案内屋ブラックブラックストレート 作:案内屋ブラックブラックストレート
4年という長い年月をかけて…あ、ちなみに1部過去の話を編集しております
え?見たことないから分からない?…
そんなの覚えてない?…
そもそも誰?…
まあ…そりゃそうだよね…
まあ、そんな中気づいてくれた人は…すごい記憶力と観察力だね!
ま、まあそれはさておき…気を取り直して!本編始まるよ〜!!
ふむ…しばらく彼女を観察してみたが…普通すぎる…あまりにも普通すぎるのだ…『彼』が『案内屋』かま一体彼女のどこに興味を引かれたのかまるで分からない…
先程から二刻ほど尾行しているというのに、だんだん距離も近づき、今では残り数mという距離にまで
こちらもそれを
だがしかしあまりにも普通すぎる…
そんなことを考えながら私は彼女を尾行していたのだが…
何故こんなことに今まで気づかなかったのか
彼女は確かに普通だった…だが
それこそがむしろ
彼女は普通に歩いている、彼女は普通に信号も止まる、彼女は普通に過ごしている
目的地がどこか分からないが…その場所へと向かって、
それだけならば…なるほど、ただの普通だな…で済んだところだったのだ、済ませてしまうところだったのだ
あまりにも
彼女は普通に歩いている
だからこそ私もここまで距離を近づいて観察を行えた、行ってしまった、行うことなどできなかっただろう、それまでに気づかれてしまうから
そして、一番の
これ以上は危険だ━━━━
私はここで尾行を切り上げる事にした、これ以上は踏み込めば危ない、気づいた今こそ、今だからこそ離れないといけない、そうしないと手遅れになる
そう感じ彼女から離れることにした、まだ調べる必要がある、これ以上近づくと尾行の意味が無くなる、理由もなくなる
どこが
⦅おっと⦆
そんな彼女の心境も
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やれやれ、危ない…危うく答えを出されるところだったぜ…流石は『情報屋』にして『紹介屋』だ…だけどね読者それを教えるのはまだ早い
それになにより━━━━━━
おっと…僕とした事が…まあ、優秀すぎるのもホラー映画だと最初の被害者のフラグが立ってしまうよ『情報屋』
まあ、君が気づいたことはその優秀さに免じて見逃してあげるとしよう、そんな気分だしね
いきなり出しゃばってすまないね、読者諸君、主人公の正体が明かされるとか思った人にはすまないね…でもそもそも…正体以前に謎も出てないのだから
正体のネタバラシには早すぎる…小説を読もうとしたら事件が起きる前に犯人だって書かれるようなものなんだから
それに、すでに初めと最後では出しゃばったし
文章の途中で出てくるのも気分って事だ
まあ、話が逸れてしまったね…皆様物語をまだまだ楽しんでくれ
それじゃ僕はこの辺りで
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[ところで、その待ってる人っていつ来るんだい?待ち合わせの時間は何時なの?]
待たせることはあっても待つことが珍しい案内屋だ…逆にかなり早い時間から待ってるのかもしれない、案内屋なら有り得そうだな…
《え?…待ち合わせしてないよ?》
…やっぱり一緒に待つのやめようかな…
撤回しよう…案内屋が真面目に待ち合わせしているわけもなかった、いつも通りといえばいつも通りだね☆
[待ち合わせもしてない人をなぜ君は待ってるの…いつもここを通るとか?]
それなら…まだ分かる、連絡先も知らないのなら通る場所などを待つ事もあるだろう…いや、その行動は怪しいことこの上ないけど…そもそも存在が怪しいこの男なら今更だし…
いや、警察に電話した方がいいかな?
《え?さあ?…ここでは2回しか会ってないし…そんなに通る訳でもないのかな?》
もっと怪しかった、この男が怪しいのと、その人が現れることが怪しい、二重の意味で怪しかった
[…じゃあなんで待ってるの?…ここにいた所で通るかも分からないでしょ?]
《だから言ったじゃないか!直感だって!そんな気がするんだよ!まるで運命で結ばれてるような…そんな気が!》
君の直感は悪いことしか当たった試しがない、つまり来る気がしないんだけどね☆
しかも気持ち悪いこといってる…やっぱり警察に電話すべきだ
そう考えていると案内屋はこちらを向き
《どうしても来ないなら家に向かった方がいいかな?》
と言った、
連絡先知らないのに家を知ってるって事は…
僕は携帯を開いた
《あれ?どうしたの?探し屋…なんかゲームでもするのかな?僕は最近ハマってるゲームはねぇ…》
警察に電話してやろうかと思ったけどやめとこう…こいつには効果が薄いし…何より可哀想だ…こいつの相手をする警察がね☆
[まったく…こんなにまたせられることになるなら弁当を買ってくるべきだったよ…昼ごはん抜きになったらどうしてくれるの]
まだ起床時飯と朝ごはんとしか食べてないというのに
《相変わらず大食いなんだね〜そういえば僕も昨日の昼からご飯食べてないなぁ…》
昨日の昼からとか、僕なら餓死しちゃうね☆
[頭おかしいね☆ご飯は毎食1日6回は食べないとお腹空くでしょ?]
起床時飯と朝飯、昼飯、夕飯、晩飯、臥床飯と6回であってるよね☆
《…一応普通の人は1日3回しか食べないらしいぜ?知ってたかい?》
一体…どの時間のご飯を抜いてるんだろう…『探し屋』の僕でも探すのに苦労しそうだ
[へぇ〜…変なの〜ご飯食べないと力出ないのにね☆まあ、よそはよそうちはうちだから気にしないけどさ]
そんな言葉に案内屋はため息を吐いた、吐きたいのはこっちなのに
《まあ、ご飯食べてこればいいと思うよ?別に待っててとは言ってないし》
冷たいね☆そんなにその人と僕と会わせたくないのかな?
[そんな事言わないでよ〜こんな面白そうなイベント逃したくないしさぁ〜まあ、昼になったらご飯は食べに行くけど…もう少し待ってみるよ]
《そっか…好きにしなよ、あ、でももし買ってくるなら僕のものも買ってきて欲しいんだけど》
[それは依頼かな?それならコンビニ込みでサービスで食品代金除いて1万円だけど]
僕は笑いながら案内屋に手を差し出すと、案内屋はそんな僕の手を見て困った顔をしながら
《…やっぱりやめとくよ…君が行く時に僕も行こうかな…高いし…何より君に選ばせたらどれだけ買ってくるか分からないし》
ありゃ☆稼ぎどきだと思ったのに、残念だ
[まあ、じゃあもう少ししたら一緒に行こうか]
そんなことを話していると案内屋が前を向いて
《あ…》
と呟いた、何事かと思って同じように前を向くと
公園の遊具、ブランコが先程まで人が乗っていたのか微かに揺れて…いや、案内屋が居るのに他に人が来るわけないし、さっきまでこいつ乗っていたな…
じゃなくて…何事もないのにこいつは一体なんに反応したんだ?
そう思い横を向くと案内屋は先程見ていた、ブランコの方ではなく逆方向を
《来た…》
ポツリと…そう呟いた
え?いや、なんでフェイク入れたんだよ…いやいいけどさ、というか、気にしたら負けか
そう思い僕も案内屋が向いている方向を向くと
見覚えのある子が公園の入口からこっちの方に歩いてきているのが見えた
どこでみたんだっけ?…確かに見た気がするんだけど…ん〜気のせいかな?
そう首を捻っていると
《僕の直感はなかなか外れないってことが証明されたね》
と案内屋が満足気な顔で頷いていたが…その直感2回外れたんじゃなかったっけ?
いやいいけどさ…というか案内屋が言った通り本当に来たよ…あれ?って事は…
やっぱり
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案内屋と探し屋が話している公園に現れたのは━━━━派手川由比逸だった
なぜ彼女がこの場に現れたのか、何の目的で現れ、何をするために来たのかは2人には分からない、いや、それは
それは
この場では明かされず、証されず━━━━━━
謎というのは、答えを誰かが求めることにより初めて謎となり、その答えに意味が付随する
そしてこの謎を現在知り得るものはこの場にはいない
つまり、今この場においては、
この謎は読者にのみ提示された謎なのだから
その為、この場でこの謎の答えを明かすことが出来ないのだ
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《やあ、奇遇じゃないか!昨日ぶりだね!元気にしてたかな?》
当然待っていたのだから奇遇も何もないのだが、まあ、彼女が来るかも分からなかったのだから、そういう点では奇遇というのかもしれないが、
どちらにしろ彼に言葉の意味など問うだけ意味もないものだろうし、同じ事を語るにしても二転、三転と変わる事だろう、語るのではなく騙ると言った方が相応しいほどに
白々しい真実を言い、軽々しく暴露し、飄々と流し、重々しく嘘をつく
ともすれば、彼女を待っていた事すらも真実なのかも分からなくなってくるが
それこそ今は誰も求めていない答えだろう
だがしかし、ここに彼女と彼の邂逅はなった
初めて出会った
案内屋と
案内屋と
だが…その事をお互いが認知することは無く、知る由もないのだが
ここに縁は結ばれた
運命に抗いし、夜道の灯火が見つけたのは、整備された
普通のレールから外れてしまったのかもしれない
それこそ
しりようがなかったのだから
それを知ってか知らずか…案内屋は彼女に伝える
《ねえ…君に伝えたい事があったんだ…》
彼女の運命が本当に変わるその一言を、
手を差し出して伝える
嗚呼、しかし、悲しいかな…
意思が無き、彼女にその言葉は伝わることなど無かったのだが
お互いに知らずのままに
お互いに不幸な事に…こんな出会いが、これが運命の変わり道だった
不可抗力な出会いと、不可攻略な運命の歯車は回りだした
これが案内屋と彼女の出会いの物語の終わりで
案内と彼女の物語の始まりだった
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やれやれ…せっかくの言葉も伝わらず、届かず、でも気づかない
そんな間抜けな話があるとはね…一体誰が予測できるって言うのか
片や言葉に
いや、困ったやつだとは思ったけどここまでとはね…
挙句の果て…意識がない子に一方的に自分の事を
しかも、公園にそのまま放置って…いや、仕方ねぇか…二度目だけど…また僕が届けてあげるか…そんな気分だからここに来たんだし
…案内屋より僕の方がよっぽど案内してるし…検閲済みより検閲済み じゃないかな?…
おっと…ネタバレになるところだった…隠しておかないと
まあ、およそ
まあ、やっと本編の開始だ、やれやれ…どんだけ待たせるんだか
じゃあ、また次回もよろしくね
皆様…本当におまたせしました…今まですいませんでした…
いや、どれだけの人間が待ってたのか、そもそも待っている人がいたかも分からないけどさ
やっと本編開始だよ
謎はなんか何個か残したけど…正直そこまできにする必要も無いよ、どうせ近いうちに明かされるしね
まあ、勘のいい人ならもう答えも察しられるぐらいには簡単な話なんだけどね
結局それっぽく取り繕ってるだけだ、それしか取り柄がないからね
文才が欲しいものだよ