【実験】主人公補正を奪われた主人公はどうなるのか【観察】 作:Pyromane
まあ、俺のやってたことは変態とか
「さて、今日は久しぶりに普通に歩いて帰ろうと思ってたんだが・・・なんだあれ?」
視線の先には日本ではまず見ることのないであろうシスター服を着た女がいた。ヴェールを被っていて顔はほとんど見えないが、遠目で見る分には困ることはないだろう。だが、変態が近くにいる。あの子を毒牙にかけさせるわけにはいかんだろう。シスターならば暴力などは振るえないと思うし、思考を少し読んでみたが教会に行きたいだけのようだった。
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敬虔な信徒だわ。何でもかんでも神様とかいうのに結び付けるタイプなのかもしれないわ。正直少し苦手なタイプだ・・・。こういう手合いはどこに地雷があるかわかりにくい。
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それからは少しの間、何事もなく黙って教会に向かって歩いていた。しかしながら妙なこともあるもんだと思う。昔いたらしい神父がいなくなってから廃教会になったはずなのにあそこに赴任してくる教会の人間がいるとは。
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俺がそう問いかけると、空気が少し重くなったように感じた。つまり地雷を踏んだということか。
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俺がそう言ったタイミングで、近くにいた子供が転んで怪我をしたようで泣き出した。すると何を思ったのか、シスターはその子供に走って駆け寄っていった。
俺は何をするのかと内心ワクワクしながら見ていた。泣いている子供に近づいて手をかざしたと思うと、緑色の光を放ち、手を放した時には怪我が完全になくなっていたのだ。そのあとは公園で話を聞いた。
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ふむ、おそらく回復系統の力か。便利ではあるが同時に危険なものでもある。そんな感じか?教会から追放されたのか他に何か理由があったのかは知らんが・・・。
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そのあとは少しづつ事情を独白してくれた。泣いているため、傍目には俺が泣かせたようにも見えるだろう。まあ簡単にまとめると
1.10歳の時に力に目覚めた。
2.その力のせいで聖女などと崇められ友人ができなかった。
3.傷ついて気絶している男を治したらそいつが悪魔だった。
4.それをほかのやつに見られて魔女とののしられ追放された。
と。こんな感じだった。正直教会には特に思うことはなかったが正直吐き気がするな。
とある漫画のキャラのセリフを使うなら『吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ・・・・・・!!自分の利益だけのために利用することだ・・・』とか、『人が人を選ぶにあたって最も大切なのは『信頼』なんだ それに比べたら頭がいいとか才能があるなんて事はこのクラッカーの歯クソほどの事もないんだ・・・』とか。つまり、教会の人間は自分の信用した人間を簡単に切るような組織だということだ。
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話を聞いてあげたら少しすっきりしたような顔になっていた。あと、名前はアーシア・アルジェントというらしい。流石に次に会うときに名前を聞くのは失礼だと思って(悪いと思ったが)
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パクリかな?ってコメント付きで投票している方がいました。同じような設定の作品が以前ありましたのでしょうか?それなら教えていただけると幸いです
あ、あとアーシアはイタリアかその辺の人間だったと思うんだけど教会なら勉強も教えているはずだと思い、英語でしゃべって(もらって)います。ちなみに天君、ほかのラノベの天才兄妹と(語学力は)同じくらい(という設定)です
黒のアリス様、折遠様、誤字報告及びルビのミスの指摘感謝いたします