血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、ガチャの結果が紙で泣きそうになった怠惰のクソ悪魔です。貯めたものは藻屑となって消えました。そんなつまらない話ももうあれなので本編へどうぞ。


第126話 いざ地底へ

間欠泉が吹き出して翌日の事。博麗神社には自分や霊夢を筆頭に紫、文、萃香、魔理沙、アリス、パチュリー、にとり、藍といったメンバーが博麗神社に集結していた。

 

霊夢「それで蓮からは話は聞いていたけどここ

   まで来る普通?」

 

霧雨「私はただ単に面白そうだからだぜ♪」

 

紫 「それにこれだけの人数がいる理由としては

   本来地底への侵入は不可侵条約なのよ人間

   はともかく妖怪は絶対に行けないわだけど

   人間だけで行こうものなら確実に死ぬわ」

 

蓮 「地底っていったいどんな所なんですか!?」

 

パチ「そこで考えたのが私達がサポート役で地底

   にいる貴方達と通信し合うことよ」

 

地上の妖怪は不可侵条約で潜る事は出来ないが蓮や霊夢そして魔理沙なら人間だ。故に地底へと潜ることが出来るのだ。

 

紫 「それで私と萃香と文は霊夢のサポートを

   するわ」

 

萃香「まぁ頑張ってね♪」

 

文 「何かしらの実況お願いしますね♪記事に

   しますんで♪」

 

霊夢「不安しかいないわ」

 

これについて霊夢は不安しかないと答えた。

 

霧雨「てことは私のサポートってのは……」

 

アリ「えぇ私とパチュリーそして……」

 

河城「私もやるよ♪」

 

パチ「安心して貴方が死んだらしっかりと本は

   回収しておくから」

 

霧雨「出来るか!!」

 

初っぱなから不吉な事を言われ魔理沙は叫んだ。

 

蓮 「となると僕のサポートは藍さんと幽々子

   さんと慧音さんって事ですよね?」

 

藍 「まぁそうなるな」

 

幽 「ふふっ前にお世話になったお礼よ♪」

 

慧音「たまたま寄っただけだが……まぁいいか」

 

自分の場合は頼れそうな人達だったためかそんなに心配することは……

 

幽 「地底って何か美味しいものってあるのかし

   らね?」

 

慧音「何時から出来たのかその変の歴史も知りたい

   ものだな」

 

藍 「安心しろ多分大丈夫だ!」

 

藍はともかく本当に大丈夫なのかちょっと心配になってきた。

 

蓮 「ねぇ本当に大丈夫だよね?」

 

霊夢「あんまり神頼みはしないけど少しだけ

   しておこうかしら?」

 

霧雨「それには私も乗るぜ」

 

一応のために3人は簡単に神頼みをしておくのだった。

 

紫 「それじゃ話すわね内容は簡単よ地底へと

   行って今回の異変の首謀者を退治するが

   依頼よ」

 

霊夢「まぁそれは分かるけど………」

 

藍 「それでだ3人にはそれぞれ散開して地底の

   都へと向かってもらいたい霊夢は間欠泉が

   吹き出た所からそして魔理沙は妖怪の山に

   ある谷の近くの穴から入ってくれそして蓮

   はここから数メートル程の位置にある場所

   に洞窟があるそこから地底へと行ってくれ」

 

と、紫と藍からの大まかな作戦を聞くと、

 

蓮 「えっと因みに聞きたいんですが僕達が道中

   で力尽きて異変の首謀者を抑えれなかった

   場合は……」

 

パチ「そうならないためにも私達がサポートを

   するんじゃない」

 

霊夢「本当に蓮は心配性ね」

 

そう言うが心配することにこした事はない。というか心配する要所しかない。

 

霧雨「まぁ大体の事は分かったぜそうと決ま

   れば私は言われたポイントに行くぜ♪」

 

そう言い魔理沙は立ち上がると外へと出ていった。だがこの時、蓮はふとある事を思った。

 

蓮 「そういえば魔理沙、先に行ったけどどう

   やって連絡を取るんですか?」

 

それを聞くとパチュリーとにとりはキョトンとした表情をして、

 

2人「あっ………」

 

と、間抜けな声をあげた。どうやら通信機器を渡すのを忘れていたようだ。だが、

 

アリ「まったくそんなんだと思ってもうこっちで

   忍ばせておいたわよ」

 

そう言い魔理沙の形をかたどっている人形をテーブルに置く。どうやらこれで通信が出来るようだ。流石は出来る女性はひと味違うようだ。すると、

 

紫 「そうそう霊夢それから蓮、貴方達にこれを

   授けるわ」

 

そう言い紫から自分と霊夢それぞれに玉を渡される。その玉は陰陽玉だった。

 

蓮 「これが僕達の通信機器ですか?」

 

紫 「えぇ♪藍達グループにもこれを渡しておく

   からこれで何か困った事や聞きたい事があ

   るなら連絡してくれればそれなりにサポー

   トをしてくれる筈よ♪」

 

まじまじと陰陽玉を見ていると、

 

霊夢「なら私の準備は整ったわね蓮、私は先に

   行くわ地底で落ち合いましょう♪」

 

そう言い霊夢は魔理沙と同様に外へと出ていった。そして残りは自分だけとなった。

 

蓮 「はぁ覚悟を決めて行くしかないか」

 

そう呟き自分の隣に立て掛けてある神楽を持ち最後に式神札【狗神】【鈴蘭】があるのを確認すると、

 

蓮 「それじゃ僕も行きますね♪とりあえずは

   入り口についたら連絡しますんでお願い

   しますね♪」

 

藍 「分かった」

 

幽 「行ってらっしゃい♪」

 

慧音「気を付けるんだぞ」

 

そうして蓮も指示された目的地の場所へと向かうのだった。

 

少年移動中……

 

蓮は指示された場所へと来るとそこには大きな穴と看板が建っていた。

 

蓮 「この先入るべからず……か」

 

とりあえずは蓮は先ほど言った通り陰陽玉を用いて藍達へと連絡をいれる。

 

蓮 「こちら蓮です誰か聞こえますか?」

 

藍 「あぁ聞こえてるぞ目的地にはついたんだな」

 

蓮 「はい今から地底へと入ります」

 

藍 「分かった気を引きしめろよ地底はここの

   ルールは通用するとは限らないからな」

 

蓮 「分かりました」

 

そう言い蓮は陰陽玉を離すと深呼吸を、

 

蓮 「ふぅ……葛ノ葉 蓮いきます!!」

 

そう言い地底への入り口へと足を踏み入れたのだった。




鈴蘭「寒いね~今日も……」

神楽「そっそうですね………」

狗神「あっあぁ……って!そんな事をしている場合
   じゃねぇだろ!」

鈴蘭「え~とそうだ!タイ(ピー)マシンを探そう!」

神楽「現実逃避しないでください!」

狗神「ん?何だこの曲は………」

鈴蘭「何でか凄くSAN値が減りそう!?」

神楽「これは確か旧支配者のキャロルでしたっけ
   主に邪神を呼ぶ曲だとか?」

狗神「………何でか怠惰から流れてるんだよな…って
   よく見てみると血が吹き出てねぇ!」

鈴蘭「しかも首の中が空洞で……これラジカセ?
   それで後、手紙だけだね?」

狗神「こんなもん!!」

バキッ!

鈴蘭「狗神の姐御ったら………」

神楽「えっと鈴蘭さん手紙読みますね」

鈴蘭「お願い神楽ちゃん」

神楽「え~と………」

拝啓 皆様元気でしょうか?これを見ているという事は私のダミー人形はバレたという事でしょう。私こと怠惰のクソ悪魔は友人に強制連行され宴に参加することとなりました。なので有給をとるのでよろしくおねがいします。そして後書きはしばらく任せます。

神楽「と、書いてますね……」

狗神「野郎が逃げやがったな……」

鈴蘭「まったく怠惰ったら…ねぇ何か裏にも
   書いてあるよ?」

神楽「えっと……追伸ですね」

追伸 何か俺の悪口を言おうものなら今度こそ人体実験手術をするぞ。

神楽「と………」

鈴蘭「たまには怠惰にも休日は必要だよね♪」

狗神「そうだな!必要だよな♪」

神楽「えっとコホン!読者様そろそろお時間なの
   で今回はここまでです」

狗神「次回もよろしくな♪」

鈴蘭「それじゃ読者様またね!!」

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