”CALL” me,Bahamut   作:KC

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このお話から捏造・妄想設定のオンパレードになります。
そういうのが大丈夫な方はお付き合いくださいませ。

彼が蒼の薔薇のところに至るまで。


2) Call from ”FANTASY”

竜に、憧れていた。

 

立ちふさがるものを薙ぎ払い、何者も抗えぬ力を持った竜に。

 

―――それだけの力があれば、施設を襲ってきたテロリスト達を退治することができただろうから。

 

大きな翼を持ち、妨げられることなく望む場所へ行くことのできる竜に。

 

―――自分にも翼があれば、重傷を負った祖父を治療施設に運ぶことができただろうから。

 

育ての親ともいえる祖父の死は、男の心に幻想への憧憬を刻み込んだ。

 

 

 

 

 

―*―

 

 

 

 

 

西暦二一三五年。

 

異様なまでの自由度の広さから、二一二六年のサービス開始以後爆発的人気を誇っていたDMMO-RPG「YGGDRASIL(ユグドラシル)」も、

サービス開始から九年を月日を経てピークは過ぎ、利用者は減少の一途をたどっていた。

 

運営側もその様子をただ黙って見ていたわけではなく、様々な作品とのコラボレーションイベントを多数開催し、集客効果を狙っていた。

 

全身を鋼色の鱗が覆った竜人種の男、アバター名「クリュード」も、数多行われていたコラボレーション企画の一つに惹かれ、カムバックをしたプレイヤーの一人であった。

 

 

 

 

 

 

"ワールドオブレジェンドゲームス"と題されたイベント。

三か月の期間限定で、九つのユグドラシル世界とは別に、二〇~二一世紀初頭に世に出た様々なレトロゲームをテーマにした小世界が実装され、

その世界でしか手に入らないコラボレーションアイテムやスキルなどが手に入るイベントであった。

あらゆる種類のコラボワールドが実装されたが、開催期間が三か月間限定ということもあり、隅々までの情報が出回らないまま終了してしまった世界が多数存在したと言われている。

 

 

クリュードがユグドラシルを再開するきっかけになったのは、多くのコラボワールドのうちの一つ、"ワールドオブファイナルファンタジー"であった。

 

幼少期、仕事で忙しかった両親に代わって自分の面倒を見てくれた祖父の家の倉庫に眠っており、祖父とともに夢中になって攻略していたゲームとのコラボレーションイベントがあると聞いて、現在の社会生活の辛さから逃れ、幼き日の思い出に浸ることができればとの思いがあった。

 

 

 

 

 

長い更新データのインストールの後、初めてFF世界に転移したとき、彼の目に飛び込んできたのは、当時のゲームの世界観を基にしたオープニングムービーだった。

 

世界の根幹を担うクリスタル、その中で豊かな生活を送る人々、力を振りかざし暴れる魔物たち。

人の世を混沌に落とすべく暗躍する黒幕と、それを止めようとする光の戦士たち。

色鮮やかな魔法が飛び交い、舞うような剣閃が輝く戦場。

祖父との思い出が源泉のように湧き出し、当時の感動を追体験しているようなノスタルジーに浸っていた。

 

場面が変わるごとに感情を揺さぶられていた彼がひときわ目を奪われたのは、怒号飛び交う戦場にて圧倒的な火力ですべてを薙ぎ払う竜神(バハムート)の姿であった。

 

当時のゲーム内では最強の召喚獣として扱われることが多く、その圧倒的な火力に子供ながら男心揺さぶられ、あこがれていた。

そういえば、ユグドラシルで初めてこのキャラクターを作成するにあたって、強さの象徴だと考えていた"竜"に一番近い形態をとることができる、という理由で竜人種を選んだのだと今更ながらに思い出す。

 

 

(ああ、懐かしいな。自分で自由に外装をいじれるようになってから、少しでもバハムートに近づけようとして四苦八苦してたっけ)

 

 

ムービーに現れたということは、コラボ内に何かしらの要素があるのかもしれない。そう考えると、久しぶりに心が弾んでいくのを感じる。

 

 

(前はどうしても外装データ容量とか装備的な制限もあって再現しきれなかったからなぁ)

 

 

長いムービーが終わり新世界に降り立つころには、「バハムートを目指す」ことを目標に決めていた。

 

 

 

 

 

まだ精力的にユグドラシルをプレイしていた時代、彼は同じ六人で常にパーティを組んでおり、そのパーティで近接格闘系のダメージディーラーを担っていた。彼らは現実世界(リアル)での知り合いではなかったが、皆ログイン率は高く、ウマが合ったこともあり、サービス開始当初から六年にわたって精力的に活動を続けていた。

しかし、パーティのリーダーが結婚を期に引退すると、少しずつ集まりは悪くなり、いつの日か自然消滅的に解散していた。

 

クリュード自身もあまり社交的な人間ではなく、当時は装備品の作成などもある程度区切りがついていたこともあり、新たなパーティを探すことなくゲームを離れたのであった。

 

 

ユグドラシルを再開するにあたり、新たなパーティを探そうとは考えなかった。ユグドラシル自体が過疎化が進んでいるということもあったし、祖父との思い出にひたりつつ、一人で自由に楽しもうと思ったからだ。

 

ソロでの攻略を行うにあたっては、これまでの彼のキャラクタービルドでは問題が多かった。近距離アタッカーとしてのキャラクター構成になっていたため、ダンジョンの探索や継続戦闘に必要な魔法などを習得していなかったのである。

各種ゲームタイトルを呼び水に集客を目指しているイベントであるため、イベント世界の攻略難易度は低いと発表されている。

とはいえ、いかに効率よく敵にダメージを与え続けるか、をメインコンセプトにビルドされているキャラクターでは、ダンジョン内に点在するであろうアイテムを収集することも、隠されているイベントを見つけることも、継続的な戦闘を行うことも困難であることは明確であった。

 

 

「回復はポーションを使っていけばいいにしても、ダンジョンに魔法の使用が必要なギミックとかあったら困るしなぁ」

 

 

どうしようか考えながら最初の街をぶらついていると、ユグドラシルでは見た覚えのない看板を下げた店があった。

首をかしげながら店に入ると、古ぼけたデザインの店内には、大量の本が並べられていた。

並べられた本の一つを手に取ると、商品の説明をしているシステムウインドウがポップする。

 

【<ファイア>の魔導書】

・消費することで<ファイア>を取得する

 

 

「職業関係なくアイテムで魔法が覚えられるのか!?バランス壊れるんじゃないのかこれ!」

 

 

そう言いつつも、うれしくなって店にある全種類を即購入し、使用する。

店にはいわゆる初級魔法程度の種類しかなかったが、取得魔法一覧に往年の魔法が表示されているのを見て思わずにやけそうになる。

早速使ってみようと街の外へ飛び出し、徘徊していた低レベルモンスターを見つけ、コンソールを操作する。

 

 

<ファイア>

 

 

ターゲットしたモンスターの周囲が一瞬赤く揺らめき、爆音と共に大きな火炎が巻き起こる。

<火球(ファイヤーボール)>や<焼夷(ナパーム)>とは異なるエフェクトに、ちゃんと作りこんであることに対する感動が生まれた。

しかし、与えたダメージは微々たるものであったらしく、二〇レベル程度であるはずのモンスターを倒すことができなかった。

 

 

(あれ、こんなもんか)

 

 

モンスターを軽く叩いてとどめを刺し、魔法の説明ポップを見る。

どうやら、ダメージ量は通常の位階魔法と同様、魔法攻撃力依存のようだった。もともと近接職であったクリュードは大した魔法攻撃力を持たないため、

一〇〇レベルのプレイヤーから見たら雀の涙のようなダメージしか与えられないようだ。

 

 

(まぁ、そりゃそうだよな。<火球>(ファイヤーボール)と比べても基本威力変わらないし、ファンサービスとしての面が強いのかも。

 それにしたって、回復魔法とか識別魔法もあるかもしれないし、これがあればビルド大きく変えなくても探索はかどるかもしれない)

 

 

コレクション要素の一つがついでに探索でも役に立ってラッキー、くらいの考えで、彼はそのままのキャラクターで攻略を進めて行った。

 

 

イベント開催期間中、クリュードは全盛期並みのログイン率で攻略を進めた。

新たな店での購入やモンスタードロップなどによって次々増えていく魔法を駆使してダンジョンやフィールドを駆け回って探索し、

用意されていた集団戦イベントや大規模討滅戦(レイドボス)も、少人数でも攻略に挑めるように運営が用意したランダムマッチングシステムのおかげで楽しむことができた。

 

決められた期間で広い世界を攻略していくうえで、ソロ攻略の利点である活動方針を自由に決められる事は非常に重要であった。

種族的に飛行可能である竜人種であることを生かし、気になったところにはすぐに飛んで行って探索を行い、普通であれば足を運ばないようなところまで調べ尽した。

 

 

その結果、イベント終了前日、大陸の辺境に隠されるようにして配置されていたダンジョン「ダラガブ」の深層にて、<竜神の心臓(バハムートコア)>と銘打たれたユニークアイテムを入手するに至ったのである。

 

 

 

 

 

イベントで入手した<竜神の心臓(バハムートコア)>を鑑定NPCに見せたところ、装備することによって特殊な種族レベルを取得できるようになるアイテムであることは分かった。

しかし、肝心な装備条件は完全には明らかにならず、歯抜けのような情報のみが掲示された。

 

 

・"竜人種"の種族レベルを計一五以上取得していること

・■■■■■の称号を取得していること

 

 

竜人種は、基本となる竜種を一〇レベルまで上げると、そこにステータスの高い上位種族を各五レベルまで取得できるようになっている。

クリュードは、基本種一〇レベル、上位種を二種類、それぞれ五レベル取得しているので、計二〇レベルの種族レベルを持っている。

間違いなく、一つ目の条件は満たしていると考えていいだろう。

 

問題は、二つ目の称号である。

 

ユグドラシルにおける称号は、特定の条件を満たすことで入手することができるおまけ要素である。入手した称号は一覧の中から一度に一つまで選択し、

他者から見たキャラクター詳細画面に掲載することができる。称号そのものにステータスへの影響はないため、単なるコレクション要素の一つとなっているが、ただでさえ自由度の非常に高いユグドラシルにおいては、その総数はまた莫大なものであり、誰も取得したことのない称号も当然存在するだろう。

 

 

(情報が少なすぎるなー。バハムートといえば、みたいな称号をとっていくしかないのかな)

 

 

アイテム名からして、取得できるであろう種族レベルに対する期待が膨らむだけに、なんとしても装備条件を明かしたい。

イベントが終了してからしばらく、それらしい称号取得に関する情報をあさり続けていたが、成果が出ることはなかった。

 

 

 

 

 

―*―

 

 

 

 

 

ミズガルズのはずれにある竜人種のNPCの村落にて、クリュードは外部ブラウザを起動し、バイザーの内側で眉を寄せながら攻略掲示板を閲覧していた。

 

コラボイベントによって一時的に利用者は増えたようだが、相変わらず掲示板は過疎っているようだ。

称号取得に関する掲示板も、かなり前の書き込みを最後に更新が途絶えていた。

 

そんななか、ダンジョン攻略の掲示板にかなり久しぶりの書き込みがされているのを発見する。

それは、"召喚契約の祠"という名前の小規模ダンジョンに関する情報であった。

 

曰く、一度に一人までしか挑戦できない。

 

曰く、異形種限定ダンジョンである。

 

曰く、同行するNPCを守らなければならない。

 

書き込みには、攻略に臨んだものの攻略開始までにかなり長い待ち時間があったこと、

いざ攻略が始まったかと思えば開始直後に同行NPCが自分から逃げ出し、POPしたモンスターに即倒されて攻略失敗になってしまった事、

再挑戦しようとしたら各アカウント一回までしか挑戦権がないと言われた、など

時間が無駄になったことに対する運営への怒りを露にする書き込みがなされていた。

 

 

(おお、ダンジョンの名前的に召喚モンスターみたいなロールプレイをするやつなのかな)

 

 

バハムートといえば召喚獣だよな、などと考えながら、そのダンジョンを攻略するべく行動を開始するのであった。

 

 

 

 

そのダンジョンは、ヴァナヘイムの豊穣の森の中にポツンと存在していた。

 

森林エリアの中に円形に広がる草原。エリアの中心には石造りの小さな遺跡があり、遺跡のある島を囲むように泉が広がっていた。

どうやら位置がランダムで変わるタイプのダンジョンであったらしく、掲示板に掲載されていた位置からずれた位置に配置されていた上、魔法的に隠されている設定のようで、上空からは見つけることができなかった。

 

ダンジョン攻略のために取得した休暇の一部が無駄に削られたことに軽く悪態をつきながらも、ダンジョンの内部へ侵入する。

 

遺跡の周囲は安全地帯(セーフエリア)設定がされているのか、モンスターがPOPしている様子もない。

入口に入るとすぐに地下へと進む階段があり、階段の先には石碑が一つ置かれた小部屋が存在するだけであった。

 

設置された石碑に触れると、ダンジョンに関する説明が浮かび上がった。

 

掲示板に書かれていた通り、NPCを護衛しながら遺跡最奥部に到達する必要があること、開始までにしばらく待ち時間があること、その待ち時間の間はこの小部屋から出られないこと、さらにはダンジョン攻略中にネットワーク切断をすると攻略失敗とみなされることが書かれていた。

 

 

「攻略開始までにサーバー側の準備時間があるのか……掲示板にも書いてあったけど、特殊マップの生成でもするのか?」

 

 

途中で中断しないようナノマシンの補給をし、トイレや軽食を済ませておく。

準備を完了したうえで攻略開始をタップすると、"開始準備中"と書かれたウィンドウが開き、小部屋が封鎖状態になった。

 

攻略掲示板を流し見しながら一時間ほど経過すると、ウィンドウが"準備完了"に変化し、「召喚に応じる」と書かれたボタンが浮かび上がった。

 

 

「お、雰囲気出るなー。頑張るか!」

 

 

ワクワクしながらボタンに触れると、アバターが転移の魔法エフェクトに包まれ、視界が白く染まった。

 

 

 

 

 

 

―*―

 

 

 

 

 

 

視界を染める光が弱まってくると、先ほどと変わらぬ小部屋にいるようであった。

 

先ほどよりも少し視界が高いところにあり、どうやら台座に立っているようであった。

目の前には先ほど触れたのと同じ形の石碑が置いてあり、その奥にはこちらを見つめる五体のキャラクター。

美しい人間の女性キャラクターが三人、筋骨隆々の()()キャラクターが一人、仮面を被った小柄なキャラクターが一人。

 

 

(あれが護衛対象のNPCかな。見たことないデザインだぞ?使いまわしじゃないのか、すごいな……そのまま外装掲示板とかに上げられそうな出来だぞ。ていうか驚きのアイコン出したまま固まってる。よーやるな……っていうかパーティを組んでいるのか……)

 

 

まるでプレイヤーメイドのような個性的なビジュアルに少々驚きつつ、とりあえず話しかけてイベントを進めようとする。しかし、アバターはピクリとも動かせず、転移の光も消えないまま立ち尽くすだけだった。

 

 

(あ、ヤバい。データのロードが追い付いてないかサーバー側がラグってるみたいだ。一応量子通信のはずなんだけどな……どんだけでかいデータ読み込んでるんだ?)

 

 

ロードが終わるのをおとなしく待っていると、突然目の前のNPCたちが奥に続く通路に向けて突然走り出した。

仮面のNPCだけはこちらをうかがいながらゆっくり後退している。

 

 

(ちょ、待って待って待って!!これ掲示板に書いてあったやつか!そんなんありかよ!)

 

 

通路の奥を見ると、一つ目の巨人(キュクロプス)という六〇レベルほどのモンスターがNPC達の前に湧いているのが見えた。

それを察知してか、仮面のNPCも飛ぶように仲間たちのもとへ向かっていった。何かを叫んでいるようだが、音声はまだ同期が始まっていないらしく、何も聞こえない。

 

一つ目の巨人(キュクロプス)の攻撃がNPC達を襲った。

一撃目は後方に跳ぶことで躱すことに成功したようだが、回避後に少したたらを踏んでおり、攻撃に付随する行動阻害の<<激震>>に抵抗(レジスト)できていないようだった。

 

 

(あれに抵抗(レジスト)失敗するってことは三〇レベル行ってないんじゃないか!?だとしたら一撃でやられかねないぞ!)

 

 

ロードが終わらないことに焦りながら見守っていると、何を考えたのか仮面のNPCが敵の懐に飛び込もうとしているようだった。

<飛行(フライ)>をうまく使って通常攻撃を回避することはできていたが、<<複数回攻撃>>を想定していなかったのか、二回目の振り下ろしが直撃していた。

ダメージの直前、防御魔法を展開していたようであったが、三〇レベル程度の魔法詠唱者(マジックキャスター)では即死だろう。

掲示板の彼が言っていたのはこういうことだったのか、とロードの遅さに悪態をつきながら攻略失敗を覚悟したが、食いしばり系の特殊技術(スキル)

でも持っていたのか、まだ死んではいないようだった。

 

跳ね飛ばされ転がったキャラに、他のNPCが駆け寄る。

 

よくできたAIだなぁ、などと半ば諦めて見ていたら、突然自分を覆っていた転移の光が消え、アバターが動かせるようになった。

どうやら、ようやくロードが完了したようだ。

 

一つ目の巨人(キュクロプス)が集まったNPCに攻撃をする直前であった。

 

 

(ギリギリセーフ!間に合ってくれー!)

 

 

急いで通路へ飛び出し、敵に急接近して攻撃を入れる<羅刹衝>を発動し、すんでのところでこん棒を跳ね返すことに成功する。

特殊技術(スキル)発動の硬直時間を埋めるように斬撃属性の攻撃<竜爪>で敵にとどめを刺すことに成功した。

 

確実に倒せたことを確認すると、背にかばったNPC達を振り返る。

仮面のNPCは、大ダメージを受けているようだが、死亡を示すアイコンは出ていなかった。

 

何とか間に合ったらしい。

 

 

いろいろと準備をした時間や、このダンジョン攻略のために取得した休暇が無為にならずに済んだことに対する安堵を込めて、

大きなため息をつきながらつぶやいた。

 

 

 

 

 

「あっぶねー。ロードのラグで開始直後にゲームオーバーとかいうクソゲーになるところだった」

 

 

 

 

 




大量の捏造設定が出たので、ちょっとだけ解説します。

主人公のデザイン:FF10のバハムートから謎の輪や装飾を取り除いて羽を
シンプルにしたうえで全体的に細く地味にした感じです。もうバハムートじゃねぇなこれ。
まぁ現時点では彼は別にバハムートではないのでいいのです。

<ファイア>の魔導書:初期のFFによくあった、消費アイテムで魔法を取得するシステムです。ア、ラ、ガまで想定してあり、それぞれ第三、第五、第七位階の属性攻撃魔法に相当
。正確には位階魔法ではないため、<魔法最強化>などの補助魔法はかけられない上、専門魔法職ならばかかる魔法威力上昇のスキルの対象にもならないので、ユグドラシルにおいてはあくまでファンサービス程度の実装のつもりです。
<ライブラ>を始めとした補助魔法も実装済み。
主人公は魔法職ではないので、30レベル程度の魔法詠唱者ほどの威力しか放てません。
モモンさ―――んの逆ですね。

竜人種について:完全に捏造です。
セバスが種族レベル25と書かれていたので、複数の種族が取れるとなるとこんな感じかなぁ、と。

ランダムマッチングシステム、ダンジョン突入前の待ち時間:
FF14にあるコンテンツファインダー的なシステム。他のネットゲームに詳しくないのですが、似たようなシステムはあるんでしょうかね。

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