僕と紅魔郷とスカーレット姉妹   作:ゆっくり翼

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第八問 VS Fクラス 四回戦と五回戦

「それでは四回戦目の方、どうぞ」

 

「……私が行きます」

 

Fクラスからは黄色いリボンをつけた緑色の髪の人が出てきた。

 

「瑞希、お願いするわ」

 

「あっ、はいっ、分かりました!」

 

瑞希ちゃんが舞台へと向かっていった。

 

「さて、勝てるかしら?」

 

「勝てる根拠もないのに行かせたの!?」

 

「あるわよ。ただ瑞希とイスアードの点差はそれほどないから勝率は五分五分ね」

 

「そうなんだ」

 

僕は舞台の方に目を向けた。

 

「教科は何にしますか?」

 

「総合科目でお願いします!」

 

「承認しました。それでは始めてください」

 

さて、点数はどうだ!

 

『試獣召喚!』

 

 

 

総合科目

姫路瑞希 Aクラス 4443点

 

VS

 

シェーダ・イスアード Fクラス 3999点

 

 

 

『おぉっ!』

 

点差が500点ぐらいある!

すごいよ瑞希ちゃん!

 

「……っ!」

 

イスアードさんの召喚獣が突っ込んできた。

 

「行きます、『熱線』!」

 

その言葉で瑞希ちゃんの召喚獣の左手から熱線が出て、イスアードさんの召喚獣に当たる。

そして、イスアードさんの召喚獣がよろめいた所に瑞希ちゃんの召喚獣の振った大剣が当たりイスアードさんの召喚獣は真っ二つになった。

 

 

 

総合科目

姫路瑞希 Aクラス 3443点

 

VS

 

シェーダ・イスアード Fクラス 0点

 

 

 

結構あっさりと終わったなぁ。

 

「Fクラスの人が戦闘不能となったので、この勝負はAクラスの勝ちです」

 

これで三勝一敗。次勝ったらAクラスの勝ちだ。

 

「それでは五回戦目の方どうぞ」

 

「愛子、お願いするわ」

 

「りょーかい」

 

こっちからは工藤さんか。

 

「…………俺が行く」

 

康太か、なら科目は保健体育かな?

 

「教科は何にしますか?」

 

「…………保健体育」

 

ほらね。

 

「土屋君だっけ? 随分と保健体育が得意みたいだね?

でも、ボクだってかなり得意なんだよ……君とは違って、実技で、ね♪」

 

その一言を聞いて、康太が瞬時に鼻を抑えた。

おぉっ、耐えてる。

 

「そういえば吉井君。保健体育で良かったらボクが教えてあげようか? もちろん実技で」

 

このタイミングで僕をからかうの!?

まぁ返事は当然

 

お願い(遠慮して)―――」

 

「吉井には永遠にそんな機会なんて来ないから、保健体育の勉強なんて要らないのよ!」

 

……そんなことないよね? 僕にもいつか機会があるよね?

 

「そんなことないよ!」

 

フラン、反論してくれてありがとう!

後出来れば左腕から離れてくれないかな? 色々とヤバイから。主に理性。

 

「だってわたしが教えるから!」

 

えぇっ、いいの!? ……いや待て落ち着け僕。きっとフランは気を使ってくれたんだ。いやぁ、フランは良い子だなぁ。

 

「そろそろ召喚を開始して下さい」

 

あぁ、今試召戦争中だったね、忘れてたよ。

 

『試獣召喚!』

 

 

 

保健体育

工藤愛子  Aクラス  475点

 

VS

 

土屋康太  Fクラス  ―――

 

 

 

おぉっ、思ったよりか高い。

 

「実践派と理論派、どっちが強いか見せてあげるよ、『電撃』」

 

工藤さんの召喚獣の斧が電気を纏った。

 

「それじゃ、バイバイ。ムッツリーニくん」

 

その言葉とともに、工藤さんの召喚獣が康太の召喚獣の前に移動して、斧を降り下ろし―――

 

「…………『加速』」

 

突如康太の召喚獣がぶれた。

 

「…………『加速』、終了」

 

気がつくと康太の召喚獣は工藤さんの召喚獣の後ろにいた。

そして工藤さんの召喚獣は血を全身から吹き出しながら倒れた。

 

 

保健体育

工藤愛子  Aクラス  0点

 

VS

 

土屋康太  Fクラス  678点

 

 

 

高っ! 後もう少しで700点じゃないか!

いや、腕輪使ったから本当は700点越えてたのかな?

 

「そ、そんな……! この、ボクが……!」

 

余程悔しかったのか、工藤さんは膝をついた。

まぁテストに実践とか理論とかは関係ないよね。

 

「Aクラスの人が戦闘不能となったので、この勝負はFクラスの勝ちです」

 

これで三対二か。

で、次の相手は多分霊夢と魔理沙、こっちはレミリアと咲夜か。

……どっちが勝つんだろう?

 




『熱線』
100点(総合科目では1000点)を消費して左手から炎のビームを出す。

『電撃』
100点(総合科目では1000点)を消費して身体中に電気を纏わせる。

『加速』
50点(総合科目では500点)を消費して速度を大幅に上げる。
解除したい時は『加速終了』という。


次回は六回戦目を予定しています。
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