オッス!オラ、イッセー!
ネタに走るのはこのくらいにして、俺は今、とある公園で紙芝居を見ていたのだが......。
「すると、川上から大きなおっぱいが流れてきたのです。」
うん、警察に連絡しよ。
全く、TPOをわきまえて欲しい。何より、おっぱいだけが流れてくるとかグロいわ。
「ほうほう、これが噂の兵藤一誠が変態になった原因ですか。」
後ろから声がしたので振り替えると、白音が水飴を舐めながら後ろに座っていた。
「それにしても、おっぱいが流れてきたとか、最早狂気すら感じますよね。」
「そうだよな。胸が好きなのは人の勝手だけど、ここまで来たら狂気だな。」
紙芝居が終わると、周りの子供たちはおっぱいコールをしながらスタンディングオベーションという奇妙な光景になった。呆れる俺に白音が質問してきた。
「一誠さんは大丈夫そうですけど、やっぱり男の人は胸とか大好きなんですよね?」
「うーん、どうなんだろうな?実際に、胸が好きな人もいるけど手が好きとか言う人もいるくらいだからな。」
「吉良さんは例外にしてもらって、一誠さんは胸についてはどう思ってます?」
「知ってると言えば、胸自体にはR18としては邪道だと言うくらいだな。らんま1/2でサンデーで初めて乳頭が確認されたらしい。女体になっているが、男の胸だから問題ないらしい。後は、ジャンプSQのToLOVEるだな。少年誌なのに乳頭の出番がなかったことの方が少ないらしい。なので、胸自体は揉もうが吸おうがセーフらしい。流石にセッ○スはアウトだけどな。」
「結構知ってるんですね、変態さん。」
白音が何故か俺を冷たい目で見ているが、どうでもいい。それよりも、俺たちの話を聞いていた紙芝居のおじさんが俺に向かって駆け寄ってきた。
「少年、君はいい目をしている。私と一緒にすべての胸を愛するおっぱいマスターになるつもりはないか?」
「犯罪者になるつもりはない!......ちょっと待ってろ。」
俺は公園を出て、人の多い商店街の方に駆け出した。
少しすると、一誠さんはある人物を連れて帰ってきた。それは、筋骨隆々だった。逞しい身体にフリフリのスカート、ある意味化け物を越えたナニカだった。
「協力者のミルたんだ。紙芝居のおっさん、あんたにはやってもらいたいことがある。」
「にょ!」
これがあの、ミルたんですか。確かに、肉体と服装のバランスがエグいですね。紙芝居のおじさんがミルたんを見て拒絶反応を示しているが、一誠さんはこんな質問をした。
「胸が大好きなんですよね?なら、このミルたんの胸を揉んでみてはどうですか?」
「ふぁ!?」
一誠さんの言葉に紙芝居のおじさんが、奇声を上げる。当たり前だ。ある意味化け物の胸を揉めとか言われれば、そんな声も出よう。
「い、嫌、遠慮しておこう。」
「おじさん言いましたよね?すべての胸を平等に愛するって。あの言葉は嘘なんですか?本当に好きなら揉んだり吸ったりできますよね?さあ!さあさあ!早くやってみてくださいよ!」
「勘弁してください!」
紙芝居のおじさんが土下座した。
紙芝居のおじさんを警察につき渡した後、俺はミルたんと握手していた。
「ありがとう、魔法少女ミルたん。君のおかげで、子供たちを悪の道に引き込む怪人変態さんを倒すことができた。」
「君も中々勇気があるにょ!あんな悪い人に立ち向かうのは勇気のいることだにょ!何か困ったことがあったら、また助けを呼んでもいいにょ!」
俺達は、ある意味友情を越えた何かをお互いに感じていると思う。その後、ミルたんと別れて家に帰った。今日は中々いい気分だ。最近、ろくなことが無かったからね。
「なんですかこれ?」
白音は、何故か混乱していた。