空手部のエース」

 

「・・・俺なんてまだまだですよ」

 

「ん?何か言ったか?」

 

「いえ、では練習してきますね」

 

 

 

 

そうして空手部の部室で着替え、道場にて軽く精神統一をしたのち、型稽古、あとから来た部員との組手(寸止め)。それが終わり次第汗を拭いて教室に向かった。

 

 

「よっす。松田、元浜」

 

「よっすイッセー。今回はいけそうなのか?」

 

「やあ、イッセー。無茶はしてないんだろうね?」

 

「当たり前だっての。わざわざ大会前に体を壊すようなトレーニングだったり、食生活をするわけねえだろ?」

 

 

そう言いつつ一誠は少し苦笑いした。その表情にぐっと来た女子生徒たちが一斉に写メを取ったり愛を噴き出していたが・・・。そんなカオスも担任が来た時には静まっていた。

 

 

 

「よーし、全員いるな。じゃーHR始めるぞ。と言ってもすぐに全校朝礼があるんだけどな。昨日通知してた通りだ。大会に参加する部活、運動部はユニフォームや胴着、ただし水泳部は制服のままでいい。全校生による壮行会だ、運動部のやつは部活ごとに整列だ。大会がある奴はしっかり活躍できるように、参加しない奴はできるだけ応援しに行くように。以上だ」

 

「きりーつ、れーい」

 

「よし、じゃあ体育館に行け」

 

 

一誠はすっかり忘れていた。朝礼で壮行会をすることを。なので制服に着替えていたし、胴着は道場に干している。体育館と道場は少しばかり離れており、陸上部のエースが全力疾走をしても1分かかる。一誠は平均より少し早い(100mで13秒台)くらいなので全力疾走しても間に合うかギリギリなのだ。それも比較的動きにくい胴着に着替えてからだ。ほぼ間に合わないだろう。

 

 

「まあ、そんなことは関係ねえな」

 

 

そう言って一誠は窓から飛び降りた。2年生の教室は3階にあるので結構高い。7~10mくらいだ。打ち所が悪かったら死ぬし、そうじゃなくても下手を打てば骨が折れるだろう。そこはさすが武術家とでもいうべきか。衝撃を散らすように地面に接触すると同時に前転した。正直に言おう。お前は実は軍人ではなかろうな?もしくは違う世界から来たとかではなかろうな?例えば刃〇時空とか。とはいえ、ショートカットに成功した一誠はすぐさま起き上がり道場に向けて全力疾走をした。

 

 

「ショートカットがうまくいったから整列するまでに必要な時間を除いてあと5分残ってるな。これならギリギリいけるだろう」

 

 

その時の一誠のフォームやスピードは陸上部のエースをして称賛に値するほどだったという。計っていれば100mの高校生記録と同じくらいではないかと思うほどだ。陸上部からはその後1週間ほど勧誘されていたがすべて断って、陸上部が根負けして悔しそうにしたり、空手部が心底うれしそうにしていた。

 

 

「残り時間は・・・あと3分半か。大丈夫そうだな」

 

 

そういい、一誠は水道で軽く水を飲んでからまた全力疾走した。動きにくいはずの胴着を着ていると思えないほどのスピード(100m換算12秒後半くらい)で走る。さすがに(道場)行きよりは時間を使ったが、30秒ほど余裕を残して体育館に到着した。

 

 

「遅かったじゃねえか一誠!お前は前から5番目だ」

 

「はい!」

 

 

朝礼があるのを忘れて道場に胴着を置いていた一誠は反論せず素直に返事した。

そして壮行会が始まり、空手部の番になった。一誠たちは壇上に上がり、3年の主将が壮行会を開いてもらったことに対する返礼と目標の宣言をした。それ以降もつつがなく進行し、9:20ごろに壮行会や朝礼は終了した。

 

 

「頑張ってね、兵藤君」

 

「頑張りなさいよ、兵藤」

 

「頑張れよ、兵藤。お前なら個人戦優勝できるだろ!」

 

 

教室に戻る途中でそんな言葉を聞き嬉しそうな・・・楽しそうな、そんな顔をしながら返答した。

 

 

「ああ、優勝できるように頑張るさ」

 

 

その表情に一部の女子は気絶していた。気絶してない女子も、愛を噴き出していたり、顔を真っ赤にしているものが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業中も一誠は女子に注目されていたし、休み時間には男子生徒からも応援されて微妙に居心地が悪そうにしていた。

 

 

「これで今日の授業は終わりだ。部活の無いものは用事がなければ速やかに下校するように」

 

「きりーつ、れーい。ありがとうございましたー」

 

 

その言葉を合図に一誠はまた窓から飛び降りた。そして着地後に道場に向かった。道場に入って精神統一をしている間に一誠目当ての女子が道場の中に入っていたり、道場の周りにいたり、写真を撮っていたが練習が始まると皆一様に息を飲んだ。一誠の動きがそれほどまでに美しいのだ。

 

 

「兵藤・・・また腕を上げたな?」

 

「そういう主将だって去年と比べるまでもないくらい強くなってるじゃないっすか」

 

「そりゃあ、お前に勝ちたいしな。それにお前と一緒に練習してるのに去年と同じままでいい勝負ができるわけねえだろ」

 

 

 

それを聞いた一誠は満面の笑みを浮かべた。『あの道場』・・・というより武術博物館のような場所に通っている自分に追随して、追いかけて、切磋琢磨してくれる男がいることが本当にうれしかったのだ。昔とっちめたチンピラには化け物呼ばわりされ、助けたはずの女性からも恐怖を宿した目で見られた。そのような経験があったからこそ主将の言葉が心底うれしかったのだ。

 

 

「ありがとうございます、主将」

 

「あぁ?何に対する礼だよ、それは。それにまだ勝負は終わってねえぞ?」

 

「はは!そうですね。じゃあ、さらに鋭く行きますよ!」

 

「おうよ!こい!今日こそお前に勝つからな!!」

 

 




ほい、こんな感じで次は10万超えたらかな?あ、空手編は全国大会までやります。それと時々空手編を更新します。10万超えたら違うの書くつもりなので
あとの報告は10万以降は20万、30万といった刻みにするつもりです
ついでに言っておくとアンチに対するアンチに対するガス抜き(困惑)みたいな感じでもあり、変態を抜いた一誠自体は孫悟空とかルフィとかに近いものを感じて好感が持てる。というのをほかの作者さんの作品で知ってるので、自分のアンチに対する息抜き?みたいな感じです
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