前回の後書きにて、デュエルするかもと言っていましたが、無しとなってしまいました。申し訳ありません。次回、必ず行いますのでよろしくお願いします。
遊刃「現れろぉっ!レベル4!《重装武者-ベン・ケイ》!そして装備魔法、《魔導師の力》3枚、《流星の弓-シール》、《進化する人類》を装備!ダイレクトアタック!グォレンダァ!!」
うp主「え、ちょおま、ベン・ケイの攻撃力がヤバいんだが。何故だ、何故こんな事に……!」
遊刃「喧しい!さっさとあの世へ吹っ飛べやぁ!」
うp主「ゑゑ!?待て待て待て!アギャギャギャガガガガ」
遊刃「お待たせしました。第16話どうぞ」
遊刃side
一夏の自己紹介から少し経ち、僕の番になった。僕が席を立つと、一夏と同じくらい教室がざわめき始めた。そして、僕に注目が集まった。……一夏が気まずくしている理由がわかった気がする。それと、ストライカーにはデッキに戻ってもらった。少し落ち着いてきたし。
遊刃「……えーっと、僕は、神影 遊刃です。趣味は、デュエルモンスターズです。自分にはまだ至らない点が多いかもしれませんが、宜しくお願いします。」……ひとまず、こんな感じでいいだろうか?ふと周りを見てみると、一夏の時のような『これで終わりなの?』的な空気は無かった。
その後、全員の自己紹介が終了して、丁度休み時間に入った。……ただ、ここからが本当の地獄だった。僕と一夏はじーっと見られている。教室の外、中両方から。そして変な感じの空気が。その空気が、『ちょっと誰か行きなさいよ』というのと、『抜け駆けは許さないよ』という2つの空気が混ざりあっている。……ふと、近くの女子を僕が見ると、すぐに目を逸らした。しかし、『話しかけて!』という空気はそのままに。
……誰か、お助けください!
「……一夏、ちょっといいか?」この空気を打ち破って、1人のポニーテールの女子が話しかけてきた。おおう、スゲーな。どうやら、一夏に用事のようだ。確か、名前は……
一夏「箒か?……ああ、いいぜ。」そうだ、
箒「……ここではなんだから、廊下でいいか?」箒がそう提案する。……あまり、意味ない気がするが言わないでおこう。
一夏は頷き、教室を出ていった。アイツら、何を話すんだろう?……まぁいいや、僕は次の授業の準備を……
「ちょっと宜しくて?」
遊刃「君は……」僕に話しかけてきたのは、外国の人特有ともいえる金髪の長髪で、ブルーの瞳の女の子だった。
遊刃「イギリスの代表候補生の『セシリア・オルコット』さんですか?」このクラスには、金髪の女の子は何人かいるが、彼女だけが威圧感というのか、プライドが高そうな、強気な女の子は彼女1人だった。
セシリア「覚えていたのですね。そういえば貴方はISの試験はどうでしたの?」IS学園に入学するには、勉強と実技の両方で良い成績を取らなければならないらしい。俺と一夏は問答無用の入学とはいえ、実技試験は受けたが。
遊刃「えっと……僕はその、実技試験を行って……教官と対戦して、敗北しました。」
セシリア「……所詮、ISが使えても男は男ですわね。その程度でしたら、もう1人も大した事はないでしょうね。」む、僕はともかく一夏は知らんぞ。僕たちの実技試験は別々に受けて、その試合は見せてもらえなかったし。そう言おうとしたが、その前にセシリアさんは自分の席に戻っていた。
……さっき、次の授業の準備と言ったが、このIS学園は入学式後から普通に授業がある。学校の案内とかはどうするのかって?地図見て覚えろ。……んなアホな。理不尽なと思いつつ、準備を済ませた。
2時限目が終了した。さて、何があったかと言うと……
一夏「ほとんど全部分かりません。」
真耶「Σ(゚д゚lll)」
千冬「入学前に渡した参考書はどうした?」
一夏「……古い電話帳と間違えて捨てました。」
その後は言わずもがな、一夏は頭を出席簿で叩かれた。……入学前に渡した参考書とは、1枚1枚が辞典レベルのペラ紙の本だ。あれを全部読むのはマジで死ぬ。全部読んだけど。
真耶「あ、あの、織斑くん。分からないところは授業が終わってから、放課後に教えてあげますから、頑張ってくださいね?ねっ?」
と言った感じのことがあった。一夏がお願いしますと頼んだら、山田先生は何をどう考えたのか、暴走し始めた。IS学園の人は男の人に対する耐性がない人が多いのだろうか。因みに、山田先生の暴走は織斑先生の咳払いで治った。
授業後……
遊刃「……そういえばですけど、一夏は先程箒さんとどんな話をしたんですか?」さっきは一夏が戻ってきたタイミングでチャイムが鳴ったために聞けなかったので、今聞くことに。
一夏「ん?箒と過去の話と、箒の事が新聞に載っていたことと、昼休みに
遊刃「その決闘、観に行っても?」
一夏「いいぜ。……5年ぶりの対戦だ、燃えてきたぜ。」一夏はやる気充分なようだ。……ルール変更したし、どうなるんだろうか?
一夏「……そういえばさ、箒の事なんだけどさ」
「お話し中失礼しますわ。」この声は……
遊刃「セシリアさん、どうかしました?」さっきの金髪の少女、セシリア・オルコットさんだった。
一夏「なぁ遊刃、誰なんだ?」
遊刃「……自己紹介聞いてました?セシリア・オルコットさんですよ。イギリスの代表候補生の。」
一夏「いや、そんな事言われてもな。全員の名前なんて覚えきれなかったし。」
セシリア「わたくしをご存じのないですの!?このわたくしを!」あー、セシリアさんが怒ったな。彼女はプライドが高そうというより、高いのが確定した。
遊刃「まあまあセシリアさん、落ち着いてください。彼はISについては初心者なんですから。代表候補生についても分からなかったのかもしれませんし。」
一夏「……遊刃、遠回しに馬鹿にしてないか?初心者なのは否定出来ねぇけど。」
遊刃「いや、そんなつもりはないですよ。」
セシリア「……そうでしたの。それでしたら代表候補生について教えて差し上げます。心して聞きなさい。代表候補生とは……」俺の一言で落ち着いたのか、普通にセシリアさんが一夏に説明していた。俺も聞いていて、理論的過ぎる気がする説明だと思ったが言わない事にした。
セシリア「……ということですの、分かりました?」
一夏「ああ、サンキューな。それで、その代表候補生が俺に何の用だ?」
セシリア「…………」一夏のヤツ、無意識に地雷を踏み抜いてやがる。俺の事、巻き込まないでほしいなぁ。
セシリア「……あなた、ISについて何も知らないのによくこのIS学園に入れましたね。この世界でたった2人の男でISを操縦できると聞いていましたから、少しは期待していましたが、期待はずれでしたわ。」
一夏「俺に期待されても困るんだが。」
セシリア「……まあでも、わたくしは優秀ですから、あなたのような人間にも優しくしてあげますわ。」……セシリアさん、それは優しさではない気がするが言わない事にしよう。
セシリア「何せわたくし、セシリア・オルコットは入試の実技試験で"唯一"教官を倒した、エリート中のエリートですから。」唯一を物凄く強調したが、一夏は首を傾げている。
一夏「入試の実技って、あれか?ISを操縦して戦うやつ。」
遊刃「それ以外に何があるというんですか、一夏。」
一夏「……俺も倒したぞ、教官。」
セシリア「は……?いえ、わ、わたくしだけと聞きましたが?」
一夏「女子だけか、このクラスだけって事じゃないのか?」その一言で何と言うのか……氷にヒビが走った様な音が。
セシリア「つ、つまり、わたくしだけではない……と?」
一夏「いや、知らないけど。」
セシリア「あなたも教官を倒したって言うの!?」おおう、凄え剣幕だ。俺ならびびって頷くしかできない気がするな。
遊刃「セシリアさん、落ち着きましょう。ね?」暴走するセシリアさんを抑え込もうとしたが、
セシリア「あなたは黙っていなさい!大体、これが落ち着いていられーーー」
キーンコーンカーンコーン
抑え込んでくれたのは、3時限目開始のチャイムだった。セシリアさんは苦虫を噛み潰したような表情をして、
セシリア「また後で来ますわ!逃げないこと!よくって!?」この言う事に一夏は無言で頷いていた。……というか、一夏は実技試験、教官に勝っていたんだな。どうやって勝ったんだろ?
と、そんな事を考えていた。この時、これ以上に厄介な事が来る事を俺は思ってもいなかった。
遊刃「前書きのあれは【ベン・ケイ1キル】デッキです。やり方は、《重装武者-ベン・ケイ》に装備魔法を装備させ、攻撃するだけです。」
簪「ベン・ケイは自分に装備された装備魔法の数だけ攻撃できる。そして《魔導師の力》は自分の魔法・罠カードに1枚につき攻撃力と守備力が500アップする。《流星の弓-シール》は装備したモンスターの攻撃力が1000ダウンするけど、ダイレクトアタックが出来るようになる。」
遊刃「《進化する人類》は装備モンスターの元々の攻撃力(カードに書いてある攻撃力)を変化させる装備魔法です。ルールを守って、デュエルをしましょう。」