その輝く君に永遠を誓う   作:ヨーソローはやて

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第16話 ~猛特訓していきますわよ~

「やりましたわっ!!!」

 

「お・おうっ!?いきなりどうしたダイヤ?」

 

 あのキス(頬だったけど)から早くも3週間ほどたった。その間にAqoursの2nd曲が完成しPV撮影を兼ねたライブも大成功に収めた。曲が完成してからは振り付けやら練習やらでダイヤは大忙しであまりイチャラブが出来なく・・・え?そんなことよりちゃんとキスはしたのかって?あ・・・・まぁやっぱり俺も恥ずかしかったのでおでこにするのが限界でした・・・・情けないと笑いたければ笑うがいい!!でもいいんです~!!俺らのペースでやっていくからっ!!

 そんなことより、今日はライブも終わり久し振りにダイヤとのんびり過ごす予定だったのだが、ダイヤが物凄く興奮しながらうちに来て先の発言である。どれほど興奮しているかと言うと、アニメなどで鼻から蒸気が噴き出すような感じでフンスッ!といった感じで鼻息が荒い。ダイヤがこんなに興奮するほど一体何がやったと言うのだろうか?ランキングが大幅に上がったことだろうか?それなら昨日ダイヤと電話で話したしここまで興奮しては来ないだろうからどうしたんだろう?

 

「先ほど連絡がありまして、この間のPVの評判が凄くいいらしく、人気急上昇の注目グループとして2週間後に東京で行われるスクールアイドルのイベントに呼ばれたんですの!!」

 

「おぉ!!それは凄いな!!東京のイベントって言ったら有名なグループとかたくさん来るんだろ?そんなイベントに呼ばれるなんて快挙じゃないか!!」

 

 今やスクールアイドルはドーム大会が開かれるほど人気があるとはいえ、人気のあるグループのほとんどは東京周辺に偏りがありかなりの激戦区なんだとか・・・。それゆえに東京周辺のグループは地方のグループよりも格段にレベルが高いと勇さんから聞いたことがある。しかも聞けば、今回呼ばれたイベントは参加自由のイベントではなくラブライブの運営委員会が招待したグループしか参加できないイベントらしく、ミニラブライブのようなものらしい。しかも、このイベントに招待されているグループのほとんどがやはり東京周辺の有名グループばかりで、そのほとんどがラブライブ出場経験者らしい。そんなラブライブ前哨戦のようなイベントに呼ばれたのだからそりゃ興奮もするよなぁ。実際この話を聞いた俺もテンションが上がってきたのだから当人であるダイヤの興奮は計り知れないものだろう。

 

「ただ、ここで一つ問題が・・・」

 

 先ほどまで異常にテンションの高かったダイヤだが急に暗い顔をした。どうしたんだろう?

 

「なんかあったのか?学校から許可が下りなかったとか?」

 

「いえ、先ほど連絡が来たのでまだ学校には話してないのですが、許可が下りないという事はないと思うのですが、当然の事ですが向かう場所が東京なんです・・・・」

 

「あぁ・・・やっぱり腰が引けちゃうんだ?」

 

「えぇ・・・・もう高校生にもなってお恥ずかしい話なのですが、どうしてもあの時の事を思い出してしまって・・・」

 

「まぁ、当然ちゃ、当然だよな。でも、それならどうするんだ?出場を辞退するのか?」

 

「いえ、まだ果南さんと鞠莉さんに話してませんし私の独断ではそれは決まられませんし、イベントには参加したいです。ですので、もし悠さんが大丈夫ならですが東京まで付き添ってきていただけませんか?」

 

「ダイヤの為なら全然構わないぞ♪」

 

「本当ですか!?よかった~。」

 

「だたし、ちゃんとおじさん達は当然だが果南とマリーの親御さんとと学校にはちゃんと許可をとれよ?東京でイベントってことは泊りがけでいかないといけないからな。俺一人なら満喫だろうとどこだろうと寝るのに困らないけど女子高生がそんな時間に満喫なんかには入れないし、借りに年齢を誤魔化して入ったとしても女の子3人だけじゃ危ないからな。ちゃんと許可を貰って寝るところも確保しないとな。」

 

 俺はダイヤにちゃんと許可をとるようにいっておいた。その後はダイヤと一緒に今度行くHPを見たりその周辺の宿などを調べ今人気のスクールアイドルはどこでどんな感じなのかダイヤが楽しそうに話して1日が終わってしまった。のんびり部屋でDVDを見たりしながら過ごしたかったぁなんて思ったけど、スクールアイドルの話をしているダイヤがとても楽しそうだったのでまぁいいか♪

 

 

~~ダイヤside~~

 

 昨日は久しぶりに悠さんに甘えようと思いましたのに東京でのイベントの知らせに舞い上がってしまいスクールアイドルの話をしただけで1日が終わってしまいましたわ・・・・。私とした事が・・・・。でも悔やんでも仕方ありませんわね。悠さんに甘えるのはいつでもできますがイベントは待ってくれませんものね!!

 と言うわけで昨日東京でのイベントの知らせがあった事を果南さんと鞠莉さんに伝えるべく、昼休みに部室でお昼を食べてから二人に伝える事にしました。

 

「東京!?」

 

「そうですの!!私たちが呼ばれたんですのよ!!」

 

 果南さんは次の曲の歌詞をホワイトボードに書いていましたが少し驚いてこちらに振り向き質問を返してきたので私はクルット回ってその質問に答えて見せました。少し舞い上がりすぎかもしれませんが嬉しいのだから仕方ありませんわよね?

 

「ダイヤ・・・ずいぶん鼻息がBerryHard・・・」

 

 すると鞠莉さんが少し呆れた顔で私が興奮して少し鼻息が荒くなってしまったことを指摘してきたので慌てて鼻を隠して隠しました。やはり舞い上がり過ぎだったようですわね・・・なんだか恥ずかしいですわ///

 

「と・とにかくチャンスですわ!!このイベントで有名になればラブライブが一気に近づきますわ!!」

 

「そうだね♪こんなチャンスもしかしたら二度とないかもしれないし頑張ろうか♪」

 

「これはシャイニーな展開ね☆ワタシ達ならきっとどこまでもいけるよ☆」

 

 最初はいきなりの展開に着いていけていなかった二人ですが、ラブライブという言葉を聞いたら二人とも目を輝かせてこのイベントの意気込みを口にしてくださいました。

 

「果南さんも鞠莉さんも乗り気になってくださったので、後は学校の許可さえ取れば完璧ですわ♪」

 

 と言うわけで私たちは放課後理事長室へ向かい、学校の許可をとることとなったのですが、参加そのものに対して反対されなかったものの、やはり高校生だけで泊りがけで東京に行くとういう事が問題視され誰か保護者が同伴することが参加条件と言われてしまいました。誰か臨時で顧問を引き受けてくれる先生を探しましたがあいにくどの先生も担当顧問の部活が忙しいらしく断られてしまいました。

 

「まさかこんな盲点があろうとは・・・」

 

「まったくですわ。ここにきて先生方も忙しくて付き添えないなんて・・・・」

 

 付き添いの保護者としてまず先生方にあたってみたものの見事に全滅してしまった私達は部室に戻り溜息をつくしかありませんでした。

 

「保護者と言っても先生はダメとなるとワタシ達の親にお願いするしかないけれど・・・・」

 

「うちは店が忙しいから難しいなぁ・・・」

 

「ワタシのところもだよ・・・パパもママもしばらく海外だし・・・・」

 

「私の家もですわ・・・お父様もお母様も忙しい方なので日帰りできるならともかく、泊りがけでとなるとちょと・・・」

 

「「「はぁ・・・・・」」」

 

 どうしましょう、まさかこんなチャンスを前にして諦めなくてはいけませんの?

 

「ねぇ、ユウを保護者にするっていうのはどうかな?どうせダイヤに付き添って東京に行くんでしょ?」

 

「え?えぇ・・・ですが、うちの親はともかく、果南さんや鞠莉さんのご両親や学校がそれを許してくれるでしょうか?」

 

「そうだねぇ。私の親はちゃんと説明すれば分かってもらえるとは思うけど、学校は許してくれないんじゃない?悠君だって未成年で若い男の人だし・・・」

 

「それならばNoProblem☆そこは私達の親が許可したと言えば学校は黙ると思うから問題ないはずよ☆」

 

「本当かなぁ・・・・」

 

「とにかくユウが保護者役をやってくれるか確認して、あとはワタシ達の親を説得すれば解決じゃない?」

 

 鞠莉さんの中ではすでに解決したらしく一人でうんうんと頷いていました。

 

「というわけでダイヤ、ダイヤのDarlingにさっそく電話よ☆」

 

「だっ!?////ちょと鞠莉さん!!」

 

「キャ~!!ダイヤが怒った~☆」

 

 まったく!!・・・・でもどうしてこう私は鞠莉さんに毎度からかわれてしまうのでしょうか?果南さんもいき過ぎなければ止めてはくれませんし、なんなら一緒にからかってきますし、そんなに私はいじりやすいのでしょうか?自分ではしっかりしているつもしなのですが・・・・。

 

「とりあえず、ダイヤは何を考えこんでるのかは知らないけど早く悠君に確認しないと。のんびりしていたら返事の期限はあっという間に過ぎちゃうよ?」

 

「そ・そうですわね」

 

 私は果南さんに促されて悠さんに電話をかけました。悠さんに事情を説明したところ驚いてはいましたが、もともと一緒に行く予定だったんだから問題ないとおっしゃってくれましたが、やはり親と学校の許可だけはちゃんと取るようにと釘を刺されてしまいました。

 

 

 そして次の日結果から言うと全員親からの許可がとれました。私の家はお父様もお母様も悠さんの事をよく知っているから問題はないと思っていましたが、果南さんと鞠莉さんの家がこんな簡単に許可がおりるとは思いませんでした。

 

「それにしても果南さんも鞠莉さんもどうやって悠さんの事をご両親に説得したんですの?」

 

「え?どうやってって、ダイヤにゾッコンLOVEの彼氏だから安全な人だから大丈夫よって☆」

 

「あ、わたしも。」

 

 なんだかとても恥ずかしいのですが・・・・。というか、それでなんで許可がおりるのでしょうか?家はお父様が少し不機嫌になってお母様に窘められていたのに・・・

 

「さて~、後はこの事を理事長に報告しに行くだけね☆」

 

 そして理事長にこの事を報告すると簡単に許可が下りました。なんだかあっさりで拍子抜けでしたが、なにはともあれこれで東京のイベントに参加できますわ!!

 

「では、今日からイベントまでは猛特訓していきますわよ!!」

 

「「おぉ~!!」」

 

 

~~ダイヤsido END~~




いかがでしたか?

今回は少し短めなうえにあまり盛り上がりもギャグもなかったですが、書きたい事を書こうとしたら、今回は嵐の前の静けさ、的な回になってしまいましたw

次回からは果南ちゃんと鞠莉ちゃんに焦点がかなり当たると思いますがダイヤ様もちゃんと活躍させる気満々なので宜しかったら次回も読んでやってください♪
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