僕と紅魔郷とスカーレット姉妹   作:ゆっくり翼

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皆さんのおかげでUAが一万を突破しました!
皆さん、ありがとうございます!

それでUA一万突破記念として番外編を作りました!
Fクラス戦が終わったら掲載すると思います。

ps今回、二回戦だけじゃあまりにも酷かったので三回戦も入れました。


第七問 VS Fクラス 二回戦と三回戦

「よくやったわ、明久」

 

陣地に帰ってくると、レミリアと咲夜が出迎えてくれた。

 

「結構やばかったけどね」

 

「勝ったのだから結果オーライだわ。

それよりも…………」

 

そこでレミリアは一端会話を切り、僕の左腕を見た。

 

「左腕は大丈夫なのかしら?」

 

「ちょっと辛いけど大丈夫」

 

さっきの戦いで召喚獣の左腕が凍ったから、フィールドバックの影響で左腕がとても冷たい。

 

「じゃあ、えいっ」

 

フランが掛け声とともに抱き着いてきたってえぇ!?

 

「フ、フラン、何で抱きつくの!?」

 

「これで少しは暖かくなるでしょ」

 

確かにそうだけど!

でも他にも方法はあるとは思うよ!

てか左腕にとても柔らかいものが当たってとても気持ちいいから左腕を動かそうにも動けないし、唯一出来ることはその柔らかいものを鷲掴みにすることぉぉぉぉぉ!!

お、落ち着け僕。素数を数えて落ち着くんだ。1、1、2、3、5、8、13、21、34…………ふぅ、落ち着いた。

 

「吉っ」

 

「ん?」

 

声がした方を向くと、島田さんが倒れていた。

えっ、何で?

 

「明久様に危害を与えようとしていたので、意識を刈っておきました」

 

「あぁ、ありがとう咲夜」

 

僕が悪いんだったらしょうがないんだけど、いわれのない暴力は嫌だからね。

 

『異端者には死の鉄槌を!』

 

『行かせるわけないだろ、馬鹿』

 

Fクラスの陣地では覆面集団がこっちに来るのを雄二が止めていた。ありがとう雄二。

 

「それでは二回戦目の方、どうぞ」

 

「私が行くのかー」

 

Fクラスから赤いリボンをつけた黄色い髪の人が出てきた。えーっと、確か交渉の時にいたなぁ、名前は分からないけど。それにしても変わった喋り方だなぁ。

 

「久保、頼めるかしら?」

 

「了解、スカーレットさん」

 

へぇー、久保君が出るのか。

ってあれ? 久保君が顔をしかめながらこっちを見てる。

うーん、やっぱり久保君ってフランのことが好きなのかなぁ?

いつもフランの方を見ているし。

そして一緒にいる僕に嫉妬の視線を向けてくるし。

と思ってたらフランがいない時はその視線は全然ない。それどころか、熱意の視線で見てくる。

そこらへんが何故なのか、未だに分からない。

レミリアに聞いてみても

 

『あなたは知らなくていいのよ』

 

ってとても神妙な顔で言われるんだよなぁ。

 

「教科は何にしますか?」

 

と、もうそろそろ勝負が始まりそうだ。

 

「現代国語でお願いします」

 

「承認しました、それでは始めてください」

 

『試獣召喚!』

 

 

 

現代国語

久保利光 Aクラス 431点

 

VS

 

ルーミア・ブライト Fクラス 402点

 

 

 

くっ、まさかとは思ったけど400点を越えてるなんて……!

でも点数なら勝っている。これなら腕輪次第で勝てるかも―――

 

「『暗闇』なのかー」

 

ブライトさんがその言葉を言った直後、召喚フィールドが真っ暗になった。

何これ、全然見えない!?

でも相手も同じはず「行くのかー」見えないけど多分攻めてきてる!

 

「くっ!」

 

暗闇から連続で鎌を振る音が聞こえる。

って久保君! 適当に振ったら当たるものも当たらない―――

その時、何かを斬る音とともに暗闇が晴れた。

 

 

 

現代国語

久保利光 Aクラス 431点

 

VS

 

ルーミア・ブライト Fクラス 0点

 

 

 

……え? 何で?

まさか、何も考えずに腕輪を使って突っ込んだだけ?

うわぁ……

 

「Fクラスの人が戦闘不能となったので、この勝負はAクラスの勝ちです」

 

とりあえず二回戦目もAクラスが勝った。

勝ったけど、何か釈然としないなぁ……

まぁいいか。

 

「それでは三回戦目の方、どうぞ」

 

三回戦は誰が出るんだろう?

 

「任せたわよ優子」

 

「了解」

 

へぇ、木下さんか。

 

「わしが行こう」

 

Fクラスからは秀吉か。

ってことは姉妹…………じゃなくて姉弟対決だね。

 

「教科は何にしますか?」

 

「古典でお願いするのじゃ」

 

秀吉の得意科目か、これは木下さん負けるかもなぁ。

 

「承認しました。それでは始めてください」

 

『試獣召喚!』

 

 

 

古典

木下優子 Aクラス 312点

 

VS

 

木下秀吉 Fクラス 518点

 

 

 

『なにぃっ!?』

 

500点越え!? これは流石に予想外だよ!

 

「行くのじゃ、『真似』!」

 

その言葉とともに、秀吉の召喚獣が光る。そして、光りが消えた頃には木下さんの召喚獣の装備を纏った秀吉の召喚獣がいた。

秀吉の召喚獣の腕輪の効果は相手と同じ装備になるのか。

 

「覚悟するのじゃ、姉上!」

 

秀吉の召喚獣が槍を構えて、木下さんの召喚獣に突っ込む。

木下さんの召喚獣は盾を構え、防御の姿勢をとった。

防御で耐えて秀吉に隙が出来たら一気にそこを攻めるつもりなのかな?

そして秀吉の召喚獣の槍が木下の召喚獣の盾に当たり、貫通した。

 

「……え?」

 

貫通した? 三倍ぐらいの点差でも出来るかどうか怪しいのに?

そしてそのまま木下さんの召喚獣を串刺しにした。

 

 

 

古典

木下優子 Aクラス 0点

 

VS

 

木下秀吉 Fクラス 288点

 

 

 

「Aクラスの人が戦闘不能となったので、三回戦目はFクラスの勝ちです」

 

『いやっふぅぅぅぅぅ!!』

 

Fクラスから歓喜の雄叫びが聞こえる中、木下さんは秀吉を訝しげな目で見ていた。

どうしたんだろう?

 

「秀吉、何で私の腕輪の能力を?」

 

腕輪? 秀吉が盾を貫通したのは木下さんの腕輪の効果だったってこと?

 

「わしの召喚獣の腕輪の効果は相手の格好だけではなく、相手の腕輪(・・・・・)の効果も真似できるのじゃ」

 

えーっと、つまり木下さんの召喚獣の腕輪の効果のおかげで秀吉の召喚獣の槍が木下さんの召喚獣の盾を突き破ることが出来たっていうこと? 成る程。

ってかすごすぎ、秀吉の腕輪。

とにかくこれで二対一か。まだまだ油断は出来ないね。




『暗闇』
100点(総合科目では1000点)を使用して、一分間自分がいる召喚フィールド内を真っ暗にする。
退却する時とか便利だね☆

『真似』
100点(総合科目では1000点)を使用して、自分がいる召喚フィールド内にいる相手の装備と腕輪になる。

次回はVS Fクラス 四回戦と五回戦を予定しています。
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