体は子供、頭脳は大人   作:クマのPohさん

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特訓はつらいよ

皆様も1度は辛い現実を目の当たりにして絶望したこと位ありますよね?……あっ!どうも雪ノ下八幡です。それでなんですけど、さっき俺が言った辛い現実とは何かと言うと

 

ママのん「八幡くんには小学校からやり直して貰おうと思います。賛成の方は手を挙げて」

 

陽乃「はい!」

 

これ、雪ノ下家でも多数決を使ってることにビックリ、そして、辛い現実その1、それと

 

ママのん「なので、八幡くんには自己紹介の練習をして貰おうと思います。」

 

まさかの自己紹介の練習、まぁ確かに出来ないけど……

 

陽乃「さぁ、八幡?自己紹介してみて?」

 

八幡「あの」

 

ママのん「何ですか?あと敬語は止めてくださいね?」

 

八幡「あっはい、それでなんですけど、じゃなくて、それでなんだけど自己紹介は本当にやらないとダメ?」

 

ママのん「ダメです」ニコ

 

陽乃「それでは張り切ってやってみよー!」

 

八幡「ひきゅ、ひきぎゃや……」

 

ママのん「八幡くん?貴方はもう比企谷では無いのですよ?それともまさか………雪ノ下を名乗るのが嫌なのかしら」シクシク

 

陽乃「あー、お母さんを泣かしたー、いーけないだーいけないんだー「次からは出来ますので」じゃあ、やってみよー」

 

八幡「雪ノ下八幡です。」

 

八幡「………」

 

ママのん「………」

 

陽乃「………」

 

ママのん「あの、それだけですか?もっとこう、小学生らしく好きな食べ物とかなんだーかんだーってあるでしょ?」

 

八幡「いえ、あの自己紹介はいつもこれだけだったので」

 

ママのん「………特訓」ボソッ

 

陽乃「」ガクガク

 

八幡「はい?」

 

ママのん「これから本格的に八幡くんの自己紹介を良くするために特訓します!」

 

陽乃「お母さん?私は自分の部屋に行ってるね?」ブルブル

 

ママのん「ダメですよ?陽乃さんには八幡くんの自己紹介が上手く出来るまで延々に聞いていて貰いますのでそのつもりで」

 

陽乃「いやーーーー!!」

 

八幡「」ガクガク

 

ママのん「それでは八幡くん?もう一度自己紹介を」

 

八幡「は、はい」ガクガク

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

   5時間後

 

八幡「皆様、どうも初めまして、雪ノ下八幡ともうします。私の好きな食べ物なのですが、母が作ってくれたものは全て大好きです。嫌いな物は何一つありません。まあ、こんなところで自己紹介は終わらせて頂きます。何かと至らぬ点は多々あると思いますがこれからよろしくお願い致します。」

 

ママのん「はい、良いですよ」

 

八幡「お、終った……」

 

陽乃「ねぇねぇ、お母さん?」

 

ママのん「何ですか?」

 

陽乃「小学校に行くんだよね?」

 

ママのん「そうですよ?だから自己紹介の練習を」

 

陽乃「あの自己紹介じゃ子供っぽくないし、寧ろ怖いよ?」

 

ママのん「そうですか……では」

 

八幡、陽乃「」ガクガク

 

ママのん「やり直しましょう」ニコ

 

こうして俺はお姉ちゃんの完璧さが出来た理由を知ったのである

 

                            続けたい

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