血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、友人から6Vメタモンを貰うこととなった怠惰のクソ悪魔です。勿論その友人は傲慢ですが………まぁとりあえず本編へどうぞ。


第129話 旧都双鬼神乱舞

暗がりの旧都。現在目の前には大きな盃を手に持に頭というか凸に一角を生やす女性と対峙していた。

 

蓮 「それって角ですよね?」

 

? 「あぁそうさ鬼である象徴さ♪」

 

鬼と聞くと蓮と霊夢は真っ先にある鬼を思い浮かべた。時々というかしょっちゅう来る伊吹萃香を。

 

霊夢「あんた萃香の知り合い?」

 

? 「おっ萃香を知っているのかい♪」

 

と、言っていると霊夢の横でふわふわと浮く陰陽弾から声が聞こえてくる。

 

萃香「あれぇ……あっ勇儀お久~♪」

 

と、目の前の鬼の名であろう勇儀と答えた。そして勇儀はというと不思議そうに、

 

勇儀「あれ…その声は萃香かい!何処にいるって

   いうんだい!?」

 

萃香「あぁ~ほらこの陰陽玉から声を出してる

   んだよ私は地上さね♪」

 

と、会話を始めた。周りでは鬼といった多種多様な妖怪達が不思議そうに見ていたが蓮は自分の陰陽玉を近づけて、

 

蓮 「えっとすみません」

 

幽 「あら蓮どうしたのかしら?」

 

と、慧音の次は幽々子が応答した。

 

蓮 「あっ幽々子さんその勇儀って誰でしょう

   か?」

 

幽 「あぁ~鬼の星熊勇儀かしらねぇ聞いた

   話だと妖怪の山では凄い実力者だった

   とか?」

 

霊夢「待ってそれって萃香とタメ張れるって

   事よね?」

 

蓮 「つまり四天王………」

 

つまり目の前の勇儀という鬼はかつて妖怪の山で四天王として君臨した鬼というのは分かった。そうしていると、

 

勇儀「おっと長話をしすぎちまったなぁ………

   さてとそこの巫女続きの喧嘩を始めよう

   か♪」

 

霊夢「げぇ……」Σ(ー∀ー|||)

 

どうやら霊夢はやっぱり勇儀と戦っていたようだ。

 

霊夢「ねぇ蓮…ちょっと協力……」

 

蓮 「いや流石にもう始まってるし………」

 

と、蓮が呟いたその時だった。

 

? 「おやまぁ自分だけ楽しそうな事してんじゃ

   ないか勇儀」

 

勇儀のいる反対の位置からまた1人鬼が現れた。見た目は長髪で凸には2本の角が生えていて見た目が勇儀と比べると細く華奢な体をしていたが、

 

勇儀「みっ美須々様………」

 

勇儀が様つけしている事から相当な実力者あるいは鬼のトップなのだろう。

 

美 「お前さん私と一戦しないかい?」

 

蓮 「つまり2VS2という事ですか?」

 

美 「あぁそうさね…それで勇儀は何か制約は

   しているのかい?」

 

制約とよく分からないことを言っていると勇儀はニコニコと楽しそうに、

 

勇儀「えぇ手に持つ盃から酒を一滴も溢す事

   なく戦うっていう制約ですかね?」

 

蓮 「すごくないですかっ!?」

 

これまで型破りする者達は幻想郷に来てから沢山見てきたがこれはこれで型破りだ。

 

美 「ほうなら私もそれに乗っ取ろうかね」

 

そう言うと大きなお猪口いや、ぐい飲みと呼ばれる酒器を取り出すとそこに酒を注ぐ。それも後少しで溢れるぐらいにまで。

 

美 「私はこれが溢れるもしくはぐい飲みを落と

   したら負けで構わないよ♪」

 

勇儀「美須々様もハードルをあげてくねぇ」

 

最早人間……いや妖怪というか妖怪の技ですらない。ある意味で常識破りな技だ。

   

霊夢「あんた正気なのそれ?」

 

美 「彼奴らならともかくお前さんらにはこの

   くらいのハンデをしないとね…あっ勿論

   本気で来なよその得物を使ってでもね♪」

 

勇儀「まぁ戦って勝ちなそしたらお前らがここ

   で自由に歩き回れるぐらいの許可は出し

   てやるさ」

 

美須々そして勇儀はそれぞれ構える。蓮と霊夢はお互いに背中を合わせて蓮は美須々を霊夢は勇儀を見る。

 

霊夢「蓮…負けたら承知しないわよ?」

 

蓮 「そういう霊夢こそ♪」

 

2人はそう言いお互いに負けるなと言うと、

 

霊夢「いくわよ!」

 

蓮 「おっけ!」

 

そうして蓮は美須々へと神楽を抜刀して挑み霊夢は勇儀へと立ち向かった。

   

霊夢「さっきのお返しよ!」

 

お札そして針を勇儀へと弾幕として放つが、

 

勇儀「無駄だ!」

 

そう言い勇儀は右足を180度で掲げ地面へと叩きつけると、

 

勇儀「怪力乱神!」

 

すると地面から無数の弾幕が現れ霊夢の放った弾幕を弾幕でかき消した。

 

霊夢「力まかせ過ぎない!?」

 

そして蓮はというと美須々の手に持つぐい飲みに神楽で斬りかかるが、

 

美 「おっと♪」

 

ヒラリヒラリと蓮の太刀筋を見て避けられる。そして、

 

美 「鬼符 鬼神頂点に立つ」

 

そう唱えると一気に上空へと跳躍し巨大な弾幕を幾つも放ってくる。

 

蓮 「っ!」

 

すぐさま蓮は回避し神楽を構えて、

 

蓮 「式符 神楽の悪念!」

 

2体の神楽の悪意達を召喚し弾幕を大弾幕を放ち始めるが全て巨大な弾幕でかき消される。それを見て美須々は楽しそうに嗤う。

 

美 「相変わらずお前みたいな人間は勇ましい

   ものだねぇ」

 

蓮 「それはどうも!」

 

神楽を鞘へと戻すと鞘を持ち柄に手をかけると、

 

蓮 「抜刀 次元波斬!」

 

すぐさま美須々めがけて抜刀し金色の斬撃波弾幕を巨大な弾幕の間に入るように無数に飛ばす。

 

美 「案外器用な若僧だねぇ!」

 

これには美須々も避ける。そしてそんな中、

 

勇儀「枷符 咎人の外さぬ枷」

 

霊夢「これならまだ避けれるわね」

 

円上となって飛んでくる弾幕を霊夢はヒラヒラと避ける。だがそんな優しくはない。途中から無数の小粒弾幕が襲いかかった。

 

霊夢「うわっ」

 

危なくなったその瞬間、霊夢の背後にスキマが展開され霊夢は吸い込まれた。

 

美 「壊符 鬼子母神の鉄槌!」

 

蓮 「くっ!」

 

拳の弾幕が幾つも蓮へと飛んできていた。だがそれを神楽で斬り、時には弾幕を避ける。そして後ろへと後退する。

 

蓮 「………少し相性悪いかな?」

 

と、そんな事を呟くと背後からスキマが開かれそこら霊夢が飛んでくる。

 

霊夢「蓮、相手交代!」

 

蓮 「霊夢!?っわかった!」

 

神楽を鞘へとしまうと霊夢の腕を掴んで数回程回転すると、

 

蓮 「まかせた!」

 

霊夢「そっちもね!」

 

霊夢を勢いよく美須々へと投げそしてその回転エネルギーを利用し蓮は一気に勇儀との間合いを詰める。 

 

美 「相手が変わろうが意味がない!」

 

そう言い蓮に放った弾幕をそのまま霊夢へと放つが、

 

霊夢「ちょろちょろとあんたの弾幕を見てたけど

   でかい割にスキマが軽く空いてるのよね!」

 

そう言い弾幕と弾幕の間に出来る狭い隙間へお札を投げる。隙間を通り抜けた御札はそのまま美須々へと追尾する。

 

美 「とっ!やるねぇあんた!」

 

そう言っていると美須々の背後にスキマが展開されそこから霊夢がお札を構えて出てくる。

 

霊夢「あらありがとう♪」

 

美 「うわっと!」

 

すぐさま美須々は後ろへと酒を溢さぬように後退する。そしてバトンタッチした蓮は勇儀へと神楽を抜刀する。

 

勇儀「ちっ!」

 

ギリギリで勇儀は避けると軽く後ろへと下がるが、

 

悪意「ぐぉ……」

 

悪意「がぁ……」

 

既に後ろには神楽の悪意で挟み撃ちにする。そして神楽の悪意は勇儀へと弾幕を放ったが、

 

勇儀「嘗めるなぁ!!!」

 

大きく叫ぶと何と放った弾幕そして2体の神楽をかき消した。だが避けられるもしくは消されるのは予測済みだ。すぐに神楽を構えてまた間合いを詰めて、

 

蓮 「これで……」

 

勇儀「いいねぇ!なかなかやるじゃん!」

 

何と勇儀は刀を抜く前に右手で殴りかかってきたのだ。だが蓮は知っていた。その時にこそ光るスペルがあるのだと。しかも現在、藍そして慧音、幽々子が陰陽玉でサポートつまり力を接続してくれているためこの力がより一層倍増されている。ニヤリと蓮は笑い、

 

蓮 「死蝶 鈴蘭 反撃の型【死生】!」

 

そう言った瞬間、胸元の式神札【鈴蘭】が飛び出し勇儀の背後へと出るが幽々子の力の影響なのか真っ黒の気を纏った右足が勇儀の後頭部へと放たれた。

 

鈴蘭「かち割れろ!」

 

勇儀「やろう!」

 

ガキンッ!!

 

だが鈴蘭の蹴りは勇儀の右腕の枷で防がれるが更に追い討ちかけるかのように蓮が抜刀する。

 

勇儀「しゃらくさい!」

 

何と鈴蘭を力任せに弾き飛ばし跳躍して攻撃を避けた。そして跳躍して避けた勇儀と霊夢の攻撃を避けて後退した美須々が揃う。蓮は鈴蘭をしまうと2人の真っ正面に立つが何と霊夢も2人の真っ正面に立った。

 

霊夢「交代して正解ね♪」

 

蓮 「おかげだいぶね……」

 

と、言っていると美須々と勇儀はニヤリと笑った。

 

美 「勇儀あれやるかい?」

 

勇儀「はぁ……やったら建物は修繕しましょう」

 

美 「勿論、彼奴らが帰ってくる前に直すさ後

   が怖いからねぇ」

 

そう言うと美須々は右手にぐい飲みを勇儀は左手に盃を持つ。そして、

 

勇儀「四天王奥義 三歩必殺」

 

美 「鬼神秘奥義 三歩滅神」

 

そう言うと2人は息を合わせるかのように足を掲げる。

 

蓮 「霊夢………」

 

霊夢「えぇ嫌な予感がするわね」

 

霊夢の言葉通りそれは当たる事となる。何故なら鬼の四天王や鬼子母神にとって最強の部類に入る技なのだから。そして掲げた足は地面へと着いた。

 

2人「1歩!!」

 

と、1歩踏み出したその瞬間、地底で大地震が起こった。

 

蓮 「ぐっ!!」

 

霊夢「弾幕が!!」

 

2人の1歩が地震を起こし無数の残留する弾幕を生み出す。つまり逃げ場が少なくなる。

 

2人「2歩っ!!」

 

更に地震が起こる。今度はより高密度に残留する弾幕が現れ完全に逃げ場を無くした。

 

霊夢「蓮!」

 

蓮 「分かってる!!」

 

そう言い2人は出来る限りの事をすることにした。

 

霊夢「二重結界!」

 

蓮 「陰陽術 結界陣!」

 

2人を守るように分厚い結界が現れる。これぐらいになると容易には壊せないだろう。だが、

 

勇儀「必殺!!」

 

美 「滅神!!」

 

遂に2人は三歩目を踏んだ。すると今度は先程の一歩目と二歩目の比にならない程の地震が起こり周りの建物の瓦いやもっと酷いことに家が倒壊していく。そして辺り一面が無数の数の弾幕の光で真っ白になった。

 

蓮 「ちょまっキツくない!?」

 

霊夢「うっ……何て凄い量の弾幕!」

 

だが最悪な事が起こる。それは音ともに、

 

ピシリッ!

 

蓮 「ヒビが!?」

 

霊夢「耐えるのよ!!」

 

蓮と霊夢は気合いで耐える。そして数分ぐらいが経ったのだろうか。弾幕が自然消滅して真っ白となっていた景色が元の薄暗い景色へと変わる。

 

パリンッ!

 

丁度、自然消滅すると同時に自分達の結界が砕け散った。だが凄いのは辺りの建物がまるで何か災害がが起きたたみたいに酷い参上となっていて自分達の足元は驚くことに立っている所から数センチ先は十メートル程の穴となっていた。

 

蓮 「こっこんなの下手したら死ぬよね?」

 

霊夢「死ななくても大怪我ね……」

 

そして蓮と霊夢は美須々と勇儀を見ると2人はニヤリと笑っていた。

 

美 「合格だ♪酒が溢れちまったよ」

 

勇儀「やっぱりこの技を使うと振動で溢れち

   まうなぁ……」

 

どうやら2人の酒が溢れたためこの勝負は蓮と霊夢の勝利となったのだった。




神楽「折られなかった…生きてまじたぁ!!」

狗神「だぁ!?引っ付くな、てか涙と鼻水!」

神楽「ぐずっ……ずみまぜん………」

鈴蘭「ふぅ……」

狗神「ってお前は足が変な方向に曲がってるぞ!」

鈴蘭「アハハハ………渾身を込めた全力の蹴りだった
   なのに防がれちゃってやっぱり鬼は強いや」

狗神「流石は妖怪最強種だな」

鈴蘭「陰陽師達ですらも鬼にだけは喧嘩を売るな
   って言ってたぐらいだしね」

狗神「ていうかよ鬼のあのボスだったよな?彼奴
   が言ってた彼奴らって誰なんだか」

神楽「確か…後が怖いって言ってましたよね?」

鈴蘭「う~ん下手したら今いる地底には鬼も越え
   る何かが潜んでるのかなぁ?」

狗神「どうだかなぁ……おっともう時間だなそん
   じゃ読者様、今回もありがとうな」

鈴蘭「また次回もよろしくね♪」

神楽「えっとそれでは読者様………」

狗神「またな♪」
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