上条当麻は3度死んだ。
1度目は白い修道少女を助けるために今までの記憶を失った。
2度目は大切なものを守るために3000m以上もの高さから北極海へと落ちていった。
そして3度目は、車に轢かれそうになった少女を助けるために代りに轢かれてしまった。
そして、今までの体の酷使、そして、精神的疲労のため、3度目の死からは逃れることはできなかった。
その死は多くの人に影響を与えた。
少年に助けてもらった人は多く、誰もが悲しんだ。いつも少年を乏して(とぼして)いた赤毛の神父ですら悲しんでいた。
だが、もう散った命は戻ることはない。
殆どの人々は祈った。
――来世でも少年と同じ人生を歩めるように。
そして時は立ち、世界も越えた異なる地球。
この世界の日本で新たな命が生まれた。
その命は両親、そして姉のもとに生まれた三つ子だった。
名をそれぞれ一夏、円夏、当麻と名付けられた。
織斑家に生まれた三つの命。
その命が織りなしていく物語を
三つ子が生を受けてから数年の時がたった。
一夏達は、家族で仲良く暮らしていた。
――ISが発表されるまでは。
IS発表とともに家族は二つに引き離されてしまった。
親である当夜と詩奈、そして当麻がなぜか重要人物保護プログラムにより引っ越しを強制させられたのだ。
しかも名字は変えさせられ、連絡を取り合うことも許されなかった。
別れの際に当夜は
「お前達にこんな思いをさせてしまってすまない……」
と泣きながら何度も誤り、詩菜は言葉が出ないほどに号泣していた。
当麻は泣きながらも
「僕は、強いから一人でも大丈夫……! それに今度絶対に会いに行くよ」
と強がりながら一夏達と約束をしていた。
さらに数年後、中学にあがる頃、今度は円夏が家を離れることになった。
といっても今回は事情が異なり、亡国機業という組織に入りたいと円夏自らが言い出したのだ。
最初は渋っていた千冬だったが、円夏の
「当麻を探しに行きたい」
という思いを聞き、最終的には定期的に顔を見させることと、三年後にはIS学園に入れさせるという条件をリーダーであるスコールという女性と交渉し、了承した。
後に残った一夏も中学二年の時に誘拐されそうになったりと、大変な目にあっていた。
そして、中学三年生の冬、高校入試があった日から、全てのメディアにとあるニュースがしばらくの間流れることになり、世間が驚愕の渦に飲み込まれることになる。
その内容は
《男のIS操縦者ついに現る!》
というテロップ、そして二名の顔写真だった。
そして、その日から波乱万丈な人生となっていく。
はじめましての人ははじめまして。
お久しぶりの人はお久しぶりです。
元にじファン、そしてpixivで投稿させてもらっていた、ライザというものです。
pixivのパスをわs、友達の意見でこちらに投稿させてもらうことになりました。
不束者ですが、今後も細々とやっていきたいと思います。