本当に申し訳ございませんでした。今回は
珍しさと申し訳ないという気持ちを込め早朝
投稿です。では本編へどうぞ。
霊夢が帰ってきてから翌日、博麗神社の居間では、
霊夢「うぐぐぐ………」
霧雨「畜生が………」
狗神「うぐっ!!」
鈴蘭「おっお腹が!!」
布団で霊夢と魔理沙そして狗神と鈴蘭が寝ていた。理由は簡単で紫が持ってきた酒を飲んだ結果がご覧の有り様だ。なお魔理沙がいる理由は1人ぐらしのため何にも出来ず孤独死されても困るためここで霊夢達のついでに看病といった所だ。
蓮 「まったくどうしてこうなった……」
なお病人が多いため今回は有給休暇を貰う形で現在ここにいるといった感じだ。
神楽「しかしこれを作った人ずいぶん怖い物を
作りますよね……霊夢様や魔理沙様はとも
かく妖怪である狗神様や鈴蘭様をここまで
苦しめる毒なんて滅多にありませんよ」
蓮 「飲んでなくて良かったよ……」
神楽「私は多分大丈夫でしょうけど……」
蓮 「元が刀だもんね…そういえばお昼頃だった
よね?永琳先生が検診に来てくれるの」
神楽「そうですね……ついでに酒の瓶も見せま
しょうか?」
蓮 「そうだね……」
なお緊急だったため永琳には酒の入っていた古めかしい瓶を見せていない。検診に来るならついでに見せようと考えた。
神楽「そういえば紫様達はどうしたんでしょうか
……?」
蓮 「え~と確か紫さんに藍さんそして妖夢さん
の3人は白玉桜で幽々子さんに看病しても
らっているらしいよ?それでレミリアさん
に咲夜さんは小悪魔さんや玲音さんが看病
していて文さんは知り合いに看病してもら
っているらしいよ?」
幽々子さんが料理できるかは分からないが一応は3人とも妖怪のため死ぬことはないだろうと考えていた。紅魔館でもそうだ。玲音か美鈴さんのどちらかは料理が出来ると思っていたためそんなに心配することではないだろうと思った。文の場合は他の天狗達がいるから問題ないと考えた。すると霊夢が苦しそうに手を掲げる。
霊夢「れっ蓮……」
蓮 「どうしたの霊夢?」
何事かと思い聞くと、
霊夢「水タオル持ってきて……頭がボーとする」
蓮 「持ってくるから神楽、寝かせて」
神楽「分かりました」
すぐに水と氷を入れて冷やしてタオルを中に入れて霊夢の元まで戻る。
蓮 「はいこれ」
霊夢「ありがとう……」
蓮 「どれぐらいで皆は治るのかな……」
神楽「本当ですね……」
と、どうなるのか少し不安になっていると、
鈴仙「こんにちは~!」
縁側から声が聞こえ覗いてみると永琳と鈴仙が立っていた。
蓮 「あっ永琳先生に鈴仙さんはるばるありが
とうございます」
永琳「いいえ♪早く検診するわうどんげ準備を
してちょうだい」
鈴仙「分かりました♪」
そうして永琳と鈴仙とで検診が始まった。一応は手伝いとして神楽を部屋に残した。本来は自分がやるべきだが年頃の女性が多く寝ている部屋で何もすることが出来ない。そのため仕方なくキッチンへと向かいお茶とお菓子の準備を始めた。そうして数分後……
神楽「蓮さま終わりましたよ」
蓮 「あっ永琳先生ありがとうございます」
お盆に暖かいお茶3つと豆大福を2つそして丁子油を持ってきて卓袱台に乗せる。
蓮 「よければ食べていきませんか?」
永琳「あら準備までしてくれてるしいただか
ない訳にはいかないわね」
鈴仙「わざわざすみません」
蓮 「いえいえ少しお話ししたいこともあり
ましたんでどうぞお掛けください神楽
も座って飲みなよ疲れたでしょ?」
神楽「あっはい」
永琳と鈴仙は敷いた座蒲団に座るとお茶と大福を食べ始め神楽は丁子油を飲み始めた。
蓮 「それでですね実はこれを見せたくて」
蓮は霊夢達の飲んだお酒?が入っていた瓶を渡す。
永琳「……これは」
蓮 「それは霊夢達が飲んだお酒が入っていた
瓶です」
永琳と鈴仙はまじまじとその瓶を眺めると、
永琳「これは私が昔に無くした土器ね」
鈴仙「えぇ御師匠様のですか!?」
蓮 「えっ……てことはまさか紫さん達、月の都
でこれを盗んできたってことですか!?」
永琳「見るからに恐らくね……でも何も入って
ない筈なんだけど……」
そんな事を言いながら瓶を手にとってまじまじと見ていると瓶の底に書いてある文字に気がついたようだ。
永琳「蓮……これは?」
蓮 「えぇ実は僕も昨日気がついたんですよ」
鈴仙「えぇと…月の民にしか分からない文字です
ね……」
永琳「そうね…とりあえずは読むわね……これを
飲んだ者へどうだ?俺の特製ジュースの
味は旨いか?まぁまずいだろうなバーカ
(笑) 理千より……」
鈴仙「りりりりり理千!?」
鈴仙の反応を見るからにどうやらこの危険物を作った元凶の理千という人物を知っているようだ。
蓮 「その理千って人は誰ですか?」
鈴仙「えっと…私も歴史の本でしか見たことが
ないのですが今現在の月の都では英雄、
勇者、武の頂点、救世主と色々な呼び名
で呼ばれている月の偉人ですよそれで…」
チラリと鈴仙は隣に座る永琳を見る。永琳は口を開いて、
永琳「私の親友よ……」
蓮 「えぇ!!?」
こんな悪意しかないイタズラをする人物と友人ということに蓮は驚いてしまった。
永琳「理千……死してもなお貴方はやってくれる
わね」
結構あきれて永琳は言葉を呟いた。だがどうやら理千という人物はもうこの世にはいないようだ。
蓮 「あれ?月の都の方って寿命がないから
加害されない限り死なない筈ですよね?」
だが月の都の人たちは穢れがないため寿命死することはない。なら何故死んだのか、
永琳「そうね……かつて私達は地上に住んでいた
と言ったら信じるかしら?」
蓮 「……信じますよ昔にそんな番組がやって
いたので」
永琳「そう……番組というのは分からないけど
かつて私達が地上に住んでいた時に彼
理千という男と出会ったわ……」
永琳は理千という男との出会いを話した。かつて薬草採集をしていたさいに妖怪に追いかけられていた時に理千に助けられ用心棒として雇ったことそこから教官となり古代都市で武を極めし者の称号を持ったことそして自分を犠牲に全ての民を救った救世主となったこと全て話した。
永琳「それが理千との別れよ……」
鈴仙「初めて聞きましたけどエピソードが凄い
ですね…」
神楽「自分を犠牲にですか……」
蓮 「その理千さんって料理は大方……」
永琳「えぇ魚の塩焼きだとか簡単な物ならすぐに
作れるけど手の込んだ物とか作ったことの
ない物はお察しの通りよ」
どうやら霊夢達の飲んだ酒はその理千という人物の失敗作料理のようだ。しかし飲んで食中毒を起こすとなるととんでもない味だったようだ。
永琳「それに彼が作った料理は食べれないの
次元を通り越して超がつく程の危険物
レベルよ?」
鈴仙「怖っ!?」
蓮 「うわぁ……」
どんな料理なんだと逆に興味をそそられる。
永琳「それに一番酷かったのは筑前煮ね」
蓮 「筑前煮?」
永琳「えぇ作った本人が食べて気絶してしかも
筑前煮とは言えないアンモニアの刺激臭
そして凄いと言えるのは皿が泥々に溶け
るという過去最高の危険物よ」
神楽「それってじょ冗談ですよね?」
永琳の顔は苦笑いしてあの時は処理が大変だったなと言わんばかりに顔を青くする。どうやら冗談ではないようだ。
蓮 「その人の料理を食べたんだよね?」
襖で閉じられた隣の部屋を鈴仙と神楽と共に見て顔をひきつらせる。運が悪かったと言えどもう霊夢達が気の毒で仕方がない。そんな会話をしていくと2人はお茶と大福を食べ終えて、
永琳「さてと私達は帰るわ後、これを飲まして
あげて」
幾つかの薬を卓袱台に乗せる。
永琳「まず赤いのは1日、朝、夕方で1錠ずつ
次に白いのは胃腸薬で朝、昼、夕方、夜
で2錠ずつ最後にこの痛み止めは苦しい
時に飲ませて1日1回だけよ」
蓮 「ありがとうございます永琳先生それに
鈴仙さん」
神楽「ありがとうございました」
ここまで良くしてもらって蓮と神楽はお礼を言うと、
永琳「ふふっ良いわよ仕事だもの」
鈴仙「お大事にとお伝えくださいね♪」
そう言い2人は縁側から出て外へと出ると、
永琳「それと今回の昔話は内密でお願いね♪」
蓮 「分かりました♪」
永琳「ふふっそれじゃあね♪」
そう言い永琳と鈴仙は空へと飛び立って銀世界の空へと消えた。
蓮 「さてと戻って看病の続きしようか」
神楽「そうですね♪」
そうして蓮と神楽は神社へと戻り看病を再開するのだった。
晴明「怠惰さん貴方という人は!」
怠惰「人じゃない悪魔だ」
晴明「コホンッ!怠惰さん貴方という悪魔は!」
怠惰「まぁこういった事をするから怠惰って
いう名前を中の人は着けたんだろうね」
晴明「だから何でそんな諦めきった顔なんです
か!」
怠惰「いやもう申し訳ないと思っちゃうと
笑って何ていられませんよえぇ……」
晴明「次から気を付けてくださいね?」
怠惰「うん出来るだけはそうするよそれじゃ
今回はここまでね」
晴明「明日ついに私の話はラストですのでよろ
しくお願いしますね♪」
怠惰「では読者様また次回!サラダバー!」