???「美咲?」
教室を出た直後に1人のおばさん?お姉さん?が美咲の名前を呼んだ、それと同時に美咲は
美咲「 」ガクガク
八幡「……どうしたんだ美咲?」
優美子「ヒキオ、美咲どーしたん?」
美咲がここまでは怯えてるのは明らかにおかしい、あの人が誰なのかは、まぁ、なんとなくわかるんだけど取り敢えず確かめるためにも聞いてみるか……
八幡「美咲、あの人は……誰だ?……言ってくれないと分からないぞ?」
美咲「 」ガクガク
ダメか……それじゃあ
八幡「あの、すみません、あなたは美咲の何なんですか?」
???「そうね、私の名前は藤田 美鈴よ、不本意ながらそこにいる美咲の元母親よ」
八幡「……不本意ながら…だと?」
美鈴「ええ、本当に時間の無駄だったわ」
そして、この女は次にこんな事をいった。
美鈴「美咲、まだ生きていたのね、せっかく捨てたのに……なぜ死ななかったの?」
八幡「殺す」ボソッ
初めて本当の殺意っていうものを覚えた、それと同時に絶対に美咲だけは守らないとという気持ちを改めて実感した、だからこそ
八幡「三浦、すまん美咲を連れて先に行っててくれ」
優美子「なにするつもり?」
三浦が不安な顔をしている、だから
八幡「なにもしねぇよ?」
優美子「嘘、今のヒキオは今にもあの人を殺したいっていう顔をしてるよ」
八幡「そんなこと思ってねぇよ、だから先に行ってろ」
優美子「あーしもここにいる‼」
八幡「行けよ‼」
美咲「パパ?ママ?なんでけんかしてるの?」
八幡「え?あ、あぁケンカなんかしてないぞ?な?」
優美子「う、うん」
美鈴「なに?もういいの?あなたが私を殴ってくれたら慰謝料を請求するつもりだったのに、でもまぁいいわ」
それ以上、喋らないでくれ、これ以上は我慢出来なくなる……
優美子「ヒキオ、もう行こう?ここにいたらヒキオが危ないし美咲も可哀想だから……」
八幡「わかったよ、美咲も行こうか」
美咲「うん‼」
美鈴「貴方は新しいお父さんなのかしら?」
八幡「……そーですけど、なにか?」
美鈴「これだけは忠告しておくわ……貴方はあの子の親になったことを必ず後悔することになるわよ」
八幡「そんなことにはならねぇよ、今、俺はこれでもかっていうほどに幸せなんだからな‼」
美鈴「そう、ならいいわ」
八幡「それじゃあ……行こうか、美咲、三浦」
優美子「……うん」
美咲「パパ、あのひとにありがとうしてきていい?」
八幡「え?な、なんでだ?」
優美子「美咲、パパのことは良いから行っておいで」
美咲「うん‼」
美咲はテテテっと元母親のところまで走って行って、俺に聞こえるような声でこう言った
美咲「マ……おかぁさん、みさきをうんでくれてありがとう、すてられちゃったのはかなしかったけど、パパにあえたから、いまはすててくれてありがとうっておもってるよ?それだけ、じゃあ、バイバイ」
美鈴「何よ、幸せそうにしちゃって」ボソッ
それだけ言って美咲はこっちに戻ってきた
美咲「パパ‼さきにいってるね‼」
八幡「あ、あぁ」
優美子「ヒキオ、今だけは泣いていいんだよ?」
八幡「なかねぇよ」グスン
続けたい