追記です:改正前『マジック&ウィザーズ』→改正後『デュエルモンスターズ』となります
#1:出会い
遊刃side
(此処は……何処だ……?)
周りを見てみると、そこには快晴が続いていて、鳥のさえずりが聞こえていた。自分の足元を見てみるとどうやら屋根の上にいたようだ。
(此処にいても何もできないし、仕方ない、降りるか。)
そう思い、屋根から飛び降りた。
「よっ……と……ん?」
そこには、女の子がいた。
???side
何故か屋根の上が騒がしい。この近くに猫はいないはずなのに。そもそも自分が猫アレルギーなのでいるはずがないのだ。
(何がいるんだろう?)
そう思い、騒がしい方に向かうと、何かが着地した音が聞こえ、そこを見ると男の子がいた。
(どういう……こと……?)
遊刃side
目の前にいる女の子は動かない。かく言う僕も動けなかった。
(一体、どうすればいいんだ!)
一生懸命考えていると、
「簪お嬢様?」
誰かが近づく。声質のようだと女の人のようだ。僕はその場から逃げようにも逃げられない。その姿を見ると年上の人のようだ。
「誰ですか⁉︎」
「えーと、それは僕も聞きたいのですg...…うわっ!」
突然攻撃され、慌てて回避する。
「簪お嬢様に何をしたのですか⁉︎」
「いえ、だから何m……どわぁっ!」
僕が話している間に攻撃を繰り出されまた慌てて回避する。相手の攻撃、僕の回避。こんな事が続いていた。回避中には
(相手が女の子だから手が出せないなぁ)
とそんなことを考えながら避けていた。そんなことが続くこと10分位が経ったか
「はい、そこまで。あ、貴方は動かないでね♪」
と言われ、その方向を向いた瞬間、首に鋭い衝撃に受け、意識が闇に落ちた。
「……は……から」
「す……せん……した」
「お……ちゃ……だなぁ」
「あ……がゆ……し……た……です!何処……い……ですか!」
何人かの話す声が聞こえる。おそらく話している子は女の子だろうか。
「う……ん……」
「おね〜ちゃん、かんちゃん、起きたよ〜。」
「本当⁉︎」
「大丈夫ですか⁉︎」
「え、あ、ハイ。大丈夫です。」
「どうやら目覚めたようね」
「お嬢様!」
「……お嬢様?」
そこにいた人は、高校生のようだ。
「さてまずは、自己紹介をしましょうか。私は更識家十七代目当主楯無よ。それで、右から私の従者の虚ちゃん、私の妹の簪ちゃん、簪ちゃんの従者の本音ちゃん」
「布仏虚です。先程は失礼しました。」
「布仏本音だよ〜。よろしくね〜。」
「更識簪です。よろしく……お願いします。」
どうやら彼女達に敵意はないようだ。ただ、簪さんが誰かに怯えているような感じがしていた。何故なんだろうか?
「おーい、聞こえてるー?」
「え?…うわっ!」
突然、楯無さんの顔があったから驚いてしまった。
「自己紹介コッチは終わったから、君の自己紹介お願い出来るかしら?」
「ええ…ハイ。僕の名前は"
「この世界についてって、どういうこと?」
「…………実は僕の記憶がないのです。何故かはわからないのですが。」
「……分かったわ。説明してあげる。」
「……という事なの。分かったかしら?」
楯無さんの説明によると、この世界には「IS(正式名称:インフィニット・ストラトス)」と呼ばれる飛行スーツがあるらしいが、それには女性しか乗れないらしく、その事が浸透した今、女尊男卑という風潮があるらしい。
「なるほど、この世界について分かりました。それで、ISというのを見せてくれませんか?」
そう俺が訊ねると、楯無さんは少し悩んでいた。
「うーん、私たちの専用機は『アラスカ条約』で無理だけど、家にある訓練機なら構わないわよ。」
「ありがとうございます。それで、お手数ですが、誰かその訓練機のある場所までの案内をお願い出来ますか?」
「それなら簪ちゃん、お願い出来る?」
「分かった……ついてきて……」
「あっ……はい。」
言われた通り、簪さんについていく。
楯無side
(何でこうなっちゃったんだろう……?)
私は、簪ちゃんと仲が良かった。けれど、いつからか簪ちゃんが私から離れている様な感じがしていた。何で、離れていったんだろう?
(遊刃君なら、私と簪ちゃんの仲を戻してくれるかな……?)
何故かはわからないけど、彼なら出来そうな気がしたのだ。
その為、私は簪ちゃんに遊刃君への案内をお願いしたのだった。
「あれ?」簪ちゃん達がいった後、彼がいたところに、デッキが2つ置いてあった。
(どんなカードが入ってるんだろう?)
私はそのデッキを持って自分の部屋に向かうこととした。
簪side
(お姉ちゃんは何を考えてるんだろう……?)
私は移動中そんなことを思っていた。私なんかより、虚さんや本音に頼めばいいと思うんだけどな。
「簪さんはさ。」
「っ!何?」
少し、驚いたまま返事をしてしまった。
「驚かせたかな?ゴメンね」
「大丈夫……続けて……」
「うん、『遊戯王』ってカードゲーム知ってる?」
「……?何、それ?」私は分からなかったので質問してみた。
遊刃side
遊戯王のことがわからないだと…⁉︎いや、タイトルが違うという可能性もある筈だ。
「それじゃあさ、『デュエルモンスターズ』なら分かるかな?」
「デュエルモンスターズなら分かるよ。やっているから。」
「本当ですか?それなら、一度手合わせお願い出来ますか?」
「デッキは?どこにあるの?」
「一応持って……あれ?」確かにこの世界に来たときに持ち物を確認したらあったのに、無くなっていた。どういう……ことだ……?
「どうしたの?」
「デッキが無くなりました。僕には大事な物なのですが。」
「多分、お姉ちゃんが持ってると思うよ。」
「楯無さんの部屋に向かいたいのですが、お願い出来ますか?」
「分かった、ついて来て。」
俺は簪さんに案内されて、楯無さんの部屋に向かうこととした。
投稿は不定期です。なるべく2週間に一度は投稿出来るように努力します。駄作ですが、よろしくお願いします。