この素晴らしい世界に問題児がやって来るそうですよ? 作:暁紅
別のお方の作品とあらすじなほぼ一緒.....変えた方がいいのかな?
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「なぁ、スキルってどうやって覚えるんだ?」
カズマは一番気になっていた事を聞いた。
せっかく異世界に来たのだから、何かしら覚えて活躍をしたいのだ。
ほら、ダンジョンで颯爽と助けて恋に発展するとかな。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか的な
そんな疑問に自分の帽子の唾を軽く弾いてめぐみんが答える。
「簡単ですよ。カードに乗っているポイント使って覚えます。そう言えば冒険者でしたか...ならば数多くのスキルを覚えられますね」
めぐみんに言われた通りにポイントと言う欄を見ると『3』と記載されている。
冒険者はそのポイントを多く使うが、基本何でも覚えられるらしい。まさに器用貧乏だな。
しかし、今はそんな覚えるスキルがな...十六夜は覚えてないし、めぐみんは爆裂のみ...となると。
「アクア何か便利なのはないか?」
「ふふふ、カズマさんもようやく気づいたのね。いいわ教えてあげるその代わり...対価を」
「あっ、別にいいです」
「ちょっ!お願いほら今なら無料で教えるから花鳥風月」
コップを水で一杯にする程の量を、閉じた扇の先から出す。
確かに凄いと思うけど...それはどう見ても
「誰が!宴会芸スキルを教えろと言った!!」
「ちょだめカズマさん!頭振らないで!」
アクアの頭を挟むように掴むと、前後左右に大きく振る。アクアは昨日も結構シュワシュワを飲んでいたのか、頬をパンパンに膨らませ何かを耐えるようにしていた。
そんな光景を後ろから大笑いして見てきた者がいて、そちらを見るとかなりの薄着に、少しだけ膨らんだ主張な少なめな胸の銀髪少女がいた。
「スキルにお困りなら、私が盗賊スキル教えてあげるよ。何と今ならクリムゾンビアいっ」
「すみませーん!こちらの人にキンキンに冷えた、クリムゾンビアを一つ!!」
そう言ってクリムゾンビアを飲み干したクリスと言う少女と一緒に、カズマは裏路地に出かけていった。
普通ならば十六夜も飛び込むべきイベントだったのだが、今はとある事に悩んでおり全く聞いていなかった。
「機動要塞デストロイヤーね......随分と面白そうな奴がいるな...」
人類の夢とも言える永久機関を乗せた兵器に是非ともあってみたいと考えていた。
そんな事を考えながらゆっくりと朝飯を食べていると、涙を零しながら歩いているクリスが目に飛び込む。
何か随分と面白そうな事をしたんだなと思い近づくと、全てダクネスが説明し始める。
「なるほどな......パンツも奪われ金も奪われ落ち込んでいると...流石は私が見込んだ男だ!」
「おいおい剥ぎ取るとか...カズマそこまで性欲に飢えてたのか...」
「違う違う!スティールって言うスキルでたまたま取れたんだよ」
カズマは身振り手振りで説明するも、それを聞いた辺りの女性達は少し身を引き始める。
そんなカズマにめぐみんは本当に覚えたのか疑問に思い、聞いてみると有無を言わさずカズマ『スティール』と叫びとある物を奪う。
ゆっくりと手を開くとそこには、清潔純白な白の熊さん模様の入ったパンツがあった。
それを見てまずめぐみんは自分の履いてるべき物がある所を触ると、そこには何もなくカズマの持っている者が自分のパンツだと理解する。
「何ですか?レベルが上がったりしたから、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?......あのスースーするので...そのパンツを...返してください...お願いします」
「あ、あれ?おっかしーな。ランダムのはずだろ?何でパンツばっか?」
十六夜はカズマの変態さに、腹を抱えて大笑いする。
「笑い事じゃないだろ!」
「それに面白そうだなそれ...少しやり方教えろよ」
十六夜はカズマから使い方を教わると、カード使って習得し試しに使ってみると、その手から溢れんばかりの膨らんだ何かが入っていた。
「あれは......まさかパッドか...」
誰か男の冒険者が呟くと、そのパッド目掛けてクリスが飛び込む。
それをさっちし上に掲げ、クリスが届かないようにする。
今のクリスは胸元を巻いていた布らしき物が、パッドが消えた事でずり落ちそうなのを片手で抑えている。
「お願いかえじぃでぇぇ!わだじのなのぉぉぉ!」
パンツを取らてた時よりも悲しみ、少女がマジ泣きをし始める。
流石に十六夜もこれには悪いと思い
「そうか......なら...」
パッドを...
「取ってこいやぁぁぁ!!」
第三宇宙速度で投擲した。
その勢いでパッドが燃え尽きたかもしれない。それでも諦めずクリスはパッドを追いかけ、ギルドから飛び出ていく。
これには全冒険者が思った。
『クリスってドンだけ胸が平らなんだ?もうまな板どころか...凹んでるのか?』と
パッドを追いかけ出ていったクリスは、どうにかして欲しい燃え尽きた残骸らしい物だけは回収した。
しかし、パッドがない。それだけはかなり心に響き、涙がこぼれ落ちる。
「おいおい女神(笑)のエリス様がこんな所で、何でそんなゴミを持って泣いてんだ?」
「あっ貴方のせいですよ!!私のパッドを......あ」
「随分とあっさり認めんだな」
「いや違いますよ!私はそのえっと......ほらエリス教徒なので...勘違いを」
「ヤハハハハ!認めないなら...このパッド破くぞ」
クリスは目を疑う。
十六夜の手には、長年苦楽を共にしてきた『パッド』が握られている。
運命を感じた。
もうダメだと思ったからだ。
しかし、十六夜はこう言った「エリスである事を認めなければ、パッドを破くと」パッドとエリスを認めるどちらが楽か?と聞かれれば
「私がエリスです。ですからどうかそちらのパッドを...」
「ほれ...まぁ元から返す気だったんだがな」
十六夜の最期の呟きは近づいてきたエリスには、ギリギリ聞こえることは無かった。
その後十六夜はエリスに何でいるのかを聞くと、持ち主がいなくなった神器が悪用されないように回収をしているらしい。
十六夜としては悪用する奴らと少し殺り会いたいとも思うが、今はとりあえず辞めておく。
そんなこんな、でいずれ協力させます!と言ってエリスは何処かに消えていき、今はギルドへと戻っていた。
が、戻る途中で何やら緊急時用のサイレンがなり、アナウンスが街中に流れる。
『緊急クエスト!緊急クエスト!街の中にいる冒険者の皆様は、直ちに冒険者ギルドに集まってください!』
何やら面白そうな事態が起きたらしく、少しワクワクし始める。
何とキャベツが襲来するらしい。
それを聞いたカズマと十六夜は少し首を傾げる。
キャベツが襲来......全く想像がつかなくてアクア達に引きずられながら、門の前に行くと前方から大量のキャベツが突進してくる。
そのキャベツ達に違和感を感じたのはカズマと十六夜のみで、他の者は皆キャベツ達に突撃していく。
めぐみんは爆裂魔法で蹴散らし。
アクアは花鳥風月で応援し。
ダクネスは皆の壁となり1人興奮する。
修羅場とはこれでは?と思う程ひどい光景の中十六夜が、傍にあった小石を第三宇宙速度で投げキャベツ達を蹴散らしていく。
「十六夜......本当に特典はそれなんだよな」
「あぁそうだが?」
「さっきのクリスの時も思ったんだが......お前人間か?」
カズマは純粋に思った。
なにせ、十六夜は自分の後に冒険者となったそのためポイントはカズマより少なく、覚えたと言えば『スティール』ぐらいだろう。
なのに十六夜は、普通の人間では有り得ない第三宇宙速度を出している。本当に人間なのか怪しい。
それに対し十六夜は
「ヤハハハハ!よく言われるが、一応分類学上は人間だぜ」
「そうか...良かった......一応?」
「よしやるか」
「え、ま、今一応って」
「オラオラ!もっとやる気だせよ植物共!!」
カズマは叫ぶ。
「不幸だァァァァ!!」
何処ぞの右手に特殊な力を持っていて、ハーレムを創っている青年と同じ言葉を叫ぶ。