どうも、比企谷八幡です。今俺はとんでもないものを目にしています。
皆さんは漫画やアニメなどで段ボールなどに子猫が入ってて、紙に『拾ってください』などの映像を見たことがあると思いますが、今、俺の目の前には幼女が
幼女「ひろってください、そこのめのくさったおにいちゃん、わたしをひろってください」
信じられますか?幼女が自分で『拾ってください』と言っているんですよ?
しかもわざわざ目の腐ったお兄ちゃんと付け足して、いやもう無視できないじゃん、取り敢えず交番に連れていかなくちゃいけないじゃん。
八幡「えーっと、君のお名前は何て言うのかな?」
幼女「ひとになまえをきくんだったら、さきにおにいちゃんがなのるのがすじじゃないの?」
八幡「………比企谷八幡です……んで君のお名前は?」
幼女「ひきがやはちまん」
八幡「いやいやいや!?何いきなり盛大な嘘を吐いちゃってんの!?本当のお名前は何かな?」
幼女「はぁ~、めんどくさいな~、わたしのなまえは『ふじたみさきです』でも今日から『ひきがやみさき』になります」
八幡「はい?ちょっと意味が分からねぇんだけど、取り敢えず交番に行こうか?」
美咲「うん、行く」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
八幡「あの~すみません、この子「おまわりさんパパがわたしをすてようとするの」なんでもありません、お疲れさまでした、失礼します」
八幡「君は何をしてくれてるんですか?」
美咲「パパ、もうかえろうか、あなたのおうちはどこですか?」
八幡「いや本当にお前の父ちゃんと母ちゃんはどうしたんだよ、ちゃんと説明してくれないと俺もなんも出来ないんだよ」
美咲「ママはわたしをすててどこかにいっちゃった、パパはおほしさまになっちゃったの」
八幡「……………はぁ、小町と母ちゃんに何て説明したら良いんだよ、おい、早く付いてこい置いてくぞ」
美咲「まって、いっしょにいっていいの?」
八幡「二人で俺の妹と母ちゃんを説得するぞ、気合い入れろよ」
美咲「まかせて、ねこをかぶるのはとくいだから」
八幡「素の状態のお前を二人に見せるなよ?わかったな?」
美咲「うん‼」
はぁ、何て言おうかな……
八幡「取り敢えず親父だけは味方に付けとこう、そうと決まればまずは電話だ」prrrrr
父『なんだ?』
八幡「親父さ、孫娘とか欲しくない?」
父『いきなりどうした?とうとう頭逝っちゃったか?』
八幡「いや、あんたにだけは言われたくねぇよ、……さっきの続きなんだけどよ、親に捨てられた子供を拾ったんだけ『手続きとかは俺がどうにかするから任せとけ‼‼』相変わらず気持ち悪いな、んじゃぁ宜しく、小町と母ちゃんは俺がどうにかするから、じゃあな」
美咲「これからどうするの?」
八幡「小町と母ちゃんを説得するからお前はニッコニコの笑顔を二人に見せれば良いんだよ」
美咲「おにぃちゃん、みさきにもっといいあんがあります、みみかして」
八幡「ん?」
美咲「 」コソコソ
八幡「お前はその年でそんなこと出来るの?……まあ、その案で行くか?」
美咲「うん‼」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
八幡「準備はいいか?」
美咲「まかしといて」
ガチャ
八幡「だだいま」
美咲「おじゃまします」
美咲の作戦は3歳児が思い付くような事ではなかった、その作戦とは大人にたいして1つも笑顔を見せないと言うことと、相手の一つ一つの動作にわざとビクつく演技をすると言う作戦だった、こんなこと思い付くこの子マジで怖い、幼女怖い
小町「お兄ちゃんおかえり~ってその子何!?拐ってきたの!?」
八幡「いや違うからね、そう言えば母ちゃんは居るの?」
小町「居るよ」
八幡「んじゃぁ、母ちゃんとリビングで話をするか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
八幡「この娘をウチの娘にしてあげて下さい、バイトでも何でもするから」
母「いきなりそんなこと言われてもねぇ、あなたのお名前は何て言うのかな?」
美咲「みさき」ビク
母「何歳ですか?」
美咲「3歳」ビク
母「ねぇ八幡、この娘さっきからビクビクしてるけど何で?」
八幡「美咲はさ母親に捨てられてたんだよ、しかも犬や猫みたいに段ボールに入れられて」
母「……そう、辛かったのね、笑い方を忘れるくらい辛かったんだね、いいよ今日からウチの子ね、宜しく美咲ちゃん」
美咲「」ぺこ
母「じゃあ、お母さんは小町と一緒に夜ご飯の材料買ってくるから八幡と美咲ちゃんは留守番宜しくね」
八幡「わかった、母ちゃん……ありがとう」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
美咲「どーだった?わたしのえんぎ?」
八幡「怖かった、ってか本当に怖かった」
美咲「これからよろしくね、パパ」ニパー
八幡「あぁ」
続けたい