高校生でパパになりました   作:クマのPohさん

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『終わりと始まり』

どうも、比企谷八幡です。 

最近、本当に思うんです。この世界には夢も希望もマジで無いって……いやね?なんで、いきなりそんな事を言ってんの?とか、思ってる方がたくさん居ると思いますが、結論を言うと『何もない』です。 

そう、何もない……と思い込んでそんな風にぼーっとしていたら三浦にボッコボコにされ今に至る……って感じです。 

そして、何故ボコられたかは、まぁ?俺が悪いんだけど? 

明日はね?美咲のね?誕生日だったんだよね……そう、その事を忘れてぼーっとしていたから殴られたのでした。 

今は、とても反省しています。だから、許してください。 

 

優美子「あんさぁ、さっきから何?ボソボソ喋ってキモいんですけど」 

 

八幡「さーせん」 

 

優美子「謝ることもまともに出来ないん?あ?」 

 

八幡「ごめんなさい!殴らないで!」 

 

優美子「お義母さんに、美咲の事を無理言って頼んだんだからさぁ、あんたも、もっとシャキッとしな!あと、美咲のプレゼント何がいいか考えたん?もしも、考えてないとか言ったら目玉を抉り取るよ?」 

 

八幡「こえぇよ!あと、お義母さんとか言うな……なんか此方が恥ずかしくなるから!」 

 

優美子「キモッ」ヒキッ 

 

八幡「……あれ?なんか目の前が霞んでるよ?」 

 

優美子「ほら、トイザらスに行くよ」 

 

八幡「ガンプラほしーなー」 

 

優美子「殺すよ?」 

 

八幡「リカちゃん人形」 

 

優美子「人形はあんただけで充分だし」 

 

八幡「え?なに?俺ってば美咲に操られてるって感じ?……確かに……あと、ついでにお前にも操られてる感があるんだけど」 

 

優美子「そりゃあ、まぁ?当たり前の事だし?」 

 

八幡「そっかぁ……ですよねぇ」 

 

優美子「結局なに?あんたは何も考えてないの?」 

 

八幡「リカちゃん人形……」 

 

優美子「もういい、あんたはあーしについてきな!」 

 

八幡「俺が嫁で、三浦が夫って感じだな……なにそれウケぐふぅ……いでぇ」 

 

優美子「少し黙れ……そして早く来い」 

 

八幡「了解です」 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

こんにちは!ひきがやみさきです! 

きょーは、なんとみさきのたんじょうびなのです! 

とっても、たのしみです! 

 

バーバ「美咲ちゃん、ケーキは何ケーキがいい?」 

 

美咲「えっとねぇ……ちょこ!」 

 

バーバ「チョコかぁ……じゃあ、バーバが作ってあげるね」 

 

美咲「ほんと!?やったー」 

 

バーバ「いやん、美咲ちゃん可愛い!」 

 

美咲「えへへ」 

 

バーバ「美咲ちゃんは、八幡とゆみ……じゃなくて、パパとママ好き?」 

 

美咲「うん!だいすき!パパもママもねぇ、みさきをね?ギューってしてくれるんだよ!それにね?ご飯もね、ちゃんと作ってくれるし!」 

 

バーバ「そっかぁ、じゃあ、バーバの事は好き?」 

 

美咲「うん!」 

 

バーバ「じゃあ、じーじは?」 

 

美咲「じーじはねぇ、すきくない」 

 

バーバ「なんで、すきくないの?」 

 

美咲「いっしょに、おふろはいるってね?うるさいの……だから、いやなの」 

 

バーバ「あちゃー……じゃあ、バーバからの誕生日プレゼントはじーじをボコボコにする事ね?」 

 

美咲「やったぁ!バーバ大好き」 

 

いまから、みさきはよるになるのがたのしみです!

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

八幡side  帰り道 

 

八幡「重い……辛い……恥ずかしい」 

 

優美子「ほら、ちゃっちゃと歩きな」 

 

八幡「テディベアがあんなに高いとか……3万だよ?」 

 

優美子「うっさい!あーしだってケーキ買ってきたんだから……3000円の」 

 

八幡「桁がちげぇ……まぁ、良いか。美咲が喜んでくれさえすれば」 

 

優美子「ほら、帰るよ。んで、早く誕生日パーティーしよ」 

 

八幡「はいよ……やっぱ重い」ハァ 

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

比企谷家 

 

八幡「ただいま」 

 

優美子「お邪魔しまーす」 

 

バーバ「あら、2人共おかえり。ケーキ用意しといたわよ」 

 

優美子「え゛……どうしよ、買ってきちゃった」 

 

八幡「別に良いだろ。残ったら朝飯にでもするし」 

 

優美子「美咲の朝御飯にはしないでよね?食べんならあんただけにしてよね?」 

 

八幡「うっす」 

 

美咲「……ん、んん~」グシグシ 

 

優美子「あっ、美咲が起きた」 

 

美咲「ん?……パパとママだ!」 

 

八幡「おう、ただいま」 

 

優美子「ただいま、美咲」 

 

美咲「おかえり!あのね!あのね!みさきね?きょうでね?4さいになるんだよ!すごい?すごい?」 

 

優美子「え!4歳になるの!?すごいなぁ、もう大人だね」 

 

美咲「えへへ」 

 

バーバ「ほら、みんな!ご飯にするわよ」 

 

美咲「はーい」 

 

優美子「今、行きます」 

 

八幡「うーい

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

食事中 

 

美咲「バーバのケーキおいしー」 

 

バーバ「あら、嬉しいわ」 

 

八幡「美咲」 

 

美咲「なぁに?」 

 

優美子「これ、パパとママから」つプレゼント 

 

美咲「おぉ!おっきーふくろだ!ねぇねぇ!あけていい!?」 

 

八幡「良いぞ」 

 

優美子「喜んでくれたらいいな……」 

 

美咲「なんだろなー」ガサゴソ 

 

優美子「う……なんか緊張してきたし」 

 

美咲「うわぁぁ!おっきーくまさんだ!」 

 

八幡「本当にでかいよな……こいつ」 

 

美咲「パパ!ママ!ありがとー!だいすきー!」 

 

八幡「おう、俺も美咲の事、大好きだぞ」 

 

優美子「あーしも、美咲の事、大好きだよ」 

 

美咲「えへへ」 

 

八幡「あと、なんだ……そのぉ」 

 

優美子「ほら、ちゃっちゃと言いな!別に恥ずかしいことじゃないんだから」 

 

八幡「わーってるよ!うっせぇな」 

 

優美子「あ?」 

 

八幡「すんません……その、美咲!」 

 

美咲「ん?なぁに?」 

 

八幡「誕生日おめでとう……」 

 

優美子「おめでとう!」 

 

美咲「うん!ありがとー!」 

 

八幡「その……な?お、俺の事をパパっていつも呼んでくれてありがとな?俺も、美咲が俺の娘になってくれた事をいつも感謝してんだ。だから、そのな?これからも、よろしくな」 

 

優美子「あーしも、美咲の事大好きだし……だから、ママって呼ばれるのも、すっごく嬉しいよ!だから、今日からは今まで以上に仲良くしようね!」 

 

美咲「うん!ありがとー!パパ、ママ!」 

 

八幡、優美子「誕生日おめでとう……美咲」 

 

                      おわり

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