血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様方、右足が負傷中の
怠惰のクソ悪魔です。もう本当に痛い
ったらなんの…では何時ものように本編へ
どうぞ


第112話 竹林は晴嵐

博麗神社が不可思議な地震で倒壊し蓮達3人は異変の首謀者を追うこととなった。そして日の光が強い空を3人は飛んでいた。

 

霊夢「まったく何処のどいつよ……」

 

蓮 「そんな怒らないでよ霊夢……」

 

霧雨「お前、牛乳を飲めよカルシウム不足だぜ」

 

異変解決、霊夢にとっては暇を潰せ刺激にもなるためほぼウェルカムなのだが今回は神社を倒壊させられて少々キレていて不機嫌だった。

 

霊夢「ねぇ……」

 

蓮 「ん?」

 

霧雨「どうしたんだ?」

 

霊夢は空中で立ち止まると魔理沙も立ち止まる。そして霊夢は此方を振り向くと、

 

霊夢「ここは手分けしない?その方が色々と

   情報も集められそうだし」

 

霊夢の言う通りその方が情報を集められそうだと考え魔理沙と顔を見合わせるとお互いに頷き、

 

霧雨「いいぜ♪なら私はアリスの家に行ってから

   紅魔館に行くぜ」

 

霊夢「そうなら私は妖怪の山を調査してみるわ」

 

蓮 「なら僕は迷いの竹林辺りを調べてみるよ」

 

各々が行く場所が決まると、

 

霊夢「分かったわそれじゃ夕方頃に守矢神社の

   前で会いましょう」

 

霧雨「分かったぜ♪」

 

蓮 「うん気を付けてね」

 

そうして霊夢と魔理沙とは別れ迷いの竹林へと向かった。そして迷いの竹林へとつくとやはり思うことは、

 

蓮 「本当に迷子になっちゃいそうだな」

 

無数に生える竹のせいで方向感覚がにぶってしまいそうになる。だが気になることがあった。

 

蓮 「これは霞?」

 

そう何故だが分からないが霞がかかっていたが日は出ているため何とか視界は少し開けてはいる。

 

蓮 「う~んもしかしたらこの異変…何か天気に

   関わることなのかな?」

 

考えながら竹林を散策していると、

 

? 「こら~てゐ!!」

 

と、叫んでいるのが聞こえ見てみると鈴仙がいた。どうやらまたてゐのいたずらに引っ掛かったようだ。

 

蓮 「あっ鈴仙さん」

 

鈴仙「えっ?あっ蓮さんこんにちは♪」

 

にこやかに挨拶を返してくれた。とりあえずは鈴仙のもとまで近づくと、

 

蓮 「またいたずらされたんですか?」

 

鈴仙「そうなんですよ~」

 

蓮 「えっと因みにどんなイタズラ何ですか?」

 

鈴仙「えぇ~と今日のイタズラは頭上からタライを

   落とされたりそれにパンツを取られたりと

   散々で……」

 

蓮 「そうなんです……えっ!?」

 

先程から頬を赤らめさせてスカートをクイッと押さえていたためどうやら現在ノーパンのようだ。

 

蓮 「あっいやその…変な事を聞いてすいません」

 

鈴仙「ちょっと!何でそんな哀れむような目で

   見るんですか!!」

 

そう見ても仕方がない。まさかそんな事になっているとは思わなかったからだ。

 

蓮 「えぇ…とコホンッ!話は変わるんですが鈴仙

   さんここ最近何か変わったことはありません

   でしたか?」

 

何か変わったことがないかと聞くと鈴仙は少し間をおいて考えて、

 

鈴仙「そういえばここ最近、不思議と天気が晴嵐

   の時が多い気がするんですよね?」

 

蓮 「えっ?いやここ最近は快晴かちょっと

   雪?みたいなものがちらつくだけでし

   たよ?」

 

鈴仙「そうなんですか?そういえば人里に行った

   時は晴れなのに雪がチラチラと降っている

   ようにも見えましたね?」

 

どうやら今回の異変は天気に関わることのようだ。

 

蓮 「とりあえずは調査かな……ありがとう鈴仙

   さん色々と分かりましたよ♪」

 

鈴仙「えぇと何が分かったのかは分かりませんが

   それなら良かったです♪」

 

と、鈴仙がニコやかに笑っていると蓮は観てしまった。後ろの草むらで、てゐがニシシと笑いながら何か布のような物を木の棒に引っ掻けて持っているのをしかもその布には何か可愛らしいキャラがプリントされていた。

 

蓮 「えっえぇと鈴仙さんのその下着って何か

   可愛らしいキャラがプリントされていた

   りしますか?」

 

鈴仙「えっ!何で蓮さんが知ってるんですか!」

 

蓮 「いやその………」

 

とりあえずてゐのいる方を指差すと鈴仙は見ると顔を真っ赤にさせながら、

 

鈴仙「て~ゐ!!!」

 

てゐ「ニシシ♪鈴仙こっち♪」

 

鈴仙はてゐのいる方向へと一瞬で距離を積めていくがこのとき思った。これは確実に罠だと。そしたら案の定だ。

 

カチッ!

 

鈴仙「えっきゃ!!!!!」

 

鈴仙の右足に縄がかかりそのまま片足だけ引っ張られて逆さづりにさせられた。しかもノーパンのためか両手でスカートを押さえている。

 

鈴仙「てゐ!!」

 

てゐ「ニシシシ♪ちょろいよ鈴仙♪」

 

鈴仙「くうっ!って!蓮さん見ないで下さい!」

 

と、何故に自分に振ってくるのかが分からないがまず言えることは、

 

蓮 「えって!?えぇと大丈夫ですよ!鈴仙さん

   そんなんで欲情とかしませんから!」

 

鈴仙「そうなんですか~ってそうじゃなくて!

   というか凄く今、イラッとしたんですが

   女として凄くイラッとしたんですが!」

 

蓮 「いやそんな怒らせるような事は言っていな

   いんですけどね……」

 

苦笑いをしつつ神楽を構えてそして抜刀して振るう。

 

蓮 「抜刀 次元波斬」

 

霊力で作られた斬撃波が鈴仙の右足を拘束している縄に当たり切断される。

 

ジャキンッ!

 

鈴仙「ぎゃふんっ!?」

 

てゐ「おぉ~凄い凄い」

 

これにはてゐも拍手をしてくれた。だがてゐはやらかしてしまった。何故なら、

 

鈴仙「て~ゐ!!!!」

 

目を紅く光らせて鈴仙が、てゐを睨んでいたからだ。

 

てゐ「そんじゃばいにゃら!」

 

鈴仙「待ちなさぁ~い!!」

 

逃げ出したてゐを鈴仙は追いかけていった。そして1人取り残された蓮は、

 

蓮 「………皆の所に合流しよう」

 

1人となった竹林でそう呟き妖怪の山へと向かっていったのだった。




怠惰「はぁい皆さん今回もありがとうござい
   ました♪」

鈴蘭「ねぇ怠惰ってさ何で名前が怠惰なの?」

狗神「言われてみると怠惰のクソ悪魔って変な
   名前だよな」

神楽「御2方そんな事を言っているとまたオペ室
   につれて行かれますよ!?」

怠惰「あぁ~まぁ怠惰さん基本は怠け者だから
   それに友人から貰った名前だしね♪」

神楽「友人ですか?」

鈴蘭「その友人ってネーミングセンスって言葉
   知ってるのかなぁ?」

狗神「知らねぇだろ………」

怠惰「アハハそんな事を言っているとその子
   時空の壁を壊してこっちに来るから止
   めてね?」

狗神「こわっ!?」

鈴蘭「何それ怖い!?」

神楽 (;゚Д゚)

怠惰「とりあえず今回はここまでね♪」

鈴蘭「えっとまた次回ね!」

神楽「そ…それでは読者様……」

狗神「まっまたな……ありえねぇだろそれ……

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