その輝く君に永遠を誓う   作:ヨーソローはやて

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第11話 ~一発殴られるくらいは覚悟しとかないと・・・~

 どうもこんにちわ、リア充の悠です!!・・・すみません調子乗りました。ダイヤと付き合うことになり浮かれてしまいました。まぁそれはそうと、俺は今黒澤家に向かっています。それはなぜかと言うと昨日マリー達のおかげでダイヤに告白をして付き合うことになったものの、その直後にダイヤ達のアイドルグループとしての名前がないことが判明。今日ダイヤ達の練習の後名前を決める会議をすることになり、とにかく案が欲しいからと俺にも召集がかかったというわけ。決してダイヤとイチャつく為ではないぞ?まぁ、逢えないと思っていたからどんな形にせよ逢える時間ができたのは素直にうれしいけどね♪

 しかしここで困ったことが一つだけあった。名前の案を出してほしいと言われたはいいものの、昨日一晩考えたがいい案が全然思い浮かばなかった。と言うか、ダイヤと付き合えて舞い上がっている今の俺の頭ではまともな思考ができていなかった。しかも浮かれ過ぎて頭のネジがぶっ飛んだのか変な名前しか思いつかなかったし・・・。たとえば『ダイヤと愉快な仲間達』とか『ダイヤモンドローズ』とか・・・とにかくダイヤの名前が入ってるものしか思いつかなかったのである。一晩寝て落ち着いた俺は思い返していろんな意味で恥ずかしくなり朝から柱に頭を思いっきり打ち付けていた。おかげで今も頭が痛い・・・。自業自得だけど・・・。

 そなこんなでバスの中でもああでもない、こうでもないと考えているうちに最寄りのバス停に着いていたので慌てて降りた。そして黒澤家に到着した。

 

「約束の時間より少し早いけどまぁいいか。その分早くダイヤに会えるかもしれないし、たぶんルビィは居るだろうからダイヤが帰ってくるまで話し相手にでもなってもらおうかなぁ。」

 

 ピンポーン

 

「はぁ~い。・・・・あら、悠ちゃんじゃない。久しぶりねぇ。元気にしていた?」

 

 黒澤家のインターホンを押すと、ダイヤでもルビィでもない女性の声が聞こえたかと思うと中から着物の女性が顔を出した。それはダイヤとルビィの母親だった。数年ぶりにあったけど相変わらずお若い。子供のころから思ってたんだけどこの人本当に二児の母親だろうか?高校生と中学生の子供がいるようにはとても見えない。家のお袋とは大違いだ。しかもダイヤにそっくりなんだよなぁ。将来ダイヤもこんな感じになるのかと思うとドキドキしてしまう。

 

「お久しぶりです。相変わらずお綺麗ですね。」

 

「あらいやだ、そんなお世辞が言えるくらい大きくなったのねぇ。私も年をとるわけね。」

 

 いやいや、お世辞じゃなくマジでそう思いますよ。確かにお袋と同じ年だけど、とてもそんなお年にはみえませんよ?

 

「あ、そうそう聞いたわよ~。ダイヤさんとお付き合いすることになったんですってね?あの子あぁ見えて結構甘えん坊でおちょこちょいだからよろしくお願いしますね?」

 

「わかりました。しかし情報早いですね?まさかもうしっているとは・・・。」

 

「いえね、昨日ルビィさんが嬉しそうに話していたのよ。」

 

 おぉいルビィさん!?それはダイヤにとって羞恥プレイなのでは!?

 

「ダイヤさんったら顔を真っ赤にしていて可愛かったわ~。お父さんなんか涙を流しながら喜んでいたし。」

 

 うわぁ・・・それってうれし涙でなく愛娘をとられたことに対する悔し涙ではなかろうか?おじさんにとってどこの馬の骨とも知らない男より相手が俺だった事が唯一の救いだったのかな?

 

「あははは・・・、そ・それより今日はダイヤ達と約束があるんですが聞いてます?」

 

「えぇ、もちろん聞いてますよ。ダイヤさん達はもうすぐ帰ってくると思うから奥で待っていてもらえますか?」

 

「はい、それじゃぁお邪魔します。そう言えばルビィは居ますか?」

 

「今日はあの子お友達の家でお勉強の約束があるんですって。ルビィさんに何か用でもあったのかしら?」

 

「いえ、ただダイヤ達が来るまで話し相手になってもらおうかなぁって思っただけなんで大丈夫です。」

 

「そう?ならもう少し待っててくださいね。」

 

 それから俺はダイヤ達が帰ってくるまでの間おばさんの出してくれたお茶を飲みながらボーっと過ごしたのであった。

 

「悠さんお待たせしてしまって申し訳ありません。」

 

「気にしなくていいわよダイヤ☆今まで長いことダイヤを待たせてたんだからこれくらいなんでもないわよ☆」

 

 何でマリーが答える!?しかもその話を引き合いに出されたら俺何も言い返せなくなるんですけど!!

 

「こうして悠さんが隣にいてくださるのですから私はそれで充分ですわ♪」

 

「ダイヤ・・・♪」

 

「悠さん・・・♪」

 

「はいはい、ごちそうさま。それにしても悠君早かったね?」

 

 おっとあぶない。果南たちを忘れて二人の世界に入るところだった。

 

「あ・あぁ、今日大学の講義が午前中だけで暇だったから少し早目に来たんだよ。」

 

「へぇ、わたしはてっきり早くダイヤに逢いたてルンルンで来てたのかと思った。」

 

「まぁ、それは否定しないよ?」

 

「悠さん♪」

 

「ダイヤ♪」

 

「だから、すぐに二人の世界に行こうとしないでよ・・・」

 

「バカップルは放っておいて話を始めましょ?」

 

 バカップルと言われてしまった・・・。まぁいいけどさ。でも浮かれ過ぎだな確かに・・・本当に二人っきりの時以外は気をつけよう。

 

「それじゃぁ、各自考えてきた物を発表しましょうか☆それじゃユウからお願いね☆」

 

「俺から!?」

 

「Yes!!大学生なんだしいいアイディアない?」

 

 大学生は関係ないだろ・・・。どうしようマジで何も浮かんでないんだけど・・・。まさか昨日の夜のアレを発表するわけにはいかないし・・・。

 

「すまん、いいものが浮かばなくて・・・」

 

「えぇ?もうしょうがないなぁ。どうせダイヤの事ばかり考えてたんでしょ?」

 

 うぐぅ、否定はできん・・・が、何だか悔しいから誤魔化そう。

 

「別にそうじゃないって。ただ昨日はあちこち回ってたから疲れれて頭が働かなかったんだって。そう言うマリーはなんかいいアイディアあるんだろうな?」

 

「ないわよ?」

 

「は?」

 

「だから、ないって言ってるの。難しいわよね~。だからユウに期待してたのに・・・」

 

 おいこら、なにさらっと言ってやがる!!これだと俺が悪いみたいじゃないか!!てか、何で何もないのにそんなに偉そうなの!?

 

「ごめん、わたしもいいもの思いつかなかった・・・。」

 

「私も・・・」

 

 というわけで、さっそく座礁してしまった・・・。まぁ当然か・・・。てか、一晩で思いつくならだれも苦労はしないよな・・・。

 

「と、とりあえずコンセプトと言うかイメージから考えないか?」

 

「そうですわね。闇雲に考えてもなにも思いつきませんしね。」

 

 

 

 それから俺たちはしばらく考え、学校を救いたいというのが始めた動機ならば、やはり地元をイメージした名前がいいのではないかとなった。その中で出た名前が「シャイニーズ」「Sakuya」「SS’s (サンシャインズ)」「浦の星少女隊」である。

 

「ん~どれも悪くないんだけどなんかパッとしないなぁ・・・てか、シャイニーズと浦の星少女隊はネタだろこれ?」

 

「んまぁ、失礼ね、これでも真面目に考えたんだからね!!」

 

「あぁ、悪い悪い、別にディスってるつもりはないんだ。」

 

「ふんだ!!」

 

「でも、確かにあと一歩な気がするよね~他に何かないかなぁ・・・」

 

「そうですわねぇ・・・後はこのあたりと言ったらやはり海でしょうか?そうすると安直ですが、オーシャンズとかマリンでしょうか?」

 

 海か~確かに内浦と言ったら海のイメージは俺も強いなぁ・・・でもまだ、物足りないなぁ・・・他に連想できると言えば水?でも水ってウォーター?いやいやないだろ・・・・。そうすっと・・・

 

「Aqua・・・」

 

「「「え?」」」

 

「ユウ今何て言ったの?」

 

「え?」

 

「え?じゃなくてなんていったの!?」

 

「あ・あぁ、Aqua?」

 

「悠さんそれいいですわ!!」

 

「そうか?でもだた水って言ってるだけでなんのひねりもないぞ?」

 

「ならこういうのはどうでしょう?私達のものという意味の『ours』と合わせて『Aqours』と書いて『アクア』と読むというのはどうですか?」

 

「造語かぁ・・・うん、悪くないんじゃないかな?俺はいいと思うよ。」

 

「ソウネ、ワタシは気に入ったわ☆」

 

「うん、なんかいい感じ♪わたしたちのイメージにもぴったりじゃないかな?」

 

 というわけでめでたくダイヤ達のグループ名はAqoursに決定した。しかし、名前を考えるって難しいなぁ・・・。これだけでどんだけ時間かかったんだ?もう外は暗くなってるし。でもまぁ、ダイヤ達のこの嬉しそうな顔を見れたからよかったなぁ。

 

「盛り上がってるところ悪いのだけれど皆さんお夕飯はどうしますか?」

 

 グループ名が決定して喜んでいるところにダイヤのお母さんが顔を見せた。もういい時間だったので気を利かせて全員分用意してくれたらしい。ここで断るのも失礼なので俺達はお言葉に甘えて夕飯をいただくことにした。ルビィはどおやら友達の家で俺らのように夕飯をごちそうになってくるらしい。可愛い妹がいなくて少し残念だなぁ。でもまァ可愛い彼女と美人に囲まれての夕飯は緊張するけどなんて贅沢なんだろ。今度智也に自慢してやろう♪

 そして、夕飯をごちそうになり、そろそろ帰ろうとしとき、俺にとってとんでもない修羅場が起こったのでした。それはなんとダイヤのお父さんが帰ってきたのです。まずい・・・昨日の今日ででくわすとは!!正直この危険性をすっかり忘れていた・・・。なんってたって付き合ったその日にばれて、しかも悔し涙を飲んだ次の日だ、物凄くからまれそう・・・。ダイヤのお父さんは温厚で凄く気さくないい方なんだけど、娘達激Loveで娘の事となると豹変するからなぁ・・・。一発殴られるくらいは覚悟しとかないと・・・。

 

「お?悠じゃないか!!久し振りだなぁ!!」

 

「お・おじさん・・・。ご無沙汰してます。」

 

「すっかり大きくなったなぁ。」

 

「あ・ありがとうございます・・・。」

 

「どうしたそんなにかしこまって?昔みたいにもっと気軽に話してくれていいんだぞ?」

 

「いえ、そんな。流石に俺も大人になったんで目上の人には・・・・」

 

「そうか?まぁいい。それより悠。少し話があるんだが時間大丈夫か?」

 

 ほら来た!!正直何言われるかわからなくて怖いから逃げたいが、そうも言ってられないよなぁ・・・。これからのためにもここはちゃんとおじさん・・・じゃない、お義父さんと話をしないと。

 

「えぇ、大丈夫ですよ。」

 

「なら、少し酒に付き合ってくれないか?」

 

「ちょ!お父様!?」

 

「大丈夫だ。別に未成年の悠に酒を飲ませようってわけじゃない。久々に会って積もる話もあるだけさ。なぁ、悠?」

 

「そ・そうですね・・・あはははぁ。」

 

「そう言うことなら・・・。」

 

 あぁ、今お義父さん目で逃げるなよって言ってた~。しかも何かを察したのかマリーと果南は、ご愁傷様と言わんばかりに南無南無してるし~。おばさんは楽しそうにニコニコ見守ってるし、なにこの状況・・・。

 

「ただい・・・まぁ?」

 

「あら、ルビィさん。お帰りなさい。」

 

「なにこのプチ修羅場的な状況・・・」

 

 帰ってきたルビィは一瞬でこの場の雰囲気を察したらしく、俺を見て申し訳なさそうに、がんばルビィではなく、ふんばルビィ!と励ましてくれた。まぁ、昨日ルビィが話してしまったからこんな状況になったのだが、いずれはバレることだし仕方ないか・・・。

 ちなみにこの後深夜までお義父さんのダイヤの産まれてからの思い出話に付き合わされたのは言うまでもないだろう。

 酔いつぶれるちょっと前にお義父さんから『ダイヤを頼む』と言われた時は付き合ってる事を一応は認めてくれているのが分かってほっとしたし、ダイヤをずっと大事にしようと改めて思う事が出来た。それと同時に、そんな気はさらさらないが、浮気とか最悪別れるとなったなどダイヤを悲しませることになったら俺の命はないんだろうなぁとも思ったのだった。




いかがだったでしょうか?

グループ名決定の仕方はあんなものかなと・・・。

ちなみにダイヤ達のお父さんお母さんの登場回でしたね。お母さんには上品さがありながらも普通の方な感じを、お父さんには娘ラブな設定にしてみました。

まぁ、この後はほとんど出てこないと思うけど・・・w


ではでは、宜しければまた読んでやってください♪
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