人と光の“絆”   作:フルセイバー上手くなりたい

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早くもネクサス風のサブタイが浮かばなくなりつつある件。あと文字数の幅が激しすぎる…かなり短いです。すみません。


Episode4 機体-マシン-

「おはよう、一樹」

「…おはよう」

翌日、一夏は整備室に行き、一樹を起こしに来た。しかし、一樹は一睡もしてないのか、眼の下に隈が出来てる。

「何で隈が出来てんだ?」

「…昨日ここの片付けしてたのは知ってるだろ?その後使えるパーツを集めてコイツを組み立ててたからだよ」

一樹の後ろにはISの様な灰色の機体があった。

「IS⁉︎」

「違う。ISだったら俺は扱えないだろうが。コイツはEx-ギアに武装、装甲を追加してISにも対抗出来る様にした対IS用装備《EX-アーマー》だ。設計自体は前々から出来てたんだけど、実装が決まったのは俺がここに来るって決まってからだったから遅くなっちまった…ちなみに機体名は『ストライク』」

キーボードを打ちながら一夏を見ることなく答える一樹。

「なあ、なんでこういうのが作れるのに、世間に発表しないんだ?」

「幾つか理由はある。まず、Ex-アーマーはIS以上に適正を求められる」

「どういう意味で?」

「形は確かにISに近い。けどな、ISがPICやシールドエネルギーで搭乗者を守ってるのに対し、コイツは対G性能なんて無いし、防御もシールドが無かったらPS装甲という実体弾向けの防御しか無い。鍛えてない人が扱ったら、Gで死ぬぞ」

「…他には?」

「女尊男卑が染み付いてるこの世界で、男がISに限りなく近い兵器を扱えるなんて話になったら、本当に戦争になる」

ただでさえ、今の世界のパワーバランスは不安定なのだ。EX-アーマーが普及してしまったら男性VS女性の戦争が勃発してしまうだろう。

「…でも聞いてる感じ、弱点だらけだから普及することは無いと思うけど…」

「そら当たり前だ。弱点しか説明してないし。まあ、ISより優れてる点として、量産は簡単だな」

「ああなるほど。コア必要無いもんな」

あくまでパワードスーツであるEx-アーマー。ISの様にコアを搭載しなくていい分、量産はしやすい。

「勿論各々に合わせたカスタマイズはいるだろうけど…コアが必要なISに比べりゃ簡単だろ」

「まあ確かに…操作性は?」

「Ex-ギアとほぼ一緒だ。それに武装くっ付けただけと言えば良いか?」

「つまりは搭乗者の動きにほぼ干渉しないんだな?」

「設計上は。一応、最初から戦闘することが前提として開発されてるからマグネット・コーティングも採用して、追従性も上げた。後は武装の都合上、熱核タービンエンジンの出力を上げてる…おかげで大分デリケート使用になったから余計扱いにくくなってる」

「普段はどうするんだ?ISはアクセサリーみたいに変わるらしいけど…」

一夏の問いに、一樹は行動で答える。Ex-アーマーのあるスイッチを押すと…一瞬光り、黒い腕時計に変化した。

「…これが一番開発に手こずった。不要時は今の所腕時計に変わる様にしてる。装着時だったらISと同じ様に思考で展開も出来るぞ。ま、ISと違って部分展開は出来ない」

Ex-アーマーは対IS戦用として開発されているので、展開するかしないかの2択方式を採用している。

「…と、一夏。そろそろ教室に行け。遅れるぞ」

「あ、やべ!じゃあな一樹!」

一夏を教室に向かわせると、一樹は『ストライク』を仮装着。動作テストを始めた。

「…うーん、まだ違和感があるな。マグネット・コーティングはこれ以上早いパターンは無いし…あ、忘れてた。OS触ってすらいなかった」

ストライクを外し、パソコンに繋げると高速でキーボードを叩き始める。

「キャリプレーション取りつつ、ゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定。擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結。ニュートラルリンケージ・ネットワーク再構築。メタ運動のパラメーター更新。フィードフォワード制御再起動、伝達関数、コリオリ偏差修正…運動ルーチン接続。システムオンライン。ブーストラップ起動…これでどうかな?」

もう一度動作確認をすると、ストライクは見違えるほど早くなった。

「…現状、これ以上は弄れないな。何かあったらその都度調整しなきゃ。次は武装の…」

思考錯誤しながら、ストライクの調整を急ぐ一樹だった。




OS設定のセリフはGジェネとかでも見たから間違えてないはず…
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