血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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第87話 隠者の従者達

秋の暖かな日差しが照らす。ここ守矢神社では現在はげしい戦いが勃発していた……

 

ダンッ!!

 

霊夢「私の蹴りを受け止めた!?」

 

巫女「う~ん中々良い蹴りだね?」

 

霊夢の霊力を纏わせた右足の蹴りを巫女が霊力を纏わせた右足のキックで相殺する。

 

早苗「そこっ!」

 

早苗は弾幕を放つが巫女は霊夢を押し返すとバク転して避ける。

 

巫女「ふふん♪そんなんだと当たらないな♪」

 

早苗「身体能力高くないですか!?」

 

霊夢「ちっ流石妖怪ね……」

 

巫女「ノンノン妖怪じゃ~ないんだよね♪」

 

巫女は余裕そうに指を左右に動かしながら霊夢と早苗に伝える。

 

霊夢「どっちにせよ立ちはだかるなら退治する

   だけよ!」

 

早苗「同じ巫女として負けたくはありません!」

 

そうして霊夢と早苗は巫女に挑み続ける。そしてすぐ近くでは、

 

洩矢「このっ!」

 

諏訪子の鉄輪を骸達は一瞬で避ける。それに続いて、

 

八坂「御柱!」

 

4つの柱それぞれ1人ずつ骸達に投げ飛ばすがそれも一瞬の高速移動で回避される。

 

洩矢「こいつら思ってたよりも速い!」

 

八坂「でも何この違和感……」

 

骸1「かた!」

 

骸1が何やら手で合図をすると4人の骸達は諏訪子と神奈子を鳥籠のフォーメーションで囲い混むのだが右手にまさかの近代兵器であるハンドガンを構えられていて引き金を引いた。

 

バァーン!!

 

洩矢「そいや!!」

 

銃弾は実弾ではなく弾幕で出来ていた。だが諏訪子は避けず地面に手をつけると諏訪子と神奈子の周りの地面が盛り上がり壁が出来る。それによって出来た壁が盾となり銃弾を遮断した。

 

洩矢「ふふっどうよ!」

 

八坂「無反応ね……」

 

諏訪子がドヤってもただ此方を見ているだけで無反応である。

 

洩矢「ちょっと!何か反応してくれないと

   こっちが恥ずかしいでしょ!」

 

八坂「……でも何のかしらこいつらから私達

   神と同じ神力を感じるのは……」

 

まだまだ2人は戦うがその数メートル離れた先では、

 

黒 「良いぞ!もっとだ!もっと俺を楽しま

   せろ霧雨魔理沙!!」

 

霧雨「彗星 ブレイジングスター!」

 

空から滑空をつけて箒に股がり猛スピードで黒へと特攻を仕掛けるが目の前で黒は影へと入り回避する。

 

霧雨「てめぇ!それは反則だろ!!」

 

黒 「弾幕ごっこにおいてのルールは弾幕で

   美しく見せて勝つだけだったと思うが?」

 

影から現れた黒は手をかざすと周りの木々の影が槍と化して魔理沙へと襲いかかるが即座に空を飛び槍を攻撃を避ける。

 

霧雨「相変わらずの戦い方だな!」

 

黒 「そうかもな……」

 

今度は黒、自身の影を利用し影から黒く光る弾幕が現れるとそれは魔理沙をロックオンしたのか魔理沙目掛けて向かってくる。

 

霧雨「ホーミングか!」

 

どんなに早く移動しても影から出来た弾幕は魔理沙を追尾し続ける。

 

霧雨「魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

スペルカードを掲げ唱えると魔理沙の箒の先から無数の星形弾幕が現れ影の弾幕を打ち落とす。

 

霧雨「次くるとしたら!!」

 

すんっ!!

 

いつの間にか握られていたハルバートの鮮烈なる一撃を空中で一回転して回避する。

 

黒 「ほうやるじゃないか……」

 

霧雨「お前の事だかそうくると思ったぜ!」

 

2回ほど戦っただけあり手の内は分かるようだ。それを見た黒は更に笑った。

 

黒 「いいねぇ!やはり見立てどおりだ!」

 

霧雨「そいつはありがとよ!」

 

ミニ八卦炉を黒へと構え魔理沙はそう叫ぶのだった。そして場面は代わり蓮は守矢神社の近くにある木々が生い茂る森の中で忍者と戦っていた。

 

蓮 「これはどうですか!!」

 

忍者「隠符 弾幕隠れ!」

 

弾幕を放つが忍者はまさかのこの葉隠れの弾幕バージョンで目の前から消えて回避するがそこから出来た弾幕が派生として蓮へと襲いかかる。

 

スパンっ!

 

だが蓮は神楽で弾幕を切り裂きそして辺りを見渡す。

 

蓮 「何処に……そこかっ!!」

 

すぐさまそこからバックステップで離れると離れた地点にクナイが刺さる。

 

忍者「やりますね…まだ会って数分しかたたず

   で攻撃を回避するとは……」

 

木の枝の上で忍者は蓮に言うと蓮は、

 

蓮 「えぇ貴方の主人にとことんとダメ出し

   されたので!」

 

神楽を振るいそこから出来た斬撃波で忍者へと弾幕を放つが忍者は跳躍してその一撃を避けた。

 

忍者「これは避けれますか!」

 

空中でクナイを6本程を蓮へと放つが蓮は刀を構え、

 

蓮 「神楽!」

 

神楽の名を呼ぶ。すると背後に神楽の分身が現れその分身が弾幕を放ちクナイを相殺させる。

 

蓮 「……忍者さん貴方もいや貴方達も隠者と

   同じで手加減しているんですか?」

 

蓮はもしやと思いそう聞くと地上へと着地した忍者は、

 

忍者「えぇそうですよ…だってこうでもしない

   と貴方達の実力を計れないじゃないです

   か?」

 

流石は隠者の仲間だけあってか隠者と同様に滅茶苦茶手抜きをされていたようだ。しかも蓮だけではなく霊夢や魔理沙それに早苗達の守矢神社の者達も手抜きして戦っているようだ。

 

蓮 「貴方達は僕らを馬鹿にしすぎです!

   いい加減にして下さい!」

 

忍者「……はぁ…マスターに何て言われるかな」

 

蓮 「えっ………!!」

 

と、言った時だった。急に忍者の雰囲気が変わった。

 

忍者「そこまで言うのなら少しお見せしましょう

   私の忍術を!」

 

忍者はクナイを両手で合わせて8本持つとそれを先程同様に蓮へと投擲した。

 

蓮 「そんなもの!!」

 

神楽と神楽の化身で全て弾き飛ばし神楽の分身が消える。だが忍者はいつの間にか目の前から消えていた。

 

蓮 「また消えた!」

 

忍者「何処を見ているんですか?」

 

蓮 「いつのまに!」

 

いつの間にか忍者はクナイを手に持ち蓮に向かってクナイを振るってくるが、

 

蓮 「式符 鈴蘭 反撃の型!」

 

式神札【鈴蘭】を使い鈴蘭を召喚すると、

 

鈴蘭「ぶっ飛べ!!」

 

鋼の板ですら破壊する足を使った回し蹴りで忍者へと一撃を放つのだが、

 

忍者「甘い!!」

 

蓮と鈴蘭の目の前に紫のスキマと同じような裂け目が出来上がるとそこにダイブして消えた。

 

蓮 「なっ!!」

 

鈴蘭「嘘!!」

 

これには蓮と鈴蘭も驚くことしか出来なかった。すると今度は後ろから駆け足で蓮へとクナイを振るいにくる。

 

蓮 「鈴蘭は戻って!そして頼む!」

 

蓮はまた式神札【狗神】を即座に構えて、

 

蓮 「恐怖 狗神の咆哮!」

 

蓮の後ろに狗神が現れる。蓮はすぐさま耳を塞ぐと同時に、

 

狗神「ガァーーーーーーー!!!」 

 

忍者「ぐっ!!」

 

巨大な咆哮を忍者へと放つ。これには忍者も吹っ飛ばされるが直ぐ様、忍者は受け身をとって体制を整えた。

 

狗神「ほう我の咆哮を受けて怯まぬか」

 

忍者「そんなものは効きませんよ」

 

蓮 「やっぱり凄い……狗神の咆哮を近距離で

   受けてもスタンしないなんて……」

 

蓮は気づかないが狗神と忍者は互いに睨みあっていた。

 

狗神「お前も男だとか雄犬だとか思ったん

   だろ」

 

と、狗神はやけくそ気味に言うと忍者の返しが予想外な返答だった。

 

忍者「いえ…見ただけで女性というのは分かり

   ますよ…しかもその真っ白な毛並それで

   見た感じ枝毛等もなくしっかり手入れ

   していて綺麗だなと♪」

 

狗神「なっ!?」

 

まさかの誉め言葉だ。これには狗神も驚いてしまう。

 

蓮 「何このラブコメのような展開……えっと

   狗神が女性って気づいたんですか?」

 

今日1日で何回かラブコメ展開した主人公に言われたくはない。しかも戦いそっちのけで忍者に聞くと、

 

忍者「いや私も妹も元は狼なんでどうしても

   見ただけで分かるんですよね」

 

狗神「道理でな……その尻尾といい耳といい

   犬科の匂いやらがする訳だ」

 

何でか分からないが狗神は少し嬉しそうだ。

 

忍者「おっとまだ戦いでしたね…あっマスター

   …こっ鸛とです!」

 

蓮 「何だ?」

 

狗神「何が起こってやがる?」

 

突然、忍者は独り言をぶつぶつと言い出した。

 

忍者「えっ引くんでんすか……すっ直ぐに引き

   ます!すいませんが蓮さん私共は今回

   引かせていただきます!」

 

蓮 「逃がすと思いますか!」

 

忍者「えぇ逃げますよ!!」

 

そう言うと忍者は何か玉のような物を手に持つと、

 

忍者「それではごめん!!」

 

ドロンッ!!

 

それを地面へと叩きつける。すると辺りが煙で覆われた。

 

蓮 「ごほっ!ごほっ!」

 

狗神「行くぞ小僧!!」

 

狗神は蓮の服の襟元を咥えるとすぐに忍者を追いかけた。狗神が追いかけていくまた守矢神社へと戻ってきた。

 

霊夢「蓮あんた何処に行ってたの!」

 

蓮 「ごめん!忍者と林の中で戦ってて」

 

霧雨「おい逃げるのかお前ら!!」

 

霊夢達の目の前には先程の忍者に巫女そして骸と呼ばれた人間のような者達に黒と名乗った執事は楽しそうに、

 

黒 「あぁ我が主がお待ちでな霧雨魔理沙

   今回は中々だったぞ次やりあう時は

   お互い全力でやりあおうくく…はは!」

 

黒は手を掲げると黒の影が黒達7人を覆い隠す。そして数秒で黒の影が消えるとそこにいた筈の7人は消えていたのだった。




怠惰「はいてな訳で今回もありがとうござい
   ました」

晴明「それで今回は私ですね」

怠惰「まぁ皆、出払ってるからね♪」

晴明「それと怠惰さんあの7人は完璧にあの人
   の従者達ですよね?」

怠惰「えぇ勿論、特に巫女ちゃんが懐かしい
   でしょ?」

晴明「えぇそれはもう彼女には連れ回されました
   からね」

怠惰「数少ない唯一の友達」

晴明「えっ…まさか私ってボッチ!?」

怠惰「さぁどうだろうね♪てな訳で今回はここ
   まで」

晴明「じっ次回もよろしくお願いしますね」

怠惰「では読者様また次回!」

晴明「ありがとうございました……」  
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