どうも、雪ノ下八幡です。突然ですが、皆様にお伝えしなくてはならない事があります。何を伝えたいかと言うと……今さっきまで寝ていたのですが目を覚ますと、俺の目の前に知らないおっさんが居るんです……取り敢えず今の俺は何処に居るかを確認するために周りを見渡してみても、やはり俺の部屋だし、では、このおっさんは誰なんだ?いっその事、聞いてみるか?超絶怖いけど……
八幡「あのー、すみません。どなたですか?」
「いや、君こそ誰だい?僕の家族には僕以外に男は居ない筈なんだけど……」
八幡「……ん?」
「……ん?」
「「ん~?」」
意味が分からない……ん?もしかして
八幡「父ちゃん?」
パパのん「いや、だからね?君みたいな子をね、見たこと無いのよ、それをね?いきなり『父ちゃん』だなんて、僕、ビックリだよ」
八幡「いや、すみません。申し遅れました、自分は数ヶ月程前から此方でお世話になっています。雪ノ下八幡です。訳あって雪ノ下家には養子として迎え入れて頂きました。どうぞ、よろしくお願いします。」ペコ
パパのん「あっ、ご丁寧にどうも、こちらこそよろしくお願いします……って、え!?養子!?聞いてないよ?僕!!」
八幡「なんなら、詳しい事は母ちゃんの方が知ってると思うんで、良かったらこちらへどうぞ。ご案内します」
パパのん「……あのさ?この家は一応、僕の家でもあるから案内とか要らないからね?ってかさ、ちょっと僕で遊んでない?」
八幡「いえ、滅相も御座いません。では、ドラ○エっぽく付いてきてくださいね?」
パパのん「やだもう、完全に遊んでるじゃん。」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
リビング
八幡「母ちゃんおはよ」
パパのん「母さん、ただいま」
ママのん「おはようございます!八幡くん!」
パパのん「あれ?見えてないのかな?ただいま!母さん!!」
ママのん「えーっと……どちら様?」
パパのん「くっ!本当に久しぶりの対面なのに、俺の対応が冷たすぎる!もっと、アットホームな感じでお願いします!」
八幡「母ちゃん?この人って俺の父ちゃんなんでしょ?」
ママのん「いえ、申し訳無いんですけど、夫の顔を半年以上見ていなかったので、よく覚えてないんです……」
八幡「あっ、そう言えば前にも言ってたよね、『興味のない人のことをいつまでも覚えてはいられないものですから』って」
ママのん「はい、そうなんです。」シュン
パパのん「ねぇねぇ、君達さ?僕を苛めて楽しい?」
ママのん「では、無言で貫き通せば良いのですか?」
パパのん「さぁ、どんどん苛めて頂戴、ドンと来いだよ!」
八幡「……うわ」ヒキ
ママのん「さあ、ご飯の準備をしてきますね」
パパのん「じゃあ、僕も手伝おうかな~」
ママのん「近づかないで下さい!なに、我が物顔で私の旦那面しているんですか!」
パパのん「え?だから、僕は君の夫だよ?ねぇ、知ってる?」
八幡「まぁまぁ、母ちゃんもさぁ、もう、その辺にしておこうよ。父ちゃんが可哀想だよ」
パパのん「うぅ、ありがとう。八幡くん、君は優しい子なんだね」
八幡「ま、まぁ?当然の事をしたまでですよ。気にしないでください」
ママのん「はぁ、お帰りなさい。あなた」
パパのん「た、ただいま!」パァァ
ママのん「で?次はいつ帰ってくるのかしら?」
パパのん「ねぇ?今さっき帰ってきた人に普通、そんな事聞く?遠回しに早く出ていけって言ってない」
八幡「まぁまぁ、座ってご飯を待ちましょうよ……ね?」
パパのん「……君があの人に好かれる理由が少しわかったよ……」
八幡「まぁ、これからも、よろしくお願いします。父ちゃん」
パパのん「うん、よろしくね。あの人の笑顔が見れるならなんでもいいや、だから、こちらこそ、よろしくお願いします。」
こうして、パパのんとの初対面が終わった……ってかパパのんって尻に超敷かれるんだな……ビックリだわ
続けたい