ある調査報告書。
【超高校級の冒険家】天海蘭太郎の報告書
・彼は万能の天才であると言えるだろう。多芸にして多彩だ。しかし、全てが冒険家として必要な技術であり、経験した知識だ。人類史上最大最悪の絶望的事件が起きてから彼の必要性は高まった。未開となった国の調査を仕事にし未来機関の協力者となったのだ。その結果、希望側に嫉妬され、希望でも絶望でもない一般人には御曹司ということもあり嫉妬の対象となった。彼は一方的な嫉妬により事件に巻き込まれた。組織は彼を絶望と認定し、超高校級狩りで誘拐し、新世界プログラムの私刑による刑罰を執行した。
【超高校級のテニス選手】星竜馬の報告書
・彼は善人であっても罪人である。いくら理由があろうと実際に人を殺してしまった事実がある以上、希望側である未来機関は彼を許すわけにはいかない。しかし、彼はもう刑期を終えた……終えていたのだ。裁かれ、刑に服した以上、誰も彼を罰する権利はない。しかし、組織は一方的に彼を処罰した。組織は彼を絶望と認定し、超高校級狩りで誘拐し、新世界プログラムの私刑による刑罰を執行した。
【超高校級の宇宙飛行士】百田解斗の報告書
・彼は人類史上最大最悪の絶望的事件を解決するために尽力した。地上が絶望に犯された時に世界各国は空を……宇宙空間を通行手段として利用した。数少ない高度な技術者として彼は希望に貢献した。人類史上最大最悪の絶望的事件が収束し、彼も元通り宇宙飛行士として活動した。しかし、「希望」と「絶望」「希望と絶望」の組織、「絶望でもあり希望でもある存在」と「絶望」と「希望」が混ざり、混濁し、混雑した組織がしでかしたのだ。組織は彼の欠点である書類の偽造による経歴詐称を理由に組織は彼を絶望と認定し、超高校級狩りで誘拐し、新世界プログラムの私刑による刑罰を執行した。
【超高校級の探偵】最原終一の報告書
・彼は酷い例の一つだろう。数少ない理不尽による刑罰だ。彼は人類史上最大最悪の絶望的事件を解決するために尽力した。とはいえ、他と比べると大きく尽力はしていない。荒廃した世界の中で民間による小さな事件を解決し続けた。しかし、この時代において正しいことをすることは必ずしも幸せになることにはならない。彼は恨まれたのだ。理不尽な逆恨みをだ。「絶望でもあり希望でもある存在」と「絶望」は罪の重さ軽さ関係なく、探偵によって暴かれたことを逆恨みした。逆恨みにより組織は彼を絶望と認定し、超高校級狩りで誘拐し、新世界プログラムの私刑による刑罰を執行した。
彼は誘拐され、みんなと一緒に監禁されたとき希望側に軽く洗脳された。彼らは個人差があるとはいえ、希望側に脅され、洗脳された。自らが罪人だと思わされた。最原終一も逆恨みを正当な恨み……冤罪と思わされたのだ。彼は新世界プログラムに刑を執行される直前に呟いたらしい。
「僕はみんなと一緒に死にたいです」―――と。
残り3日3話。
ご感想などがありましたらよろしくお願いします。
追加
・この作品で何故、このような刑罰を受けているという設定にしたかというと、私自身ニューダンガンロンパ3のゲームをしている途中でこれは刑罰じゃないのか? と考えていたからです。理由としてはキャラが犯罪行為を行っている人物が多かったからです。「人を殺した星くん」や「経歴詐称をした百田」、ゲームをやればわかる真宮寺くんや春川さんといった妙に犯罪者が多いことから、もしかしたらみんな犯罪者なのでは? という考えの元、考察し、この作品を書き上げました。
・次は女子ですが妙に気合が入りました。