私だけの星 ずっと輝いてるよ   作:ヴァイロンオメガファントム

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ヤバイ!キャラ崩壊が始まりだした!


比企谷八幡 ダンスを覚える

八幡side

 

 

練習を初めてから数時間たった。慣れない動きばかりで戸惑ったが、葉山が教えてくれたおかげでまぁまぁ踊れるようになった。なんだこいつ教えるの上手いな。これからも学校で勉強教えてもらおうかな。はっ!?なに俺は血迷ったこと…いかんいかん…

でもまぁ葉山のおかげでここまで踊れるようになったんだし一応…感謝…して…る……うん。なんか思ってて恥ずかしくなった。てか、陽乃さん教えてくれるんじゃなかったの?

 

 

「よし!比企谷、次はウェーブだ!」

 

「ウェーブ?なにそれ波?」

 

「ははっ波じゃないよ。まぁでも間違ってはいない。体を波のように動かすんだ」

 

「体を波のように…こうか?」

 

俺が腕をくにゃくにゃと動かしてみた。すると後ろで…陽乃さんが…

 

「ぶっ!!あはははは!!何それ!比企谷くん海藻?w」

 

「海藻って…ただ葉山が言った通り、体を波のように動かしてるだけですよ」

 

「ふっ…比企谷がやると何か面白いな」

 

おめーが言ったんだろ。

 

「なら…どんなんだよ?」

 

「うーん…これは多分陽乃さんのを見た方がいいな」

 

「雪ノ下さん?」

 

「あぁ!陽乃さん一度見せて…ってあれ?」

 

「あははははっ!!ひぃ〜!あははははは!!!もう最高!!」

 

「………………………」

 

あのー…陽乃さん?笑い過ぎじゃありません?

 

「あはははっ!ひぃ〜!ごめんね〜いや、ほんと面白かったから!あははは」

 

「そーですか」

 

「そんな不貞腐れないでよ〜」

 

誰のせいですか。

 

「ほらっやるからしっかり見ててね〜隼人曲お願い」

 

曲が流れだした。雪ノ下さんがカウントをとっている。

 

「いくよ!ワン、トゥー、スリー…」

 

「………………」

 

「あはっさすが陽乃さんだ」

 

いや、これさすがどころじゃないだろ。なにこの動き!?どこのストリップクラブ?…そしてエロい…つい見惚れてしまう…そのワガママボディをどうか俺nおっと危うく自我を忘れるとこだった。このウェーブという動きは女子をエロティックモンスターに変えてしまうらしい。それにやっているのは陽乃さんだ。美人だから余計見入ってしまう。

 

「これがウェーブだよ〜」

 

「葉山、これ俺がやる必要ねーだろ」

 

「それがそーにもいかないんだよ比企谷。二人のコンビネーションの最初の見せ場としてやらなくちゃいけない」

 

「……その…葉山はこれしたことがあるのか?」

 

「俺も動きはしたことあるけど、二人のコンビネーションはやったことがないよ」

 

「…つまり…」

 

「今回が初めてさ」

 

なにそれ!?俺運なさすぎ!獅子座の5位はどこいった!?え〜俺がこんな事しても絶対気持ち悪いだけだ。もう自分で言ってて悲しくなって来た。

すると陽乃さんが近づいてきた。そして俺の耳元で

 

「私も今回が初めてなの」

 

「!?」

 

「ふふっ」

 

いや、ふふっじゃねーよ。動揺しすぎて後ずさっちゃったわ。

 

「比企谷くんは可愛いな〜隼人にこんな事してもなーんも反応してくれないからつまらないの」

 

俺は葉山をみる。葉山は苦笑していた。

 

「んじゃーやり方教えるね〜まずはゆっくりするよ」

 

「あ…はい…」

 

 

こうしてしばらくウェーブの練習をして30分くらいたった。

…この動き…凄い腰にくる!なんでこんなこと陽乃さんは軽くできてしまうのか。

 

「よし!ちょっと休憩しよーか」

 

「ハァ…ハァ…分かりました」

 

「比企谷、大丈夫か?」

 

「あぁなんとかな」

 

「でも比企谷くん勘はいいね〜そのままだといい感じにできそう!」

 

「ハァハァ…そーですか」

 

おれは腰の痛みに耐えながら、水を飲むために、水が置いてある机に向かった。

水を飲んでいると葉山が近づいてきた。

 

「なんだよ…」

 

「いや…あんな陽乃さんを見るのは久々だからちょっと困惑してるんだ」

 

「…あんな雪ノ下さん?」

 

ふと陽乃さんを見ると鏡の前でずっと振り付けの確認をしている。その顔は真剣だ。よく体力が持つな…それにしてもあんな雪ノ下さんとは?

 

「気づかないか?比企谷」

 

「なにが…」

 

「楽しそうで生き生きしてるんだ」

 

「え」

 

「陽乃さんがほんとに楽しそうなんだ」

 

「そうか?俺にはこの後のイベントで失敗したくないから真剣に頑張ってるようにしか見えないんだが」

 

「確かにこの後のイベントは失敗は許されない。でも…」

 

「……?」

 

「…さぁ、比企谷もウェーブの練習もしながら振り付けの確認をしよう!」

 

「あ、あぁ…」

 

 

 

この後陽乃さんとのコンビネーションの確認をしたのだが…問題発生。それは…

 

「あの…この振り付け二人共近くないですか?」

 

「当たり前でしょー?テーマは『愛』なんだから。これくらい近くないと伝わらないよ」

 

いや、あの…いい香りがしてですね…そう…陽乃さんが近づいて来る度に甘い香水の香りが匂い立つ…やだ八幡動揺しちゃう!その心を読んでか陽乃さんは

 

「もしかして比企谷くん…こんなに私と近くて…動揺してる?」 

 

と上目遣いで俺のことを見ながら、

陽乃さんは俺と密着し、俺の体の輪郭を指でなぞってくる。とてもこそばゆい……そしてなにより雪ノ下さんも汗をかいていて、見た目が若干艶めかしい…目いっぱい身体をのけぞらせても、さらに陽乃さんは近づいてくる。

 

「あっ…えぇ?その…」

 

「比企谷くんって結構いい体つきだよね…」

 

「あの…雪ノ…下…さん?」

 

「ぷっ!なーてね!!ほら!そんな動揺してないで早く合わせるよ!」

 

「は、はぁ…」

 

「あはは……」

 

陽乃さんはぷくっとほほ膨らませ練習に戻っていった。

また陽乃さんにからかわれたのだろう…と、雪ノ下さんを見るとその顔は若干赤くなっていたように見えた。やっぱり陽乃さんも疲れてるのだろう。

 

「…陽乃さんも…あんな顔するんだな…」

 

後ろで葉山が小言で何かいってたみたいだが、気にしなかった。

 

 

それからまた数時間、昼休憩も挟みつつ俺たちはずっと練習をしていた。俺も大分ウェーブが出来てきて陽乃さんに褒められるようになるまできていた。

こうなればあとは振り付けのおさらいなど完成度を上げていくだけだ。

 

そして、時刻は午後の5時。

 

 

「よーし!!完璧!!いい感じだよ!比企谷くん!」

 

「ハァ…ハァ…そーですか…それは…よかったです…」

 

「本番もこの感じで頑張ろうね!」

 

陽乃さんもやっと納得のいく演技ができたのか、ここで(練習の)終了のお知らせがきた。あ、八幡の終了じゃないよ?確かに足腰はやばいけど…

 

「比企谷、お疲れ様。いい感じに陽乃さんと愛し合っていたな」

 

「雪ノ下さんに愛されたらいろいろと怖いけどな」

 

「ちょっと比企谷くん?それはどうゆうことかな?」

 

「あっ!これには…とくに深い意味とか…はは」

 

ヤバイっ!あの冷たい笑みの陽乃さんはヤバイ。あ、それにしても…

 

「あ、あのー雪ノ下さん。今日はどんなところで何時から踊るんですか?」

 

「あれ?言ってなかったけ?」

 

いや、聞いてないっすけど…

 

「今日は『総武高校』の体育館のど真ん中で、20時から踊るんだよ」

 

「」

 

は?今…なんて?総武高校の…体育館!?そんなのあるって聞いてないんだけど…

 

「比企谷く〜ん大丈夫?」

 

「いや、何でそれを最初に言ってくれなかったんすか…」

 

「だって比企谷くん最初に言ったら逃げちゃうでしょ?」

 

うっ…否定はできない。

 

「因みに…それは学校関係者とか来るんですか?」

 

「当たり前じゃなーい!あ、だから静ちゃんも来るし、生徒会の人たちも来るし!もしかしたらギャラリーも来るかも!」

 

「ギ、ギャラリーとは?」

 

「うーん…雪乃ちゃんとかガハマちゃんとか?」

 

「」

 

終わった…俺の学校生活終わった…さよなら小町…お兄ちゃん学校卒業出来なかったよ…

すると陽乃さんは…あの朝見せたいつもと違う笑顔でこう言ってきた。

 

「大丈夫だよ。今の比企谷くんは凄く格好いいから自信もって?」

 

「かっ!?」

 

格好いいなど小町以外に言われたのなんて初めてで、例えからかわれているんだとしても、どんな反応をしていいか分からず、俺は戸惑ってしまった。…陽乃さんのあの笑顔は偽りなくとても柔らかい無邪気な女の子のような笑顔だった。

……こんな顔も出来るんですね…

 

「ははっそうだな!今の比企谷は格好いいな」

 

「……………」

 

こいつが言うと嫌味にしか聞こえないのだが。葉山よ。

俺は葉山の言葉は無視し、雪ノ下さんにこう訪ねた。

 

「で、今から3時間は?」

 

「んーーーとりあえず汗かいたから今から帰ってシャワー浴びてきなよ。私も浴びたいし」

 

「はい…それからは…」

 

「その後は総武校に集まって衣装あわせだね!」

 

 

 

 

それから俺たちは一度解散し家に帰ることに。うっ…足腰が痛い…このまま帰って寝たい…

 

そして家に帰りつくと小町が待っていた。

 

「お兄ちゃん大丈夫?顔が窶れてるよ?陽乃さんになんか言われた?」

 

「小町…俺はシャワー浴びたらまた出かけて来るから…留守番頼むな…パタッ」

 

「お兄ちゃん!?大丈夫!?なにが合ったの!?聞かせて?!?」

 

 

そして夕ご飯を食べながらカクカクシカジカ…

 

「おもしろそーう!!!!!お兄ちゃんー!小町も行ってもいい??」

 

「いや、ダメだ。お兄ちゃんのダンs」

 

「行ってもいい?」

 

はぁ説明するんじゃなかった…後悔先に立たず…

まぁダメって言っても来るんだろーから何もいわんけど…

 

「はぁ…お兄ちゃんかっこ悪いぞ?」

 

「いいよ!帰ってネタにするから!」

 

「おい!」

 

お兄ちゃんまたアイデンティティクライシスになっちゃうよ?いいの?

とそんな他愛のない会話をしていると携帯がなった。

 

あ、陽乃さんからだ。

 

【ひゃっはろーー!雪ノ下陽乃でーす!7時頃に総武高にきてね!衣装合わせだよ!★】

 

…毎回思うがこの黒い星はなに?まぁそれより7時か…今6時だから後1時間くらいか…パパっとシャワーを浴びてこよう…

 

「じゃあお兄ちゃんシャワー浴びてくるから。来るなら準備しとけよ」

 

「うん!!準備して待ってるねー!」

 

そしてシャワーを浴び小町と総武高へ…

 

 

 

そして、総武高につきキョロキョロしていると、

 

「こっちだよーーー!!!比企谷くーーん!」

 

と陽乃さんに呼ばれ、

 

「じゃぁお兄ちゃん!楽しみにしてるね!お兄ちゃんの変な踊り!」

 

ちょっと小町さん?変な踊りとはなんですか変な踊りとは

と、小町とそのまま別れ、陽乃さんのところに向かった。

陽乃さんの後について行き1年生の教室につくとそこには陽乃さんと葉山と……あと…知らない顔が何人か…

 

「比企谷くんここだよ!」

 

「やぁ比企谷」

 

「あの…この人たちは…」

 

「比企谷くんを〜もっと格好よくしてくれる人達だよ!」

 

「え」

 

「さっ時間がないから早く早く♪」

 

そして俺は化粧室とやらにされていた1年生の教室で、めっちゃ髪やら服やら着合わせさせられた。あ〜人に頭を触られると変な感じだ。…………え、こんな服、俺なんか来ても……え、あっ、アァァーー!!♂

 

 

「では、出来上がりです。比企谷様。ぜひ鏡を」

 

そう言われ鏡を見ると…

 

「え、だれ?」

 

「比企谷様でこざいます。」

 

嘘だろ!え、こんな変わるもんなのか!?え、えぇ!?

比企谷八幡、ついに整形疑惑か。チーン……

変わり過ぎた自分に驚愕していると隣から、

 

「とてもお似合いでございますよ。」

 

「あ、ど、どうも…」

 

とても恥ずかしくキョロキョロしてしまった。大丈夫かな?俺キモくないかな…

そこにいた自分はワックスで髪をあげ、衣装も黒いタキシードで決めていた。俺が俺じゃないみたいだ…

 

 

慣れない見た目で廊下を歩いている。こんな見た目で歩いているので周りの目線がくそ痛かった。なんか小声で言っている様な気がする…くっ気にするな比企谷八幡!どうせ気持ち悪いよね…あの人とか言ってるのだろう。あ、俺相当気にしてる。チーン…(2回目)

最後の確認の為に陽乃さんに会おうと探していると………

 

 

「ひ、ヒッキー?」

 

「ひ、比企…谷…くん?」

 

「…せん…ぱい?」

 

あぁ…今会ったら面倒くさくなりそうな方々と会ってしまった。

 

 




ありがとうございました。次は陽乃sideですね
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