血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、怠惰のクソ悪魔です。今回はちょっと特殊な演出がありますがご了承を下さい。しっかりその分を抜いて何時もと同じ量を書いております。それでは今回も本編へどうぞ。


第133話 VSお空

マグマが紅く燃え上がり触れようものなら大火傷では済まされないことを表す。ここ灼熱地獄の一角で蓮、霊夢、魔理沙VSお空の弾幕ごっこが行われていた。

 

霊夢「くらいさない!!」

 

霧雨「おまけだぜ♪」

 

蓮 「一斬一刀!」

 

霊夢は様々な霊力玉を魔理沙はお手製のマジックロケット弾を蓮は神楽を振り斬撃波型の弾幕を飛ばす。

 

お空「そんな程度じゃ無駄だよ無駄!」

 

お空はそんなものへでもないと言わんばかりにすらすらと避ける。そして左手を掲げ左手を人差し指を立たせる。すると人差し指に三メートル程の巨大な弾が1つ出来るとその弾から無数の弾幕が自分達へと降り注ぐ。

 

蓮 「えっ!?」

 

霊夢「ちょっ!?」

 

霧雨「マジか!?」

 

この弾幕には流石の熟練者3人も驚きギリギリの間を避けながら弾幕を放つ。そしてそれをお空は回避する。

 

お空「ならこんなのはどうかな♪」

 

そう言ったその時だった。

 

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Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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☢ ☢ ☢ ☢ ☢ ☢

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Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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ブォーーン!!と、何か不吉を表すサイレンが鳴り響き明らかにヤバいマークの放射能マークが出たかと思った次の瞬間だった。

 

お空「核熱 核反応制御不能!」

 

お空がスペルを唱えると何十メートルという超巨大な弾幕がお空を中心に幾つも飛んでくる。しかもそれだけではなく無数の弾幕も降り注いだ。

 

蓮 「演出豪華すぎない!?」

 

霧雨「それ以前にここまでヤバい弾幕は見たこと

   ねぇぞ!?」

 

霊夢「よっ避けれるかしら……」

 

降り掛かる弾幕を3人は何とか避ける。これまで色々な相手と弾幕ごっこをしてきたが隠者と同等レベルで避けるのがキツイ相手だと認識してしまう。隠者の弾幕は臨機応変に撃ってくるため規則性がない故に避けづらく現在の相手であるお空は弾幕の密度が高く避けづらいのだ。

 

お空「う~んこれも避けるかぁ」

 

霊夢「避けれなきゃあんたに攻撃出来ない

   でしょ!!」

 

そう言うと霊夢は無数の長い針をお空へと投げつけた。

 

お空「うわっ!?」

 

それを見事にお空は回避するがここで神楽を抜刀して一気に距離を詰めて畳み掛ける。

 

蓮 「国符 金色刀身の神楽」

 

慧音の力を陰陽玉接続し神楽に纏わせる。そして霊力を纏わせ金色に光輝かせるとその刀身でお空へと斬りかかる。だが、

 

キンッ!ガキンッ!

 

素早く連撃で斬りかかるが何と右手のアームストロング砲で上手くガードしていなしてくる。

 

お空「そら!」

 

ガンッ!!

 

蓮 「っ!!」

 

お空の振り払いを仕掛けてくるがすぐに神楽の刀身の腹を使って防ぐが弾き飛ばされる。

 

お空「これでもくらえ!!」

 

そこにお空が弾幕を幾つか作り出し自分へと放ってきた。

 

蓮 「不味い!」

 

霧雨「任せろ!!いっけぇ!!」

 

魔理沙が幾つか小さなロケットではなくアリスが渡した魔理沙人形を取り出して持つ上海市人形をかたどった幾つもの人形が現れそれを自分へと向かってくる弾幕へと迎撃ミサイルにして放つ。

 

ボンッ!ボンッ!ボンッ!ボンッ!ボンッ!

 

そのお陰で被弾せずに済んだ。

 

蓮 「ありがとう魔理沙!」

 

霧雨「いいって事よ♪」

 

お空「外したか…それならこれならいけるかな!」

 

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Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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☢ ☢ ☢ ☢ ☢ ☢

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Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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また不吉なサイレンが鳴り響き放射能マークが現れる。

 

お空「爆符 ペタフレア!」

 

お空の次なるスペルが発動する。今度は巨大な弾幕そして普通サイズの弾幕がまるで花火かのように現れ自分達へと降りかかってくる。

 

霊夢「さっきからデカイのばっかりね!」

 

霧雨「これじゃキリがないぜ!」

 

蓮 「っ………!」

 

弾幕を放ちながら蓮達は回避する。先程から見て思うのは本当に大きな弾幕ばかりだ。

 

蓮 「恐怖 狗神の咆哮!」

 

狗神「グルル…ワォーーーーーン!!

 

大音量の咆哮が響き渡る。そして自分達の周りで飛び交う弾幕が一気に消滅してお空が見えると、

 

霊夢「せいや!」

 

お空「うにゅ!?」

 

見えたお空に向かってお札を投げつける。それをお空は回避するがスペルはブレイクされた。

 

お空「また私の邪魔を!!」

 

蓮 「何度でも邪魔をしますよ!!」

 

お空「吹っ飛べ!!」

 

アームストロング砲を自分へと向けてくるが蓮は下へと急降下する。理由は簡単だ。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!」

 

霊夢の夢想封印と魔理沙のマスタースパークの二次被害を受けないためだ。

 

お空「うわぁっ!?」

 

お空もギリギリのところでマスタースパークを避け夢想封印の4つの光弾を弾幕で打ち落とすが軽く自分のマントに被弾したのか破けていた。

 

お空「っ………よくも!!」

 

蓮 「まだ終わってませんよ!」

 

狗神「鴉ごとき喰ろうてやるわ!!」

 

狗神が動きながら弾幕を飛ばし蓮は神楽を使い何度も斬りかかる。だがお空は避けそしてアームストロング砲でいなしてくる。

 

お空「嘗めるなぁ~!!」

 

お空の力が更に強くなるのを感じる。

 

蓮 「狗神、戻って!!」

 

すぐに狗神を戻して後退する。そしてお空はスペルを唱えた。

 

お空「サブタレイニアンサン!!」

 

そう唱えた瞬間、今度は先程とはうって変わり無数の弾幕がお空を中心に反時計回りでお空に吸収されるかのように向かってくる。

 

霊夢「急に弱くなったわね?」

 

霧雨「ネタ切れか♪」

 

蓮 「2人共そんな事を言うと………」

 

蓮が言った瞬間、

 

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Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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☢ ☢ ☢ ☢ ☢ ☢

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Caution!! Caution!! Caution!! Caution!!

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と、定番となりつつあるサイレンが鳴り響き放射能注意のマークが横切る。すると今現在の弾幕に続き時計回りで弾幕が此方へと向かってきた。

 

蓮 「2人がそんな事を言うから!?」

 

霊夢「でもさっきよりかは……」

 

霧雨「あぁ………だがよデカくなってきてないか?」

 

言われてみると先程よりも大きくなっていた。そしてまた大きくなった。

 

霊夢「ねぇ最悪な話、ここ逃げ場ないわよ?」

 

そう灼熱地獄の洞窟内という事だけこれがどんどんと大きくなっていけば最悪下手をするとゲームオーバーだ。

 

霊夢「時間がないわ!2人共最大の火力でやる

   わよ!」

 

霧雨「それしかねぇか!」

 

蓮 「今ならまだいける!!」

 

そう言うと3人はそれぞれの最強のスペルを唱えた。

 

霊夢「神霊 夢想封印!」

 

霧雨「魔砲 ファイナルマスタースパーク!!」

 

蓮 「行くよ皆!!式符 急急如律令!」

 

霊夢は軽くの詠唱を唱え魔理沙は八卦炉にエネルギーをチャージする。蓮と式神達も準備する。狗神はエネルギー波を神楽の悪意は大玉弾幕を鈴蘭は足に力を貯める。そして蓮は神楽を一度鞘に戻して柄に手をかける。そして、

 

霧雨「いくぜ!!!」

 

霊夢「これで最後よ!!」

 

蓮 「頼む!!皆!!」

 

狗神「世話が焼ける!!」

 

悪意「ぁぁ………」

 

鈴蘭「いっくよ!!」

 

全員はそれぞれの技を放った。マスタースパークは一直線に放たれ無数の弾幕を消滅させ夢想封印はお空を囲う巨大な弾幕を消し飛ばす。そして蓮や式達の力は合わさり四位一体の弾幕を作り守るものが消えたお空へと降りかかった。

 

お空「まだ…私はお母さん……!!」

 

その言葉と共に、

 

ピチューーン!!

 

と、被弾する音がこだました。よってこの勝負は蓮達の勝利となったのだった。

 




ザァーーーーーーーーーーーーーー!!!

怠惰「おっ繋がってるかな?マイテスマイテス……
   オッケーだねそれでは今回もありがとうござ
   いました♪………えっ?今どこにいるのかって
   ですって?それは………」

? 「怠惰~!速く来んかい!!」

怠惰「えっ………凄く嫌な予感が………はぁ………
   まぁ現在はその高天ヶ原にいますよえぇ
   強制連行されてではまぁとりあえずは今
   回はここまでです♪それでは読者様また
   次回それでは♪」

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