血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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すみません読者様、投稿日時を2017の
筈が2018になるというミスを行った
怠惰のクソ悪魔です。
昨日の分と今日の分両方を含めて投稿を
します。では本編へどうぞ。


第107話 またまた紅魔館でのパーティー

ようやく霊夢が帰ってきた。1ヶ月ぶりに見る霊夢の姿が凄く新鮮に見えてしまった。

 

霊夢「あんたは1ヶ月経っても対しては変わって

   ないわね」

 

蓮 「そうかな…いやそうだろうね♪」

 

霧雨「おかえり霊夢、そろそろ来ると思って

   数分前に来てやったぜ♪」

 

文 「まさか帰ってくるとは良いネタが書けそう

   ですね♪」

 

ニコニコと魔理沙と文も笑ってそういう。文は分からないが魔理沙に限っては何やかんやで1週間に2回ぐらい神社にきては霊夢はまだかと言っていたため嬉しいのだろう。すると居間から此方を覗く3人が見えると3人はこっちに近づいてくる。

 

狗神「帰ったのか小娘」

 

神楽「お帰りなさい霊夢さん♪」

 

鈴蘭「霊夢ちゃんお帰り♪」

 

霊夢「えぇただいま♪」

 

3人にも挨拶をすると文が手帳を開きペンを持って、

 

文 「さぁ私に月でのお話をお聞かせください」

 

霊夢「はぁそうね………見た感じはここより遥かに

   技術も進化していて見た目は古い扉も触れ

   ずに開くし」

 

蓮 「自動ドアだね……」

 

霊夢「それから本に書かれた文字は拡大縮小が

   自由自在だったわね」

 

蓮 「タブレットかな?」

 

霊夢の話を聞いていると殆どの物が外の世界にあるものばかりだ。自動で開く…自動ドア。文字の拡大縮小が出来る。タブレットと。それ故か対して珍しくて「おぉ~!」とは思えなかった。

 

霊夢「ただ彼処に住んでいた人達は皆、明るか

   ったわ♪」

 

霧雨「なぁよ霊夢、そんな事より大丈夫だった

   のか?馬車馬のようの働いたりとかそう

   いうのは無かったのか?」

 

これにはピクリと眉毛が動いた。もしそんな事があれば次、月へ行ったときは神楽で成敗してやろうかと考えたが、

 

霊夢「いいえ?そんな重労働はしてないわよ

   やった事なんて神降ろしする所を見せ

   て周るぐらいだったし?」

 

蓮 「そういうことか」

 

その言葉を聞いて蓮は思い出した。依姫が神降ろしを何度もして謀反を企んでいると疑われていることに。つまり自分の身の潔白を証明するために霊夢を残したのだと。

 

文 「何か面白味に欠けますね…もっとこうS心

   をくすぐるような事をして欲しかったです

   けどねぇ?」

 

霊夢「誰がやられるもんですか!」

 

霧雨「なぁ蓮はそれについてどう思うよ?」

 

と、そんな事を聞かれても何て答えるか何て分からない。だが少し想像をしてみると、

 

蓮 「そんなんに趣味はな……」

 

霊夢「蓮……」

 

蓮 「けど少しはあっても……」

 

霊夢「ちょっとあっちでお話しましょうか?」

 

霧雨「アハハハハハハハ♪」

 

少々いまの霊夢の顔は怖いがこんな会話が1ヶ月ぶりで怖さよりも嬉しさが勝っているため全然怖いと感じない。

 

霊夢「まったく……そういえば何かさ何処かで見た

   ことのある奴がいた気がするのよね?」

 

霧雨「なんだそれ?月の都に知り合いでもいたか?

   例えば竹林の兎とか」

 

霊夢「いやそんな兎とかじゃないってそれに

   違いなんて分かんないし…もっとこう

   柳の下に立っていそうなあれね……」

 

幽霊のポーズをするとその場の全員はそれかと分かる。

 

霧雨「それって幽霊か?」

 

蓮 「あれでも確か月の都の人達って……」

 

霧雨「死なないはず何だけどな?」

 

霊夢「うんまぁそうなんだけどさぁ」

 

霊夢は基本こんな事では嘘はつかないため見たのは確かなのだろう。だが何故、月で幽霊なのかは分からないが、

 

鈴蘭「死がない場所で幽霊って面白いね♪」

 

神楽「幽霊ですか……」

 

狗神「幽霊はよく分からんが悪霊は食いもんだ」

 

文 「えっ!?」

 

流石は動物妖怪、人間や妖怪が意味嫌う悪霊を食いもん呼ばわりだ。

 

霊夢「それはそれである意味凄いわね……」

 

文 「本当にある意味凄いですよね」

 

と、そんな事を言っていると……

 

? 「そろそろ帰ってきている筈ですよ」

 

? 「遅かったわね」

 

声がすることからまた誰かが此方に向かってきていた。そして鳥居を通って3人の人物が歩いてくる。その人物達は紅魔館のレミリアに咲夜そしてパチュリーだった。しかもこんな寒いのにレミリアは半袖だ。

 

霊夢「はぁ~まったくあんたらに付き合った

   せいで大変な目に会わされたわ」

 

レミ「ふんっ連れいったのはミスだったわ」

 

霊夢「よく言うわ私がいないと月にすら行けなか

   ったくせに」

 

霊夢とレミリアはお互いに睨み合う。

 

狗神「喧嘩かもっとやれ♪」

 

蓮 「ダメだよそんな事を言っちゃ……2人共

   喧嘩はしないように」

 

2人の間に入り喧嘩を仲裁させると、

 

蓮 「所でレミリアさん達は何しに?」

 

咲夜「ここに来たのは月でのお詫びとお礼を

   兼ねて貴方達を海にご招待しようと」

 

全員「えっ!?」

 

紅魔館の住人以外全員が驚いた。

 

霧雨「どうりでそんな寒そうな格好してるのかよ」

 

レミ「えっ?……どこがよ?」

 

なおレミリアは痛覚やらが死んでいるのか寒さは効ないようだ。だがあえて言おう。幻想郷には……

 

霊夢「でもここだと海なんてないわよ?」

 

海がないと言う事をだが、

 

レミ「大丈夫よそこはパチェが何とかしてくれ

   るわ♪」

 

パチ ( ´ー`)

 

後ろでパチュリーが少しドヤッてる。だがこの時、スプラッタ映画を数回ほどしか見ていないがあることを思い出す。

 

蓮 「でも確か吸血鬼って水はダメですよね?」

 

咲夜「その点はご心配ありませんよ川や雨のよう

   な流水が苦手なだけですから」

 

蓮 「そっそうなんだ……」

 

吸血鬼の意外な点に驚いたが、ふと横を見ると、

 

鈴蘭「海か行ったことないんだよね♪」

 

神楽「じっ実は私も……」

 

狗神「少し興味はあるな」

 

3人は興味深々だ。霊夢と魔理沙は、

 

霧雨「ただでご案内ならいいんじゃないか?」

 

霊夢「まぁそうね……」

 

どうやら行く気はあるようだ。

 

霊夢「蓮も来るでしょ?」

 

蓮 「まぁ3人が行きたそうだしね♪」

 

レミ「なら話は決まりね♪」

 

と、言うとずっと置き去りになっている文がら

 

文 「ちょっと抜けものにしないでくださいよ!」

 

咲夜「貴方は誘ってないけど?」

 

文 「連れないなぁ♪記事にために行きますよ♪」

 

咲夜「まぁ断っても着いてきそうだし諦めるわ」

 

そうして蓮達はレミリア達に着いていき紅魔館へと向かったが……

 

蓮 「まぁ案の定だよね」

 

やはり予想した通りプールに塩水を入れてるだけだ。しかもプールの水は優しさもあるのか温水だ。

 

文 「おぉ~!良いですね!!」

 

霊夢「まったく…」

 

霧雨「こんな寒い中だと温水が暖かいぜ」

 

鈴蘭「ひゃっほ~♪」

 

神楽「いっ狗神様!へっヘルプ!!」

 

狗神「まっ待ってろ!!」

 

狗神達も楽しそうだ。若干1人溺れそうにはなっているが……そしてレミリア達はパラソルを立てて日陰でのんびりと此方を眺めていた。

 

蓮 「楽しそうだね」

 

霊夢「そうね」

 

と、話していると突然部屋の端でスキマが開きそこから紫と幽々子に藍と妖夢が出てくる。

 

霊夢「何しに来たのよあんたらは……」

 

紫 「面白そうな事をしてるって言うから来ちゃ

   ったわ♪」 

 

霊夢と魔理沙はジーと紫を見るが

 

紫 「それと手ぶらじゃないわ♪お酒が手に

   入ったから皆で飲もうとね♪」

 

幽々「ふふっ♪」

 

古めかしい壺のような瓶を取り出すと、

 

レミ「面白そうね皆で飲みましょうか咲夜~

   コップをお願いね♪」

 

咲夜「分かりました♪」

 

そう言うと一瞬で咲夜が消えた。

 

蓮 「しかしそのお酒は何処で手に入れたん

   ですか?」

 

気になったため聞くと幽々子は微笑みながら、

 

幽々「ふふふっ♪秘密よ♪」

 

と、言っていると消えたはずの咲夜が突如として現れた。

 

咲夜「それでは飲みましょうか♪」

 

紫 「ふふそうね♪」

 

紫が次々にお酒を注ぐと皆の元に行き渡る。だが蓮はまた何かやらかすと困るため我慢し神楽は丁子油以外は飲まないため蓮と共に我慢だ。

 

霊夢「それじゃいただくわ♪」

 

霧雨「しかし独特な匂いだな♪」

 

そう言うと皆は一斉に酒を飲んだ。

 

蓮 「どうお味は?」

 

水を飲みながら聞いたその時だった。

 

全員「ぶふぅーーーーーーーーーーー!!!」

 

全員が飲んだ酒を勢いよく吐き出したのだ。そして皆は苦しみはじめた。

 

霊夢「なっ何よこのあっ味は……」

 

霧雨「まっまず……うっ!!」

 

咲夜「こんな不味い物がこの世に…………」

 

紫 「何これ……うっぷ!」

 

藍 「ゆっ紫さ…ま……」

 

妖夢「気持ち悪……」

 

文 「うっぶ!!!!」

 

狗神「がはっ!!!!!」

 

鈴蘭「不味いー!!!!」

 

と、苦しんでいるが幽々子だけは……

 

幽々「不味いわねこれは……」

 

幽霊だけあってか効かないようだ。

 

蓮 「どうなって……」

 

すると酒が入っていた瓶が転がってくる。その時に瓶の底に何か文字が書かれていることに気がつき蓮は読んだが、

 

蓮 「何て書いてあるんだ?」

 

蓮にはこの文字が何て書いてあるのかよく分からなかったが、

 

神楽「蓮さま皆様の顔が段々と真っ青に!!」

 

蓮 「えっ!?ええ永琳先生を呼んでくるよ!!」

 

そうして蓮はすぐに服を着て迷いの竹林へ急ぐのだった。そして診察の結果は全員食中毒だったそうだ。




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

晴明「あの飲み物なんですか?」

怠惰「う~ん当時つまり飲んだ物が出来立てホヤ
   ホヤの場合はハザード装備を着ないと死ぬ
   かもしれない危険物だった物って感じ……
   かな?」

晴明「よくもそんな物を誰が作ったんですか!?」

怠惰「さぁ誰だろうね♪因みに誰が作ったのかは
   次回の土曜日で分かるからお楽しみにね♪」

晴明「………えぇとそろそろ尺もよろしそうなので
   今回はここまでです♪」

怠惰「それじゃ読者様また次回!」

晴明「それではさようなら♪」

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