理久兔が手を上げて笑顔で楽しそうに挨拶をしてくる。それに気がついた蓮達は、
晴明「あら理久兔さん」
蓮 「あっ理久兔さんどうも」
霧雨「おぉおぉこれが伝説の妖怪か~」
霊夢「紫の師匠ねぇ~…………」
と、3人は理久兔をじっと見ると理久兔は笑って冗談を交えたのか、
理 「ハハハ♪そんな見つめられると照れるぜ♪」
その冗談について蓮と晴明は黙ってしまい霊夢と魔理沙は心の中でただ一言……
2人(何かチャラい……)
ただチャラい男として認識してしまう。沈黙が続くと理久兔は冷や汗を少し流して、
理 「なっなぁ何か喋ろうぜ?」
霧雨「何か想像とだいぶかけ離れてるな」
魔理沙が言う通りだいぶ想像とかけ離れている。想像だともっと怖いとか百鬼の主!という威圧がない。もう何処にでもいる好青年みたいだ。
理 「えっ何処が?」
霧雨「いや喋りやすいって言うか……」
霊夢「さっきまでとは大違いね」
戦闘のスイッチが入った時の理久兔と比べると本当に違いすぎる。先程のカリスマは何処へいってしまったのかと3人は思っていた。
理 「ん?そんなに違うか?」
蓮 「えぇ……さっきと違って話しやすいです♪」
理 「あぁ~何か悪いな」
先程の怖いと思えるような言動だとかに理久兔は謝罪をする。だが蓮からしてみれば此方が感謝する方だ。
蓮 「いえいえそれだけ必死に僕らのために
戦ってくれたって事じゃないですか♪」
理 「ふっお前はお人好しだな……」
蓮 「そこが僕の長所ですから♪」
理 「そうかい♪」
理久兔に自分の長所を誉められて蓮は少し照れる。たがそう言ってくれる理久兔もお人好しだなと蓮は思った。すると何を思ったのか霊夢が、
霊夢「そういえばあんた地獄がどうのとか言ってた
わよね?あんた今、地獄にでもいるの?」
理 「あっあぁ~まぁそうだな♪」
一瞬、理久兔の顔が困ったかのような顔をする。何かしら秘密があると蓮は思ったが、
霧雨「へぇ~なら先人さまの意見として地獄に
落ちないためにどうすればいいかご教授
を頼むぜ♪」
日頃から盗みばかりしているためか地獄に落ちない方法を聞く。蓮もそれには少し興味が出た。
理 「プッハハハハハハハハハ♪」
理久兔は何が面白いのか笑いだした。蓮達は少しビクッと驚いてしまう。そして笑いが収まると理久兔は話始める。
理 「そうだな~まぁ言えることはよこの世には
罪や罰を持ったことのない奴はいない……
誰しもそれはある、だけどよその罪と罰と
どれだけ向き合うかが大切だな後は……
まぁとりあえずは善行を積むか閻魔の説教
を聞くかだな?」
蓮 「あっあの説教をですか!?」
霧雨「えっ……」
霊夢「えっ閻魔の説教ってそんな効果があった
の!?」
蓮はあれかと驚いて思い出すが霊夢と魔理沙は露骨に滅茶苦茶嫌そうな顔をする。無理もない何故なら数週間前に半日程の説教を幻想郷の閻魔こと四季映姫から受けているからだ。
理 「あぁあるぞしかも映…閻魔自らが説教して
くれるなんてまずないからな結構レアなん
だぞ?」
霊夢「いやもう説教は勘弁して……」
霧雨「私ももう懲り懲りだぜ……」
蓮 「アハハ……ここだけの話ですが2人共
約8時間程の説教を受けて相当気が
滅入ったみたいで……」
理久兔に蓮は2人に何があったのかを説明するとまた理久兔は楽しそうに笑って、
理 「アハハハハ♪こっちの知り合い何かは
ほぼ毎日説教されてる奴がいるぞ?」
蓮 「えぇ~~…………」
霧雨「嘘だろ……」
霊夢「あんな説教をよくそんなにこなせるわね」
あの説教を毎日受けれる人物がいる事に3人は驚いてしまう。同時に何時もそいつは何をしているのかと疑問に思ってしまう。
理 「まぁ本人も満更でもなく楽しんでいるとは
思うけどね……」
霧雨「……Mかよ」
理 「さぁ~?」
理久兔もその人物がマゾかとまでは思っていないのか曖昧な返事を返した。そうして話をしていると、
紫 「御師匠様お酒を持ってきたわよ♪」
紫と藍が此方へと歩いてきた。しかも紫に限っては普段は見せないような満面の笑みでだ。相当、理久兔に会えた事が嬉しいのだろう。
理 「おっすまんな♪」
理久兔は味のない酒を受け取ると霊夢は何を思ったのか、
霊夢「所でさ紫の恥ずかしいエピソードって何か
ない?」
と、言ったのだ。それに釣られて、
霧雨「おっ!面白そうだな教えろよ♪」
魔理沙も便乗する。それに対して蓮はそれは本人のためにと思い、
蓮 「だっ駄目だって!2人共!!」
2人を止めさせようとするが2人はそんなのお構いなしに理久兔に目をキラキラさせる。
藍 「お前らは…紫様にそんな恥ずかしい話が
あると思うか?」
紫 「はぁ~そうよ私にそんな恥ずかしいエピ
ソードなんて……」
と、紫が言ったその時、理久兔は一瞬口元が歪んだその瞬間に、
理 「あれれ~♪確か修行に出掛けたときに川の
石を飛び越えていて見事に足を滑らせて
川にダイブして服やら髪やらびちょびちょ
になって泣いたのは誰だったけかなぁ~?」
紫 「おっ御師匠様!?」
と、紫の恥ずかしい秘密をまず1つ暴露しだした。それを聞いた霊夢と魔理沙はクスクスと笑い始めた。
理 「しかもその後、しっかりとおんぶしたの
未だにおぼえているけどなぁ?」
紫 「本当に止めてお願いだから!!」
理 「そういえば弟子になって幼い時に
夜中にお……」
紫 「御師匠様それ以上は言わないでちょう
だい!!」
と、紫は理久兔に暴露される前に何度も何度も遮る。そうすること数分後、
紫 「はぁ……はぁ……」
慣れない事をしていたのか紫は息をあげていた。
霊夢「紫の過去って意外に面白いわね♪」
霧雨「あぁ本当だぜ♪」
霊夢と魔理沙は満面の笑みで物凄く満足したと蓮から見て思うが……
蓮 「藍さん…紫さんのカリスマが……」
藍 「あぁ……見事に音をたてて崩れていくな」
目の前で賢者の知られざる秘密が暴露されて蓮と紫の従者である藍は遠い目で見てしまう。
理 「ふぅ~楽しかったこう言ってみると色々と
思い出すなぁ♪」
紫 「御師匠様!私は全然面白くないわよ!それに
変な事は思い出さないでちょうだい!」
と、言っているが蓮から見ると、
蓮 (紫さんの胡散臭い性格の大半は理久兔さん
に似ているんだな……)
基本、人の秘密を知って笑う側がその逆の立場となるとこうなるんだなと思うと同時にそういう所は理久兔に似ていると思った。
理 「ぷぷ……アハハハハハハ♪」
理久兔は楽しそうに笑っていると何を見たのか突然真面目な顔をすると、
理 「ありゃりゃもう……別れか……」
と、言うと蓮達は気がつく。自分達の体が徐々に塵となって上空へと吸い取られていることに。
はい今回もありがとうございます。とりあえず次回でこの章もラストかな?といった感じですね。それで数話投稿したらやっと皆様がキャラとしてもしくはネタとしても大好きであろうキャラ達も出ますよ。まぁ言わずと知れずの風神録という奴ですね。どうなるかはお楽しみにしていて下さい。では今回もありがとうございます。また次回というか明日お会いしましょう。ではサヨウナラ~!