真剣でサスケ(偽)に恋しなさい。 作:体は大人!!心は中二!!
俺は転生した。
NARUTOのネットゲームでアバターを転生システムで転生させたら俺自身が転生した。
なんだこれ?ワンクリック詐欺どころじゃねぇぞ!
責任者を出せ!!運営を呼べ!!抗議するぞ!!
まあ、運営どころか講義なんて赤子の俺には不可能なんですがね。
こうなったらチートしてやる!!強くてニューゲームだ!!
モテモテのウハウハになってやるぜ!!
「あらあら、サスケちゃんは元気ね」
「そうだな。
もしかしたらこの子がうちは最強瞳術である『写輪眼』を開眼出来るかもしれないな」
なんですと?
ワンクリックでポジティブな赤子が誕生した家は『うちは』。
赤子の名はサスケと名付けられた。
彼の転生システムを利用したアバターは金と時間を注ぎまくり制作された
サスケそっくりのうちは一族のアバターである。
故に彼はアバターのうちはサスケとしてうちは一族に転生したのであった。
ただし、彼本人はアバターとは思っておらず外の世界を知るまでは一族が虐殺されるハードな人生にビビりまくって、普通の子供よりも滅茶苦茶おねしょした。
――――。
五歳になった俺は幼稚園はいかず、うちは一族の歴史の勉強と修行をしていた。
日本においてうちは一族は当然ながら創作ではなく実在する名家に名を連ねる一族である。
うちはの歴史は戦いの歴史。
戦国の時代から第二次世界大戦まで、天皇に仕えて日本を守り続けた現代日本でも有名な英雄の一族らしい。
沖縄で核爆弾を投下されはしたが、黒き炎≪天照≫で空中爆破。
沖縄の街を直撃から回避した伝説を持つ。
他にも日露戦争においては敵を目の前で消し去ったりと、都市伝説のような話題には尽きない。
そんな最強の一族であるうちはの活躍によって日本は勝利はしなかったが善戦した。
しかし、善戦した事で俺の知る歴史よりも多くの日本人が戦争の犠牲となった事で後の歴史家達は原爆の直撃から日本を救ったうちは英雄派と、戦争を長引かせたうちは戦犯派に別れているらしい。
まあ善戦したおかげで、講和条件も初めに要求されたものよりもだいぶ緩和されたし、戦犯とみているのはごく一部の歴史家と中国と韓国の人々ぐらいだろう。
実際にあったか分からないが南京大虐殺も行ったのが、日本軍ではなくうちは一族になっているし……。
戦争の影響で人口が減った日本は講和条約を結んで降伏した後、一夫多妻制度の法律を作り日本の人口再生計画に乗り出した。
この制度のお陰で日本にベビーラッシュが到来、人口も世界大戦前まで回復した。
一定の人口を満たした日本はゆっくりと一夫一妻の時代へと突入し、昭和が終わるころには一夫多妻制度はカビの生え、完全に放置されていたのだが……。
しかし、現在の日本は少子高齢化社会となり、それを何とかする為に一夫多妻制度の認知活動及び、見直しが始まった。
現代までこの夢の様な法律が消えなかったのは、ハーレムを夢見る先人たちの血と涙の頑張りのおかげだったらしい。
先人たちの凄まじい執念を感じる。
この見直しにより、今までは取得する必要のなかった重婚許可書を取得せねばならない。
重婚許可書とは読んで字のごとく、国が重婚を許可しますという重要書類の事である。
この書類を受け取る為に二つの条件を満たさなければならない。
もう一人の妻を娶る際に本妻の許可・新しい妻の両親、もしくは養父養母の許可。
これらすべての確認を市役所の職員がして、初めて発行される
この二つの条件を満たすのは尋常ではない。
本妻の説得も当然至難の業であるが、一番厳しいのは新しい妻となる女性の家族の許可だ。
既に結婚している男に対する新しい妻の家族は当たり前のように冷ややかだ。
幾ら高収入高学歴の優良物件な男でも、自分の娘がないが蔑ろにするのではないか?などのその他諸々の理由で許可を取ることが出来ずに二人は破局。
そもそも、付き合う以前の問題で結婚している事を正直に言わなくてはならないので、告白した瞬間に振られるケースが多い。
結婚の有無を女性に最後まで伝えることなく重婚許可書の取得段階に至った場合は、常識的に詐欺罪で逮捕される。
それらを無事にクリアし、相手の親まで許可に行く所まで行ったら、その男性はネット社会で神のごとく崇め奉られ、中には『モテモテ男』なる本をネットで販売している男もいる。
嘘か本当かは分からないが……。
そして、当然であるが男性が結婚している事を知っていた状態であっても、重婚許可書がないと肉体関係を結んでしまった場合は即座に浮気として離婚と高額な慰謝料を請求が待っている。
手をつないだり一緒に酒を飲む程度は許されるらしい。
まあ、奥さんと離婚するかの話は別だが……。
まとめると現代日本でも重婚できるけど弁護士に医者や政治家にプロ野球選手などの職業について何人の奥さんを養える社会的立場にある人間か、将来が保証されている財閥の御曹司に人柄のいいハーレムラブコメの主人公のような人間にしか取得できない物なのだ。
うちはの歴史の本読んでいたが途中でポイした俺は新聞紙の少子高齢化社会への対策について書かれた記事を読み、ニヤリと笑う。
まあ、あれですね?もしもの為に備えるのは悪くない事ですよね?日本を救う事に繋がるしね?
一人の女性を愛して人生が終わるのか分からないし……失敗してもサラリーマンだった頃よりも高収入な仕事に付く事は出来るだろうし?
新聞をしまった俺は、参考書をめちゃくちゃ漁った。
☆☆☆
参考書を読みながらふと思う。
写輪眼を開眼する人間が少ないからと言って、開眼を促す為に子供を稚園に行かせず勉強と修行を行えとか、狂っているのではないだろうか?
我が家は力が正義だからな……どこのワーストワンの家だ?
俺が開眼したと知られたらどうなるんだろうか?
考えるまでもなく日常が修行で埋まりますね。
しかし、いつかバラすんだったら、開眼イベントなんかしてサスケプレイがしたいな。
かっこいい事は大人から子供になっても大好きです。
中二はたまりませんな。
前の俺は小学校や中学生では真面目なムッツリだったからな…今生は楽しく生きたい。
まずは…成績優秀だろ?彼女だろ?金だろ?
「ふむ、水面歩行も早く習得したな。
さすが俺の子だ……兄弟の中では一番早い速度だぞ」
楽しく生きる妄想をしていると修行を監督していた親父殿が俺を褒める。
うちはの屋敷の庭にある池で行われた水面歩行の修行。
分家と宗家の子供たちが習得するスピードの最速記録を叩き出した事でいつも厳つい表情の親父殿も顔がにやける。
俺も褒めてもらってうれしいっちゃ、嬉しいのだが……。
「サスケのヤツ。生意気だな」
「弟の癖に…」
「クソガキが……」
修行風景を見ていた異母兄弟の兄貴達の親父殿そっくりの顔面から放たれる視線がキツイ。
兄達もうちは一族として宗家の血を引くエリートなのだが、俺はその上を行くアバター能力を引き継ぐ転生者。
子供の彼らにはとても勝ち目のないチートボーイなのだが……そんな事を知らない彼らは俺の才能であると思い、妬みまくっているのだ。
故に……。
「おら、サスケ。便所掃除しろや」
「床掃除もな」
「風呂掃除もやってくれや」
このような嫌がらせも日常茶飯事なわけだ。
しかし、俺は大人だ。
彼らの気持ちも分かる。
さすがに暴力を振るわれたら殴り返すつもりだが、それ以外だったらまだ許容範囲だ。
そう、俺は大人。
「ふむ……『おっぱいフェス!!揺れる乳は夢のカーニバル!!』か。
父上の趣味も中々だな。
新しい巨乳ものが増えてるし、まさに乳上だ」
だから、親父殿の部屋に隠してあるエロ本も読んでも問題ないのだ。
―三十分後―
ふむ。中々のお点前でした。
エロ本を読み終わり、頭の中で乳と戯れていると廊下から足音を察知した。
まずい!!!乳上だ!じゃなかった親父殿だ!!
急いで戻さないと!!
アバターのステータスを引き継いだサスケによる神速の手さばきにより、瞬時に収納されたエロ本達。
サスケはカモフラージュの為に小難しい本を適当に取り出し読書する。
その間まさに数秒の出来事。
第三者が彼の動き見ていたら黄色い閃光のようだと言われていたかもしれない。
そして、部屋の主であるうちは一族当主のおっぱい親父が自室に帰って来た。
「…サスケ。本が読みたいのなら一言断ってから入りなさい」
「すみません父上」
部屋に入っていたのが勉強熱心で優秀な息子では仕方がないなと、簡単な注意に、反省した表情で謝るサスケ。
彼のカモフラージュは完璧であった。
しかし、彼は重大なミスを犯した。
そう、それは……。
「サ、サスケ……お前、写輪眼を開眼したのか?」
オッパイをじっくりとよく観察する為に使っていた写輪眼が開眼しっぱなしだったのだ。
もし、当主が数秒間早く、到着していたらサスケはオッパイで開眼した変態として、うちはの歴史に名を刻んだ事だろう。
「さすが俺の子だ」
だが、その未来は訪れず、うちはサスケは写輪眼保有者として準人間国宝に登録され、武術世界・忍世界に大きく名を轟かせた。
あっれぇええええええ!!?俺の開眼イベントはぁあああああああ!!??
この後、一人でめちゃくちゃ泣いた。
☆☆☆
家族から赤飯を焚いて貰い。写輪眼の開眼を祝ってもらって、数年の時が経過した俺は小学生デビューを果たした。
そんな俺の日常は修行→学校→修行→寝る。
まるで僧侶のような生活であった。
しかし!影分身を身代わりに修行を抜け出し、河原でエロ本収集が日課になった俺。
そんな俺にも友達が出来たのだ。
「小雪…最近どうだ?」
「うん!サスケのおかげで毎日が楽しいよ。
お母さんも優しくなって、今度一緒にご飯を食べるんだ!!」
白い髪と赤い瞳を持つアルビノな幼女、小雪はDVを受けていた。
はじめは友達と激しいケンカに負けたのかと思ったのだが、話を聞いても誤魔化すばかり。
気になった俺は写輪眼で小雪の記憶を読み、DVの事実を知ったのだ。
熟女もロリもいける俺は、紳士として二人を救わなければと思い小雪ママを写輪眼で真人間にしたのだ。
だが、真人間にするだけでは再びDVは起こる。
それを防ぐために収入がそれなりに良い就職先を探し、見事に貧乏から脱出でき、幼女小雪はニコニコと毎日をエンジョイしている。
「所で小雪、その紙はなんだ?」
「これ?この間みた子たちが『風間ファミリーは最強だ!!』って言いながら遊んでいたのを見て
僕も名前を考えてみたんだよ」
「ほう…」
『こゆきファミリー』『こゆきぐんだん』『こゆきとゆかいななかまたち』『こゆきバスターズ』
『こゆきレンジャーズ』
全ての名前に小雪の名前が記入されている。
俺は下っ端か?下っ端なのか?
そのどや顔はなに?かわいいな、ペロペロさせてくれませんか?
幼女のどや顔に邪悪な俺が出現しそうなるが、無理やり抑え込み冷静に突っ込んだ。
「却下、一つ目に至ってはパクリだろ」
「え~~」
自分の考えたグループ名を却下されてぶーだれる小雪。
俺はそんな小雪にとっておきのグループ名を提案する。
「暁なんてどうだ?」
「きゃっか」
NARUTOに登場する渾身のグループ名が幼女に却下された。
あれ?
かっこよくないですか暁?
俺的にはめちゃくちゃナウい名前なんですが?
グループ名に一歩も譲らない俺達。
このままでは時間を無駄にするだけ……。
俺は最終兵器を取り出した
「こゆきぐんだんがいい!」
「マシュマロあげるから」
「今日から僕たちはあかつちだ!!」
「暁な」
チョロイ。
さすが幼女チョロ過ぎる。
俺がポケットから取り出したマシュマロに飛びつき、瞬間的に意見を変える小雪のチョロさになごみつつも、この子の将来にちょっとの不安を覚えた。
しかし、ここから始まるのだ……
「ところでサスケ、暁は何をするの?遊ぶの?マシュマロ食べるの?」
「俺達、暁は……正義の忍となる」
俺のスターダムな人生はここから始まる!!