東方生還記録   作:エゾ末

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弐拾陸話 陸一

 

 

 どうしてこうなった。

 

 月から脱出する為、()()()()に臨んでいた筈が、いつの間にかパンツ一丁の姿となっていた。

 いや、これが意地の張り合いによる末路であり、あまり深くもない事情であることは重々承知してはいる。

 事の発端はおれが先手を取り、サグメさんのジャケットの袖口を切った事が始まりだった。

 これまで一度として先手を取る事ができなかったおれが、この時の為に隠しておいた()()を駆使してサグメさんの裏をかき、嬉しくなって煽り散らかしたらこの有様って訳。

 ねっ、微塵も深くないでしょ。

 勿論抵抗はしたし、その間手負にさせる気でいたのに、サグメさんの衣服を所々斬るぐらいで身体へのダメージはゼロ。

 攻撃の度に手痛い反撃を受けておれの自慢のドテラとジーパン(一張羅)が無惨にも散ってしまった。

 ていうか散ってしまった服、長年愛用していた上に神の加護で傷や汚れは自動で修復されていたけど、ツクヨミ様からの術後以降加護が消えてしまったのがここに来て響いてくるとは。

 これまで騙し騙しで補修して着込んでいたぐらいには愛着あったのに……!

 

 

「生斗さ〜ん。これ使って〜」

 

「(これは……)」

 

 

 遠くで観戦していた豊姫さんが、おれの前に何かが包装された巾着を投げ渡してくる。

 中身を確認したいのは山々だが、生憎一瞬でも眼を離せば忽ちサグメさんの猛攻を捌けなくなるから下を向く事が出来ない。

 

 

「……見苦しいから早く着替えなさい」

 

「これ、服と靴か」

 

 

 相対するサグメさんが呆れたようにおれの前に置かれた巾着の中身を着るよう催促する。

 信じてもいいんだよな? これで不意打ちしてきたら容赦なく喚き散らかすからな。

 

 

「これは……隊服?」

 

「懐かしいでしょ。生斗さんが防衛組織にいた時代の骨董品よ〜」

 

 

 恐る恐る手に取った巾着の中身には、サグメさんの予想していた通り衣服が内包されていた。

 月移住前(数億年前)の隊服って、骨董品の域超えて化石レベルじゃないのか、これ。そもそも何でこれを豊姫さんは持ってたんだ?

 ……まあいいか。このまま戦って褌まで取れて全裸で戦いでもしたら、お茶の間の皆さんにはお見せできない醜態を晒すことになる。

 

 そう判断したおれは巾着から隊服を取り出し、慣れた手つきで着始める。

 ____懐かしい。

 隠しボタンの位置。袖口の折り目の位置。半長靴(はんちょうか)の紐の結び方。

 実際に手に取るまで忘れていた着方、履き方も身体に染み付いて覚えてくれていた。

 明治時代を彷彿とさせる紺色調の隊服。

 これを着たのは妖怪大戦以来か。

 

 

「……馬子にも衣装」

 

「失礼な! 前の服装でも様になってただろ!」

 

「う〜ん、愛着があったのは分かるけど、つぎはぎだらけになってたから少し不格好だったわよ」

 

 

 豊姫さんまで!

 確かに見窄らしかったかもしれないけれども! ほら! 着ている人補正でなんとか!

 

 

「そ、それで、サグメさんはいいのか。着替える時間ぐらいはおれも待つけど」

 

「……必要ないわ」

 

 

 多くは語らずとも、サグメさんの言いたいことは分かる。

 これ以上、服が破れるようなダメージは一切受けないという自信と決意の表れなんだろう。

 それだけの実力差がある_____とサグメさんは誤認している。

 その一端であり、サグメさんの衣服を切り刻んだおれの()()、六本の浮かせた剣と手に持った剣でいっぱい斬りつけよう剣――通称『陸一(ろくいち)』を受けても尚、だ。

 この技はランダムに規則性を持たせつつ一定の間隔で斬り付ける六本の霊力剣であり、そこまではサグメさんも先の戦闘で把握している筈。

 そう()()するように誘導したのだから。

 

 本質は似て非なる代物。

 その本質を体現する立ち回りも、これまで一度としてサグメさんには見せていない。

 それもこれもこの日にサグメさんに膝を地に付かせる為。

 そして、これまでの感謝を伝える為。

 

 負ける訳にはいかない。

 紫も待たせてる事だしな。

 

 

「さっ、二回戦と行きましょか」

 

「……かかってきなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーー

 

 

 生斗さんの隊服姿を見て、恥ずかしながら私の瞳は涙で霞んでいた。

 皆がワープゲートから現れる事を待ち望んでいた姿のままの彼が、今一度目にする事が出来たのだから。

 今の生斗さんの姿を、防衛任務に就いてもらった依姫が見たら泣き崩れるんじゃないかしら。

 

 それは兎も角____先の短い戦闘の中でも、生斗さんは劇的に強くなっている事が判明した。

 まず霊力量。この異空間に来る前の素の状態の約3倍。大妖怪にも届き得る程の霊力を今の生斗さんは有している。

 それはまだ序の口。その程度の霊力量ならばうちの兵士にもザラにいる。

 特筆すべきは霊力操作が異常なまでの熟練度となっていた事でしょう。

 戦闘の開始とともに生斗さんが繰り出したのは宙に浮かせた六本の霊力剣と自身の持つ霊力剣による連携。

 一本だけですら、自身を動かしながら操作する事は至難であるため、恐らく脳のリソースを減らす為にある程度自動化(自身の動きに合わせた)代物なのでしょう。

 それに霊力の効率も無駄が極限にまで無くなっている。

 霊力を使用する際、自身の内から抽出する際に摩擦抵抗に似た現象が起こり、本来必要な霊力の出力を無駄に多く使う必要がある。

 その抵抗を減らす技術は霊力操作の基礎であるけれども、極限までに無くすのは神業に等しき所業。

 

 生斗さんにこれまで大した師に巡り会わなかった故に、本来の伸び代が燻ってしまっていた所に、サグメ様というピースが上手くはまった結果でしょうね。

 

 

「……!!」

 

「っぐ!」

 

 

 今、異空間で繰り広げられている戦闘には、凡ゆる感情が交差している。

 

 生斗さんは、これまでの修行の集大成を師であり友人でもあるサグメ様にお披露目する為。

 

 サグメ様は自身の任務を全うし、友人である生斗さんを引き止める為。

 

 今この場だけの話で言えばこの程度でしょう。専らサグメ様は自身の感情には気付いていないでしょうけど。

 他にも家族の為、恋人の為、御神の為とあるけれど、どれもがこの争いに華を添えるだけの装飾品でしかない。

 

 生斗さんは、サグメ様がこの異空間に現れた時、焦りながらも何処か期待していた。

 彼の言う()()()()()()、サグメ様との決着は必要不可欠なのでしょう。

 

 まあ、この戦いの行く末がどうであれ、私のやる事は決まっている。

 

 妹の命の恩人であり、良き友人である生斗さんの願いを叶える。

 

 それが限り少ない余命を燃やしてでも叶えようとするのならば、尚更。

 例え私がこの異空間に幽閉されることになろうとも、絶対に。

 

 だから______

 

 

「頑張って、生斗さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーー

 

 

 咲き乱れる弾幕の嵐。

 陰陽玉を模った法陣から放たれる封魔の御札。その一枚一枚が強力な封印の力を持ち、直撃すれば並の妖怪であれば身動きが取れなくなり、大妖怪ですら数秒間硬直させる事が出来る代物。

 その間を縫ってレーザー型の追尾霊弾が生斗に襲い掛かる。

 人が通れる隙間等微塵もない遊び抜きの本気の弾幕。

 避ける事は不可能、受ければ拘束とレーザー弾のコンボで戦闘不能不可避。

 

 そんな無慈悲な弾幕を、生斗の新技『陸一』は見事なまでに受け切っていた。

 

 生斗を護るよう円形に配置された六本の霊力剣が目にも止まらぬ速度で御札とレーザー弾を切り刻んでいたのだ。

 

 

「……(折れやすい霊力剣であそこまで捌けるものなのね)」

 

 

 上空からの絨毯攻撃を意図も容易くいなされている事実に感心するサグメ。

  

 

「……()()()()()()()()()()()、と言ったところかしら」

 

「ええ? そんな? それ程でも____あだっ!?」

 

 

 『口に出すと事態を逆転させる程度の能力』

 

 言ったことがそのまま逆転する能力。しかしこの能力は神霊であるサグメですら制御が難しい融通の効かない代物である。

 今発言した『攻防一体の隙のない秘剣』も、逆転により隙の生じる事は確定するのだが、その大小を決めることもできなければ、それがいつ発動するかも不明なのである。

 しかし、生斗の悪癖である『友人に褒められると調子に乗る』癖が上手く噛み合ったが故に即時発動し、斬り損じたレーザー弾が生斗の脚を掠める。

 

 

「狡いってサグメさん!」

 

「……遊びじゃないのよ。簡単に緩まないの」

 

 

 二人が呑気な会話を交わしながらも、攻防の手は緩まることを知らず、それどころか激しさを増していく。

 

 

「……そうだよな」

 

 

 これは修行の場ではない。

 ミス一つで致命傷になりかねない本番の戦い。

 これまでサグメに数えられない程の敗北を喫し、感覚が鈍っていた生斗は百年以上前に旅をしていた時の感覚を呼び覚ませる。

 負ければ死。それが当たり前であった日常を。

 

 

「すまん、サグメさん。ちょっと浮かれてたようだ」

 

 

 気を引き締め、これまでの甘えを消し去る生斗。

 

 今この場に置いて、負けていい戦いなどありはしないのだから。

 

 

「!!」

 

 

 弾幕群を六本のオート霊力剣に任せ、右手に霊力を溜め始める生斗。

 手数が減ったことにより、斬り損じたレーザー弾の残骸が次第に生斗の身体にダメージを蓄積されていく。

 レーザー弾の残骸程度であれば、纏った霊力である程度ダメージは軽減できる為、命中すれば動きを封じられる御札を最優先で処理をしているが故である。

 

 

「……(威力の高い霊弾で弾幕から活路を開くつもりね)」

 

 

 ダメージ覚悟の生斗の行動を分析するサグメ。

 彼女の推理は寸分違わず正解である。

 だが、彼女はまだ、生斗がどう活路を開くかまでは考察の余地を残していた。

 弾幕を蹴散らしその間に肉薄してこようものなら、肉薄される前に弾幕を再展開することで対処可能であるのだが、自らが鍛えた弟子がそのような安直な答えに至るとは考え難い。

 

 

「行け!!」

 

 

 右手に集束された霊力が、上空にいるサグメに向け放たれる。

 

 放たれた霊弾はさながら、かつて敵であった風見幽香を彷彿とさせる極太のレーザー弾。ただ一点違うのはその光線は螺旋状となっている。

 サグメの超高密度弾幕を押し除け進むそれは、本線の螺旋から霊弾が散り乱れ、周りの弾幕すらも蹴散らしていく。

 

 

「(ゴリ押しに一工夫加えただけか)……失望させる」

 

 

 サグメにゴリ押しは通用しない。

 搦手(対策)を持つ相手には返って愚策になり得るからだ。

 

 サグメを囲う円形状の結界。

 溜めもなく展開されたにも関わらず、その結界は________

 

 

「(……だよな)」

 

 

 耳を覆いたくなるような金切り音を上げ、着弾した極太の螺旋レーザーを霧散させていく。

 しかし防御だけで終わるサグメではなく、勢いを逸らされていくレーザーの行先に反射羅針を何重に展開し、着弾先を生斗へと調整。

 自身の撃った霊弾が、流星群となって降り注ぐ。

 

 

「……どうする。熊口生斗」

 

 

 未だに極太レーザーを発射し続ける愚かな弟子を手を顔に当てながら見下ろすサグメ。

 

 一つの疑問が過る。

 生斗の唯一の勝ち筋は、近接戦闘においてサグメに優位をとった『陸一』による手数の暴力。

 慣れていない螺旋レーザーよりも、爆散霊弾による目眩しを兼ねた絨毯攻撃から展開した方が近接戦に持ち込むには適していた筈。

 

 

「(爆散霊弾の被弾範囲から避ける為……? いや、その回避方法は綿津見大神との戦闘で実践していた。同じ手が私に通じないことを加味して初見技を繰り出すことによって対処を遅らせる為なのか)……!!」

 

 

 

 反射させた弾幕が地面に着弾していき、地上は天地がひっくり返るのではないかと錯覚してしまう程の衝撃と共に轟音を鳴り響かせる。

 にも関わらず、螺旋レーザーが途切れる素振りが見えない。

 

 地上に留まれば致命傷は必至。

 不自然過ぎるこの状況に、サグメは警戒する。

 このレーザーは囮の可能性がある。

 極太レーザーにより霊覚・視覚的情報が阻害されている為、生斗が本当に発射元にいるかどうかは確認出来ていない。

 生斗自身がサグメと同じく、法陣を展開して発射している可能性もある。

 

 

「(この場にいるのは得策ではない。この場を離れ____)!!」

 

 

 円形状の結界をそのままにその場を離れようとしたサグメ。しかし、彼女は移動しようとした身体を強張らせた。

 何故なら______

 

 

「ハローサグメさん」

 

 

 螺旋レーザーを崩壊させ姿を現した生斗が、今まさに結界を叩っ斬ろうとしていたからだ。

 

 瞬時に多重法陣を周囲に展開し、生斗を迎撃せんとする。が、虚を突かれたコンマ数秒のロスが『陸一』の発動を許してしまう。

 

 

「!!」

 

 

 ______次元斬。

 螺旋レーザーにヒビすら入らなかった円形の結界が音を立てて瓦解する。

 背後に迫り来る御札も、既に生成されていた六本の霊力剣のオート迎撃により対処済み。

 

 今、生斗とサグメの間に遮るものは何もない。

 

 一世一代の勝機を見出した生斗。逃すまいと足元に生成した小型爆散霊弾を起爆させ距離を詰める。

 

 

「……ようこそ。鳥籠へ」

 

「ぶぐっ!?」

 

 

 一世一代の勝機。そう判断し前を踏み出した生斗の周りにだけ、ガラスのように砕けていった筈の結界が再構築されていく。

 

 一つの動作に複数の役割を持たせる程慎重なサグメが、接近された時の対処を怠る訳がない。

 生斗の肉薄は結界が破られた後に行動を起こしてはまず間に合わない速度である。つまり、円形の結界は元より、破った侵入者の周りにだけ再構築されるよう術式が組み込まれていたのだ。

 勢いのまま結界に衝突する生斗。しかし彼は呑気に衝突の余韻に浸る事はしなかった。

 

 

「……正解」

 

 

 結界内に巻き起こる大爆発。

 内側からの衝撃により円形の結界は再度瓦解していく。

 

 

「ままならないな。やっぱ」

 

 

 爆煙が収まり、中から姿を現したのは自身の爆散霊弾により傷だらけとなった生斗であった。

 何故このような自爆に出たのかは想像するに容易い。

 悠長に構えれば外から何重にも結界と御札を張られ、身動き一つ取れなくなっていたからだ。

 

 

「……少しだけヒヤッとしたわ。螺旋を威力増強としてだけでなく、筒形の空洞を作る為でもあったなんて」

 

「恵まれた師匠のおかげでな。それでもこんなに綺麗に返されちゃ立つ瀬がないけど」

 

「……私は天秤にかけるものではないから」

 

 

 無限に続く異空間の上空で、束の間の軽口が飛び交う。

 この空間では体力・霊力ともに回復にはかなりの時間が掛かる。故にこの軽口は回復の時間稼ぎをするようなものではないことは明らか。

 二人は今純粋に、対等に渡り合えている事に喜びを分かち合っていたのだ。

 

 

「(やっぱり一筋……いや十筋縄ではいかないか。サグメさんはおれに接近された時の対処法を誇張なく何万通りも持っているんだろうな)」

 

 

 『陸一』を展開し、再度構える生斗。

 ()()()()()()()()()()とはいえ、看破されるのも時間の問題である事を彼は理解していた。

 そして、時間をかければかける程不利になっていくことも。

 

 

「(でも、何万通りとある中でその場で出来るのは多くて数通り程度。その数通りをおれの手数が上回れば____勝てる!)」

 

「……(なんて、考えてるんでしょうね)」

 

 

 サグメが取る何万通りのうちの数通りは、その中でも最も適した手段であり、あの綿月隊長ですら超える事は叶わなかった難攻不落の城壁。そんな彼女の防御を正面から打ち破る事は至難の業である。

 しかし、『陸一』、『次元斬』と百余年の間で見せていなかった初見殺しの手札を既に切っているこの状況でも、生斗の闘志は燃え盛っていた。

 

 

「……!!」

 

「(あれが本気じゃなかったんかい!)」

 

 

 生斗の視界を覆い尽くす程の無数の法陣を展開するサグメ。

 法陣には展開時に術式を組み込み、任意のタイミングで発動させる陰陽術(霊力の応用)の一種である。

 罠、物資転送、霊弾射出、封印、術者の能力の一部転用等、多種多様の用途で用いることができ、生斗も先程放った螺旋レーザーを霊力を溜めた法陣に引き継ぎをさせていた。

 法陣は一つ展開するのもそれなりの技術が必要であり、今の生斗でさえ同時に発動出来るのは四つが限界であるというのに、月の賢者であるサグメは意図も容易く数百もの法陣を展開している。

 

 間違いなく、生斗がこれまでに相対してきた者達の中でサグメは群を抜いて最強の敵。

 

 

 

 _______それがどうした。

 

 

 

「やってやるよ!!!」

 

 

 負けじと最大出力の法陣を四つ展開する。

 数で勝てなければ質で勝れば良い。

 『陸一』の刷り込みは終わった。今はもう、攻めることだけに専念する。

 

 そう覚悟した生斗は、法陣から弾幕を展開しながら、サグメへ向け駆け出した。

 

 

 




すいません。本当は今話でサグメ戦は終わらせるつもりだったんですが、帰省中に更新するのが難しそうなので、次話で決着となります。
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