キスメおよびヤマメを倒し蓮は闇の通路を飛び続ける。だが地底の都までの道は遠い。
蓮 「何時になったら着くんだろうそして今
僕はここに来てから何日が経ったんだ
ろう……」
慧音「蓮まだ1時間ぐらしいか経過していない
ぞ!」
と、陰陽玉から慧音の声が出てくる。そして現在、蓮は時間感覚が麻痺してきていた。数時間の筈が何日いたのかという錯覚に頭を混乱させる。
蓮 「そういえば慧音先生いつから藍さんと
交代したんですか?」
慧音「ん?あぁ彼女なら妖怪の賢者の元へと
行っているからその間といった所かな
ただもう1人の亡霊はおやつタイムに
なってるが……」
これには呑気で良いなと思うばかりだ。その前に羨ましい。
蓮 「はぁ……早く光を浴びたいな」
慧音「まぁ話によればあと少しだそうだ」
蓮 「と、言われても……ん?」
この時、蓮の進む道の先から光が漏れていることに気がつく。どうやらゴールまであと一息のようだ。
蓮 「ようやく…ようやくこんな真っ暗な地獄
から抜け出せるんだぁ~!」
慧音「蓮安全に行かな……!」
慧音の声を無視して猛ダッシュで光指す方へと進む。そして、
ガンっ!!
思いっきり壁に激突した。暗闇で目が鈍っていたためであろう。そして蓮は鼻を押さえながら壁から離れる。
蓮 「痛たた………ん?なんだこれ……」
壁に文字が書かれているため読んでみると「ようこそ旧都へそして地上の者達は速く帰った方が良い」と書かれていた。
蓮 「いや異変解決しに来てるんだから帰る訳
な………」
と、言いつつ下の方を見ると「因みに右に行けば旧都だけどこの光の先に旧都があると勘違いして壁に激突したおバカさんがいるなら敢えて書こう。プギャーーwww」と書かれていた。どうやらこれを書いた奴は相当憎たらしい奴で更には殴らせろという感情を込み上げさせるプロのようだ。
慧音「応答しろ蓮!大丈夫か!」
蓮 「えぇ慧音先生…大丈夫ですよ♪」
もしここに霊夢や魔理沙やらがいたのならこの笑顔を見たら確実にビビっていたであろうそんな怒気を含んで蓮は微笑んだ。
慧音「何か声のトーンが可笑しくないか?」
蓮 「いいえ大丈夫ですよあっ後もう旧都
目の前みたいなんで進みますね♪」
慧音「そっそうかなら慎重に進むんだぞ」
とりあえずこの異変を終わらせたらこの文字を書いた奴を殴ろうと決心して蓮は右に曲がるのだった。そして蓮の目に旧都が映る。薄暗がりに照らされる灯籠や提灯の明かり。そしてふわふわと浮かぶ怨霊、地上とはまた一味違った妖艶な光景に目を奪われそうになる。
蓮 「凄い光景だなぁ」
と、辺りを見回していると彼方へと続く橋を見つける。とりあえずはそこまで歩く。すると、
? 「来客………貴方は誰かしら?」
と、金髪でエルフの耳のような耳をした少女が話しかけてきた。
慧音「あれは橋姫か」
蓮 「橋姫?」
慧音「あぁ橋を守る妖怪で橋の女神とも言われ
ている」
と、蓮が慧音と連絡を取っていると目の前の橋姫は顔をしかめて、
? 「1人で何を話しているのよ?」
蓮 「あっいえすみません……えっとすみませんが
お名前って……」
名前について聞くと少女は仕方がないといった表情で答えた。
? 「パルスィ…水橋パルスィよ」
蓮 「えっとパルスィさんここを通して貰う
事は出来ますか?」
慧音「すまないが通してはくれないか?」
と、蓮と経歴をは懇願して言うと目の前の少女は此方をジーと見ると、
水橋「止めておいた方が良いわそれに外の注意
書きを読んだでしょ?更なる地獄はこの
先からなのよ?」
蓮 「それでも僕にはやらなければならない
約束そして使命があるんです」
パルスィからの注意はとてもありがたいが自分もやらなければならない約束や使命がある。そのため引けないのだ。
水橋「憎いわね…そんな友人達がいて……まぁ
良いわ通りなさいどのみちここから先
は地獄の三丁目ですもの」
そう言うと通せんぼを止めて橋の手すりに背中をつける。
水橋「行きなさいそして後悔なさい………」
蓮 「ありがとうございますパルスィさん!」
そう言い蓮は先の旧都へと向かったのだった。そして残ったパルスィは、
水橋「あっそういえば今あの人達は出張している
のをすっかり忘れてたわまぁ勇儀達がいる
から問題はないか」
そう呟くのだが当の本人である蓮には聞こえる筈もなく蓮は先にへと進むのだった。そしてここ旧都を見た感じの感想としては人里は人間達で賑わうのだがここはその逆で妖怪達で賑わっていた。
蓮 「こんなにいるんだ………」
そんな事を呟きながら辺りを見ているとここら辺は店やら住宅などの建物が並びそした更なる奥にはこの暗がりではとても目立つ白い立派な豪邸が建っていた。
蓮 「彼処にいるのって大方、偉い人だよね?」
等と定番の事を呟きながら進んでいるその時だった。
? 「キャーーーー!!」
蓮 「ん?おわっ!!」
何と少女が此方へと吹っ飛んできた。こんな急な事には対処できる筈もなく、
ゴチンッ!
おもいっきりぶつかり地面へと墜落した。
蓮 「痛たた…何だって霊夢!?」
霊夢「えっ蓮じゃないあんたもついたのって
今はそれどころじゃ……」
と、言っていると霊夢が飛んできた方から1人の女性がやってくる。その女性の特徴は頭に生える一角そしてまるで体操服みたいな服で片手には大きな杯を持っている妖怪だった。
? 「ほうまだ地上の奴等が来てたんだねぇ」
この風格はただ者ではないと危険察知するのだった。
狗神「また変なキャラが出てきてんぞ……」
鈴蘭「あれって華扇ちゃん達と同じ………」
神楽「えっまさかそれって……」
狗神「それだと我らより遥かに強いだろ!?」
鈴蘭「うんそうなるとね……」
神楽「まさか今度こそ私はパリンッて真っ二つに
されちゃうんですか!?」
鈴蘭「いや~それはないとは……」
神楽「だって蓮様は過去に竹刀を折った前科が
あるんですよ!?」
狗神「おいおい落ち着け神楽………」
神楽「嫌だ…折られるのは嫌だぁ~!!?」
鈴蘭「あっちょっと!?」
狗神「おう精神安定剤を持ってこい!!」
鈴蘭「刀の神楽ちゃんには効果ないって!?」
狗神「こっこうなればすまないが今回はここ
までだ!」
神楽「折られるのは嫌ぁ~ーー!!!」
鈴蘭「神楽ちゃん落ち着いて!!元気と根性だよ」
狗神「とりあえず次回までには治すから安心
してくれそんじゃまたな!!」