さとり と名乗った少女は此方をジーと見てくる。勇儀が言った さとりとはどうやら彼女のようだ。
蓮 「え~と」
さと「予想よりもだいぶ違うですか………貴方かた
にそう思われても仕方がありませんですが
身長で判断するのは止めていただきません
か?」
蓮 「えっ!?」
蓮が言いたかったことそして心の底で思っていることがまるで筒抜けと云わんばかりに言い当てられた。すると、
さと「それで?蓮さんと霊夢さん何しにここへ?」
霊夢「あんた何で私らの名前が分かるのよ」
そう霊夢の言う通りだ。自分達は名前をまだ名乗っていないそれなのに何故名前が分かったのか疑問に思った。
さと「簡単ですよ私は貴方達が考えている事は
何でもお見通しなんですそれが私の能力
『心を読む程度の能力』なので♪」
蓮 「心を読む………」
この能力は蓮からしてみるととてつもなく凄い能力だと思った。何せ相手が思っている事が分かれば攻撃を難なく回避できてまるでワ
霊夢「会話する分には便利そうねその能力」
さと「そうとも言いきれないんですけどね……
例えば霊夢さん貴女は何時、隣にいる
蓮さんと初y……」
霊夢「前言撤回、最悪ねその能力それ以上
言うならその口を剥ぐわよ?」
さと「おっと失礼しました♪」
敢えて言おう。さとりは嗜虐するのが大好きなんだろうと。あの霊夢ですら軽く怒ったほどだ。
さと「と、まぁこんな感じで嫌な事も全部が
読めてしまうんですよ」
霊夢「あんた楽しんでるわよね?絶対に楽しん
でいるわよね?」
蓮 「まぁまぁ霊夢そこは僕達も1歩退こう」
とりあえずは間に入り仲裁する。そして伝えたい用件を頭に思い浮かべる。
さと「成る程………ここへ来たのは間欠泉が地上に
吹き出しそしてそこから地底の怨霊が出現
したとそうなると灼熱地獄が怪しいですね
ここ最近、内のペットの1人が全然帰って
来ていないので恐らくその子の仕業かと…」
霊夢「そう……なら」
さと「あぁ言わなくて結構ですよ灼熱地獄への
入り口を開けておきますその間にお燐と
連絡しないと……」
と、さとりが言った次の瞬間だった。
ドゴーーン!!
と、自分達のいるホールの2階の扉が爆発し煙が上がる。すると煙の中から、
霧雨「だから盗みじゃなくて借りてくだけだ!
私が死ぬまでな!」
魔理沙が大きな袋を背負って箒に股がり飛びながら煙から出てきた。だが煙から出てきたのは魔理沙だけではない。
? 「それを泥棒って言うんだけど!?」
何と魔理沙を追いかけながら弾幕を飛ばす少女が出てきた。見た目は美鈴よりももっと真っ赤な髪の毛そしておさげがぶら下がり頭の上には猫の耳そして後ろにも橙と同じ猫の尻尾が2本、生えていた。だが言いたいことが出来た。
霧雨「おっお前らもここに来たんだな♪」
蓮 「魔理沙………そういうのは場所と時間を
考えようよ」
霊夢「まったく貴女は………」
霧雨「おっお前らもそう言うのか!?」
そんな事を言っていると、さとりはジーと飛び回る魔理沙を見ていた。すると猫の少女はさとりへと近づくと、
? 「さとり様なんとかしてくださいよ~」
さと「はぁ…………どうしてあの人がいない時に
限ってこうハプニングが続くんですかね
霧雨魔理沙さん貴女が現在盗んで背負っ
ている物全てを返してください」
さとりの要求に対して魔理沙の返答はやはり予測通り、
霧雨「そんなもん断るぜ♪」
やはり断った。だがさとりはニヤリと笑ったかと思うと、
さと「そうですかなら貴女の秘密をここで暴露
しましょうか♪」
霧雨「は?お前が私の秘密なんて知ってる訳……」
さと「まず貴女は何にもしていないと言いつつ
も努力を惜しまないそして常に自分より
先にいる天才の少女に追い付こうと必死
なんですね♪」
それを聞くと魔理沙の顔はみるみると青くなっていくかと思うと次第に赤くなっていく。だがさとりの言葉攻めはまだ終わらない。
さと「それに…ぷっ……おっと失礼しました当時
の貴女の笑い方があまりにも面白くて……
確か……」
霧雨「止めろ!!分かったから!しっかりと
返すから本当に勘弁してくれ!!」
そう言い袋を地面に置いて魔理沙は必死に謝る。さとりそれについて、
さと「えぇ返してくれるのならもう何も言いま
せんよ♪」
と、魔理沙を許した。それを間近で見ていた蓮と霊夢は凄い光景を見て驚くばかりだ。
蓮 「すっ凄い魔理沙を相手に言葉で勝ったよ」
霊夢「やっぱり色々と便利な能力ね」
そんな事を呟いていると、
? 「あれさとり様お客さんいたんですか?」
どうやら自分達の事をようやく気づいたよだ。
さと「えぇ貴女達に紹介しておきます彼女は
火焔猫燐と言って私のペットでてす」
お燐「はいはいまぁ~名前は長ったらしいから
あたいの事は気安くお燐でよろしくね♪」
物静かなさとりとは違い結構、元気な子だった。
蓮 「あっこれはご丁寧にどうも僕は葛ノ葉
蓮といいます僕も気軽に蓮で良いです
よ♪」
霊夢「博麗霊夢………」
霧雨「そんで私は普通の魔法使い霧雨魔理沙だぜ」
と、自己紹介も含めて挨拶をするとさとりはお燐をジーと見ると、
さと「お燐…ここ最近お空が見えないけど何か
隠してない?」
お燐「えっ!?いっいやぁ………」
さと「そう……誰かから力を貰って有頂天になって
いると……彼女達をお空の元へ案内してあげ
て頂戴そしてしっかりとお空を叱って頂戴」
お燐「わっ分かりました!」
どうやら聞いているとさとりのペットがこの異変を引き起こした犯人のようだ。
さと「それでは此方へどうぞ」
さとりに案内されながら蓮達は灼熱地獄の門まで向かった。そして門へと向かう途中で面白い光景が映る。
蓮 「地底の世界に中庭ってあるんだ」
そう日の光も少ないこの環境で植物が咲いているのだ。
さと「それは現在出張している同居人方が趣味で
育てているんですよ」
霊夢「色んな趣味があるわねぇ……」
そんな事を言っていると大きな門の前にたどり着いた。そしてさとりはその門の鍵を差し込むと、
ガチャン
と、音がしたかと思うとゆっくりと扉が開いた。
さと「ここからが灼熱地獄ですもし落ちたら丸
焦げでは済まないのでご注意して下さい」
お燐「それじゃ着いてきてね♪」
そうして蓮達はお燐の案内のもと灼熱地獄へと入ったのだった。
神楽「古明地さとりですか………」
狗神「あいつには喧嘩は絶対売りたくないな」
鈴蘭「あれ?狗神の姐御にしては珍しいね」
狗神「自分が秘密にしたい過去やらを暴露される
もしくは知られるのは本当に嫌でな」
神楽「狗神様って何か秘密があるんですか?」
狗神「あぁん?んなもんねぇよ!!」
鈴蘭「これあるねぇ~言い方が必死だもん」
狗神「うううるせぇ!………てかよこれ怠惰の
気持ちが大分わかるな………」
鈴蘭「言われてみると同じ立場だよね」
神楽「怠惰様はいったい何処に行ってしまわれ
たのでしょうか……」
鈴蘭「下手したら遠い先で思いっきり口からゲロ
ってたりしてね♪」
狗神「どうだかなぁ……」
神楽「あっもう時間ですねそれでは読者様
今回もありがとうございました」
鈴蘭「また次回もよろしくね」
狗神「そんじゃあな読者様」
神楽「それでは♪」