英語
問 以下の英文を訳しなさい。
[He cooked me a nice meal.]
レミリア・スカーレットの答え
[彼は私においしい料理を作ってくれた。]
教師のコメント
正解です。
フランドール・スカーレットの答え
[あきひさはフランにおいしい料理を作ってくれた。]
教師のコメント
勝手に主語とかを変えないでください。
吉井明久の答え
[彼は私を料理した。]
教師のコメント
a nice meal が無くなるだけでこんな訳になるとは思いませんでした。
「……うわぁ」
「おぉーっ」
「思ったより広いわね」
「そうですね」
3階へと足を踏み入れた僕らを通常の五倍くらいの広さをもつ教室が出迎えてくれた。
いくら何でも広すぎない?
こんだけ広いとなると中身は結構普通かもしれない。ちょっと覗いてみよう。
えーっと中にあるのは…………プラズマディスプレイ、ノートパソコン、個人エアコン、冷蔵庫、リクライニングシート…………そうでもなかった。
「吉井君、こんな所で何しているのかしら?」
Aクラスの凄さを確認していると、後ろから声がかかった。
声がした方を振り向くとそこには去年のクラスメイトで親友の秀吉がいた。
―――何故か女子制服の姿で。
あれ、秀吉って女子扱いされるのが嫌なんじゃなかったっけ?
とりあえず聞いてみよう。
「秀吉、何でスカートなの?」
「…………」
あれ、機嫌が悪くなった。
っていうかよく見たらいつもと雰囲気が違うような……?
「明久、彼女は木下 優子。私の去年のクラスメイトで友人よ」
へぇ、この人が秀吉のお姉さんか。秀吉に瓜二つだね。
「おはようレミリア」
「おはよう優子」
レミリアと木下さんが挨拶をかわす。
結構仲は良さそうだ。
「さて、こんな所でたむろするのもなんだし、Aクラスに入りましょ」
そう言ってレミリアと咲夜は教室に入っていった。
「行こっ、あきひさ!」
フランが僕の腕を引っ張る。
さて、僕もAクラスに―――
「ちょっと待って」
入ろうとしたら木下さんに邪魔された。
何だろ?
「何で吉井君もついてくるの?」
えっ……あぁ成る程。僕がFクラスだと思っているのか。
「あなたはFクラスでしょ」
やっぱり。まあ去年の僕を見たら誰でもそう思うよね。でも
「ところがどっこい、僕はA「嘘ね」クラスって早いよ!?」
まさか即否定されるとは思わなかったよ!?
こうなったら証拠の紙を見せるしかない!
僕はポケットから僕の所属クラスが書いてある紙を…………
紙を…………
紙…………
あれ、ないぞ。
もしかして、どこかに落とした?
くっ、これじゃ木下さんに僕がAクラスであることが証明出来ない!
「あきひさこれ」
僕が困っているとフランが折り畳まれた紙を差し出してきた。なんだ、フランが持ってたのか。
「ありがとうフラン」
フランにお礼を言って紙を受け取る。そしてその紙を木下さんに見せた。
すると木下さんの目が訝しそうな目から馬鹿を見ているような目に変化…………ってあれ? 何で?
僕はフランから貰った紙を見た。
『Aクラス……フランドール・スカーレット』
「これフランのじゃないか!」
「てへぺろ」
おのれフラン、謀ったな!
「フラン、僕の紙は!?」
「持ってないよ」
じゃあ僕の紙どこにあるの!?
「明久様」
「うわぁ!」
いつの間にかに咲夜がいた。
び、びっくりした!
「これを」
「え?」
咲夜が紙を差し出してきた。受け取って中身を見ると、僕の名前と所属クラスが書いてあった。
ってこれ僕の紙だ!
「どうして咲夜が?」
「さっき落としていたので拾っておきました」
うっ、落としてたのか。
まぁいいや、とにかくこれで証明出来る!
僕は木下さんに紙を見せた。
木下さんはそれを数秒間見た後、驚愕した。
「まさか本当だったなんて」
よかった、信じてもらえて。
「疑ってごめんなさい」
「別にいいよ、気にしてないし」
去年の僕が悪いんだしね。
「信じてもらえて良かったですね」
「ありがとう咲夜、持ってきてくれて」
「いいですよ、これはついでですし」
ついで?
「じゃあ何で此処に?」
「お嬢様が明久様達が遅いので様子を見てこいと」
あぁ確かにちょっと長話になっちゃったからね。
これ以上レミリアを待たせるのもなんだし今度こそAクラスに入ろう。
「遅かったわね」
あの後すぐにAクラスに入った僕らに声をかけたのはドアの近くの壁に寄りかかって腕を組んでいるレミリアだった。
「いや、ちょっとゴタゴタがあってね」
「そう」
その一言の後、レミリアは自分の席らしき所に座った。
「明久とフランも早く座りなさい」
えっ?咲夜はっていつの間にかに座ってる!?
とりあえず僕もとっとと自分の席を探して座ろう。
「明久君、フランちゃん」
突然後ろから呼びかけられ、僕は反射的に後ろを向いた。
そこには僕がAクラスに入るために必死に勉強していた時、レミリア達と一緒になって勉強を教えてくれた幼なじみの
「おはよう瑞希ちゃん」
「おはよ、みずき!」
「おはようございます二人とも。明久君は無事にAクラスに入れたんですね」
「レミリア達のおかげでね。瑞希ちゃんも勉強教えてくれてありがとう」
「ふふっ、どうもいたしまして」
ふと時計を見るとHR1分前だった。
このまま此処で話していると色々と不味いので僕達は着席する事にした。