案内屋ブラックブラックストレート   作:案内屋ブラックブラックストレート

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みんなお久しぶり〜♪
初めましての人は初めましてかな?
おー、いえいえよろしくね♪

随分久しぶりとなる小説投稿です、もうほとんどの人はこんな駄作の事自体を忘れてしまっていることでしょう…そんな中でもお気に入り登録してくれてる人がいたらしい!

なんと!珍しい事もあるものだ!

嬉しいものだね!感動だ!感激だ!…まあ、お気に入りにしてくれた人もお気に入りにしてくれてたこと自体を忘れてるのだろうけどね

まあ、そんな事はどうでもいい!小説を楽しんでみてくれよな!

おっと、そうそう…バレンタインはみんなどうだった?


五話―追跡捜索―

()()()()()とは一体どんな人間なのだろうか。

特徴のある人間というのは意味が分かる、変な人間というのは想像ができる、不思議な人間というのは予想ができる、おかしな人というのは推測ができる。

 

だけど、()()というのはどんな人なのだろう

 

汗水流して真面目に仕事をしているサラリーマン?

学校に通って真面目に勉強をする学生?

それは()()()という特徴を持っている時点で変で不思議なおかしい人間なのだろう

 

勘違いされない為にも言っておくが

真面目だから変で不思議だというのではない、真面目という事が他の物と比べて変わっていて、他の者から見ると不思議だというのではないのか、と思っただけなのだ

 

ならば一体どんな人が()()な人間なのか

 

おそらくその答えは一生出ないのかもしれない、ある人は自分こそ普通だと思う人もいるだろう、またある人は自分は変わり者だと主張するかもしれない

 

しかし、普通だと主張するものもあるものから見たら変わり者で

また変わり者だと主張する人も他のある人からしてみれば普通だと思われる事もあるだろう

 

ならば普通の人間というのは、人の基準次第で決まるものでもあるのだろう、故に、それに答えはなく、そして答えは常に出ているのだろう

 

僕らはみな普通で、そしてみな変わり者であるのだろう

 

なんて、そんな分かりきった事を分かりきったように語ったところで、それもまた僕自身の基準で、反論などいくらでも出る事だろう

 

しかし、それもまたその人自身の基準なのだろう、故に、その考えも答えであり、そして、この僕の考えも答えであり、また、どちらとも答えではない、なので、暖かな目で、冷ややかな態度で、こういう考えもあるんだ程度に、それとも、その考えも悪くはないと上から目線で、その考えはわからないと否定的に、自由に各々答えを考えて見てくれ

 

 

 

〘なーんて、こんな長ったらしく下らない文、いや、上がらない文をわざわざ読んでくださった方には感謝感激だぜ(笑)、そんな君らに僕から一言〙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〘下らない労力をここで使って…続きを読む気力が無くならないことを祈るぜ〙

〘飛ばした奴は少しばかり利口だと褒めておくぜ〙

 

〘はっはっはっ、ほら、ここは笑うところさ〙

 

〘ああ、やあ、僕だよ、気分屋さんさ♪〙

〘知ってる人はやっほー♪、知らない人は二話、三話ほど前を見ていってくれ〙

 

さて、かっこ付けて喋るのも疲れるぜ、みんなも読むの疲れるだろ?

だから外しておこう、そうそう、前回は情報屋で終わったんだっけ?

 

そうだったね、だからみんなてっきり続きは主人公か情報屋で始まると思ったんじゃないかな?

 

残念、それは少しお楽しみとして取っておくといい、そしたら期待はずれになるからね♪

 

まあ、前回締めに僕が出てこなかっただろう?

だから今回は僕が始めに出張ってきてやったのさ、気分的にね♪

 

さて、一人語りばかりしていても話が進展しないだとか、そろそろ文句でも誰かに言われそうだから、真面目に話を進めるとしようか

僕もそんな気分だ♪

 

残念ながら今回は僕の話だけどもね♪

 

主人公やら情報屋が出るのは後々になるぜ

 

 

まずは、僕が今どんな状況なのか教えておこう

 

まず、前方50m先に二人の女性、いや、女性と女の子がいると言った方が想像しやすいかな?

どうやら片方の女性は女の子をコソコソと尾行しているみたいだよ?

 

 

ああ、もう予想できた人もいると思うが…そう、派手川ちゃんこと本作の主人公と、情報屋こと…ああ、まだ名前は明かされていなかったね、その彼女の二人組、まあ、僕はその二人の尾行をしているという事だね、つまり、尾行の尾行ということだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、主人公と情報屋は後々に出てきただろう?

僕は嘘はつかないぜ、嘘をつかないという気分だったからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、冷めた目で見られた気がするぜ

 

 

まあ、つまり、その様子を僕は今観察している所さ、なぜそんな事をしてるか?そりゃ決まってるだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな気分だからさ♪

 

────さて、そろそろ僕の語りも本格的に飽きた頃だろう、なに、僕も飽きた所さ、第一僕視点で話していたら誰が主人公だって言うんだか

だからそろそろ三人称視点に移ってあげるとしよう

まあ、僕も三人目だから三人称視点と言えるのかもしれない

口が裂けなきゃ言わないけどね

 

────なんたって、そういう気分だしね♪

 

───────────────────────

 

昼前、時間でいうとおおよそ10時程といったところか、休日のこんな時間に普段は人通りの多いはずの住宅街は不自然な程に静まり返っていた

 

人気もなく、鳥の鳴き声なども聞こえず、ただ聞こえていたのは、その場を歩いていた者の足音、二人の女性、情報屋と派手川の()()()()()だけだった

 

ただ二人分の足跡が響いており、それ以外の一切の音はなかった

 

 

二人分と言ったが、別にその二人が並んで歩いている訳ではない、派手川が前を歩き、その数m後ろを情報屋が尾行をするように歩いている、するようにとは言うが、もちろん尾行をしているわけだが、ったく人気はないのだから、尾行されていることには気づいてもおかしくはない状況でありながら、不思議な事に派手川がその事に気づく様子はない、その事に()()()()はないのだろう

 

情報屋も、人気が少ない事に気づき、少し派手川の様子をうかがってはいるが、気付く様子がないと分かると、少しだけ距離を離しつつ、派手川を観察しているようだ

 

一方、その更に後ろでも1人追跡している者がいるのだが、この二人が気付くことは恐らくないだろう、50mほど後ろから追跡しているということも理由の一つだが…そもそも、その間には…()()()()しているのだから、二人からその存在を視認する事は、知覚する事は出来ないのだから、彼女らが透視能力や千里眼を持っているというのなら話は変わっていたのかもしれないが、生憎そんな便利な能力は持ち合わせていない

 

だからこの二人が、第二の追跡者、第三の存在に気付くことはない

 

 

そんな追跡者の事は知らず、この二人は人気のない道を進んでいく、ある場所へと向かって進んでいく事となる

 

派手川が、彼女が行きたい場所なのか、それとも行きたくない場所なのか、どちらにしろ、彼女が進んで行く事になる、その()()()()へと

 

 

 

 

 

 

────自分の意思など介入の余地もなく、進んでしまうこととなる

 

───────────────────────

 

公園のベンチに座り、男は人を待ち続けていた、きっと来るであろう、本人はそう信じてやまない一人の人間を待ち続けていた、もう既に待ち始めてから3時間、男はそれほど待ち続けていながらも、来ると信じ続け、現に今もこうして一人で待ち続けていた

 

途中一人の望んでいない()()()こそ来たが、それぐらいで諦めるほど、彼は根を上げるような男ではなかった、しかし、根を下ろすような男でもなく、先程からブランコや滑り台などを移動して暇を潰してはいるが

 

何はともあれ彼は3時間もの間、一人の人間を待ち続けている

 

()()()の訪問者が()()である事を願っている

 

…3時間も休日の公園で待っていて…今のところ、 二人しか公園に入ってきていないという異常な状況の時点で、普通は違和感を覚えるものだが、生憎にも彼にとっては日常であり、気付くことはなかった

 

 

そして、そんな静かな公園を、まるで彼の願いを願い下げだとでも言うように、彼の希望を打ち砕くかのように、公園には一人の男が現れた

 

二人目の訪問者は、彼もまた、男の望む相手ではなかった

 

そんな男の気持ちを知ってか知らずか、公園に入ってきた男は、ベンチに座る男を見かけると、親しげに、まるで長い付き合いの友を見かけたかのように、軽快に男へと

 

[まったく、こんなところにいたんだね…やっと見つけた…探したよ、案内屋]

 

 

満面の笑みで男は案内屋へとそう声をかけた

 

───────────────────────

僕が案内屋へと声をかけると、彼はあからさまに不満そうな表情を浮かべた、いや、長い付き合いである僕も、彼の表情の違いなどは詳しくは分からないが、しかし、長く付き合ってきて、培った経験で分かる、彼の雰囲気的に、なにやら不満を抱いているようだ

 

[…っと…そんなあからさまに不満気な表情浮かべないでくれよ…少し悲しくなるよ]

 

まあ、こんな事で悲しくなるのなら、彼と付き合っていけたりはしないのだけど

 

まあ、案内屋は僕のそんな言葉を聞くと、先程とは打って変わって、明るい表情になり、軽快に口を開き始める

 

《なーに!別に不満というわけじゃないだけどね、まあ、しかしいうなら、僕の直感が珍しくも外れてしまったってだけさ♪》

 

などと…しかし、案内屋の直感だなんていいものじゃない…大体外れるか、悪いものだけ的中させるようなものだ…やれやれ…タイミングが悪かったかな?…

 

僕はそんなことを思いながら肩をすくめた、そして気になる事を聞いてみる

 

[しかし、君が珍しくも…こんな朝から起きてるなんて…何か探し物でもしてたの?…それなら僕も一緒に探してあげるけど?…君ならサービスぐらいはするよ?]

 

まあ、無料にはしないけどね…ほら、甘いだけが優しさじゃないからさ☆

 

まあ、僕の誘いは案内屋は

 

《いや…いいよ♪探し物じゃなくて待っているだけだし、探し屋である君の手を借りるまででもないさ♪》

 

《それに起きたんじゃなくて…僕は昨日の夜から寝てないだけだぜ?》

 

寝てないのか…それはいつも通りか、ならいつも通りの案内屋だね、よかったよかった、それに、待ってるだけなら、探し屋の出番ではないしね♪

心配する必要もなさそうだ☆

 

しかし、この男が待つようなものってことは…きっと碌でもないものなんだろうな☆

 

僕もここで彼と一緒に待つことにしようかな、よし、そうしよう♪

 

そう言い僕は彼の隣に座った

 

《…え?…君も待つの?》

 

〘だって〜面白そうだし☆〙

 

案内屋は少しばかり不満そうにしてるけど…楽しい事には首を突っ込まないとね☆

 

根気よく僕は彼と一緒に何かを待つことにしよう☆

 

まあ、そう思って待っていたが…まさか、それから1時間も待つことになるとは思わなかった

 

そうなるというなら僕は弁当を買いに行ってたよ!昼ごはん食べないと身体の調子が悪くなるんだからね!




久しぶりに投稿できたぜ…今回は少し短かったかな?
まあ、今回はリハビリとでも思ってかるーく書いたということで許してくれ

なに、次回は頑張ってすぐ書くことにするよ、その時はもう少し話を進めることとするよ

今回は案内屋と探し屋が出会うこととなったね♪

いや〜…これからどうなるのやら…まあ、しかし…

第5話…完!

次回はやっとまともな話が始まるぜ、まあ、今までは所詮プロローグみたいな感じだよね♪

え?プロローグが長いって?仕方ないだろ?僕ってば話を脱線させるのが好きなんだから、いや、隙なんだからさ

まあ、という事で次回に乞うご期待さ♪

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