血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、バイトに出ていた
怠惰のクソ悪魔です。では本編へどうぞ。


第83話 宣戦布告をすれば大体こうなる

蓮達は文から貰った許可証をもちいて山道を歩いていきようやく目的の神社の目の前にたどり着いた。見た感じ博麗神社より少し大きいかなぐらいだ。

 

霊夢「へぇ~ここが彼奴らの……」

 

霧雨「ここに来るまで苦労したぜ」

 

蓮 「苦労したっけ?」

 

ここに来るまでの苦労……秋姉妹を脅し鍵山雛に警告され、にとりに心配され椛に不意討ちして更には文を4の字固めしただけだろうとしかも大方は霊夢ばかりだ。そうして辺りを見ていると神社の中から蓮と霊夢に喧嘩を売ってきた東風谷早苗がやって来る。

 

早苗「皆さまようこそ守矢神社へ♪」

 

霊夢「ようやく出てきたわねあんた」

 

早苗「ちょちょちょ!そんな恐い顔をしないで

   下さいよ!」

 

少しビビったのか早苗は霊夢をなだめるが当の霊夢はわざわざここまで来たためか少し不機嫌だ。すると突然、

 

? 「アハハハハハ♪幻想郷の巫女ってのは

   元気があるねぇ♪」

 

? 「本当ねぇ♪」

 

と、笑って蓮達を2人の女性が見ていた。1人は鏡を首飾りにしていて特に目立つのは後ろに大きな注連縄がついている。そしてもう1人はうってかわって萃香と同じでロリ体型だが目立つのはその目玉がついた帽子の少女だ。

 

早苗「それでは紹介しますねここ守矢の神様で

   ある八坂神奈子様そしてもう1人の方は

   洩矢諏訪子様です♪」

 

洩矢「紹介に預かった通り私は洩矢諏訪子だよ」

 

八坂「それで私が八坂神奈子よろしくね♪」

 

注連縄の女性が神奈子で不思議な帽子を被っているが諏訪子だと分かった。そして早苗が様つけをしている事を考えると守矢神社の2神という事だろうと蓮は思った。

 

霊夢「博麗霊夢よ……」

 

霧雨「霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ♪」

 

蓮 「えっと葛ノ葉 蓮です」

 

と、此方も自己紹介をすると魔理沙が、

 

霧雨「にしても自棄にフランクだな?」

 

八坂「えぇ今はこんなフランクの方が信仰が

   集まりやすいからねぇ♪」

 

霊夢「いやまぁ良いんだけどフランク過ぎるわ」

 

洩矢「でも昔は荒々しかったけどね♪」

 

話しやすいが昔は少しやんちゃしていたって何処の不良かと蓮は思うが口には出さないようにする。

 

八坂「コホンッ!それで確か私達が勝てば神社を

   明け渡すのよね?」

 

霊夢「えぇその代わりあんたらが負けたら土下座

   してちょうだいよね?」

 

洩矢「アハハハハ良いよ♪それじゃ丁度3人ずつ

   いるから先方、中堅、大将の3試合でやろ

   っか?」

 

霧雨「おぉ問題ないぜ♪」

 

と、言うと蓮は手を上げてただ一言、

 

蓮 「なら……作戦タイム!

 

八坂「認めるわ」

 

作戦タイムを認められ蓮と霊夢に魔理沙は固まって作戦を話始める。

 

蓮 「まず誰が先方をやる?」

 

霧雨「私的には霊夢が先方それは決まりだな」

 

蓮 「なら僕が中堅にいくよ♪」

 

霧雨「分かったなら蓮が中堅やって最後に大将

   で私がやるって感じだな♪」

 

蓮 「うん恐らく何だけど先に早苗さんが

   出て次に諏訪子さんかもしくは神奈子

   さんだから…それに巫女どうし負けれ

   ないでしょ?」

 

霊夢「えぇ宣戦布告した事を後悔させてやるわ」

 

蓮 「なら決定だね」

 

そうして蓮達は固まるのを止めて正面を向く。そしてそれを確認した神奈子が、

 

八坂「なら先方は前へそれ以外は邪魔にならない

   ようにして頂戴それとこれは遊びで決闘よ

   外野からの攻撃および妨害は反則として

   禁止…良いわよね?」

 

蓮 「はい構いません」

 

そうして蓮と魔理沙は神奈子と諏訪子の位置へと向かい霊夢の弾幕ごっこを観戦する。そして霊夢の相手は……

 

霊夢「やっぱり予測通りあんただったわね」

 

早苗「同じ巫女として負けれませんね!」

 

同じような服装で同じ巫女どうしの2人がそれぞれ対立しあう。そして神奈子は2人の間に立つと、

 

八坂「それではこの審判は私が努めるわ」

 

霊夢「本気でやるわよ?」

 

早苗「望む所です!」

 

そして神奈子が手を振り下げたと同時に、

 

八坂「試合開始!」

 

その言葉と共に霊夢と早苗との弾幕ごっこが開始された。

 

早苗「行きますよ!!」

 

そう言い早苗は弾幕を放ち始めた。昨日よりも遥かに弾幕が進化していた。それは見事に五芒星の模様だからだ。それには蓮は驚く。だが霊夢も負けじと対抗して弾幕を放つ。

 

霊夢「そんな弾幕じゃ当たらないわよ?」

 

五芒星が散った所を避けて霊夢は弾幕を放ちながらそう言うと早苗は、

 

早苗「そうですか!なら!!」

 

そう言い早苗はスペルカードを構え、

 

早苗「奇跡 客星の明るすぎる夜!!」

 

早苗の両隣に大弾幕が現れるとそれが渦を巻き始める。するとそこからレーザー弾幕が霊夢に襲いかかるがそれだけではなく早苗自身も弾幕を放って攻撃してくる。だが当の霊夢は苦戦するところかすらすらと弾幕を避ける。

 

霊夢「ふぅ~ん何か蓮の方が強い気がしてきたわ」

 

早苗「何をぉ!!」

 

制限時間が来てスペルが終わったと同時にまた早苗はスペルカードを構えて、

 

早苗「開海 モーゼの奇跡!!」

 

今度はトラップの壁のように徐々に徐々にと左右から弾幕の壁が迫ってくるが、

 

霊夢「そこっ!!」

 

早苗「きゃっ!!」

 

早苗は向かってくるお札を回避したがスペルはブレイクされて先程の弾幕の壁は消えた。

 

早苗「まだ……まだ終わりません!!」

 

そうして早苗は懲りずにまたスペルカードを構えた。

 

早苗「大奇跡 八坂の神風!!」

 

早苗を中心に無数の小粒の弾幕と大弾幕が渦を巻きながら霊夢へと襲いかかる。それはまるで早苗が台風の目となったようにだ。だが霊夢もスペルカードを構えた。

 

霊夢「霊符 夢想封印!!」

 

その言葉と共に4つの大きな光弾幕が八坂の神風の弾幕を打ち消して早苗へと向かっていく。

 

早苗「嘘!そんな!!」

 

ピチューーン!!

 

弾幕の密度で分からなかったの早苗は被弾した。よってこの勝負は……

 

八坂「そこまで!勝者、博麗霊夢!!」

 

霊夢へとなったのだった。そして外野の席でも、

 

霧雨「やっぱし霊夢が勝ったな蓮♪」

 

蓮 「そうだね♪」

 

だが2人は知らなかった。いや知るよしもなかったと言えばいいのか……

 

? 「…くく…面白そうな事をしてるじゃねぇか」

 

何者かが蓮達に近づいているのを……




怠惰「はい今回もありがとうございました」

狗神「ありがとうな」

神楽「ありがとうございます」

鈴蘭「話は変わるけど今回な前回に前々回に
   前々前回の最後のあれは何?」

怠惰「ん?秘密でござんすよまぁ大方の読者
   様なら分かると思うよ♪」

神楽「確か普通とは違うと言ってましたね?」

怠惰「うん♪他の作品と違いを出すためだよ」

狗神「メタイわ!」

怠惰「まぁまぁてなわけで今回はここまで」

鈴蘭「どうなるのかはお楽しみにね」

神楽「それでは読者様」

狗神「日曜だからって夜更かししないでさっさと
   寝ろよじゃあな……」

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