血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、怠惰のクソ悪魔です。
今回はもうまんま題名通りです。では本編
へどうぞ。


第122話 世界の頂 現る

雷鳴が轟く。突風が吹き荒れる。豪雨が肌に鞭うつかのようにいたい。そして周りに写る風景はさながら東京のように多くのビルが建ち並ぶ摩天楼。いや所々に日本の和らしい装飾がされビルの屋上には神社や大きな桜などがあった。そして、

 

隠者「……………………」

 

目の前には隠者が立っていた。しかもその手には紫の師匠である理久兎の愛刀、黒椿とかつて自分が西行桜を再封印するのに使った理久兎の使っていたもう1本の刀、空紅を持っていた。

 

蓮 「隠者!!お前はいったい何がしたいんだ!」

 

と、言った時、隠者がフードを下ろそうとした瞬間、辺り一面に真っ白な光が照らすのだった。

 

蓮 「ぐっ!!」

 

とても眩しく手で光を遮る事しか出来なかったのだった。そして蓮は気がつく。

 

蓮 「あれ………ここ?」

 

辺りを見渡すと燃えて倒壊した博麗神社そして周りには皆が寝ていた。いや気絶しているというなが正しいのかもしれない。

 

蓮 「…夢か………」

 

夢だった事を実感しているとふと自分の腕を見る。そこには、

 

霊夢「ぅぅ………」

 

と、霊夢が寝ていた。いや気絶していた。

 

蓮 「霊夢、起きて!」

 

霊夢を揺さぶって起こす。すると目を擦りながら、

 

霊夢「うぅ~ん……蓮?…………っ!!!」

 

バチンッ!

 

突然だった。霊夢に思いっきり右頬をビンタされた。

 

蓮 「いったぁ!!?」

 

霊夢「あっあぁぁ!あんた!散々寝るの断って

   おいて今こうして襲うって!」

 

蓮 「そんな事してないよ!」

 

霊夢「嘘よ!」

 

信じてないのか霊夢が言ってくるが、

 

? 「安心せいそやつは今さっき起きて主を

   心配して起こしていたんじゃから」

 

と、聞いたことのない声が聞こえて来た。

 

蓮 「そうだよ……」

 

霊夢「………本当に?」

 

? 「うむ♪」

 

蓮 「そうだよ………ってあれ?」

 

ようやく気づいた。自分達の後ろの全焼して倒壊した博麗神社の上で楽しそうにこの光景を見ている幼女がいた。だが、その幼女は普通とは違う見た目だった。頭には角が生えていてお尻の近くには何故かゆらゆらと細い尻尾が動いていた。

 

霊夢「あんた妖怪?」

 

? 「ほっほっほワシを妖怪と見たか罰当たり

   もよいものじゃの♪」

 

しかもその姿には相応しくない古風なしゃべり方でまるでお婆ちゃんを見ているかのようだ。

 

 

蓮 「あれ…そういえば隠者は……」

 

そう先程まで戦っていた隠者がいないのだ。それを聞くとその少女はニコニコと笑いながら、

 

? 「なにあやつならワシが軽く脅したら去っ

   て行ったぞ」

 

霊夢「嘘でしょ?」

 

蓮 「あの隠者を追い払った………れ

 

この事に驚いていると気絶している魔理沙や咲夜に妖夢そして紫はゆっくりと起き出した。

 

霧雨「いたた………」

 

咲夜「体が痛いわ……」

 

妖夢「うぅ……」

 

紫 「っ………」

 

起き出したがまだ本調子という訳ではなさそうだ。

 

? 「ほうあやつにボコられて起きるか♪」

 

蓮 「所で貴女はいったい……誰なんですか?」

 

その者が誰なのか聞くとその幼女はニヤリと口元に笑みを浮かべて、

 

? 「ワシはこの世界の頂点に君臨せし者その

   名を龍神の千それがワシの名じゃ♪」

 

その言葉を聞くと自分以外の者達の顔が驚きの顔となり目が点となる者も現れた。そして自分も思い出す。去年の秋の終わりに霊夢が言っていた事を。龍神、世界の頂点に立ち神達の根本を作り世界を想像したとされる最強の神。その存在が目の前にいるというのだ。

 

霊夢「龍神ですって!?」

 

霧雨「なっ何でそんな奴がこんな変境地に!?」

 

と、言うと千と名乗った龍神の千は呆れながらに、

 

千 「そこで未だに寝ておるじゃじゃ馬娘に

   説教がてら回収しに来たんじゃよ」

 

気絶している天子を指差す。どうやら天子を回収しに来たようだ。

 

紫 「それはさせないわ幾ら貴女といえど!」

 

だが紫は納得はしないだろう。自分が愛している幻想郷を揺るがしかねない異変を引きお越し更には神社を利用しようとしていたのだから。

 

千 「ふむ…どうすれば許してくれるんじゃ?

   そやつを五体満足で帰してくれるという

   のなら何が欲しい?」

 

紫 「そうね……貴女が頭を下げてくれるのなら

   良いわまぁ傲り高ぶっている貴女方には

   到底無理でしょうけ……」

 

千 「よかろう」

 

紫 「えっ?」

 

そう言い千は紫の前へと来るとその小さな身長で頭を下げて、

 

千 「こやつが問題をかけて申し訳ない幻想郷

   に住まう妖怪の賢者よ此度の件について

   謝ろう本当にすまんかった……」

 

何と世界の頂点に立つ者が頭を下げたのだ。この光景には蓮もそうだが霊夢や他の皆も驚く。だがいちばん驚いたのは紫だろう。何せ絶対にやらないと思っていた事を目の前でしていたのだらから。

 

霊夢「りゅ龍神が……」

 

蓮 「あっ頭を下げた………」

 

霧雨「すっすげぇ……」

 

もうこれしか言葉がでない。そして紫は驚きふためながら、

 

紫 「あっ頭を上げてちょうだい!」

 

千 「何じゃ?もう良いのか♪」

 

無垢な笑顔でそう言われ紫は何故かスッキリとした笑顔で、

 

紫 「あっ貴女、地位とか尊厳とかそういうのは

   いらないとでも言うの?それ以前に貴方に

   はそれがあるの!?」

 

千 「そんなもん犬ころの餌にしておけばよいと

   ワシは思うがの♪」

 

犬ころの餌と言い切った。目の前にいる小さき最高神は地位等には縛られないようだ。

 

千 「それにワシのバカ息子が彼方此方でやら

   かしておるからもう慣れたわい」

 

紫 「ぷっ…いい犬って…それに慣れたって……

   くくアハハハ♪」

 

それを聞くと紫は大笑いをしだした。そして数秒程笑い落ち着くと、

 

紫 「貴女が最高神なんて他の妖怪達が知ったら

   どんな反応するかしらね♪」

 

千 「それはそれで面白そうじゃな♪」

 

と、千に対しての皮肉も千は真っ向から受け止めた。これには紫も感服せざる得ないだろう。恐らくは純粋な本心で言っているのだろう。だがそんな光景を見ていた蓮達は驚き過ぎて棒立ちになっていた。

 

妖夢「あっありえない……」

 

咲夜「………地位を捨ててでも救おうとするって」

 

霊夢「これが本当に最高神なの………?」

 

霧雨「また強烈な奴が出てきたな」

 

蓮 「まるで理久兎さんみたいだ……」

 

理久兎という名を聞いたのか千は少しピクリと眉間が動くのを見逃さなかった。すると千はゆっくりと自分の目の前に来ると、

 

千 「……そうか…ふむ…よし…そなた名は?」

 

蓮 「えっ葛ノ葉 蓮です……」

 

千 「そうか蓮よそなたにこれをやろう♪」

 

そう言い千は蒼く光る小さな玉を蓮へと差し出した。

 

千 「もし…り……コホンッ!隠者じゃったな

   あやつと戦うならそれを掲げるがよい」

 

蓮 「何ですかこれ?」

 

千 「まぁそれは秘密じゃよ♪」

 

人差し指を鼻に当てて微笑む。そして千は気絶している天子へと近づくと、

 

千 「起きんか天子!」

 

天子「へっ!?………りり龍神様!?」

 

千の言葉を聞くや否や天子は飛び起きた。

 

千 「貴様、衣玖から聞いたぞ散々やってくれた

   ようじゃの!天界に帰ったとしても今日は

   寝れると思わんことじゃ!」

 

天子「ぇぇ………」

 

物凄く嫌そうな顔をする。そして千は自分達の方へと振りかえると、

 

千 「それじゃワシは帰るとするぞ♪また会え

   たのなら会おうぞ♪幻想の世界に生ける

   者達よ♪」

 

天子「説教やだなぁ……」

 

千 「ではさらばじゃ♪」

 

天子「………本当に勘弁してくださいよ」

 

そう言い千と説教が嫌であろう天子は空へと飛び天界へと帰っていった。そして博麗神社にはまた静けさが戻った。

 

霊夢「はっそうだ私の神社………」

 

急に現実的な事になり霊夢は神社が潰れたのを思い出しションボリとしてしまった。

 

紫 「はぁ……安心なさい…そろそろね」

 

萃香「やっほ♪」

 

蓮 「萃香さん!?」

 

何と萃香が突然現れたのだ。これには自分も驚いてしまう。すると萃香は、

 

萃香「建物の修繕しに来たよ♪」

 

どうやら神社を修繕するために萃香がやって来たようだ。

 

霊夢「えっ直すの手伝ってくれるの!?」

 

萃香「あぁ紫のお願いでね♪」

 

蓮 「そうだったんだありがとうございます

   紫さ……て、あれ?」

 

何ともう紫は居なかった。どうやは先に帰ったようだ。

 

蓮 「………帰っちゃったか…」

 

呟くと蓮は千から貰った蒼玉を手にギュッと握りしめて、

 

蓮 (次こそは隠者を倒してみせる絶対に……)

 

そう胸に思い蓮も博麗神社の復興作業へと加わるのだった。




怠惰「はい今回もありがとうございました」

狗神「なぁあの龍神って………」

怠惰「あぁ~あっちの小説の後書き担当」

神楽「えっ!?」

鈴蘭「あっちの後書き担当って龍神なの!?」

怠惰「えぇそうですよ」

神楽「ということはお知り合いですよね?」

怠惰「まぁそうだね」(ー__ー)

狗神「なぁ何でそんな無のような顔なんだ?」

衣玖「怠惰さんそちらは終わりましたか?」

神楽「えっ何でいるんですk………」

怠惰「はいはいしまっちゃおうね♪」

衣玖「あっちょ!?」

怠惰「君らは何も見なかった…チャットログ
   にも何も書いてない…OK?」

狗神「あっあぁ」

神楽「私は何もみていません………」

鈴蘭「うん知らない♪」

怠惰「よろしいてなわけで今回はここまで!」

狗神「まっまた次回も頼むな」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

神楽「また次回で♪」
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